日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

親切な気持ち

2011年12月25日 | 社会 政治
           

先日、ある方のブログの一節。「家を出て直ぐ、病院の前を通り過ぎる時、ラジオを取り出して選局しようとした。手袋をしていては操作が難しい。右手の手袋をはずしてポケットに入れ、歩きながら選局を済ませた。さて、手袋をしようとしてポケットに手を入れたが、手袋が入っていない」。

2時間後、思い当たる付近を探したが見当たらず、「あれでもと思い、病院へ入り受付で尋ねてみると、あったあった」、続けてその後の喜びが綴ってあった。手袋と言っても軍手、それも片方を届けてくれた人の親切、歳末近くの明るい話題として気持ちよくさせてもらった。

思いきり剪定された道そばの木に紺と白の縞模様の手袋が掛けてある。こちらは両手がそろっている。それは腕全部を覆うくらい長い。誰かの落としものだろう。この寒さの時期、これほどの物を落として気がつかぬとはどういうことだろう。ここを通る人なら持ち帰るだろう。が、二日たっても木の上で待たされている。

拾ってそれを目につくところへ置いた人はどなたか知らないが、困っているだろう人のことを思ったことは間違いない。小さなものでも失せものが見つかった時の喜びは経験がある。寒さに耐えて2回目の夜を迎える手袋は、早く主の現れることを願っているに違いない。明日朝の最低気温はマイナス1度の予報。

(写真:木の上で主を待っている手袋、風邪引くな)
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