散歩の道沿いでも空き地が増える。もともとあった家屋が古くなり住まなくなり長く放置された、耕作の後継者がいない、そこには人に言われぬ何かがあったのだろうが、放置された姿は痛々しい。こうした土地は雑草地になることが多い。最近は周囲への配慮だろう、こうなった空き地には黒いマルチシートや厚手のキャンバスなどが敷かれているのをよく見かける。
仲間うちでの農園でも植え付けをするとき黒いマルチシートを使う。作業日は月1度だから雑草対策になる。春から夏にかけては特に生育を妨げる雑草を避けるには有効な働きをする。また、作物には欠かせない畑の潤いとなる水分の蒸発を防ぎ、地温の異常な上昇を抑えるとも聞いていた。役目はまだまだあるだろうが、月1の作業では知らないことが多い。
そこでちょっとネットを開いてみた。先ず、マルチシートは正式名称ではなく「マルティングフィルム」が正しいとある。色は黒しか知らなかったが黒に白、緑に透明などいろいろあるが、そのマルチの持っている効果はほぼ同じとある。土壌の乾燥防止、土壌の侵食防止、土壌伝染性病害の抑制、肥料の流出防止、土による収穫物の汚染防止などのほかまだある。雑草防除は効果の終りの方に載っていて笑ってしまった。
耕作地放棄の原因として従事者の高齢化と後継者の不足、いや後継者のいないことがあげれている。そうした現状を思うと、マルチシートは高齢従事者の労働を助ける支援品として欠かせない存在になっているようだ。これまで、単に除草のためと思っていたマルチシート、あの薄いフィルムが農業の大事な担い手、これまでの見方を変えなければいけない。
小さな菜園を乾かしてから黒マルチをしてトマトや
キューリ・ナスなどの野菜苗を明日 植えます。
そちらは梅雨入りしましたね~ 早いね・・
あわせてコロナ感染拡大で緊急事態宣言の発令は
北海道も同じです。今朝 ワクチン接種を終えました。
梅雨が本格化すれば油断ならずです。
ワクチン1回目は先週すみ、2回目は6月初めになります。いわれているだけの効果を期待したいです。
広島・福岡の宣言県に挟まれた山口、緊張しております。