日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

新聞をヨム日

2009年04月06日 | 生活・ニュース
               

4月6日は日本新聞協会が特に若い人に呼び掛けている「新聞をヨム日」、初めて目にしたゴロ合わせ。若者が新聞を読まなくなっているという社会傾向に多少の不安を感じていただけに、趣旨は大変よろしいと賛成する。

IT化の波の中で新聞の存在が多岐に渡って論じられている。過ってラジオが報道の主役になろうとしたとき「ラジオで弁当箱が包めるか」と言った新聞関係の人があったとか。今の新聞業界は放送メディア対し、弁当箱に勝る名言を発して欲しい。

IT関係の人は「新聞を読んでいるのだろうか」、日ごろから気になっていた。新聞をヨム日の特集で3人のIT社長の新聞読み込み術が紹介された。皆さんの共通した点は数紙を読まれていることだ。

「前日のTVで見たニュースでも、翌日の新聞でじっくり読むと、背景や実情が浮びあがる」、「ネットと新聞のニュースは別だ。ネットでは価値判断や意義付けされる前の情報で、新聞はそこらがしっかり整理されている」という。これが新聞の武器なのだろう。ただ、教科書ではいけない参考書の力が必要という。

新聞の特集記事ではあるがネット情報に頼りすぎてはいけないという。曰くネット利用者は「関心のないニュースにはアクセスしない。その結果、自分の興味の分野に片寄る。関心の幅が広がらない。そして大事な情報が抜け落ちている危険があるのに、当人は気づいていない」とし、その様な人とはビジネスの話をするのをやめたくなる、と若い社長が言われている。

紙面を開けば政治、経済、社会という世の中を俯瞰して見ることが出来る、自分が仕事をしていく上では新聞がなくなっては困る、と共存の必要性を話されている。

「やはり新聞に自社の記事が掲載されるとうれしい。ネットとの違いは限られたスペースに載ること。だからこそ価値がある」とデーター保存するという。内容は違っても投稿したエッセイが掲載されるとうれしい。似ているのだろうか。

(写真:日本新聞協会のHP)
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花づくし | トップ | 桜のころ »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ITと新聞 (yattaro-)
2009-04-06 21:15:17
「関心のないニュースにはアクセスしない。その結果、自分の興味の分野に片寄る。」
重い言葉ですね。ついつい差し当たっての情報をNETから受けたりしながらでも、やはり活字の新聞は今のところ手放せませんね。
返信する
読まなくなった新聞・・ (sibuya)
2009-04-07 09:43:57
この歳になると「おくやみ」「テレビ番組」「三面記事」「地域の記事」そして経済・政治欄へ
特に政治経済記事は タイトル・サブタイトルなどの
見出しを見て 興味あるところを読む程度だ。
昔から見ると「新聞を読まなくなった」を実感しいる。
返信する
同感 (ロードスター)
2009-04-07 10:37:56
この記事に書いてあることは全く同感です。ネットの記事は週刊誌の記事のタイトル見合いで、中身というか奥行きがありません。新聞でじっくりと識者などの意見をいろいろ聞いて自分の考えを構築していく、これが大切ですね。毎日3紙に目を通す、これも大変ですがあと半年頑張ります。
返信する
yattaro-さん (tatu_no_ko)
2009-04-07 20:31:37
IT系の経営者と新聞の関係は前々から関心がありました。共存が必要ということでなにかホットしました。
返信する
sibuyaさん (tatu_no_ko)
2009-04-07 20:35:28
新聞紙面は世間を俯瞰的に知ることが出来る、良い主張を知ることが出来ました。
紙数を減した分だけ情報は減りました。
返信する
ロードスターさん (tatu_no_ko)
2009-04-07 20:44:26
3紙を読む、毎日大変な時間をかけておられことでしょう。
新聞は自分の養分になる考え出来るだけ丁寧に目を通しています。時に自分の価値判断と大きくちがう論調などは何度か読み直しています。
返信する

コメントを投稿

生活・ニュース」カテゴリの最新記事