先月の終わり、tatu_no_ko銘のバラが手荒な枝切にも負けず元気だと紹介した。5月になり本格的に咲き始め、朝の水やりが増した。一昨日の雨、市の西部に当たる玖西盆地では降水量が250㍉近く記録した地域もあったが、我が家周囲は100㍉ほどで済んだ。とはいえ、屋根のないところに生きるものには厄介なことだったろう。
昨日の朝、空は雲一つない青空だったが、さすがに花に残った雨の跡にはバラも勝てず、重たそうに下向きに垂れていた。今朝は同じような青空の下だがキリッとした姿で上に向かって咲いている。お早う、と声を掛けたくなる。人はその日の日和により気分が左右されるが、花も似た様な姿をするようだ。
先に登場した旧知のバラ愛好家さんも連日、庭のバラをいろいろな目線で紹介している。アップに耐えるバラを咲かせるその人は、バラ育ての腕は趣味の域を超え、教えを請いに来る人も大勢らしい。咲けば手入れの苦労や棘での切り傷も忘れるように見える。いい趣味だと思う。
バラ、訪問している2名の写真を生業とする人のフェイスブックには、この時期は花のテーマの日が多い。面白いのは同じバラでも撮り方が違う。私の主観かもしれないが一人はこれがバラです、もう一人はこれがバラだ。バラは同じでも趣が違う姿を教えられる。バラ園を訪ねる人はどんな鑑賞の仕方をされるのだろう。
(今日の575) バラ贈るその本数で意味違う
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