岩国図書館は1910(明治43)年4月8日に創立て100年になります、という「あいさつ」が出迎えてくれる「岩国市中央図書館所蔵絵画展」が同館で開催されている。図書館に美術作品が所蔵されている事を初めって知った。
岩国図書館の設立は最初岩国小学校の付属として誕生した。明治26年ころ、校舎の新築にあわせ考えられていたが、日清・日露と続く戦争で夢を果たすことが出来なかった。しかし、それらの戦勝で計画が進められた。同41年春に起工式となり42年6月第1期工事が完了した、と岩国図書館50年史にある。
第2期工事に移るとき旧校舎の1部である3層楼(現在の岩国教育資料館)を永遠に保存することとなり、この2階を仮の岩国図書館として使用することになった。大正12年9月までここ3層楼2階が使用された。広さは40坪ほどで女子、男子それそれの閲覧室が設けられた、と記録にある。
所蔵絵画展には大正8年第1回帝展に出品された桑重画伯の作品など10展ほどが展示されている。いづれも高い評価を受けられた作品だろうが、その詳しいことは分からない。会場を威圧する迫力に圧倒される。
展示入口に図書館所蔵の本を提供する書き出しがあった。書名が岩国の歴史を知るうえで参考になる「古い本」。全部で9冊いただいた。その1冊「岩国文学百年史」(大岡 昇著、昭和45年発行)中に私の名前が載っていて驚いた。いつか紹介させてもらう。
(写真:図書館発足当初の建物、この2階が付属図書館として使用された:岩国図書館50年史より)
自分でも、なぜ、そこに、と驚いています。
いつか紹介させてもらいます。
40年以上も前の自分の作品が残っているなんて、感動しますね。
紹介を楽しみにしています(^^)
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図書館所蔵の絵画を私も今日見てきました。