日々のことを徒然に

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原生林に桜1本

2017年04月06日 | 自然 季節

 この週末は、春休み最後の家族連れで満開の桜をめでるには最高の時期と言いたいが、これを演出すべき天気予報が心配される。今朝の「県内には西から次第に雨雲が流れ込み始めています」の様子から次第に変わり雨になった。錦帯橋畔の桜、対岸から見ると3から4分咲きといった感じ、晴れて暖かければ思いっ切り咲いたのにと天を見上げる。

 桜は国民に最も愛好される花、日本の国を象徴するとして国花になっている。この桜、錦帯橋を訪れなくても桜はいつでも見ることができる。お手元の財布から100円硬貨、いや千円、5千円、もう一息入れて1万円の各札の裏表を丁寧に観察すると桜の花が目立たないが描かれていて、日本の花を印象付ける。

 錦帯橋背後の城山は岩国初代藩主・吉川広家の入国以来今日まで斧を入れぬため原始林化しており「自然休養林」の指定を受けている。全山が常緑樹で四季それぞれの模様を見せる。そんな原始林の中に白く輝く桜(?)が1本咲いている。

 その位置は、岩国城の左斜め下、遠目には白い点に見えるがお持ちのカメラをズームアップし、そして撮ってください。あの場所にどうして桜が1本だけ、原始林に人が入り植栽したとは思えない、曰く因縁など探らずに自然界のなせる業としておこう。城山を覆う樹木の種類は約2千種、草木類は350種、シダ類は100種といわれる(いわくに通になろう参照)城山の花1本、麓の花見の宴を楽しんで見ているだろ。
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