気のせいかGW前から急に緑が増えた、新緑のころになったと感じる。ひときわ目につくのは木々の若葉。「若葉とだけとなえても、あらゆる木々の様々な色の葉が野山を埋めている雄大な風景を想像させる」という解説がある。また、新樹は「鮮やかな新緑に包まれ、たくましく立つ樹木」を表す。
若葉や新樹に新緑などが目に染みる道を歩いていると、塀超しに真っ青な梅の実がたくさんなっているのが見える。梅が大きくなるにつれ梅雨が近づいてくる。というわけでもないだろうが、今日は久々の雨日和、畑や花が生き生きする、と喜ぶのは菜園が趣味の人。心配したモリアオガエルのおたまじゃくしはひと息つけただろうか。
梅の実に遅れまいと枇杷の実も育っているようだ。というのは黄色い袋をかぶせられていて、そのなり具合をうかがうことが出来ない。高台から見下ろす袋をかけられた枇杷畑は、幾百と並んで黄色いとんがり帽子に愛嬌を感じる。しかし、その内側ではオレンジ色のまあるい実が育っている。
梅には袋かけはされいないのだろう見た記憶がない。せっかく実となったのに、避けては歩けないほど道に落ちている。落ちたのは風か実同士が競り合ったのか、それとも病なのか、見上げてみても分からないが、残っている硬そうな実は落ちた仲間の分まで頑張っている。「青梅は口にするな」祖母は厳しく教えた。だから口にしていない、口にしたらどうなるかだから知らない。
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