日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

全部違って

2013年07月02日 | 生活・ニュース
           

 通称「ふれパク」は「山口県ふれあいパーク」、海抜540メートルの銭壺山の頂上近くに建っている。ここからは瀬戸内海国立公園の美しい景色が見下ろせ、自然環境も素晴らしく豊かな四季の変化も楽しめる。キャンプ、ウォークラリー、野外炊事や天体観測などの自然とのふれあいが楽しめる。陶芸、七宝、ガラス細工などのもの作り体験もできる。また、多目的広場では、インラインスケートやテニス、バスケットボール、ミニサッカーなどの軽スポーツを楽しめる。

 そのふれパクで仲間30人ほどと月2回の陶芸を楽しんでいる。昼食をはさんで前後およそ2時間、熱心に粘土と格闘しているのは高齢者仲間。指導員は子ども、いや孫くらいの年齢だが、礼儀正しいのに驚いている。長続きできる理由のひとつだろう。そんな参加者を喜ばせる今回のテーマは「粘土を残さない皿作り」。確かに教わる通りすすめ、所定の粘土を使い切った。そのことは作品を手にしてからにしよう。

 粘土と格闘する部屋は「創作室」の表示。その創作室に真っ白い釉薬が塗られた100個あまりの湯呑み形の作品が並んでいる。小学生の作品で、これから本焼きして児童らの手に届けるとか。手に取ってみた、掴み具合もいい、大きさも手ごろ、そしてみんな形の違うところがいい。指導員のひとりが「小学生は説明をみんな熱心に聞いてくれます」と笑顔で教えてくれた。われらの反省点と受け取る。

 先日の「広報上手になろう」の講座を思い出した。講師は説明を聞くときは「否定でなく肯定」「ノウハウは覚えるのでなく活用」が大切と切り出した。ともすれば聞きながら「そんなに簡単」「ほんとうに」「できるかな」など感じることがある。児童らは、聞いたノウハウ通りを創作へ活用した。だからいい作品が完成したのだろう。焼きあがった作品を手にし生き生きとした児童らの顔と声を想像しながら、肯定の2文字、まず「受け入れる価値があると思える気持ちを養わねば」と反省しきり。
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