日々のことを徒然に

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統一地方選挙

2015年04月02日 | 社会 政治


 統一地方選挙は地方公共団体の議員および長の選挙期日を全国的に統一して行う選挙、というのは社会科で習う。合併や首長の鞍替えなどで、対象自治体は減少している。ちなみに当市で今回該当するのは県議会議員選挙だけ。知事と市長は2月、市議は9月と、それぞれの事情から異なる。

 昨年、某県の県議が政務活動費の使途問題で、意味不明の号泣姿が繰り返し映し出された。報酬以外に月60万円の政務活動費が支給されていたという。その使途、すべての議員ではなかろうが悪く言えば使いたい放題に思える。投票率が低い、という背景にはこうした有権者を白けさせる事実がある。これは議員自らが襟を正すしかない。

 市議選前になって行う議会報告に、道路や側溝の改修、排水路の整備、橋の架け替えや補強など100件余りを写真入れで「これを私がやりました」と載せる。これも有権者を白けさせる。一方でこうした報告から偉大な業績と評価されることもある。

 あす県議選告示、12日投票開票で行われる。選挙通の予測では有権者の関心が薄く投票率は前回を下回る50%前後という。右下がりの投票率がさらに伸びるという。解決策として有権者の意識向上が叫ばれるが、議員自身が議員の任務とは何か、思い直すことが先ではなかろうか、真っ白なポスター掲示板を眺め考える。
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