通信手段、狼煙や飛脚の時代の人が今の方法を知ったらなんと思うだろう。いや、電電公社がNTTに、郵便が民営化されたころの人も、これほどの長足、いや超速な変化を予想していただろうか。職場でパソコンが一人一台貸与になったのは30数年前だった。壊さないように気を使った箱の中は未知の世界だった。
今は瞬時に世界のどこからでも音声と映像が家庭にも個人にも届く。とくに事件や事故などの第一報は報道関係者の及ばないことになっている。卑近な例ですが帰省した孫が、私のためにお父さんが料理を作っています、と実況が入る。どこの家庭もこうした便りを待っていることが投稿などからうかがえる。
ネットではIDを持つ利用者のネットでの購入履歴や旅行、飲食の予約などを点数化し、その情報を人工知能(AI)で分析し、はじき出した情報を外部に提供する、こんなことも報道されている。早くて便利は良いが、個人情報を本人の知らぬ間に利用されていることになる。これは恐ろしいことだ。
いま利用している発信は固定電話、スマホやパソコンに付随しているいくつかの発信で、AIの対象になるような活用はしていないが、何がいつ起こるか分からないのが見えない電波の世界だろう。便利だからと理解しないまま使うことは避けている。分からないことは信用できる分かっている人に聞くことを続けている。
(今日の575) 日本文誤字で見抜ける詐欺メール
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