最近立てられた掲示板、いや警告板と呼んだ方がいいだろう。そのタイトルは「ブラックバスなどの密放流禁止」、意味はすぐに理解できる。場所はJR岩徳線錦川鉄橋の川西側、川原への下る道のそば。
ブラックバスの迷惑さは報道で見るくらいで、釣りをしない自分から見れば「迷惑な外来魚」くらいのことしか知らない。それは大きな湖沼や河川での事くらいに思いっていたが、こうして掲示に出会うと身近に迫った、錦川の清流にも生息しているのか、嬉しくないグローバル化の波がここまで来のか、いろいろと思う。
掲示板にはこ書かれている。長いが参考のため書きうつしてみよう。
「ブラックバス(オオクチバス、コクチバス)、ブルーギル、タイワンドジョウなどは強肉食性でアユなどを捕食します。これら外来魚は、環境適応力・繁殖力が強く、希少種を含めた在来魚種を捕食し、漁業資源や生態系に重大な影響を与えています。ブラックバスなどを[キャッチ・アンド・リリース]しないで料理して食べるようにしてください。ブラックバスなどはスズキによく似た白身で、たいへん美味しい魚です。」と、たいへん美味しい、の部分は赤字で書かれている。
さらに、県の規則で違反者には6カ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する、と示されている。
釣り愛好家の皆さん、懲役や罰金などのためだけでなく、故郷の広く言えば日本の河川湖沼の生態を守るため、釣ったブラックバスは食してください。そういえば「ブックバスの料理を名物に」という地もあった。
(写真:大きなブラックバス?が描かれた掲示)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます