
今月も数百品目の値上げになると報道されている。今年はこれまでにない値上げラッシュになるかも、そんな報道もあった。原因は原材料や運賃の値上げ、光熱費などの補助カット、人件費アップなどお決まりの項目が並ぶ。ここひと月あまりの円高効果はまだ先なのだろうか。米大統領の発言の日替わりに振り回されている感じ。
米価は16週連続値上がりで5㌔が約4400円余り。昨年の米不足の時は新米が出れば価格は下がるという大臣発言は嘘だった。以後も説明されるが値下がりの兆候は全く見えないばかりか、それは逆方向に向かっている。備蓄米が出ればという大臣の説明に期待したが、一向に効果はないのは流通に問題と責任転嫁している。
ある新聞の報道では備蓄米60㌔の平均落札額(税込み)は1回目:2万2914円、2回目:2万2380円、3回目:2万1926円とある。3回目は5㌔換算で約3650円になる。これに運送費や精米料金、人件費がプラスされる。備蓄米2割・市販品8割のブレンドというから、小売店価格はどのくらいになるか、大幅な値下げは期待できない。
写真の左2枚は4㌔、右2枚は5㌔の価格で右端の米は売り切れていた。商品価値は分からないが2㌔詰めで税込み2600円くらいの米も並んでいたが誰が購入されるのか。米(アメリカではない)は国民の主食と政府の答弁、これを忘れないでほしい。
(今日の575) 本当はコメ不足でしょうこの飢饉