日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

山合の講座から

2008年09月23日 | パソコン講座
               

降雪の時期は避けましょう、そんな約束で始まった山合の小さなパソコン講座が約束の1年を終えた。

受講者は午前・午後とも各5名。その皆さんは地域活動の世話役、家業の担い手、そして主婦でもあるという多忙な方ばかり、受講の時間など見出せなるのかと思ったがいらぬ心配だった。

受講者は習いたい希望を出す、講師はその希望に合った教材を自作し、個人指導で進めることを最初に申し合わせスタートした。

まず、マウスの握り方の練習から始まった。やがて文字入力をこなし、イラストや写真を取り込んだ作品作りへと進む。進むにつれて受講者のパソコンに対する自信が教える側に伝り、教材作りにも力が入る。

山合の集落にパソコンを習いたい人は多い。しかし、市街地の講座へ通うには交通手段と料金、往復の時間など制約も多い。

この緩和のため、所属する会は私ら2人を講師として派遣した。車で片道1時間、教材と弁当を持って1週間おきに通った。意欲はあっても習う機会のなかった皆さんから歓迎された。

1年間通った錦川沿いの四季の移ろいを思い出しながら、公的支援で意欲ある皆さんの学習の場が設けられることを願いながら、受講された皆さんのこれからの研鑽を祈っている。

(写真:受講者の高まる習熟度にあわせ熟れる柿)
コメント (2)
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