日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

2006年12月17日 | 自然 季節


ある盆地。曇りで肌寒く湿度の高い天気のなせる技か、盆地周囲の山は薄ぼんやりと霞んでいた。それは薄い墨絵のように。霞は手前とその奥に位置する山の間に静かに漂っているように見えるが、遠くて本当の姿は分からない。

霞と霧、気象的には区別されているそうだが、見る人のいる場所で変わると言われ、本質的には「空気中に細かい水滴が浮いている状態」で同じものと説明されている。

遠くの山並みを見ていると田園の良い風景に見えるが、目を落とすと沢山の休耕した田や畑が目に入る。野良仕事の姿は見えなかった。その周囲の造成地には新しい住宅が軒を連ね、別の住宅用地造成も進んでいた。そこだけ見ると街なかの住宅街に思えた。

そんな盆地に半日近くいた。周囲の山の様子に変わりはなかった。
(写真は周囲が霞んだ山の一部)




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