
暑くなったので窓に掛けるすだれ(簾)を物置から出していた。最近のすだれは作りが粗雑で買い替えの時に躊躇するが、自分ではできないので仕方なしに購入する。葦や細い竹で編んだ品を求めなくても、類似の商品はいく種類もあるが、使い慣れたすだれを掛けて季節感を出そうと思い長年変わらぬことをしている。
物置からすだれを出すついでに整理していると、存在さえ忘れていた鉄アレイが出てきた。まだまだ若い時に勧められて買ったことを思い出したが、どのくらい使ったかさえ記憶にないが、昔のままの色合いで並んでいた。これが見つかる前に、いただいたズッキーニが鉄アレイに似ていると撮ったばかりだった。
鉄アレイに似たズッキーニと失念していた鉄アレイが出てきた、これは何かの偶然だろうか。この二つになんの因果関係も出会いを予測する状況は何もない。ズッキーニは洋野菜の一種でペポカボチャの一品種で地中海地方の特産という。買ってまでは食べないが、貴重な夏野菜として頂こう。
アレイは「亜鈴」と書くそうだ。その意味は「握りての両端に重りのついたトレーニング用具。通常は片手で持って、腕・肩の鍛錬などに用いる」と載っている。洋語とばかり思っていたが大間違いだった。明治時代には亜鈴体操といって「亜鈴を両手に持ち、上肢・下肢・頭・体幹の体操を行った」そうだ。
(今日の575) ズッキーニ美味しいレシピ山とあり