みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

ちょうど…

2021年06月12日 | 使徒の働き

使徒の働き 8章26−40節

 夏らしい青空と白い雲。そして屋根裏の私たちの住まいは、午後になると室温が上昇。いつもがんばっているMacも、この暑さで動きがもたもたし始めたので、冷却材発動。するとしばらくして、またきびきびと動くようになりました。 

 8章は、ピリポに焦点を当てています。サマリアで福音を伝えていたピリポに、主の使いはガザに行くようにと告げます。学ぶべきはピリポの行動。「立って出かけた」というのは、すぐに行動したということです。この時、主の使いは何をするためにガザに行くのかを知らせてはいません。知らされていないのに出かけるなど、軽率ではないかと考える人もいるかもしれません。けれども、主はこのようなことをなさるお方なのです。

 行ってみると、そこでエチオピア人の宦官との出会いが待ち構えていました。映像にしてみたい場面です。ここには御霊がピリポに命じられたとあります。ピリポはこの時にも、すぐに従います。それにしても、馬車はどれほどの速さだったのしょう。ピリポが一緒に行けるぐらいなので、荒野を進む馬車はそれほど速くはなかったのかもしれません。

 この箇所には、「ちょうど」ということばがふさわしいと考えながら読みました。人が綿密な計画を立ててその通りに実行したのではなくて、ピリポも宦官も想像もしない時に二人は出会い、宦官はイエスをメシアと信じてバプテスマを受けるのです。そして、ピリポはその場を去ります。神が計画なさる「ちょうど」は人が企てるものと比べにならないほどのものなのです。

 39節を心に留めます。宦官はバプテスマを授けたピリポを二度と見ることはなかったのですが、喜びながら帰って行きました。主のためのお役に立つということについて、ピリポの姿はたくさんのことを教えています。


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