みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

主は…勝利を与えられた

2014年07月22日 | サムエル記第二
サムエル記第二 8章


 早朝の祈祷会でこの箇所を読みました。
 集っているのは私も含めて60代。小さな文字が読みにくい人々です。地名人名が入り交じっていると時々誤読があります。でも互いに注意し合うことなく読み進めます。暗黙の了解事項とでも言いましょうか。
 
 ここには、イスラエルの西、東、北、はるか北、そして南の諸国をダビデが平定したことが記されています。
 そして、「…主は、ダビデの行く先々で、彼に勝利を与えられた」とのことばが二度登場します。きょうの「みことばの光」「考えよう」には、「ダビデ王国の拡大は、先祖アブラハムに対する約束の成就(創世記15・18-21ほか)である」とありました。

 「その日、主はアブラムと契約を結んで仰せられた。『わたしはあなたの子孫に、この地を与える。エジプトの川から、あの大川、ユーフラテス川まで。ケニ人、ケナズ人、カデモニ人、ヘテ人、ペリジ人、レファイム人、エモリ人、カナン人、ギルガシ人、エブス人を。』」(創世記15章18-21節)

 主なる神がアブラハムにこの約束を与えられたのは、ダビデが周辺諸国を平定した時をさかのぼることおよそ1000年。神はアブラハムとの約束を守り、1000年後に実現されたのです。
 きょうという一日を神の前に生きていくのは、1000年前との結びつき、そして1000年後の結びつきの中にあると言うと飛躍があるでしょうか。いや、アブラハムやダビデのような「著名人」に限らず、「私」も遠大な神のご計画の中に置かれているのだと思うと、次の世代への責任のようなものをおぼえます。
     


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