ヨシュア記 15章1−19節
サクランボのジャムが完成。さっそく朝ごはんにパンに塗って…、初めてにしてはとても美味しいものができました。そして、ワールドカップ。ドイツの劇的勝利、日本の引き分けと、二日続けてのドキドキでした。日本では寝不足の方が多いのではないでしょうか。
ここからは、ヨルダン川西側の地をすでに東側に相続地を得たルベン、ガド、そしてマナセ部族の半分を除いた9部族半に割り当てられることが書かれています。割り当ての方法は「くじで」なされましたが、具体的にどのようにしたのかはわかりません。
最初はユダ部族に相続地が割り当てられます。きょうの箇所には、ユダ部族の相続地の境界線が明示されます。地図で確かめますとかなりの広さです。「みことばの光」が書くように、この地域は広大で地中海沿岸は肥沃な平野ですから、多くの人口を支えることができました。ユダ部族はもっとも人口が多かったことも、この地が割り当てられた理由の一つだったと考えられます。
さらに、南東北そして西の境界線の内側、また境界線付近にはエルサレム、ベツレヘム、ヘブロンなどのよく知られる場所が含まれています。イスラエルの王ダビデの少年時代、巨人ゴリアテとの一騎打ち、サウル王から逃げたこと、王位に就いたことなどのすべては、この地域でなされたことです。さらに、南北にイスラエルが分裂して後も、この地域は南王国ユダの領土として留まり続けました。
13-19節にはカレブのことが書いてあります。85歳のカレブがヘブロンを割り当て地として求めたことについては、14章6−15節にすでに書かれています。彼は、45年間神の約束を信じ続けて待ちました。そしてヘブロンを得たのです。「今も私は壮健です」と彼がヨシュアに言ったことばのとおりに、カレブはヘブロンからアナク人の三人の息子を追い払いました。
信じて待ち続けることの力を、カレブの姿から知ることができます。