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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

出荷準備

2011-08-11 21:25:55 | 生活
主力の枝豆とトウモロコシは「朝穫り」を原則としている。
どちらも「鮮度が命」なので少しでも新鮮な状態で「お客様の手に届けたい」との思いがある。

しかし、五時スタートの朝市に間に合わせるには原則通りでは対応できそうもない。

その朝市に備え、夕方近く後山のトウモロコシを収獲して来た。
「この日のため」に育てて来たトウモロコシ畑がようやく出番を迎えた。



明日は遅くとも二時起きで出荷準備をする予定でいる。
寝坊をしないよう早めに床に就かねばならない。
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繁盛期

2011-08-10 19:20:27 | 経営
一年にGW、お盆、秋の行楽シーズンと三度の繁盛期がある。
その一つであるお盆を直前に控え、主力の枝豆とトウモロコシに勿論のこと収獲が好調なミョウガ、
更にオクラ、トマト、インゲン、カボチャ、ピーマン、シソ、モロヘイヤ、ニンジン、ジャガイモ、ユウガオ
が加わり、野菜以外でも餅米、鶏卵、小麦粉、米粉と多彩なメニューが揃った。

従来ならこれに花も加わるのだが今年は手が回りそうもないので大幅に出荷量を減らすことに決めた。


(大分粒が大きくなって来たミョウガ)

厳美の「道の駅」は12、13日、「新鮮館おおまち」は13日に早朝の5時から朝市が開設される。
これらに向けた準備には睡眠時間を削って臨む覚悟でいる。
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放射能汚染

2011-08-09 21:04:29 | 環境
産直の店頭から米が消えて一週間になる。
COOPに食糧の買い出しに行ったらそこにも米は全く無かった。

原発事故で23年産米の放射能汚染が心配されていることから、22年産米の買い占めが
始まったらしい。
自宅にも何件か照会があったが、我が家では3.11の震災直後に在庫は底を尽いてしま
っている。

検査結果がどう出るかは予測がつかないが、もし汚染されているとしたら米だけでなく
既に消費された野菜や山菜だって汚染されていたはず。

米の検査結果で「クロ」と出たら、それがどんな事態を引き起こすのかは全く予想がつかない。

そもそもが「故郷に住めなくなる」事態を招くような魔物に、金や経済発展に目がくらんで手を
出したのが間違いの元。
しかし、その責任をすべて誰かのせいにしてはならない。
「この国民にしてこの政治あり」なので、我々国民の一人ひとりもその責の一旦を負うべきこと
を忘れてはならない。

今回の事故を「脱原発」に向けたスタートとしたい。



バアチャンのシソの収穫は夜明けと共に始まる。
夜露に濡れたシソ畑に入るには雨合羽の着用が必須となり、決して楽な仕事ではない。

その活躍ぶりを撮影しようと思って畑に出向いたら、背丈以上に大きく伸びたシソ畑の中で
辛うじて手ぬぐいを被った頭が見えるだけだった。







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「CHIYOKO」

2011-08-08 22:04:32 | 生活
「いちご白書をもう一度」で有名なばんばひろふみの歌う「SACHIKO」は
「 幸せを数えたら片手にさえ余る 不幸せ数えたら両手でも足りない」との歌詞で始まる。

しかし、霜後の「CHIYOKO」は「不幸せ数えたら片手にさえ余る・・・、幸せ数えたら両手
でも足りない」となるに違いない。
それぐらい「婦唱夫随」や「夫唱婦随」で一緒に取り組む農業は楽しく充実している。

こんな世界があるのだったら、もっと早く「脱サラ」をすべきだったと悔やんでもいる。



シソの葉の漬物作りに勤しむバアチャンは、80歳を超えても畑の準備から納品先との
調整も含めて一切を仕切っている。
誰にはばかることもなく「生涯現役」で暮らせるのも農業の魅力の一つかもしれない。
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戦場

2011-08-07 21:01:44 | 生活
東北の片田舎での「のどかな農業」も今の季節は過酷を極めている。
夏の太陽が照りつける日中は猛暑に悩まされ、朝夕は蚊の大群が襲って来て被っている防虫ネットの
小さな穴をすり抜けて顔や首を刺しまくる。

蚊の刺した跡が残った亭主の顔はエイズ患者みたいだし女房は「お岩さん」みたいに腫れ上がり、
お互いに「百年の恋」も一遍に覚めてしまいそうな状態になっている。。
更には、「虻の襲撃」の追い打ちまであって背中や腕に激痛が走る。


(最後の「土寄せ」となった二毛作の大豆畑。
左側の二枚も写真撮影後に済ませることができた。)

夏は「草との戦い」だけでなく「暑さとの戦い」や「虫との戦い」の連続で、仕事場は「戦場」と化している。

コメント (3)
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