霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

放射能汚染

2011-08-09 21:04:29 | 環境
産直の店頭から米が消えて一週間になる。
COOPに食糧の買い出しに行ったらそこにも米は全く無かった。

原発事故で23年産米の放射能汚染が心配されていることから、22年産米の買い占めが
始まったらしい。
自宅にも何件か照会があったが、我が家では3.11の震災直後に在庫は底を尽いてしま
っている。

検査結果がどう出るかは予測がつかないが、もし汚染されているとしたら米だけでなく
既に消費された野菜や山菜だって汚染されていたはず。

米の検査結果で「クロ」と出たら、それがどんな事態を引き起こすのかは全く予想がつかない。

そもそもが「故郷に住めなくなる」事態を招くような魔物に、金や経済発展に目がくらんで手を
出したのが間違いの元。
しかし、その責任をすべて誰かのせいにしてはならない。
「この国民にしてこの政治あり」なので、我々国民の一人ひとりもその責の一旦を負うべきこと
を忘れてはならない。

今回の事故を「脱原発」に向けたスタートとしたい。



バアチャンのシソの収穫は夜明けと共に始まる。
夜露に濡れたシソ畑に入るには雨合羽の着用が必須となり、決して楽な仕事ではない。

その活躍ぶりを撮影しようと思って畑に出向いたら、背丈以上に大きく伸びたシソ畑の中で
辛うじて手ぬぐいを被った頭が見えるだけだった。







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