霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

名議長役

2008-01-17 18:18:38 | 野菜
昨日の新年会で、いつも総会で名調子の議長役を務めているKさんとお話しする機会があった。
この地域で作付困難といわれていたショウガ作りをわざわざ宮崎県まで行って勉強して来て成功させた努力の人。
以前はホテルの支配人の経験もある異色の経歴の持ち主でもある。

「我々は立派な野菜を作って店頭に並べなければならない」が口癖で、その信念を実証するようにいつも立派な野菜を出荷している。

既に70歳を迎えたのに、「田んぼは息子夫婦に任せて、自分はあと20年は野菜作りに頑張るつもりでいる。そのためにサブソイラ(畑の硬板を破砕する機械)の新規導入も決めた」とのこと。
まさに「老いてますます盛ん」とはこの人のためにあるような言葉。

夏の収穫シーズンになると朝三時には畑に出ているとのこと。
オジサンも朝は早いが、そこまでは真似できそうにない。
しかし、この「努力を惜しまない信念の人」に一歩でも近づきたいものと願っている。



ナバナは調理した後も色が変わらないので弁当等にも利用され、売れ行き好調となっている。
ただ、この厳しい寒さが続くとハウスの中といえども成育が心配となって来た。

Kさんとの会話の最後に「お宅の奥さんはなかなか努力家でセンスがいいね」とお褒めの言葉を頂戴した。
半分は「ヨイショ」なのだと思いながらも、尊敬する方から一目置かれていることに感激し、オジサンは涙を流さんばかりとなった。
コメント
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