魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

同床異夢

2010年07月26日 | 日記・エッセイ・コラム

No.978

DIAMOND誌によると、ダブルベッドは、男性はよく寝たと思っているのに、実は睡眠不足で能力低下を招き、女性は大差ないものの、独りの方がよく寝られたと思っているのに、一緒に寝る方が熟睡している。という研究結果が出たそうだ。

結局、男性はスキンシップがストレスを和らげ、女性には安心感が必要だ。と、解釈できるように思う。

経験的に(相談の)、血液型、B型は別を好み、O型は一緒を好み、A型は、一緒でなければならないと思っている。
そのため、一方が別室で寝ると言い出すと、大ごとになることが少なくない。

実際、離婚率と夫婦別室は比例するという、まことしやかな説があるが、これは話しが逆だと思う。夫婦関係が破綻しているから別室にしていた人が、結果的に離婚しただけのことで、別室にしてからの方がうまくいっているカップルも少なくない。

面白いのは、DIAMONDの記事でも、ツインベッドの人達は、こうした影響を受けていない。と、言っていた。
イビキや頻尿で、同室では寝られないような状態なら、無理に同室である必要はないし、逆に、相手に迷惑を掛けないのであれば、同室で別々が望ましいと言うことだろう。

日本の庶民の場合、昔から、「親子川の字になって」(つまり、別々)が、幸せ円満な姿と言われているし、もっと理にかなっているのは、古代の妻問い婚だろう。

女性はどちらでも寝られるが、男性は一緒に寝ると、無自覚の内に確実に疲労する・・・・・・のであれば、
やはり、男がその気になったときだけ、疲れない程度に通ってくる。のは、初めから、自然の理にかなっていたと言うことだ。

ダブルベッド発祥のヨーロッパでは、昔は、ベッドで子供が押しつぶされて死ぬ例が、後を絶たなかったそうだ。それで、子供を別室に寝かせるようになったのかも知れない。