魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

水瓶座1995~2003年

2006年10月29日 | 世相史観

天王星 水瓶座1995~2003年 <男性星座>
水瓶座は天王星と同義語。84年の出発点、時代の原点だ。
混沌カオス。神の世界だが理想の人間である仏の世界の方に近い。
社会的存在。離合集散。波動。神、光、世界、組織、友達、大きなもの、宝、卵核、数字の「4」、身体なら脚、地域はロシア、北欧、北海道

大集団に変化が起きた時代。
WTO(世界貿易機関)やインターネット、ユーロなど、ヤギ座時代の変革が一気に開花し、グローバリズムやNGOなど、国家を超えた動きが浸透し始めた。同時に世界認識が、国家主導型の世界秩序と衝突。民族・国家の多様な価値観が受精し、新世界への細胞分裂を始めたのだ。

1995年はヤギ座と水瓶座が交差する精算点。自社さ政権、米とベトナムが和解、WTO、オウム事件・・・と、過去の終わりが新時代の胎動を告げていた。Windows95、JAVAなどパソコンが家電として定着し、WWWやユビキタスと言った新世界基準も生まれた。

消滅と発生」の時代。政党や企業の離合集散が続き、自治体も平成の大合併が始まった。水瓶座の「北海道」では北海道拓殖銀行が解散し、雪印は分散した。北海道全体にも自治体破綻や事件、事故が相次いだが、これは新北海道の胎動だ。「ロシア」はソ連崩壊後の財政危機が続いていたが、プーチン大統領に替わり中央集権化と燃料資源で一気に立ち直り始めた。

水瓶座現象として
」では、O157=4、映画「アポロ13」「核」では「たまごっち」、クローン技術、ブランド卵
」では、宇多田ヒカル、西田ひかる、石田ひかり等デビュー。光市、ポケモンで光過敏性発作、臨界事故「青い光を見た」、ナリタブライアン・・・他にもやたら光が。(獅子座の太陽の裏は180゜の水瓶座)
この他、花火なども

 

 

 


コメントについて
----------------------------------------------------
1年間掲示しましたが、
整理上、訂正を本稿とし、コメントを本文付帯記録とします。
----------------------------------------------------
コメントによる改訂箇所
雪印が事実上消滅した。→ 雪印は分散した。

※コメント
<1>
あの~ぉ、拓銀はなくなりましたが、雪印は消滅していないんですけど…。 事実をきちんと記述していないブログって説得力ないですよねぇ…

<返信>
お答え
コメントありがとうございます
そうですね、それで「事実上消滅」と言いました
物理的に残っても意味的に消滅するものが信用です
占いで重要なのはイメージと、繰り返していますが
柴犬とチワワは定義しだいで同じであり違うものでもあります
個人的には、雪印ファンだったものとして残念です。
今でも練乳は雪印を使っています

<2>
たびたびすみません。
“意味的に消滅”ってどんな意味でしょうか?
信用を失ったことが意味的に消滅とおっしゃるのなら、今ある雪印はなんなんでしょうか?
一時的に信用を失ったとしても、今、“物理的”に存在しているのですから、貴殿のおっしゃる“意味的”にも存在しているということになるんじゃないでしょうか?
犬の定義もあいまいです。
単なる話題のすり替えにしか思えません。
それに個人的な意見など聞いていません。
たくみに自分の得意分野に話題をすり替えながら、相手を説得させようとしているとしか思えません。
それが占いの世界なんでしょうけどね…


ヤギ座1988~1995年

2006年10月27日 | 世相史観

天王星 ヤギ座1988~1995年 <女性星座>   
ヤギ座(磨羯)の季節は冬至、一年の転換点にあたる。次にどう備えるかが問われる時代。政治経済、税金、資産運用、父権、崩壊、葬式。最後の陸地=岬。身体は骨と膝関節。国ならインド

1988年、政界ではリクルート事件がきっかけで政治改革が始り、55年体制の崩壊(93年)となったが、天王星で見れば、むしろ、公職選挙法(50年)から42年の転換点と言える。
1989年、昭和天皇崩御で平成元年。消費税導入。天安門事件。ベルリンの壁崩壊・・・世界的大転換の時代が始まった。

ヤギ座は一年の収穫=結果を表す。
生産より数字(資産運用)が経済を動かし、証券や土地が高騰。バブルの発生と崩壊が起こった。
宗教界でも、精神性とは無縁のオウムのような知識寄せ集めモザイク宗教や集金宗教が横行した(オウムはインド語)。

資産運用も、税制も、集金宗教も創造無視の「結果主義」がもたらした世相といえる。
湾岸戦争も、アメリカの経済再建にかける結果主義がイラクを追いつめたことも大きな要因であり、死の商人(軍事産業)の活躍の場でもあった。
1992年当選したクリントン大統領は、結果オーライの現実主義で米経済を立て直したが、実際には過去の遺産の活用とも言われている。

ひたすら金目なものが一世を風靡していた時代だが、ボディコンやランバダのような直接的なアピールも結果主義だ。ヤギ座の柴門ふみの「東京ラブストーリー」では「SEXしよう!」が有名になった。これも結果主義。
この他、作品名に、ラスト、ファイナル、リーサル等が多かったのもヤギ座。


射手座1981~1987年

2006年10月25日 | 世相史観

天王星 射手座1981~1987年 <男性星座>
射手座は遙かなるもの、憧れ、宇宙、旅行、乗物、情報、通信、コンピューター、哲学、高等教育、法律、スポーツ、身体は大腿部、国はスペイン、スペイン語圏(中南米)

1982年「フォークランド戦争」を起こして敗北したアルゼンチンはスペイン語圏だが、この84年前の1898年には、アメリカとスペインの米西戦争でスペインが敗北している。米西戦争は新聞の加熱報道も原因と言われるが、新聞もスペインも射手座。TVが双子座なのに対し、新聞雑誌のジャーナリズムは射手座で表裏関係にある。

1981年MS-DOSを搭載したIBM_PCが登場し、パソコン時代が始まった。情報革命、情報化時代と言われるなかで、電電公社も民営化され、情報物流の一方をになう国鉄も民営化された。射手座時代では専売公社の影は薄かった。

この間、リニアモーターカーが完成したものの、鉄道は廃線が続き、拡大する航空輸送の歪みで事故や事件も相次いだ。(1981遠東航空。1983大韓航空機撃墜。1985年JAL御巣鷹の尾根)

宇宙開発では、国際宇宙ステーション計画も始まり、世界的に商用衛星が打ち上げられ始め、日本も初の人工衛星を打ち上げた。1981年始動したスペースシャトルは、1986年爆発のショックにより頓挫した。(この頃コスモのような社名が乱立)

アメリカはレーガン政権時代。
表向き華やかに見えたが財政赤字がふくらみ1987年のブラックマンデーなど、抑揚の激しい時代だった。これは、戦後42年、アメリカの折り返し地点にあたる。

スポーツではオリンピックが、1980年モスクワ、1984年ロサンゼルスとボイコット合戦になった。射手座と言えば「馬」、連続三冠馬が生まれ、JRAも生まれた。


サソリ座1974~1980年

2006年10月20日 | 世相史観

天王星 サソリ座1974~1980年 <女性星座>
サソリ座(天蝎)は生と死。生殖を表す。結婚式の後の「本番」だ。
他人からもらうもの、遺産。核心、証拠、警察、墓、パロディー、エネルギー。身体は生殖器。国なら朝鮮半島。色は赤。
きれい事ではない本音。本質へのこだわり。サソリ座の生殖は、生命活動の究極の目的だ。異質なものが融合し再生産するエネルギーを表す。燃料や核は「消滅による生産」であり、パロディや漫画も元ネタがなければ生まれない。(漫画はパロディだが"マンガ"は創造)

サソリ座はエネルギー問題だ。オイルショック以後、OPECが世界的に発言権を持ち、大気汚染問題もからんで新エネルギーの模索に拍車が掛かり始めた。
朝鮮半島が興奮していた時代。韓国の朴政権は経済成長を目指して圧政を続け、KCIAが有名になったが、1979年にはそのKCIA部長によって朴大統領暗殺に至った。ソウルオリンピック決定に持ち込んだのもこの時期。北朝鮮も文世光事件、ポプラ事件を起こし、さらに日本人拉致を始めたのもまさにこの時代だ。84年さかのぼると1890~97年にあたり、1894~95年には朝鮮をめぐり日清戦争が起こっている。

本物、証拠にこだわるサソリ座時代。ファッションはセンスではなく「証拠」としてのブランド志向に変わった。色柄形のコーディネートではなく、由緒や金額で判断するのは他人の価値観の受け継ぎといえる。

闇と熱血を意味するサソリ座時代の象徴はディスコ「サタデー・ナイト・フィーバー」。単調でエンドレスなディスコサウンドもサソリ座のもの。

生死の話題では五つ子が次々生まれたり、霊園ブームがあった。この他、風俗産業の発展はもちろんサソリ座だが、インベーダーに始まるゲームも玩具としてサソリ座と言える。


天秤座1968~1974年

2006年10月19日 | 世相史観

天王星 天秤座1968~1974年 <男性星座>
天秤座は夕焼けの「平和」と宴の始まり。「結婚」に象徴される異文化との出会い。多様性の共存。調和の美。公社会への意識を表す。
美と平和、相手、結婚、公正、バランス、身体は腎臓。国なら日本。

アポロ計画によって、人類は月という他の世界から、初めて自らの地球を見ることになった。相手の立場で考えるという、天秤の象徴的な出来事と言える。

乙女座時代からの混乱ベトナム戦争が続き、世界中が平和を求めていた。戦争と平和がせめぎ合う「騒がしい」時代。
1968年プラハの春をきっかけに始まったデタント(緊張緩和)は、米ソ軍事バランスを背景にした平和共存の模索だった。また、米中接近やパリ協定(ベトナム撤退)などの和平工作が進められた。
文革など乙女座の学生興奮は、1968年にはいると、フランスの五月革命など、世界的な多様化と平和運動へ変質した。日本でも乙女座(医療や学費)で始まった興奮が、安田講堂事件に進む過程で、反戦運動や世直し運動に変質して行った。

「日の出」の日本は日没の天秤にあたる。
逆のようだが意味的にはピッタリだ。日本の文化は「袋小路」シルクロードの終点の文化といわれる。一日をふりかえりながら楽しむ時。多様な文物が集まり融合する。
日本は融合文化の昇る国だ。

天秤座の時代はあらゆる価値が集合し、美を競い合う。
音楽はウッドストツクが文化的な象徴となり、日本ではフォークからニューミュージックが生まれた。

この時代の象徴句は「ピース」。
戦争勝利の「V」が平和を表すピースサインに変わり、今日でも写真は「ピース」。また、ピースマークとしてスマイリーフェイスが出現。笑顔も天秤座の象徴だ。


団塊は中国人!?

2006年10月13日 | 占いばなし

団塊世代は天王星・カニ座時代の産物だ。カニ座の象徴は中国だが、中国と団塊の共通性はあるのだろうか。
何より、「人海戦術」のイメージは誰が見ても明らかな共通点だが、双方の共通性を前提に考えれば、団塊も中国も意外な側面が見えてくる。
中国は大人口だから、一つのグループでも大集団となる。ほんの一部の集団が気勢を上げても中国全土が騒いでいるような光景になる。同じようなことは団塊にもあって、学園紛争世代とひとくくりにされるが、実際にデモやバリケードに参加していたのは、最大でも大学生の1割程度だった。進学率は現在と比較して半分ほどだから、全体的な比率はわかろうというものだ。確かに世相的なインパクトはあったかも知れないが、全ての団塊がデモをしながら就職をしたわけではない。
カニ座とは、生命力、生活、食うこと、生きることを表す。中国人のあいさつは「めしくったか」だそうだ。主義主張より懸命に生活する庶民こそがカニ座だ。つまり、団塊の本質は庶民性にある。
したがって、本来、団塊は天下国家を論じるのは苦手で、矛盾するようだが、何より秩序と平和を望んでいる。では、70年の大騒ぎは何だったのかといえば、政権や革命を目標にしたものではなく、言語はマルクス語でも、平和運動と、定見のない庶民的爆発だったのではなかろうか。一揆や「ええじゃないか」が話題になり、「お上にたてつく」健さんの唐獅子牡丹が人気した。権威に対するムード的な反感もカニ座のものだ。やたらセクトが乱立し(身内主義)、全国全共闘ができたとたん崩壊したのも中国の軍閥政治と似ているし、燃え上がったわりに、あっさりと消えてしまったのも、中国の暴動と似ている。
団塊がカニ座だとすれば、市民運動はできても政治はできない世代と言うことになるだろう。だから、中国にはいまだに民主主義政治が生まれない。


団塊三兄弟

2006年10月13日 | 占いばなし

1947~49年生まれの団塊には、兄弟関係のような性格の違いがある。長子、中間児、末っ子といったタイプ。実際には個々は違う兄弟関係を持っているが、総体としてはこんな傾向が現れる。
1947年は地味で独善的。1948年は優しいが抜け目ない。1949年は大げさな愛嬌者。
兄弟関係については章をあらためたいが、団塊のイメージはこの三兄弟の誰を見るかで違ってくる。地味な1947、48年と比べ、声の大きい末っ子的な1949年が、後続の世代には団塊として目立つのかもしれない。
1949年の有名人をあげようとしたら、意外にも顕著な女性が見あたらない。団塊としては古風な結婚観のせいだろうか。
村上春樹、高橋真梨子、江畑謙介、伊武雅刀、武田鉄矢、酒井和歌子、川藤幸三、高橋伴明、大竹まこと、ガッツ石松、上田正樹、崔洋一、矢沢永吉、松田優作、やしきたかじん、テリー伊藤・・・
こういう面々と比べると、1947、48年は大勢いるのにトーンが低く印象に残らない。目立たない理由は、政治やステージのような華やかな場所を表す獅子座に、萎縮や責任の星、土星がいるからだ。歌手なども目立ちたがりと言うよりビジネス優先の印象がある。
ところが、1949年は、山羊座の木星が天王星と180゜で爆発状態になる。これは誇大妄想で、躁鬱的な興奮と落胆を繰り返すのだが、乙女座の土星と良い角度で、そのエネルギーをうまく利用できる。
強いインパクトと粘っこさが特徴だ。
ただ、末っ子的特徴は、親分子分の関係が好きなので、1947、48年の上の子が独善的だが不干渉主義なのに比べ、あたり構わず説教をする。このあたりが、かなり団塊のイメージに貢献?しているのではなかろうか。


団塊の境界

2006年10月13日 | 占いばなし

初めて見た時。団魂世代と勘違いして「ダンコン」だと思った。最初に口にした相手が友人でセーフ? バカ受けしたことは言うまでもない。今でも、「ダンカイ」より「ダンコン」の方がカッコイイのではと思う。何んとなく、魂やパワーがありそうだ。
団塊世代とは、1947~49年生まれを指すそうだが、文化的にはもう少し広い期間だ。感覚的には1946~52年ぐらいが入る。さらに影響期間まで入れると1954年ぐらいまで入りそうだから、ほぼ、昭和20年代生まれということになる。
これは、天王星「カニ座世代」だ(1947年は既に影響圏)。しかし一方では、1946~48年は土星が獅子座に入っており、1948~50年の土星が乙女座の年とはタイプが別れる。Photo_2

昭和20年代全体としては「家庭観」に革命をもたらす世代だが、不幸の土星でみると、土星・獅子座の前半生まれは地味でステージや娯楽に不幸。芸能も、フォークのような暗さや使命がテーマになる。ところが、後の土星・乙女座になるとむしろ明るくなるが、仕事には問題が生ずる。
「神田川」の作詞は喜多条忠で1947年、作曲と歌の南こうせつは1949年。二つの感性が融合して団塊の象徴的な歌が生まれた。


胡錦涛

2006年10月10日 | 星の流れに

胡錦涛の総書記就任は2003年11月。「錦涛」は錦の波。生まれは射手座だが、世相的には名前も時期も、魚座時代の存在だ。魚座時代に「海」の目立つ例としては、報道ステイションのコメンテーターの加藤千洋。「千洋」は見たまんま「大海」だ。この他にもレポーターなど様々なところで「洋」を見かける。海に関する字としては「波」、「潮」、「島」などがあるが、「龍」はやはり海神らしい。ドラゴンズが「」回目の優勝をした。 


2006年7の章

2006年10月09日 | 星の流れに

発のミサイルで注目された国連憲章章。核実験でついに・・・第艦隊も
魚座時代の数は、海王星の「」。近年、何か事が起こると「7」がつきまとう。無難に過ごしたいなら、今は避けた方が良い数字だ。
7人では出かけない方が良い。7番のロッカーは避けた方が良い。7号には乗らない方が良い。ニュースを注目していると気づくだろう。  
なお、7とは一桁だけではなく、16(1+6=7)、115(1+1+5=7)のように数字を合計して一桁にした時の数を含む。 例:神奈川16区、亀井議員死去→補選

6者協議は逆に、7者協議にした方が良かったかもしれない。


名前を変えれば運が変わる?

2006年10月09日 | 占いばなし

「改名による開運」は漢字文化圏の人にはわかりやすい。
しかし、運命をまじめに考えると、名前より前に実体、宇宙を司る運命の実体があるはずで、個人の運など末節であり、大樹の一葉にもならない。
だとすれば、名前が運命を変えるのではなく、運命が名前を変えることになる。栗の木に勝手に桃は付けられないということだ。

運命に名前がしたがうなら、「運は変わったけど、ずっと同じ名前だぜ」と言う意見が出ることもある。もとよりそうなるべき名前の場合もあるが、実はたいていの場合、名前は変わっている。
よく考えてみれば、あだ名はもとより、店長、係長、課長、社長、大統領に至るまで、運命による呼称の変化ではないか。言うまでもないが、大統領と自称しても大統領になれるわけではない。

名前で占う姓名判断は、姓名という衣装でその人の本質を推理する方法で、衣装と本人が常に一致しているとは限らない。名前負けというのもある。

開運のため改名しても、運の実体が伴わない名前は結局は身に付かない。
じゃあ、名付けは意味がないかと言えば、そうでもない。
その子の運命とかけ離れた名前を付けようとしても、結局、色々な経緯で付けられなかったりするものだが、その子の運命の範囲内でのバリエーションは可能だ。

実際、同じ時に生まれた別人の名前が同じとは限らないが、占い的には不思議に一致している。
つまり、持って生まれた運を、枠の範囲内で改良する名前は可能なので、あらかじめ生来の運を推し量り、それを活かせる良い名前を付けるということは理にかなっている。
よく似た顔でも、微妙な違いで雲泥の差になることがある。顔立ちは変えられないが、顔つきは変えられるということだ。


名は体を表す ?

2006年10月08日 | 占いばなし

欧米人、ことにアメリカ人は固有名詞に無頓着だと昔、たしか板坂元が書いていた。
馬が一頭もいない騎兵隊がある・・・。
Cavalryの語源は馬が先か組織が先か解らないが、いずれにせよ、実体が変わっても旧来の呼称を変えようとはしない。

要は現実と実体が重要で、呼称は単なる記号。だから、終戦当時、アメリカ政府は、朝鮮と呼ぶなと強く抗議する韓国人の言うことが理解できなかった。
今日また、東海や独島にこだわる韓国主張は欧米人にとっては、理解不能の問題だろう。世界の関心が薄い問題は、声の大きい方が通るから怖いのだが・・・。

表意漢字で文化を培った東洋には「名は体を表す」という思い込みがある。
何かを新しくつくろうとする時は、まず名前をつける。子供の「命名」は文字どうり重大問題で、その意味も重要だ。

欧米人の名前は、大抵は聖書からで、同じような名前ばかりなのに、好きな女の子の名前をやたら「すばらしい」「美しい響きだ」と連発するのは、まず名前の主に惹かれ、その所有物の名前に惹かれているにすぎない。

だから逆に、初対面の女の子に「素晴らしい名前だ」と最上級のお世辞を言う。
つまり、あなたの実体はそれ以上に魅力的ですと言いたいわけだ。

近頃は日本名も音を重視するようになったが、それでも初めて名前を聞くと、「どんな字」「どんな意味」と聞き返す人が多い。
目の前の人間の実体より、名前の実体の方が気になるわけだ。

ハットリ君の「忍法00!」で術が使えるような錯覚が何ごとにもあって、やたら耳慣れない単語が増える。
その一方で、禁止用語も無制限に増える。呼び名にこだわる形式主義文化ならではの珍現象。
まめなことだ。


天王星と木星のドラマ

2006年10月07日 | 星の流れに

一つの時代7年間の舞台は天王星がつくるが、1年間の役者は木星だ。
たとえば今なら、魚座の天王星による「テロと宗教戦争」の舞台に、役者であるサソリ座の木星「朝鮮半島」が立っている。11月末には木星は射手座に移り、「スペイン語」「教育」の役者が登場する。

そのように、木星と天王星は世相に強く反映する。舞台と役者はどちらも重要で、現在起こっている事件がどちらの影響かは見極める必要がある。ちなみに、天王星/魚座の舞台は、2010年5月には牡羊座に替わるが、2009年には舞台が回り始めるだろう。
天王星は刺激的事件となるが、木星は何となく目立つ。

2005/10からの役者「朝鮮半島」は熱演をまもなく終えるが、ES細胞、ミサイル、竹島、核・・・と見事に演じきった。オマケは国連事務総長。
次に登場する役者、射手座はどんな演技を見せてくれるだろう。役どころは「遙かなるもの」だ。精神的な憧れに関するものだから・・・・乗物学問教育法律宇宙の話題で騒がしくなる。それとスポーツも。地域はラテン、スペイン,スペイン語圏(中南米)。
スケート連盟はすでに射手座兆候の始まりだ。射手座の表す大腿と魚座の表すつま先がスケートの命だ。スポーツ関連も始まったばかりだ。


口には出せない

2006年10月06日 | 星の流れに

世相史観><星の流れに>で話しているように、時代は星に染められている。毎日のニュースには、星の照らし出すサインがちりばめられている。今なら魚座の示す「」、「」、「」、「」、「早春」、「ペット」、「」、「境界」、「抜け道」、「インチキ」、「不正」・・・に関する事件や、実際にそういう名前の人物が渦中の人になっていたり、地名にも組織名にも現れる。

一日のニュースの中にいくつも現れることもある。具体的にどれがと聞かれれば答えはあるが、ほとんどのニュースは悲惨なもので、とても口には出せない。後世になって、人々の感情が冷めてからなら歴史的事件として語れるかも知れないが、今現在起こったことについては公言がはばかられるというものだ。

社会的な名前だけ言うと、「パロマ」は鳩で、ペットの分野にはいる。「岐阜」は東西の境界で魚座。この前の天王星が水瓶座時代には「雪印」「拓銀」などは水瓶の「北海道」」にピッタリ符合していた。
関心のある向きは、始めにあげた魚座のキーワードや<星の流れに>を参考にしてニュースを見ていてもらいたい。事件の関係者名、現場の名前、組織の名前など、昔(他の時代)にはこんなに出ていたかなと思うほど、その時点で出現する名前には偏りがある。

「そんなことが何の意味があるのか」と言われるだろうが、念頭にあれば役に立つ。
例えばこの時期、取引相手や近寄る人や場所に、魚座の意味する名前があれば、避けないまでも注意する必要はある。
もちろん自分がそうである人は、何かと変動に巻き込まれやすいので用心しなければならない。むしろ調子の良い時の方が危険だということも忘れずに。