HTTP (♪PPAP)
He is Hitler. He is Trump.
Umm.... HiTrump
He is Trump. He is Putin.
Umm.... TramPutin
He is HiTrump. He is TramPutin.
Umm.... HiTrumPutin put a pen (penitentiary)
HiTrumPutin put a pen
Hitler-Trump-Trump-Putin
HTTP
He ... TTP
by Tacotaro
トランプ大統領になったことで、株は乱高下。世界が混乱している。
株価の解説をしていた証券会社の担当者が、「トラップ政権」と言い間違えた。乱高下に関わっている本音が、思わず出たのだろうか。
かねてより、商売人トランプ大統領なら自国が有利になると期待していた中国と、プーチンのロシアは、笑いが止まらない状況だ。
しかし、中露が期待するほど上手くはいかない。
ロシアは疑り深く、用心深いところがあるが、単細胞の中国は短絡的に勝手に期待した上で、確認のための行動に出るだろう。日本は、巻き込まれないように徹底的に備えておく必要がある。
偉大なトラップ
トランプとは何者なのか。メディアも政治家も、全く理解していないようだ。
結論的に言えば、「教祖」だ。
「自動車人間」で言えば「ボディー」。それも特大でピカピカの、ボディーだけの車で、中身は何も無い。少し見劣りはするが、フィリピンのドゥテルテ大統領も大型ボディーだ。
ボディー人間は、他人にどう観られるかを意識し、外見だけで生きている。普通のボディー人間は他の要素も持ち合わせ、目的意識や主義主張も持っているものだが、中には徹底してボディーだけの人がいる。こういう人は、ボディーの性質が極端に出る。
ボディーの能力は、他人に自分をイメージづけることと自己防御、それと、トータル利益の勘だ。そして、他人の能力を活用するのが上手い。
くれぐれも注意したいのは、他人の能力を活かすのではなく、「自分のために」活用することが上手いということだ。
車のボディーはメカを助けるわけではなく、いいとこ取りするのがボディーの役目だ。だから、通常、政治家や教師など、先生家業に向いている。自分が何かを生み出すわけではなく、他人の業績を、さも自分のもののような顔をする。
ボディーは「象徴」だから、名前やマークを表す、車なら一目で分かるエンブレムだ。トランプが事業物件に、やたら自分の名前をつけるのは、それ自体が目的になっているからだ。
結果だけ、いいとこ取りするボディーは、目的のための手段やプロセスは関係ない。
目的のためなら、その場その場で、適当に最も効果的な言動に出る。状況次第で豹変する。
ボディー人間はとにかく人に好かれたい。尊敬されたい。このことは一方で、誰かを崇拝もする。時には人であったり、時には権威であったり、既存の「偉大なもの」に従順だ。
人気取りのボディーである、ドゥテルテやトランプの悪態は、それを喜ぶ人が確実に存在することを知っているからだ。自分の信念を表明しているわけではない。
民主主義のようにイメージが支配する政治では、ボディーの人間が人気する。(田中角栄もボディー)
ヒトラーとの違い
ボディーは自分自身が尊敬されるレジェンドになりたい。つまり「教祖」になりたい人だが、一方、よく似ているガソリンは「扇動家」だ。他人の評価を気にするボディーに対し、ガソリンはヒトラーのように自分の直感と直情で、人の心を突き動かす。
ヒトラーの人気は、発想に皆が感動したことにあるが、トランプやドゥテルテは、皆の思いを代弁している。
つまり、どちらも脈絡がなく、予測不能のことを言い出すが、ボディーは状況を見て発言し、ガソリンは状況を打ち壊す発言をする。
ガソリンの能力が「直感」なのに対し、ボディーは「勘」だ。「直感」は刺激に対する反応だが、「勘」は全体状況を把握した上での判断だ。ガソリンは損得ではなく情熱で動くが、ボディーは自分を守り、生き残るために動く。ボディーは常に状況を観察し、ギリギリの選択で生きている。
現代の巨頭達
天王星の回帰によって、時代は1930年代のニューリーダー出現の様相を帯びてきた。
ここで再確認すると、プーチンも習近平もエンジンだ。現金なエンジンは、ボディーの自尊心や用心深さに気づかない。エンジンはパワーこそが車の価値だと思っている。しかし、多くの人は外見で判断する。エンジンは、どんどん仕掛けて、表面上ボディーが引けば、上手くいったと思い込むが、実体は、思わぬ方向に動いていることが多い。
エンジンに対し、この逆の立場に当たるのがシャーシであり、オバマも安倍もシャーシだ。つまり、プーチンも習近平も、内心、押し一方のオバマを苦手としてきたが、実体はオバマの意図せぬ方向に動いて行った。
エンジンに押されるボディーの大統領の出現によって、今後の中露とアメリカの関係は逆転するわけだが、そうであれば、アメリカにとって、決して悪いことにはならない。
中露が思うように行っていると錯覚しているうちに、アメリカは実利を得るだろう。ドゥテルテもまた、抜け目なく中国をあしらうことになるだろう。
一方、ボディーのトランプは、シャーシの安倍を盛り立てるから、日本にとっても損にはならないはずだ。
いずれにしても、第二次大戦前夜の様相を帯びてきたことは確かだ。大量の情報と核の存在の中で、再び同じ事はできるはずがないのだが・・・