魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ワチャッ

2023年03月31日 | 日記・エッセイ・コラム

自転車で表通りに出たとたん、見覚えのある人が会釈をする。思わず、会釈を返して通り過ぎながら『誰だったかな?』と考えていると、後ろでスピーカーが「ご声援をいただきました!ありがとうございます!」と叫ぶ。
選挙応援に来ている前原誠司だった。ワチャッ


エンジン

2023年03月29日 | 自動車人間学

ウクライナ戦争は、まさに「プーチンの戦争」だが、実は意図せぬ戦争だ。
惨憺たる情況を生み出しているが、最も困惑しているのはプーチンだろう。
プーチンは自動車人間の「エンジン」だ。エンジンの典型例には菅直人元総理や文在寅がいる。
エンジンはマメ人間だ。内にこもらないから、陰険さがなく悪意はない。何でも行動で解決しようとするから、多くの人には有り難い。上司や異性からも好まれる。
理屈には行動で対抗する。あれこれ議論している間に、取りあえずの結果を出している。
イデオロギーや計画で動かず、パチンコ玉のように、行き当たりばったりで障害をクリアしながら進んでいく。

プーチンも菅直人も文在寅も、お手伝い参加からいつの間にかリーダーになっていた。看板の代表がいなくなって、ナンバー2から入れ替わる形だから、自分自身には主義や自己主張はない。肉体美カレンダーは芸能人感覚のサービス精神だ。
エンジンのリーダーでは他に、麻生太郎、森喜朗もそうだ。ちなみに鈴木宗男もエンジンだが、決して悪意はない。悪意の犯罪は少ない。狂気はある。
不言実行という点ではエンジンと一見よく似ているボディーの菅義偉だが、エンジンのように行き詰まりまで悪あがきせず、素早く撤退し好印象を残す。

エンジンには客観性がなく、とにかくガンバる。その結果、素早い撤退や失敗の後始末が出来ず、突撃を繰り返し、火ダルマになって自滅する。軍人にはエンジンが多く、オウム真理教の幹部達もほとんどエンジンだった。プーチンも他ならぬKGB志願だ。
また、「進む」ことしか知らないから、考え直したり方針転換が出来ず、強行突破しようとする。
ウクライナ戦争は、このエンジンが禍した。

逆効果
ボディーのバイデンがプーチンを引き留めるために、「戦争しようとしてるだろ!こんなに知ってるぞ!」と大声で繰り返したのは、ボディーの自分なら印象を重視するから、そんなに知られているなら、ちょっと作戦を考え直そうと思うからだ。
ボディーはどう見られるかで動くから、なるべく手の内を知られないようにする。
しかし、エンジンのプーチンは自分の「やる気」を重視するから、そんなに知られているなら、手を打たれる前にやってしまおうと、走り出す。
プーチンは、ギリギリまで圧力を掛けて、ゼレンスキー政権を潰すつもりだったが、騒がれたので「やっちまった」!

意図せぬ戦争だったのは、ロシア軍の不合理な作戦に現れている。ロ軍の兵士は戦争になるとは知らされてなかったし、国民に大義を周知していなかった。ただ、突入して大きな犠牲を出し、力任せに前進を繰り返す。日本の軍人が始めた太平洋戦争での「バンザイ突撃」そのものだ。
プーチンには収集策が無い。森、麻生、菅政権のバタバタ終末や鈴木宗男の収監ならまだ穏やかな話だが、プーチンは玉砕でしか終われない。
プーチンを止めるには、別の目標を与えるしかないが、もはや手遅れだ。もし説得できるとすれば、ハンドル人間だが、日本の岸田首相ハンドルではそんなことが出来る器でも立場でもなさそうだ。


メット臭

2023年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム

自転車ヘルメットが半強制(努力義務)になる。冬は暖かいし、夏は日よけになるから、被るつもりだが、大きなお世話だと思う。
自転車好きだから、これまで落車した経験は数知れないが、子供の頃、自転車の練習をしていた時におでこを打って以来、頭部は打ったことがない。比較的近年にも、落車してアゴや頬を打ったが、頭ではなかった。

しかし実際、頭を打つ人が多いから、ヘルメットは要るのだろう。だが、それでも大きなお世話だ。
国がヘルメットやシートベルトを義務化するのは、死傷者や病人が出れば医療費もかさみ労働力も減り、少子化問題に劣らない国家的損失だからだ。決して個人を思いやってのことではないが、共同体の一員として、それは理解できる。
国家財政の心配はやぶさかではないが、逆に、個人の自由を守るのも国家の使命だろう。
そうでなくても同調圧力の強い日本では、マスクのように、していない人間を白い目で見始める。努力義務も日本では直ちに強制だ。努力とごまかして、同調圧力を発動し、大方が被れば当たり前のように義務化する。マイナンバー、ETC・・・と、毎度毎度の卑怯者の施策だ。

法律でいきなり強制する前に、NOヘルメットの危険を周知した上で、ボトムアップの法制定だろう。どこかの政党がいきなり主導するこうした強制は、背後に業界の臭いがプンプンする。


デジっ子

2023年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム

近頃、耳うるさい「Z世代」とは何だろう。「Z」と言うからには「Y」もあるだろうと、検索すると、どうも、デジタル新世界に、初めて出合った1970年前後生まれを1世のX世代、その次の90年前後の2世がY世代、そしてミレニアム生まれの3世をZ世代と呼ぶらしい。
三代将軍家光が「自分は生まれた時から将軍だ」と言ったように、三代目はデジタル新世界の生え抜きの住人だ。三代暮らせば江戸っ子だから、「Z世代」は「デジっ子」だ。

何かと言えば「Z世代」と言う人には、新世界を「お任せします」の期待が込められている。「A toZ」の「Z」は、「もうこれ以上は無い」の意味で、旧世界との決別と、新世界の始めを告げる。ウクライナ侵攻のロシア軍が「Z」を掲げているのも、最後の戦い、必勝を意味しているのだろうか。別の意味で最後の戦いになるかも知れない。

旧世代が期待する「Z世代」は、ミレニアム世代だが、これは旧世代がバカにする「ゆとり」と重なる。「ゆとり」はダメだと、また詰め込み教育を始めたが、これは旧人類の蛮行だ。新世界には新世界の教育がある。
旧来の学校は、産業革命パラダイムに必要な画一人間を生産する工場であって、もうその時代は終わったのだ。
20世紀までの大量生産に必要な歯車人間ではなく、あらゆる情況に対応できる視点と発想を持った、生身で不揃いな個性を育てなければならない。知識や熟練は機械に任せ、その機械を使いこなせる、「必要に気づく」人間、好奇心を刺激する教育が求められる。

未来教育には記憶力や処理能力は無用だ。そんな能力で選別する受験や大学など、もう要らない。日本の大学が、世界ランキングで下位なのも、世界レベルの発想を育てる環境が無いからだが、世界の大学が新世界に対応しているとも思えない。
ミレニアムのデジタル新世界には、情報の空気に共感の陽が溢れ、AIの大地に未来が育つ。知識や技術はAIの土壌に過ぎず、何をどう作付けするかの判断を人間がする。
この未来を想像できない旧人類には、未来教育など理解できない。

「ゆとり教育」は未来教育ではないが、少なくとも新世界に必要な人間を殺さない。学力競争の詰め込み教育は、集約農業で「御田植え祭」を行うようなものだ。
画一教育でプログラミング教育をしても、果たして何の役に立つのだろう。プログラム思考は無駄ではないが、害になることもある。
プログラムの基本は整理とアイデアだが、未来に必要な、不合理から答えを導き出す飛躍的発想、洞察力が削がれる可能性もある。つまりAIに追いつけない。

デジタル時代の新教育
デジタル新世界で必要なことは、適度な協調性と共感力、生存意欲、好奇心、想像力、創造性など、あらゆる束縛からの解放であり、それは学校とは逆の、自然の中で身につく人間力だ。そういう意味で学校は、遊びの場としては今後も必要かも知れない。
産業革命パラダイムで必要とされた人間の能力を、全て、ロボットとAIが行うようになれば、知識を積み重ねて優秀な歯車になる教育はむしろ害になる。
個性と人間力の教育には、好奇心そのものから拡張していく「オンデマンド学習」が効果的だ。例えば、虫に興味があれば、生物、化学、数学が必要になり、その疑問を拡張することで多角的な能力が身についていく。学校に集めて同じ事をさせるのではなく、個々の子供の興味に従って学んでいく。専門分野でも、資格や職業ではなく、個人の能力を人工知能に吸収し、誰でも利用できるようにする。当然、金を得る為の職業などそれ以前に無くなっている。
既に、250年の産業革命パラダイムは終わった。過去に築いた風景と常識で、よかれと思って考えることは、ほとんど害にしかならないだろう。
大航海時代に世界が繋がり、産業革命時代に社会構造が変わった。これからの250年は人間の概念が変わる。


中国東海

2023年03月23日 | 星の流れに

2023年3月、今月は大変だ。7日土星が魚座に、23日冥王星が水瓶座に入り、25日には長らく双子座にいた火星がカニ座に入る。
と、言っても、特段の激変が起こるわけではない。
大周期の外惑星は鈍器のようなもので、月や太陽のように目に見える変化は起きない。
ただ、火星の影響はかなり解りやすい。過去半年の双子座の影響でアメリカがのたうち回り、その影響が世界中に現れた。ウクライナ、台湾、利上げ・・・と、世界中を振り回している。

火星は通常は2ヶ月ぐらいで通過するので、熱しやすく冷めやすいが、劇的ではある。
双子座から抜ければ、カニ座の中国に移るが、影響圏には10日ぐらいから入っているので、中国が動き出している。実は昨年10~11月にもこれと同じ影響圏に来ていたので、予兆はあった。胡錦濤の「途中退席」事件なども、この影響だろう。
惑星入宮の影響の吉凶は、他の惑星がどこにいるかによるので、カニ座の吉角魚座の土星と、牡牛座の天王星に加え、木星なども加勢するので、中国には都合良いだろう。

吉凶にかかわらず、惑星が去ると脱力状態になり、惑星の影響の後始末に追われることになる。
アメリカはこの半年の後始末に加え、魚座の土星でかなり辛い。一方、中国は当面順調だ。ただし、目には見えないが、過去十数年、山羊座にいた冥王星の影響が10年単位で中国を弱らせる。
天王星周期での再来、日独伊三国同盟の頃は、アジアの軍国主義大国日本も「♪見よ東海の空開けて・・・」と、元気いっぱいだった。


因果関係

2023年03月17日 | 星の流れに

前回の天王星・牡牛座の第二次大戦前夜、昭和12年に「もしも月給が上がったら」という歌と映画があった。戦時経済で、月給が上がりそうもない庶民に受けた。
今年の春闘では高水準の賃上げ満額回答が話題になっている。
聞こえは良いが、物価との競争に追いつきそうもない。しかも、中小企業には上げる余力が無い。
ウクライナ戦争や中国の不穏な動きで、日本も軍事費の増強を迫られた。成長力を失った日本経済に戦時経済を強いられ、泣き面に蜂だ。

「新生児」牡羊座の次の、牡牛座は「離乳食」の頃を表す。自分で食べること「収入」を司る星座だ。そこに天王星が来ると、賃金や収入源が世間の話題になり、国もどうやって食っていくかが問題になる。
また、自分が直接得る金は牡牛座だが、その真反対のサソリ座は相続など他人のお金だから銀行もサソリ座だ。サソリ座は今、180゜の牡牛座の天王星に振り回され、欧米の銀行がガタガタしている。
ちなみに、朝鮮半島もサソリ座で、南北とも相手に振り回されている。サソリ座は原子力を表すので、核戦争危機が浮上しているが、北朝鮮などは核しかない国だ。

天王星サソリ時代にABBAに代表されるディスコミュージックが流行り、韓国は急成長した。その天王星が半周し、牡牛座に来ると、ABBAの再結成が話題になり、韓国のBTSが人気している。BTSをよく聴いたことはないが、Kポップ全体にダンスと単調なリズムの繰り返しが耳につく。どちらも、メジャーから離れた意外な国のスターだ。サソリ座時代のディスコミュージックと牡牛座時代のKポップも表裏の関係にありそうだ。もちろん、相互のファンにとっては全く違うものだろうが。


外せない

2023年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム

個人の判断が出来ない日本人に、「マスクは個人の判断」と言っても、誰も外していない。
素顔解禁の日、昭和22年生まれの男の人が、「今日は、電車もマスクを外して乗ってきました」と、会う人会う人に話しまくっていた。昭和22年は八白で「信念」の人。あらゆる規則に逆らい、自分の考えを躊躇せず主張し、上からも下からも嫌われた団塊世代の先鋒だ。
コロナ情況でやむなく従っていたが、マスクが解禁になったら「誰に遠慮が要るものか」と外して出たが、誰も外していない!
普通はここでマスクをかけ直すが、何しろ「信念」の八白だから、ここでひるむわけに行かない。あえて、電車にも乗って貫き通した。
しかし、さすがに、気が引けたのか、改めて人に吹聴することで、自分の信念を再確認したかったようだ。

同じ昭和22年生まれの北野武の(と言っても、早生まれの九紫戌年だが)、「赤信号みんなで渡れば怖くない」の知恵を活かして、
「義理マスクみんなで外せば怖くない」と、マスクを外して歩こう会や、マスクを外して乗ろう会を募り、花見にでも出かけたらどうだろう。また、志ある人は「三人寄ればノン従の知恵」と、マスクを外して出かけよう。
そうして、多くの人がマスクを外している光景を見れば、自分では外せない人も気が楽になり外せるだろう。
まあ、今年の夏は暑そうだから、放って置いても外すだろうが。

 


興味世界

2023年03月15日 | 占いばなし

B型の夫が、着心地が良く見た目も気に入ったTシャツを、まとめて買っといてくれと、買い物に出かけるA型の妻と娘に頼んだ。
すると、二人そろって驚き、「そんな!洗濯してない同じ服だと思われるやん!」
夫は、意味がよく解らなかった。「そうやし、何枚も買うんやろ!?」
大谷翔平が食事を誘われたら、牛丼で良いと言って、驚ろいたという記事を見て、B型気質を思い出した。
長嶋茂雄があれだけ奇人変人視されたのもB型気質であり、ユニーク、変わっていると驚かれた有名人の多くがB型だ。

B型は集中力があり、超人的な結果を出す人が多い。しかし、社会的な気配りには欠けている。社会的気配りに見えることも、実際の周囲の空気を読んでのことではなく、世の中はこうあるべき、こんなものという、知識を実行しているに過ぎない。だから、相手が期待する空気には応える気がない。
周囲の人間は、その個人の成果を見て、完成した絵の中の肖像画のように、「さすが大谷!」と、ヒーローらしい態度を期待するが、全く「らしくない」。すると、それが高邁なポリシーによるものだと勝手に受け止めて、さらに感心する。
野球のようにチームワークを主体とするスポーツでは、人間関係の気配りは教育されているが、それを乗り越えて頭角を現すようなB型は、やはり、自分の興味にしか関心がなく、立場や体裁には無頓着だ。

同じ服を着たいと思った、B型のおとうさんも、自分の着心地と自分のイメージに納得したので、ファッションを見せる為のものとは思っていなかった。
スティーブ・ジョブズが何型かは知らないが、多分にB型的集中力タイプなのだろうと思う。自分の興味を貫き、人の為に服を着るという感覚が無かった。
バック・トゥ・ザ・ヒューチャーのドク(エメット)は、正にこのB型的人格で描かれているが、古今東西、天才と言われる人のイメージは、天才と何とやらは紙一重で、世間意識が毛頭ない。
実績が上がっているうちは尊重されるが、直接接する世間の多くの人は苦々しく思っている。したがって、メディアなどでは「さすが、さすが」と祭り上げるか、面白人間か変わり者として扱う。イチローなども隙あらば叩こうというメディアの意識が丸見えだった。

世間が祭り上げてヒーロー視したりするのとは裏腹に、自分の興味だけで生きているB型的天才達(天才は様々)にとっては、世間の人の接し方が、不可解で迷惑でしかないだろう。


生々流転

2023年03月14日 | 星の流れに

アメリカの大手銀行が相次いで破綻した。同時に、サウジとイランが「中国の仲介」により関係を正常化した。
これは双子座に半年も居座っている火星の影響だ。この半年、アメリカはカッカして焦りまくって来た。
銀行の破綻は、インフレ抑制に焦って急激な利上げを続けた結果であり、元気な銀行を、事故で死なせてしまった。
また、サウジとイランの関係正常化は、土星が魚座に来たことの影響であり、中国の漁夫の利とアメリカの信用の低下を招いた。

魚座は、カニ座中国にとっての理想や遙かな目標を意味する第九室であり、同時に、双子座アメリカにとっては職業や社会的名誉・評判を表す第十室に当たる。
そして土星は硬直、萎縮、過去、野心、時間などを表す。
土星が第九室に来た中国は、古代よりの理想に目覚め、あきらめと安らぎを得る。
一方、第十室の土星は、個人なら失業や職業上の重責を負うことになるが、国や組織なら、頼られる反面、信用を落とし避けられる。つまり、頼りにならないと思われる。

ただアメリカは、木星がまだ牡羊座にいるし、冥王星は水瓶座で、まもなく海王星も牡羊座に移るから、災いを福とすることもあるだろうし、中国もこれまでの海王星・魚座時代が終われば、夢に浮かれていることも出来なくなる。
星の動きは途切れることなく、生々流転、万事塞翁が馬と言うところだ


個人判断

2023年03月13日 | 日記・エッセイ・コラム

また、お為ごかし無責任政府のトンズラ施策だ。マイナンバーカードで明らかなように、何でもそうだが、個人の自由と言いながら個人に責任を負わせ、成り行きを見ながら、結果に合わせて「決めた」ことにする。後出しじゃんけん政治だ。
「マスクは個人の判断に任せる」
考えように拠れば、民意を活かすボトムアップ政治とも取れる。

しかし、だとすれば、日本には政治家は要らない。官僚が情況を見計らいながら民意を査定し、臣下の大臣が奏上し、天皇がお言葉を宣べれば良い。
何と美しい皇国ではないか
ややこしい選挙など一切ない。
つまり日本の実体は、民主主義の看板を掲げた、慈悲深い元首の収める皇国らしい。

仮にも民主主義の政治家であるならば、国民の負託を得て、権限を行使する責任がある。
個人の判断でマスクを付けるのは、風邪や花粉の時と同じで、当たり前のことだ。
これまでマスクを強いてきたのなら(これもなし崩しだったが)、「国として強制しません」と言うべきだ。全く同じ意味に聞こえるが、責任の主体が国民個人か政府かの、大きな違いがある。
国としての線引きをすることで、マスクはハッキリ個人の好みということになる。
「個人の判断」と言えば、マスクの機能、効果をコロナに直結させ、コロナに掛かりたくない人はすることになる。
当然、そこには、「コロナを感染させたら責任を取るんだろうな!」と言う、暗黙の恫喝を含んでいる。
それでも、マスクを外す人が増えれば、しれ~っと、花粉症の話に切り替えるのだろう。
毎度のことだ


脱俗の道

2023年03月12日 | 占いばなし

「胎児」の魚座が、「新生児」の牡羊座に変わる現象は、その真裏、180度の「学生」の乙女座が「裁判官」の天秤座に変わる現象に通ずる。
混沌の魚座の真逆は、分析学究の乙女座で、正義の牡羊座の真逆は、判決の天秤座だ。
こうした表裏現象は、一つの現象の裏に隠れているもう一つの側面でもある。

魚座時代の近年の混乱で叫ばれるのは、ファクトとエビデンスであり、これは真反対の乙女座の分析学究の世界だ。つまり、ある現象に対して真反対の基準で対応することが注目される。しかし、これが表裏現象であると知っていれば、もっと重要な着目点を探すことができるようになる。「混沌には分析」という次元だけが問題解決ではないということだ。
占いは森羅万象を俯瞰して考える。将棋盤上の勝敗だけが世界ではないことが大前提だから、時代の空気を醒めた目でとらえ、解決策や生き方を探る。
したがって、その視点と話法は、その時代の常識から乖離している。
滝に打たれて修行するのも、山に籠って霞を食べるのも方法だが、占いの観点を究めるのも脱俗の方法かもしれない。


魚座混乱

2023年03月12日 | 星の流れに

LGBT問題がこれほど世界の大問題になっているのは、海王星・魚座時代の現象で、木星の魚座通過がさらに盛り上げた。木星は元々、魚座の支配星だから、海王星とのWパワーが幕末以来の魚座時代を爆発させた。
世界中で「分断」という言葉が流行っているのも、魚座現象だ。
やたら「分断」と言いたがるが、世界は常に多様な情況が混在しており、何に目を向けるかによって景色は異なる。「分断」そのものは、今に始まったことではない。

魚座は、光と陰、実像と虚像など、「有って無い無くて有る」もので、精神も表わす。「気のせい」が「錯乱」を招く「混沌」の世界だ。
同性愛や逆差別、マスクや強制ワクチン(仮面&薬物=魚座)などの現象が世界を覆い、その反作用で、混沌を正そうとする「境界線」が意識される。
香港やウクライナは「混在と境界」の問題であり、幕末の「開国と攘夷」や、米国での「奴隷解放と南北対立」に重なる現象だ。
これを「分断」と言うなら、その原因は「混沌」であり、人心の「錯乱」こそが本質だ。

そして、その錯乱は情報過多から生まれる。人は概念に無かったことを知ると、思考停止し「一辺倒」や「レッテル貼り」が始まる。短絡理解で叫ぶ「分断」もレッテルだ。
新しい情報が混乱を引き起こす例は、幕末では黒船による国際化。南北戦争は活字情報による気づき。現在の、香港やウクライナはネットによる世界認識。また、LGBTやコロナも身体概念の認識崩壊がある。
どんな時代でも、情報が飽和状態になると、新しい哲学や宗教が生まれる。混乱する大衆に対し、「それは、こういうことだ」と整理してみせると、「正否にかかわらず」大衆は納得し、混乱が収まり、一つの時代が生まれる。

魚座は「胎児」を表すが、次の牡羊座は「新生児」を表し、母子混在から一つのまとまった姿として現れる。牡羊座の象徴「正義」は、一つの形として生まれた価値観でもある。
目に見えるセンセーショナルな時代は天王星の影響だが、人心のムードは海王星の影響が支配する。何が正しいかわからない不安な混沌の時代の次は、妙に爽やかで迷いのない空気に覆われるが、実は、これこそ分断が形となったもので、明治初期の廃仏毀釈や国家的高揚感であり、列強も帝国主義に拍車がかかった。
しかし、前回の混乱が、東西の相互誤解が原因だったのに対し、今回は新旧世代の世界理解のギャップだから、混乱の後には、過剰なまでの産業革命パラダイムの排斥が進むだろう。


心理負担

2023年03月09日 | 占いばなし


「H3失敗」で、星の配置が悪いと言ったが、星が故障を引き起こすのではない。
事件や事故は、みな人間が引き起こす。日航機の「逆噴射」事故で、このことに気づかされた。
今回の失敗も、先の補助エンジンに点火しなかった段階で、新しい仕組みや部品を取り入れたら、執拗な点検があるはずだが、果たしてどうだったのだろう。
専門家は、信頼性の高いH2Aと同じエンジンなのに、こんなことが起こるとは信じられないと言っていたが、当事者にもその過信があったのかもしれない。不具合は新しい信号送信システムで起こった。

星の配置が悪いと、先ず人の心が影響を受ける。焦り、驕り、過信、不注意は「細部の魔」を呼び寄せる。特に日本人のように、信仰心が強いうえ、集団の空気に流される風土では、全体がそうした精神状態に染まり、戦時の軍事作戦のように、少数の異論が考慮されなくなる。
異論が考慮されなかった福島原発は、千年に一度の天災で運が悪かったとも言えるが、自らの行動で結果を求める時は、用心してもし過ぎることはない。
ロケット開発の現場がどうだったかは知らないが、星の配置で考えれば、技術者が無能なのではない。何よりも集団を覆っていた心理負担の影響が大きいのではなかろうか。
♪ 風風吹くな シャボン玉とばそ

 


H3失敗

2023年03月07日 | 星の流れに

何でこんな日に打ち上げるかなあ
宇宙や天文の専門家には、占星術ほど腹立たしい話はないが、占星術で見れば最悪の日だ。
7日は土星が魚座に入るだけではなく、太陽、水星、海王星も魚座。そこに、月が乙女座で満月になる。
宇宙や航空産業は射手座だ。魚座と乙女座は射手座を両側から羽交い締めにする。
それだけではない。この半年、火星が双子座に居座り続けている。
射手座は180゜正面の火星に、わめき立てられてきて焦っていたのだろう。何も、こんなに急いで再打ち上げすることはなかった。
射手座の数は「3」だ。「三菱のH3」、その前には三菱ジェットが断念した。
三菱に何の関わりもないが、気の毒だ。日本国民は判官びいきで我慢強いから、きっと温かい目で、ますます応援するだろう。

占星術の話など、癇にさわることは重々承知しているが、密かに星の配置も考慮してみてはと思う。
なお、乙女座は新聞、医療。双子座はテレビ、ビジネス。魚座は夢と錯乱、流行病・・・なども表す。


外交?力

2023年03月02日 | 日記・エッセイ・コラム

岸田総理は外務大臣の経験を看板に、外交力を自慢するが、凡人には計り知れない洞察力があるのかも知れない。
岸田内閣の外務大臣が、国会を理由にインドでのG20を欠席した。驚くべき判断だ。凡人には理解できない。
今の国際情勢で最もキーとなるであろうインドの顔を潰し、副大臣を代わりに出席させるなど思案の及ばぬ技だ。インドの世論はカンカンに怒っている。

外務大臣は外交の場にいてナンボだ。国内の国会こそ副大臣でどうにかなるが、政治や外交は文字通り政(まつりごと)だ、役者がそろって芝居が成り立つ。「外交のプロ」の岸田政権は、外交は実務を仕切る事務方さえいれば良いと信じているのだろうか。国内裁判が国際法に優る国と同レベルなのだろうか。それとも、とてつもない深慮遠謀があるのだろうか。
どう思ったか、クワッドだけ参加するという。今度は、クワッド以外の国はどう思うだろう。アメリカに追随しながら、岸田総理はG7で唯一、未だにウクライナにも行けていない。
どんだけ~・・・と凡人は思うが
おそらく、これが「腹案」だと、素晴らしい答えを出すだろう。それとも強運の天然瓢箪から結果オーライの駒が飛び出すのかもしれない。
凡夫の及ばぬ所だ


ところで、ちなみにChatGPTに聞いてみた
Q:2023年3月、日本の外務大臣がG20を欠席しました。世界的評価はどうなりますか?

A:私は人工知能のChatGPTであり、現在の世界情勢や国際社会の評価は判断できません。ただし、一般的にG20は、主要な経済大国・新興国・地域連合体などが参加し、世界の経済や財政政策などに関する協議を行う場として注目を集めています。

そのため、日本の外務大臣がG20を欠席した場合、日本が国際社会との協調関係を重視していないとの見方がされる可能性があります。また、G20はグローバルな課題に対する共同の取り組みを促進する場でもありますので、欠席が国際社会に対して日本が貢献していないとの印象を与える可能性があります。

ただし、具体的な事情や理由によっては、欠席が国際社会から理解されることもあります。例えば、外交上の重要な問題がある場合や、健康上の理由などが挙げられます。そのため、評価は状況や理由によって異なると考えられます。