魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

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2010年07月11日 | 日記・エッセイ・コラム

No.960

昨日は、久しぶりに晴れたと思ったら、今日は土砂降りだ。
一週間、傘マークが並んでいる。

近頃は、天気予報をほぼ100%信用している。天気予報が外れる方が驚く。
「え、天気予報では晴れだって言ってたのに!」と、怒る人までいる。
子供の頃は、
「あ、降ってきた。天気予報の言った通りだ!」と、驚く大人の会話を、よく聞いた。

設備やデータ量が増えたこともあるが、パーセンテージ予報も、信頼性を高めているような気がする。断言ではなく、個々の裁量で聞くようになったことから、許容範囲が広がり、結果に納得できるようになったのだろう。

近頃は、金を出せば、ピンポイント予報まで解るようになったが、個人的には予報時計を信頼している。
気圧計がついた時計で、「晴れ」に向かう、「雨」に向かうと教えてくれる。かなりの的中率だ。

気圧計を観ていても良いのだが、狂いを調節するのが面倒で、相対的に表示してくれる方が解りやすい。
20年ほど前に買った、エンペックス社の時計は、気圧の推移のグラフを表示して、天気の傾向を絵表示してくれる。

街におじさんが立っている。曇りに向かうと、雲が現れ、降りそうになるとおじさんは傘を持ち雲に雨が降り出す。雨になると当然、差している。
晴れに向かうとおじさんは犬を散歩させ、晴れだと、さらに太陽が照っている。

おじさんがどうしているか、観るのが楽しみなのだが、古いので、電波時計ではない。また、月の満ち欠け表示はありがたいのだが、湿度計もついていない。

新しい電波時計で、この手の時計を探すのだが、液晶の絵柄表記に太陽と雲は出ても、おじさんや犬が出てこないので、つまらない。気圧変化のグラフも出ない。

電波時計で温度・湿度のついた物は多いが、気圧がついた物は少ない。
また、時計についている湿度計ほどアテにならない物はない。
大抵は誤差を+-10%にしているので、幾つか時計を並べると、20%以上の開きがある。結局、高低の目安程度にしか使えない。

装飾品の時計には興味ないが、日常生活を楽しくしてくれる実用時計は、もっと高機能の物があっても良いと思う。
デザインをまかせてもらえるなら、色々アイデアはあるのだが。

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