魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

木星・山羊座で

2008年01月31日 | 星の流れに

「税制」問題は、消費税の前にガソリン暫定税率ときた。
魚座時代だから当然、ガソリン問題が膨張している。先ずはこれからか・・・ナルホド。

カニ座の中国が振り回されるのも、やっぱり魚座の毒だ。
魚座の裏の乙女座の農業も絡んでいるから農薬だ。
「天洋食品」も、「洋」は魚座
もう一つ言えば、カニ座は「食」
「食」そのものも振り回されるのだから、偽装問題もあって、これから食品のあり方が大注目されるが、おそらくこれといった解決策はないだろう。

<整理>
天王星・7年
魚座------真偽、酒、薬品、ガソリン、広告、福祉、水産
↓(表裏一体)
乙女座-----農業、労働環境、医療、行政組織

木星・今年(冥王星15年)
カニ座-----中国、大衆、食品、住、家庭、先祖、母、幼児
↓(表裏一体)
山羊座-----インド、資産活用、数学、経営管理、政治、骨

つまり、木星の事柄を取り出すと、すべて天王星色に染まっている。

ところで、ハンドボールだが、
去年の射手座木星の結果として起こったことで、勝っても負けても・・・と言ったが、この現象が何なのかだれも言わないから、ちょっと触れる。

木星・山羊座、天王星・魚座は、サソリ座=韓国にとって「吉」
今回の件は、いわば韓国が日本を担ぎ出して再試合を引き出したものであり、もし日本が協賛せず、韓国だけ叫んでも、果たして再試合まであったか疑わしい。
各種スポーツのルール変更など、不正や不当に対して武士道の日本は常に何も言ってこなかった。
しかし、サッカー日韓大会の不正疑惑と言い、柔道審判と言い、「蛇の道は蛇」*の韓国ならではの雄叫びに、日本も一緒に叫ばされた。 *(アホ言うもんがアホ)
韓国としては、過去の実力上、必勝を確信していたから、もし、男女とも日本が勝つようなことがあったら・・・ ああ、ゾッとする

「不正を正す」そのことは当然のことだ。だから、今回の件はそれなりには良かったのだが、なぜ今頃、日本は突然、抗議したのだろう。
アメリカやヨーロッパが日本に慰安婦決議をしたのを、日本はどう受け止めただろうか。
突然の、ハンドボール・ブームに浮かれている人達を見ると、笑えてくる。


冥王星→山羊座

2008年01月26日 | 大転換

今日、ついに冥王星が山羊座に入った。
と言っても、特に変わることはない。すでに2~3年前から影響は始まっているから、条約が批准されたようなものだ。

冥王星は250年の大波だから、歴史的視点でなければ、理解できない。だから、むしろ、その大波の上での84年や30年など、小波の方が世相としてよく解る。

ともあれ、
冥王星→山羊座は「化石エネルギー時代の終焉」だ。
山羊座は帝国の終焉=時代の終焉を表す。
冥王星はエネルギー、再生産を表す。
ワットの蒸気機関から250年。化石エネルギーによる繁栄はハッキリと終わりが見えてきた。

エネルギー資源のない日本にとって、千載一遇の大チャンスなのに、今日の石油の心配ばかりして、何の手も打たれない。
エネルギー大国の横暴が見え始めた。またもロシアだ。
資源大国が、石油やガスを抱えていい気になっているうちに、
日本は新エネルギー世界に離脱することだ。

日本の政治には期待できない。
戦後を支えてきたのはアメリカの傀儡政権ではなく、日本の経済界と日本人の底力だ。
今、日本を救うのは、またも日本人自身の、創意と工夫しかない。
しかし、戦後、死線を越えて帰ってきた人達が打ち立てた日本経済のように、命がけで再興できる人材がいるか心配だ。

先日、静止衛星で太陽光発電をし、地球に電磁送電する案が話題になっていたが、これなど、相当昔から言われていたことで、遅かれ早かれ実現する。せざるを得ない。
しかし、この実現には政治的力が必要だから、残念ながら日本にはできない。できたら日本は世界のリーダーになる。

政治抜きに日本人ができること
個人や小規模団体用の、小型や携帯の発電機を作り販売することだ。
自動車会社が小型発電機を相当売っているが、石油燃料だ。
また、新型電池も結局、資源利用なので将来性がない。
なんと言っても、自然エネルギー利用に勝てる物はない。
モンゴルでは、移動民用に簡易風力発電機がバカ売れしている。
何しろ、棒を立ててロープで支えるだけでテレビが見られるのだから革命的だ。
モンゴルだけが特殊例ではない。要は発想の転換で、大規模発電に頼るのではなく、エネルギーの地産地消だ。
ソーラー発電で相当認知されてきているものの、太陽電池も、シリコンなど、既に資源の枯渇が言われている。これをカバーする新技術も現れるだろうが、ミニ水力発電や風力発電、もしかしたら、原点に帰って太陽光利用のミニ蒸気発電も可能かも知れない。

日本の産業界も自動車産業など止めて、エネルギー機器産業に転換すれば、莫大な利益を得られることになる。
大和は「日の本」の国じゃないですか。

冥王星→山羊座(2)


乱高下

2008年01月26日 | 星の流れに

山羊座の資産運用で大騒ぎと言ったら、いきなり乱高下だ。損した人がいれば儲けた人がいる。万馬券は当たる人が少ないから万馬券。

しかし、経済面から見れば笑っていられない。大恐慌の話題が飛び交い始めた。

大恐慌の遠雷
天王星の周期84年で考えると、1929(S4)年の世界大恐慌から84年は、2013年ということになるから、まだ、少し早い。
また、木星も双子座の巳年だったが、やはり2013も巳年だ。

木星と土星180゜
重要なのは、1929年の木星は、射手座の土星と180゜だったことだ。
アメリカの双子座に来た「膨張」木星と、「凝縮」の土星がぶつかったのだから当然、アメリカの株価が「パンク(大暴落)」した。
きっかけは自動車株の下落と、新聞の煽りだったが、どちらも双子座と射手座のものだ。

2013年は土星がサソリ座のうえ、九星は五黄だ。
(1929(S4)年の九星は八白で、次の八白は2010年になる)
1929年の大恐慌はアメリカ発だったが、もしアジア発と考えれば2010~11年は土星は天秤座で、牡羊座の木星と180゜になる。
世界大恐慌の例をそのまま当てはめれば、牡羊座から起こる。牡羊座はEUと見るべきだろうが、日本中国インド発の可能性もある。
現況から見ればどうも、このケースがありそうだ。
この場合は、中国の家庭の事情が原因になる。(台湾問題が連動か)

しかし、何とかここをやり過ごして、2013年に発動なら、やはりアメリカで、エネルギーか朝鮮半島になる。

この二つの関門(2010、2013)をクリアするのは困難だろう。
ちなみに前回、木星と土星が180゜になったのは・・・

1990年。言わずとしれた湾岸戦争&バブル崩壊。
1971年。大恐慌と木・土が逆だが、ニクソン・ドル・ショック
1950年。2010と同じ配置。朝鮮戦争、翌51年サンフランシスコ条約
(したがって、2010~11が、朝鮮半島の可能性もある)

どう見てもろくなことがない。
そのうえ、今、現在と大恐慌前夜、つまり昭和に入る頃は極めて似ている。生産過剰、異常気象、農業問題、etc.

日本にできることは山ほどあるが、今の政治状況から見れば真っ暗だ。


時代・世代 3

2008年01月21日 | 占いばなし

パソコンゲームの麻雀が現れた頃。ゲームで麻雀を覚えた人と麻雀をすることになった。
「いつもやっているから相当強いよ」と言うので、始めたものの、全く流れについて行けない。駆け引きや三味線が理解できない。結局、ゲームが成り立たなかった。
ゲームも囲碁や将棋ならトレーニングに役立つかも知れないが、人間力を必要とする麻雀には、実践が必要だ。

人間は動物だ。自然環境と種のつながりの中で生きている。観念だけでは生きていけない。嫌なヤツとの共存を学ぶことで、現実感と生命力を維持していく。

昔のように、地域共同体が子供を育て、若衆宿やそれに準ずる集団が人間関係の現実感をはぐくんだ時代なら、ネット情報は極めて有意義かも知れないが、ネット情報というサプリだけでは、社会は維持できない。

学校という学業だけの選抜システムから、役人や教師という、自己否定を必要としない環境に入っていく制度が、日本の膠着、老化、閉塞を生んだ。
そこに加えて、ゲームや、ネットという、人間臭のない環境が、世代としての現実感を始めからスポイルしてしまった。

冷暖房、ファーストフード、スナック菓子・・・
このまま行けば、どんなに言い繕ろおうと崩潰する。

東国原知事の「徴兵賛成」は、いかにも九州らしい意見だが、何も軍隊式スパルタの必要はない。軍隊は弊害の方が多かった。

まあ、
絶対に不可能だろうが
学校、受験、就職試験の廃止・・・というか、抜本改革だ。
学校に20年も費やして社会に出るのではなく、
小学校の後、1~3年ぐらい仕事に就き、それから人生の目的によって、何を勉強するか選択する。
この間、転職、転学を自由にできるようにする。
入学試験を廃止し、卒業認定を重視する。

学校を出て就職をすることが、恵まれた人生を約束するような制度をぶちこわす必要がある。
役人、天下りが最たるもので、明治の文明開化で形を変えたが、結局、儒教的タテ型社会の律令制度を、そのまま引きずっている。
にもかかわらず
その基礎となる、大家族制度は60年前に捨てているのだ。
日本の崩潰はこの大矛盾にある。
家族制度からの離脱か、回帰か、
聖徳太子並みの新国家が求められている

無理だろうなあ


時代・世代 2

2008年01月21日 | 占いばなし

同世代というものは、同窓生のようなものであり、同郷の仲間でもある。
「三つ違いの兄さんと~」と、浄瑠璃は語るが、男女の成長度、男の経済力から、おそらく、昔はそれぐらいの年齢差が、男女のちょうど良い組み合わせだったのだろう。
同世代のワクにも入り、抵抗なくつきあえる年齢でもある。

現代でも、同年代同士のカップルは話がわかりやすいはずだが、近頃は極端に年の離れたカップルも増えてきた。
これには実に多くの背景があるので、昔のように、経済力だけで説明は付かない。
しかし、占い的には、情無しの合と言われる関係であって、自然な引力によって惹かれる関係ではない。互いの思いこみや、知的理解の一致など、ある種、現実環境を超えた結びつきといえる。
国際結婚などもこれに入り、互いに解って無くても結構うまくやっていける。

同世代や同郷は、機微に至るまで説明の必要もなく解っており、そのことによって、かえって決定的な溝ができることがある。
しかし、機微に至るまでの知識のない、異郷や異世代の間では、説明するより、思いこみや寛容で納得してしまう。
人間というものは、もとより完全な理解はできない。だから、始めからあきらめがある関係はうまくいく。そういう点でも、恋愛結婚より見合い結婚の方がうまくいくということであり、実際その傾向がある。

同郷、同世代の恋愛であっても、長い夫婦生活を円満に過ごしている人は、相手に関心を持たないという国境を創り出している。
それが、退職で突然、同郷の人にであうと・・・どうなるか
同窓会が楽しいのは半日までだ。

世代が違えば外国人
ふつう、欧米人に、日本人と韓国人の区別は付かない。
「近頃の若いやつ」も「団塊」も、互いに全く認識できていない。
「近頃の若いやつ」と言っても、バブル偏差値世代から、貧乏、携帯世代まで、ほとんど逆といっても良いくらい感性が異なる。
同様に、「団塊」も、実は団塊非難の急先鋒まで、まとめて団塊にされていたりする。

団塊に噛みついているのは団塊ジュニアより上の世代であり、団塊の幻影の後遺症に悩まされている、ある意味、同じ穴の団塊だ。
だから、無関心な20代以下にとっては区別が付かないし、「団塊はけしからん」と、空気のように聞き流していれば、まとめて「団塊」にしてしまう。団塊を非難していると天からツバが落ちてくる。

ともあれ、
実際の老・若のボーダーは昭和三十年頃生まれ、「戦争の記憶」ではないかと思う。
昭和二十年代までは、戦後生まれといえども、戦争の空気の中で成長した。
最近、最も驚いたのは、
「硫黄島からの手紙」で、渡辺謙が硫黄島の玉砕を初めて知り、その驚きを伝えるために全国行脚したことだ。
40代になるまで、日本の戦争実態を知らなかった。ということに驚いた。もしかして、映画に縁がなければ一生知らなかったかも知れないのだ。
40代でもそうなのだから、都合の良い情報だけ見せられた10代、20代の日本人が、色々に信じこんでしまうのは当然のことなのかも知れない。

実体というものは、資料や弁舌で理解するものではない。
景色や臭い、言葉の切れ端の集積で、全体を把握していくものだ。
形のない空気を吸って、土地の人間、時代の人になる。

ネットという自由情報の幻想は、実は、情報と認識に重大なごまかしをうむ。
井戸端会議はあけすけな情報が飛び交うが、それは所詮、井戸端会議でしかない。熱気や喧噪からは何も生まれない。
しかも、井戸端会議なら、顔色や声音が情報の信憑性を補うが、無味無臭の文字や映像では、洞察力が退化する。


時代・世代

2008年01月21日 | 占いばなし

20代が子供から「おばさん」と呼ばれたらたいてい怒り出す。
中には、むしろ積極的に大人気分で「おじさんがやってあげよう」とか、自称する人もいるが、女の人はわざわざ「おねえさんです!」と言い直させる人もいる。時には40代でこれを強要する人もいるから、子供は固まる。

世代間の相互認識というのは想像以上にできないものだ。
原始生活をしている人達は、数の概念がほとんど無くて、3つ以上は「いっぱい」になったそうだ。
年齢差も似たようなもので、上下3歳離れるとほとんど理解できない。理解するより「年寄り」か「子供」にしてしまう。その方が簡単だからだ。あとは「いっぱい」だ。

70歳代の事件で、ネット上に「また団塊か!」と書いてあったので笑ってしまった。おそらく10代だろう。近頃、団塊が年寄りの代名詞になりつつあるようだ。
その団塊世代にしても、ほとんど若者間の世代差は分からないだろうから、やむを得ない。

しかし、同じ時代に生きていると、年齢差があっても同じものを見て知っているわけだから、お互いの視座が違うことが解らない。
こういうのを、世代間の同床異夢というのだろう。

「三丁目の夕日」は良い映画だと思うが、制作者の思い入れと価値観ギャップがおかしくて(微笑ましい)、笑ってしまった。
この映画の感想は長くなるのでまたの機会にして、
ビートルズの例で考えたい。

昭和30年代生まれの人は、ビートルズを自分たちの音楽だと思っている人が多い。
実際は20年代生まれの音楽だが、圧倒的な時代風靡によって息が長く、解散後の人達にとってもリアルタイムだったということだろう。
しかし、もっと注目すべきことは、
ビートルズのメンバーが戦中生まれということだ。

さらに、ビートルズに影響を与えた、プレスリーはその5歳くらい上で、日本で言えば疎開世代、存命なら73歳だ。
プレスリー、ビートルズ、団塊の間に、それぞれちょうど5~7歳の年齢差がある。
これは天王星の1星座7年に当たり、世代が約7年であることを示唆している。つまり、感覚や価値観が通じるのは、上3歳、下3歳位までだということだろう。

星座は順序に沿って、前の星座の影響が次の星座に現れてくる。
例えば、牡牛座で生活問題が起こると、次の双子座ではコミュニケーション問題が起こる(衣食足りて礼節を知る)

そのように、時代の生成、生産、消費は受け継がれ、世代というものも受け継がれていく。
世代の持つカラーは、かく、必然的な因果関係を持っている。


オヒツジ座の気配

2008年01月17日 | 星の流れに

いよいよ、天王星は魚座の終盤にさしかかってきた。
偽装問題が話題になっていることは、これを機に何らかの改善が行われるということで、決して悪いことではない。

表示のあり方というのは、「体と名」の関係だ。
この魚座時代を契機に変わるものは、一言で言えば、
「名は体を表す」という、信仰が崩れる

天王星がオヒツジ座に入れば、ブランド指向が消えてニューファッションが生まれるだろう。
魚座の今、その下地が生まれつつある。
名前が実体を表すと思うから、銘品と「される」ものを確かめもせず大枚をはたく。これは宗教に大金を貢ぐのと全く同じ心理だ。

偽ブランドが横行し、不信が生まれ、当の偽ブランド生産国の金持ちが、大枚はたいて本物のブランド品を買い漁り出した。
こういう情景を見ていると、ちょっと前まで、同じようにブランド品を漁っていたことが、恥ずかしくなってくるだろう。

オヒツジ座は天秤座の裏(180度)でもあるから、
美意識、ファッション意識が強くなる。美しさということが一から考えられるようになるだろう。「本物とは何か」「美とは何か」という、いろいろな説が出てくるだろう。

もちろん、何事においてもだ。
魚座期間中にはCM広告に関する改革も起こるから、「ウソを見抜く方法」とかいうウソも出たりするかも知れない。
有機農法とか、低燃費エコカーとか、健全を売るウソもバレルだろう。

だから、牡羊座時代になると、のれん、ブランド、評判・・・などの、既成の信用によって人は動かなくなる。
その代わり、
アジテーションや信念、個人的な魅力に先導されるようになる。
商品は画期的な驚きで買われ、斬新さや懐かしさなど、人間の潜在的な感性を刺激する物が売れる。冒険や新世界の薫りが世の中を導いていく。
新しい方法論が次々に誕生する。

まだ来ぬ、牡羊座時代を前もって反省すれば、
「新しければ良いわけじゃない」


とても大切なもの

2008年01月15日 | 日記・エッセイ・コラム

ナチスがユダヤ人を強制収容する時、個々の最小限の所持品の中から、家族の写真や形見を、不要な物として取り上げ、捨てたそうだ。

人にとって命の様に大切なものは、金でも宝石でもない。自分や家族の思い出だ。
人間性と想像力を失った人には、他人のボロ写真や、壊れた形見の時計などゴミでしかない。

思い出倉庫
地震、津波がせまっている。南海・東南海はカウントダウンが始まっている。様々な対策、訓練も行われている。
しかし、重要なことが忘れられている。
いざとなった時、迷わず家を飛び出して非難する心の環境作りだ。

銀行の通帳も印鑑も大切かも知れない。しかし、そんなものは一時的には不便になっても、後でどうにでもなる。
どうにもならないものは
写真や形見など、唯一無二の個人に関わる物。
他人には何の価値も無い物だ。しかし、これを失うと、災害のほとぼりが冷めてから、人生にポッカリ穴が開く。

津波が来れば、逃げるしかない地域の人達と、その自治体に申し上げたい。
日頃から安全な所に倉庫を用意して、住民の思い出の貴重品を預かっておいてはどうだろう。小さくて簡素でいい。泥棒には何の価値もないものだ。強いて言えば、プライバシーを守るために個々の鍵はつけた方が良いかもしれない。
地域住人の心が詰まった現代の「お社」だ。

この考えに賛同していただけたら、自治体や共同体に言って上げて下さい。

もし、自治体や共同体が何もしてくれなければ、
自分だけでも、日頃から大切な写真などは一カ所に集めて密閉し、庭に埋めておくことをお勧めします。
ただし、後で忘れないように石碑を建てておく方が良いかもしれませんw。
簡単なのは、離れた家族などが複製を持ち合うことでしょう。
遠くの友達同士で預かりあうのも良いかもしれません。


射手座が終わって

2008年01月14日 | 星の流れに

昨年の木星・射手座の期間中に起こったことによる反動や後始末が色々出てきている。
最たるものは、アメリカの対北朝鮮の当てはずれだが、その他スポーツ(射手座)関係の中でも一番面白いのは、ハンドボールだ。

アメリカは双子座で対角線上の射手座、つまり、「交渉相手」に振り回されたわけだが、双子座とは身体で言えば上肢=手腕。
ハンドボールは文字どうり双子座で、やはり相手に振り回されている。
国際ハンドボール連盟にしてみれば、アジア連盟に振り回されているし、日本と韓国の場合も互いに振り回されているということになるだろう。
この場合、一見、日本が得しているように見えるが、勝って負けてもろくな結果にならない。全関係者が、振り回されてマイッタ、マイッタ、ということになる。つまり、しこりが残る。

自転車
射手座そのものの影響と言えるのは、自転車教則が変わることだ。
自転車は大腿部=射手座だ。メールをしながらの走行禁止は分かるが、音楽を聴きながらの走行を禁止するのは行きすぎだと思う。もしそうなら、自動車のラジオも禁止すべきではないか。

そんなことより、自転車に関して「抜本的」に改めてもらいたいのは、左側通行だ。
自転車に「車道を走れ」というのはやむを得ないとしても、ヨロヨロ走る自転車が車道を走るのは車にとっても迷惑であり、自転車にとっては命がけだ。
せめて、自転車と車の運転手がアイコンタクトができるように、対向走行させるべきだ。
自転車が車道を走る「車両」だったのは半世紀以上も昔のことだ。
歩道を歩行者が独占するなら、車道上の準人間、二足歩行の自転車は右側通行にしてほしい

おねげえしますだ、お代官様

m(__)m m(__)m m(__)m m(__)m m(__)m


立派な・・・

2008年01月10日 | 星の流れに

松下が消え、Panasonicに統一されるそうだ。
1918年から90年目、1927年のNationalから81年目。
ほぼ、天王星の84年周期に合致する。
ピークの42年目あたりの1957年にはナショナル店会が始まった。

何事もピークには衰退が始まる。アメリカが冥王星250年周期のピークを20世紀末に迎えた話しは「大転換3」でも話したが、
天王星84年周期でみると今回は、企業としての松下、あるいは一つのテクノロジー・システムの、終わりと始まりだ。
天王星はもともと、発明の星だからテクノロジーが、発明を通して進化していくサイクルでもある。
例えば、1876年にベルの電話が発明され、天王星が一週すると、携帯電話の原型が生まれた。東西ホットラインが引かれたのもこの頃の1963年だ。

松下の変化は、木星・山羊座らしいイベントでもある。山羊座は一つの帝国、一つの時代の終焉を告げるからだ。
今年は、いろいろな帝国に革命が起きそうだ。

ところで、
山羊座は資産運用だが、今年は春から日本株は不調で一見理屈に合わないように見えるが、そうではない。商品相場がにぎわっている。新興世界は堅調だ。
前半大騒ぎ、後半崩壊・・・


お総菜

2008年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム

昔のドラマで、
大阪に来たサラリーマンが、うどんを食べたら味がない。「オジサン味が付いてないよ」と言うと、「あんさん東京の人やろ、舌が死んでんのや」
という下りがあった。

関西は、薄味だ。素材の味を引き出すためには味付けは引き立て役に徹するということだろう。関西人の味覚に対するデリカシーは、他の地域の人には説明が付かない。

ところが、ところがだ。
その関西のスーパーで売られている総菜はどうだ。
犬が靴の臭いで「ケーン」とないて失神する、消臭剤のCMがあったが、
それぐらいキツイ味付けだ。関西人がよく黙って買っているものだと不思議でしょうがない。食べていると、胸焼けがして頭が痛くなる。
スーパーだけでもない、デパ地下などの有名店の総菜も相対的に味が濃い。
吉兆の例にも見られるように、デパートに出すようなものは初めから客をバカにしているのかも知れないし、時間が経つことで味が染みこみすぎるのかも知れない。
大阪では、どんな場末の飲食店に入ってもハズレということがないのに、総菜となるとなぜだろう。
穿って考えると、調理人が疲れていると味は濃くなる。このことからも、総菜品がエネルギーを必要とする若者や労働者を対象にして作られていたからかも知れない。それとも、濃いめにすれば保存性が良くなるのだろうか。

薄味でたのむ
グルメとかの話しには興味がない。これは生活文化の話しだ。
社会の変化に伴い、総菜品は一般家庭でも欠かせなくなっている。
今時、魚をおろしたりできるお母さんがどれほどいるだろう。
にもかかわらず、総菜が地域性や家庭の味とかけ離れているのは文化破壊だ。TV語のように、家庭に異文化が持ち込まれていく。
コンビニの総菜や弁当を食べている若者は、おそらく、味に違和感を持たないのではなかろうか。若者だけではない、地域や社会全般がそうなっているのかも知れない。一方で、うるさいグルメ話にはうんざりする。

この現象と、賞味期限の騒ぎは根が同じだ。頭はグルメでも舌は味蒙で、しかもそのことに気が付かない。

ただ、この地域文化無視の味付けにも、面白いことに地域性がある。
同じ系列のスーパーでも、店や地域によって味付けが違うのだ。
外食チェーンでも店によってデキ(味)が違うが、スーパーの総菜担当者にも地域性が出るようだ。
もちろん、「スーパー総菜」の濃い味規格から外れるものではないが。

関西でも京都のスーパー総菜はメチャクチャ甘い。おそらく昔、砂糖が高級品だった頃、都には、砂糖を多用した伝統があるのだろう。今日でも、京都ではトマトやスイカに砂糖を掛けて食べる人がいる。
滋賀県では一段と塩分が強くなる。さらに、巻きずしなど、完全に押しつぶしている。サバ寿司の京都でも巻きずしを押しつぶすことはないから、東海の味や三重のさんま鮨などの影響が出ているのだろう。

会社による規格があるのかも知れないが、いずれにせよ、もう少し基本を薄味にすれば、総菜担当者の地域性も、程良く活かされるような気がする。

作り置きの総菜の味が濃くなるものなら、初めから薄めにしてもらえないものだろうか。
薄味に加味することはできても、濃い味を薄くするのは難しい。


来てます

2008年01月04日 | 星の流れに

インド株が最高値を更新したそうだ。
フォードはジャガーをインドのタタ自動車に売却するそうだ。

山羊座=インドに木星・冥王星が来て、インドが大興奮を始めた。
中国はインドとの関係に振り回されることになるだろう。

ブット元首相の暗殺など、パキスタンも明らかにインドの一部だ。ブット元首相は、6月21日で一応、双子座だが、海老名騎手の件でも言ったように、ギリギリの生まれは次の星座、カニ座と見た方がいい。また、生時によっては完全にカニ座になる。
冥王星も山羊座に来ているので、インド、パキスタンの核保有国が興奮すれば恐ろしいことだ。冥王星はサソリ座の支配星でエネルギー、つまり、核も表す。

冗談でも脅しでもない
一方で、冥王星は山羊座において、パラダイムの終焉をもたらす。
前回の冥王星の山羊在いらい250年、人類は化石エネルギーに依存して来た。
今回の石油鉱業連盟の発表では、石油の残り使用可能年数は11年縮まって68年となったそうだ。これは未発見の埋蔵分も加算してのことだ。
もう、ぼやいたり世間話の段階ではない。現実に「豊かな」現代社会の終焉が迫っている。

太陽光、風力、波、海洋・・・何でも良いから、自然と調和したエネルギーに即刻切り替えないと人類に未来はない。
山羊座の冥王星は、250年前の、ワットの蒸気機関のような偉大な発明を生み、きっと人類に活路を開くに違いない。
そう祈りたいし、それしかない。


戊子

2008年01月03日 | 占いばなし

新暦の新年が来たが、「年の初め」で話したように、節分まではまだ去年の丁亥・二黒の年。立春から今年になる。

60干支は陽と陰で、納音(ナッチン)という対になっている。
例えば、2007年の丁亥は陰で、2006年の丙戌の陽と対になり、60干支30分類の納音の一つ「屋上土」となる。2008年の戊子は2009年の己丑と対で「霹靂火」。

納音は中国音楽の音階に起因するが、おそらく初めに「30ありき」だろう。
占い的には、土星の公転30年や、月の28日周期などが考えられるが、ウソの38(サンパチ)でも言ったように、適当な話しには「3」とか「30」とか出るのが、白髪三千丈のアバウト中国だ。*
実用的にはむしろ、火星接近の周期に近い2年という単位の方が意味がありそうだ。
世の中の最小単位1年を、2年の幅を持って考えるのは現実的だろう。一年の仕事は、準備や始末を含めれば2年ぐらい掛かるからだ。
それをアバウトに言えば「石の上にも3年」ということになる。

四柱推命などの干支術を、さらにアバウトに適用すれば、
この納音のいずれかが良い年になれば、一方は悪い年になる。
かなりアバウトな判断だが、要は、何事も波があるので一喜一憂するなということだろう。

ところで、
初詣で、「今年こそ良い年になりますように」と祈る人が多い。
こういう人は、来年もそう祈ることになるだろう。欲張りな上に何事も否定的な見方をするからだ。
「今年も良い年になりますように」と祈る人は、来年もそう祈るだろう。足るを知り、何事も肯定的な見方をする人だからだ。

*30年は360ヶ月で一年の日数に相当し、中国的合理化には「嬉しい」一致もある