魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

子供大人

2014年07月30日 | 日記・エッセイ・コラム

「三つ子の魂百まで」は、年をとるほど実感することの一つだ。
色々な人を見てきた過程で、解ってはいたが、実際に、昔から知っている周囲の人が年をとっていくと、本当に、気立てというか根性というか、子供の頃からの質(たち)は全く変わらない。

子供の頃、パチンコで猫を撃った友人に驚いたが、高齢者と言われる年になって、「レンタルDVDを全部コピーしてやった」とうれしそうに話す。残しておきたいからコピーしたのではなく、単に違法行為の能力を得意になっている。パチンコの能力をわざわざ猫に試した時のままなのだ。
ちなみに、この人、名のある法学部の出身だ。

おばさんの近所づきあいやもめ事も、小学校の頃によく見た光景のままだ。
こういう年寄りを見ていると、昔の童謡が聞こえてくる。

「♪赤い帽子白い帽子 仲良しさん いつも通るよ 女の子 ランドセル しょって お手々を ふって いつも通るよ 仲良しさん」

もし実在の子供なら80代だろう。そして、生きていればきっと、自分の姿形を忘れて、同じように、ワイワイ言っているに違いない。
周りはそんな人ばかりだし、自分も16の時との違いが分からない。鏡を見れば確かに別人なのだが。


儚いもの

2014年07月29日 | 日記・エッセイ・コラム

佐世保の事件は、今度は猟奇殺人に話しが進展しているようだ。
警察発表の真偽は今の段階で何とも言えないが、子供の殺人事件のあい続く佐世保では、精一杯命の教育をしてきたのにと嘆いている。

この事件について、もう触れる気は無かったのだが、佐世保の教育関係者がショックを受けている話を聞いて、この件でもまた、「やれやれ」と思った。
教育関係者が本当に真剣で、まじめに取り組んでいることはひしひしと伝わってくる。と同時に、教育者の限界を見るようで気の毒になってくる。

教育に携わろうとする人は、基本、真っ直ぐな人だ。
「がんばれ」と言えば、人は頑張ると信じている。それと同じ性質の人は、確かに、頑張る優等生になるだろう。
しかし、必ず、それに背を向ける生徒がいる。結果的に、それは劣等生になることが多い。

中には、素直に聴きはしないが、要領で適当に成績を挙げる人もいるが、まれか、あるいは、遙かに先生の上の次元を行く人だろう。

佐世保の「命」の教育の様子が映っていたが、あまりにも「ベタ」で驚いた。
「命は大切、命は大切」一辺倒の連呼状態で、「命って本当に大切か?」「命は何で大切?」「命より大切なものって何?」のような、素朴な疑問に答える様が垣間見られない。
「命って何?」という、素朴な疑問を持つことすら、頭から封じ込めている様にうかがえる。

これだけ、あえてタブーを創り出せば、ちょっとヒネた子なら、むしろ、疑問の方が大きくなる。
原始時代のように、集団の中しか情報源が無い時代や、何々サティアンの中のような世界なら、洗脳は有効かも知れないが、無限に情報源のある時代に、連呼は逆効果だろう。

そんなに大切な命ってどんなものだろうと、好奇心が歪められていくことも無いとは言えない。

大切なものとは何か
子供の頃、「人の命は地球より重い」と聞かされた瞬間、じゃあ何故、戦争で膨大な命が簡単に失われたのかと、言葉そのものを空虚に思った。

子供は素直だから、立前だけの言葉など、受け入れない。
「王様は裸だ」と言う子供に嘘はつけない。
子供に言うべきことは、「裸も素晴らしいだろ」と、ありのままを肯定することだが、裸はみっともないと信じている大人には、それを言う発想すら無い。

「命は大切」と吹き込むことより、命がいかに「儚いもの」かを理解させれば、自然に、如何に大切にしなければならないかを理解する。
頭から死を遠ざけ、悪を遠ざければ、子供の疑問は満足できない。

佐世保の少女は、母の死が理解できなかったのかも知れない・・・これもまた、ふとそう思った。


忍びない

2014年07月28日 | 日記・エッセイ・コラム

佐世保で少女の殺人があり、報道はトラブルを前提に報じられている。
事件の経緯は良く解らないし、悲惨すぎて、あまり知りたいとも思わないが、何事であれ、単純に善悪の構図で考えては、本質が解らなくなるだろう。

報道だけの責任ではなく、世間一般通念として、残虐行為や犯罪を、頭から悪意と決めてかかることで、本質を見失い、後の事件の誘発を見逃すことになる。
良いか悪いか、悪い奴は死刑だ。世論というものは、驚くほど単細胞に走る。

哀しい心
愛憎という理性の無い情緒は、度が過ぎると、愛も憎も同じものになる。
幼児が、アリの巣を壊したり、昆虫をちぎったりするのは、好奇心を愛憎でしか捉えられないからだ。

相手に対する興味は、自分の中に発生するから、相手を同化したくなる。しかし、それはどこまで行っても別の存在であり、それが「もどかしい」。
自分のものにしたい愛着故に、外部に存在していることが我慢できない。

大人であっても、愛しすぎると、(と言っても、これは本当の愛ではなく、エゴの愛着だが)相手をどうにかしたくなる。単純には性行動になるが、それでも、何かもの足らない。

そして、挙げ句の果ては破壊したくなる。これが嫉妬心だが、幼児期なら、興味を持った転校生をいじめたりするのもその一つだ。
「女房の妬くほど亭主もてもせず」と言うほどに、嫉妬心は、相対的に女性の方が強い。
この理由は、女性の方が情緒的だからかも知れないし、「取り込み」願望が強いからかも知れない。悪女の深情けではないが、相手を困らせたり誹謗したりする。

佐世保の事件は未だ良く解らないし、これとは関係ないかも知れない。
ただ、逮捕された少女が独り暮らししていたこと、二人が遊んで帰ってきたばかりであったこと、日頃から仲が良かったこと。切断していたこと・・・そうした情報から、ふと、そんなことを思った。

あらゆる犯罪は、悲劇だ。


導かれて

2014年07月27日 | 日記・エッセイ・コラム

26日、火星がサソリ座に入ったが、火星はサソリ座の支配星だから、天秤座の時のような凶星にはならない。期間も二ヶ月弱だ。短期だが、サソリ座には吉作用もある。
サソリ座と相性の良いカニ座にも、気分の良いことが起こる。

サソリ座の韓国には舛添都知事が訪問し、北朝鮮はミサイルを発射。カニ座の中国は大軍事演習をしている。
一方で、獅子座や牡牛座には凶星となり、強引な相手や家庭の事情でトラブルに見舞われる。

しかし、こうした目先の変化は、根本的には現在の時代状況の一コマだ。全ては、大転換の必然的プロセスとして、紆余曲折をたどりながら、世界の仕組みは変わって行く。
愚老張る2」、「牡羊座2010~2018

大航海時代や、産業革命パラダイムを経て、変わるものとは何か。何がこの500年を動かしていたのか、渦中にいる我々には、当たり前すぎておそらく認識できないものだろう。

科学、資源、民族、宗教、国家・・・それが一体になった大奔流の到達点が、静かな海なのか、新たな奔流に激突するのか、そんなことは誰にも解らない。
とにかく、人類500年の旅が、いま終わろうとしている。

一つだけ確かなことは、この500年で、世界的なDNA攪拌が起こったということだ。
侵略、奴隷売買、難民・・・悲劇は、混血をもたらした。
つまり、何はともあれ人類は、見えざる手の思いのままに、導かれているという事なのだろう。


呼び方か

2014年07月24日 | 日記・エッセイ・コラム

75歳以上を指す「後期高齢者」の名称を「熟年高齢者」に変更しようとしているらしい。
「熟年」が当たったから、これにすり替えようと言うことらしいが、本気で「良かれ」の発想をしていない、ごまかしの魂胆が見え見えだ。

制度として別けなければならないことは、誰でも理解するだろうが、国の都合だけが優先しているから、呼称に違和感がある。そこを理解せず、名前が悪かったからだと思っているから、またも胡散臭い名前しか出てこない。

本気で、為になる制度なら、堂々と、ありのままの名称にすれば良いのだ。(「後期」は、立案者が考えた、正直な差別概念だったのだろう)

「こうき」が悪いのではない、終わり「後期」の概念が悪いのだから、敬意を持ってつければ、自然に「高期」になるだろうし、ちょっと体裁を考えれば、「高貴」でも、「孝期」でも良いはずだ。

わざわざ、何とか聞こえの良い、お為ごかしの名前に変えようとすること自体、やはりどうにも信用できない。

悪いことは言わない、こういう難しい名前は、コピーライターなど、専門家に依頼することをお勧めしたい。

P.S.
「コピーラーター」になっていたので訂正 (^^;ゞ


星野仕事

2014年07月23日 | 星の流れに

二日前の「星座模様」で書いたばかりのことが、たちまち連発している。

カニ座の身から出た錆は、中国食肉業者と、大手飲食チェーンの責任問題=後始末の請求書だ。
未だに中国業者任せで、直接輸入していたとは !!!

サソリ座の方では、放漫無自覚の韓国は、相変わらずの社会システム崩壊で、電車衝突や警察の失態?癒着?・・・
もう、グチャグチャだ。
日本は成長率1.2%に引き下げ。黒田総裁も銀行もサソリ

原発もサソリだが、凍土化がうまくいかなくて、装置を追加するとのこと、一端始めた試行を止められないのが日本。

確かに何時かはできるだろうが、どだい、発想法が間違っている。そして、誰も間違いを自覚できないから、権力のある者ほど改められない。
目的意識

わずか2日の間に、次々と星の仕事が現れている。
まだまだ、これからだ。


罵り合戦

2014年07月22日 | 日記・エッセイ・コラム

川内原発を動かす動かさないと、また、一騒ぎだが、世間の騒ぎは相変わらず理解できない。
何事もそうだが、騒ぎの核心が、今どうするかだけでもめる。
現在の決断、現在の行為が未来に繋がるものである以上、未来と同時に語るべきだ。
未来に目標を据えなければ、だれも貯金などしない。

生まれてから昨日まで、うまいうまいと食べていたコメに、発がん性物質が発見されたからと言って、今日、食べることを止めることに意味があるだろうか。しかも今、倉庫にはそのコメが山積みにされている。

こちらの足下を見て、何倍もの値段で売りに来た、ピザ屋のピザだけで生きていくつもりだろうか。そのピザに別の発がん性物質が含まれない保証があるのだろうか。

今できないことを、今しろと騒ぐのは、未来の概念を理解できない幼児だ。明日は2倍あげるからと言っても、「そんなら、もういらない」と言い出す。
原発を本気で止めようと思うなら、原発の無い未来を目指すこと、それこそが現実目標、今することだろう。

「止めろ」「動かす」と主張する両者とも、未来が今と同じと思っている。とにかく動かそうとする側も、今さえ強行突破すれば、あとはずっと同じように動かせると信じている。
許さないと主張する側も、今許したら、そのままになると信じている。

今、原発無しは不可能だ。現に止まっているのは事実だが代償が大きすぎる。
本気で止めたいなら、取りあえず今は妥協し、重要な取引として、極力短い停止期限を稼働条件として出すべきだ。

この議論を仕掛けることにより、どちらが無理をしようとしているのか明白になる。
今のままでは、ただの罵り合戦にしかならない。


星座模様

2014年07月21日 | 星の流れに

今月は惑星の動きが目まぐるしい。世界情勢も激動している。一方で、入れ替わりの動きの中で、これまでの後始末をしなければならなくなる星座も出てくる。

カニ座の木星、天秤座の火星で振り回されてきた活動宮は、良いと思ったことは悪くなり、悪いことは消えていく。
良いつもりで騒いだカニ座には請求書が届き、鼻息の荒かった天秤座には、あきらめムードが漂う。

「相手」のカニ座の木星でヤギ座は、ホトホト疲れ、もうどうでも良くなる。天秤座から攻撃的な火星が去った牡羊座も、ホットして気が抜ける。

活動宮
自分が原因のカニ座。中国、大阪、飲食、住宅、生活関連。
人では小保方、橋下、脱法ハーブ横山県議、ヤジハラ塩村都議・・・

頭にきた天秤座。日本、京都、サービスやファッション業、国際外交。プーチン、石原、(ほぼ天秤座の)麻生、安倍・・・

相手に苦労した牡羊座。EU(英独仏)、建設、鉄鋼、軍隊、ザックジャパン、

過剰反応したヤギ座。インド、イスラエル、税、政界、経営者、人は、金正恩、小泉細川コンビ(この二人、互いに相手となり、若い政治家=木星を相手に興奮)

この一年、活動宮は「ほんまに、お疲れさんどした」

定着宮
入れ替わって、舞台に上がって来たのが定着宮。
サソリ座に土星が来ているにもかかわらず、これまで、カニ座の木星で、何とか表面上、平静を維持してきていたサソリ座や、水瓶座、牡牛座は、急転直下、突然の嵐に見舞われる。
活動宮も脱力状態だから、定着宮を助けられない。

サソリ座は無自覚が問題。朝鮮半島、滋賀奈良熊本か?、風俗、銀行、警察、葬祭、再生細胞。ネズミ、毒虫

水瓶座は過剰反応で混乱。ロシア、北海道、組織、祭礼、飛行機、爆発、牛、ウナギ、卵

これから、これに関する人はアブナイ、アブナイ

90゜180゜の不幸仲間
相性が悪い関係は不幸が同時に来る関係
悪相性に惹かれる


事件続発

2014年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は朝から大事件だ。
先日、「動く動く」で言ったように、何が起きても不思議ではない時だが、災いを上手く福に転じられないものかと気がもめる。

ウクライナでマレーシア旅客機が撃墜された。
星が動き始めた途端、定着宮は次々と問題が発生した。
ロシアで地下鉄事故。韓国でヘリコプター墜落。これは前座だ。その直後に起こった、この撃墜事件は単独の事故とはワケが違う。911ほどではないが、世界を動かすだろう。

水瓶座のロシアにとって、獅子座は「相手」を意味する。木星は膨張、相手が膨張するとは、客が増えることだから、苦情を言いに来る人も増えれば、結婚相手ができる事でもある。
結婚相手はウクライナの親ロシア過激派であり、客は獅子座のオバマ大統領だ。しかも、両者とも、サソリ座の火星で興奮状態だ。オバマは前日、新制裁を加えたばかりだ。

水瓶座にとってサソリ座は、10室の「評判」であり、獅子座にとっては、4室の「家庭」の事情だ。
支持率最低のオバマ大統領は、中間選挙を控えて一歩も譲るわけにはいかないし、家庭の事情=ナショナリズムの親ロシア過激派は興奮が止まらない。
これらの「相手」の事情が、ロシアの評判をさらに傷つける。

歴史は、対応の仕方次第で、なぜそうなったのか解らないような結果を導くことがある。サラエボ事件の第一次大戦がその最たるもので、盧溝橋も911も、賽が投げられると、どんな目が出るか解らない例だ。

今の状況は、アメリカもEUも、中国も、自分の利害だけで動いている。この事件でさらにエスカレートすれば、ロシアも意地になり、ゴメンとは言えなくなる。

しかし、ウクライナ情勢を落ち着かせるつもりなら、これは千載一遇のチャンスにもできるはずだ。
ロシアにすれば、クリミアさえ押さえれば、あとはどうでも良く、プーチンは親ロシア過激派の処理に困っていたところだろう。だから、過激派を大人しくさせるにはもってこいの口実ができたハズだ。

ところが、アメリカを始めとする知恵の無い各国が、自分の思惑で口を入れ始めると、それに屈したことにはできないから、各国のせめぎ合いの末に、思わぬ方向に展開する可能性がある。これが最も懸念されるところだ。

少なくとも米欧は、むしろ、ロシアが応じ安い幕引きを用意してやるべきだ。
過激派のロシアへの亡命。そして、被害者への何らかの金銭的解決など、クリミアには触れずに、あたかもロシアが親ロシア過激派を押さえ込んだような演出をすることだが、歴史を観ると、いつの時代も、驚くほど馬鹿な行動をとるものだ。

それにしても、マレーシアはドツボにはまっている。
一体、何座になるのだろう。推定ではヤギ座なのだが。


記念の年

2014年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム

毎年、色んな記念の年が巡ってくる。
一昨年は、日中国交40周年で、来年は、日韓国交50周年だが、占いの周期律的には、40年や50年に意味は無い。
むしろ、60年や84年、その真ん中の30年や42年の方が意味がある。

今年は、1972年のニクソン訪中から42年目に当たる。
占い的には、天王星が一つの答えを出し、変化を始めるターニング・ポイントとなる。

当時は米中ソが、互いに牽制しあう中で、米中がソ連に対するカードとして互いを利用した米中接近だった。
その後、米中は互いの利害が一致し、交易は増大し、ついにソ連を破滅させるに至ったが、実はこの時点で、米中の共通利害は失われていた。

それでもアメリカは、工場としての中国の利用価値と、民主主義化を夢見て、中国と無防備に付き合ってきた。
しかし、その間中国は、むしろ古代帝国の「夢」を拡大させ、アメリカが気づいた時には、凶暴なパンダに成長していた。
(もとより、可愛いパンダは中国のものではない)

今年はそのピークに達した年であり、これからまた、42年かけて、違う荒野に帰っていくことになる。
もちろん、日中間も同様に、今年が42年目になる。

日米が中台に対して方針を変えたことの結果が現れたのが今年なら、現状は捨てられないとしても、違った道を模索しなければならない時が来ていることは確かだ。
二つの中国の存在を、もう一度考え直してみる時だろう。

どういうプロセスを経るにせよ、軍事独裁政権を解体するのが、世界の目標となるべきだ。
中華人民共和国は現代に生き残った帝国主義の化石、チャイナカンスか、はたまた、中華ゾンビか。

彼ら自身が変わることは組成上、不可能であり、これ以上エネルギーを供給してはいけない。
ドイツは日中戦争の時も、裏で中国に武器を供給していたが、84年後もまた、同じような動きをするかも知れない。
要するに、利益のためなら、どの国も何をするか解らない。

アメリカも日本も、もう少し老獪になって、ロシアを抱き込み、EUと歩調を合わせ、世界と一致して、亡霊を封印してしまわなければ、世界は再び、周期通りの愚を犯すことになるだろう。


不支持率

2014年07月16日 | 日記・エッセイ・コラム

アメリカの調査機関によると、安倍外交への評価が、ベトナムやフィリピン、日、米で5~60%台だったのに対し、中韓では10%前後で、韓国の不支持率に至っては94%だった。

自論としては、80%を越える世論は感情論であり、ほとんどが間違った判断だ。
世の感情論というものは、後になって冷静に考えれば、何であんな風に思ったのだろうと、不思議に思える。

世相に流されていた事に一度気づけば、世論のバカらしさに気づくハズなのだが、どうも、そういうものではないらしい。時が過ぎれば、同じ人が同じように、真反対に向かって叫んでいる。

昭和一桁の焼け跡派が、世の中を斜めに見ていたように、世相感情の大逆転を経験した人々は冷めている。
今で言えば、バブル期に生まれて、バブル崩壊、失われた時代を過ごして大人になった、30代の人達もそうだろう。

また、60年安保や、70年安保に興奮した人も、アカシアの雨に打たれて、されどの日々を送ったり、シラケ鳥飛んでいくのを見たりで、空しさを知ったことだろう。

こうした自己体験を通して、世相の本質を見た人は二度と流されなくなるが、世の中の大半はその周辺にいて、自ら痛い目に遭っていない人であり、そういう人が主体になって形成するのが、大方の時代の世論だ。そして、それが世の80%の世論を成す人々ということだ。

もし、世論80%と同じ側に自分がいたなら、わざわざ反対論に転ずる必要もないが、少なくとも、自分自身の判断に、怒りや、快感の感情論が影響していないか、もう一度、考え直しても良いのではなかろうか。


ギックリ

2014年07月15日 | 生活の知恵

不眠対策の話を書いたので、ギックリ腰のことも書かなければならない。自分としては、これの方が驚いている。

40代の頃から、ギックリ腰に悩まされるようになった。
本当に、何でもないふとした弾みに「ゴキッ」「ギックリ」と聞こえたような気がして、どんどん痛くなってくる。
少なくとも1週間ぐらいは、トイレにも行けない。

あまりの痛さに、ぐっと耐えていると、それが妙に快感になってくる。これがいわゆる「○○ハイ」と呼ぶドーパミン効果なのかも・・・などと思いながら耐える。
これが大体、一年に1~2回、主に夏場に起きる。

そのうち、ギックリ腰とは椎間板ヘルニアも含むものだと知って、もしそうなら、うかつにはみ出さないようにしたら良いのではないか、と思い、朝起きた時に、脊髄を詰めるであろう体操をしてみることにした。

朝の歯磨きの時などに水を吐き出そうと下を向いた時などに発生するのも、睡眠中、関節が間延びして開き、はみ出し
やすくなっているからではなかろうか。そう思った。

そこで、寝起きに何よりも先に、バンザイ屈伸をすることにした。もちろん、ギックリ腰が発生していない時だ。
これは、昔の映画「社長太平記」で、森繁久弥社長が、朝、庭でしていた体操で思いついた。

イメージとしては、日本古式の体操で、なんだか滑稽で、かなりみっともないのだが、背骨を詰めるには効果がありそうだ。本来はおそらく、筋肉の慣らしのためで、逆の目的だろう。

しゃがんだ体制から、バンザイと真っ直ぐ上に一気に伸び上がり、その勢いで、またしゃがむ。これを10回繰り返し、最後にしゃがんだ時に、念のため、カエルの格好のまま、3回ひじで脇を叩く。その間、背骨の関節を詰めていることを意識するのがポイント。

何の裏付けもない、単なる思いつきだが、これを始めた日から、十年以上、一度もギックリが発生していない!
もちろん不用意に腰を曲げて下を向かないことなど、他にも気を配っていることはある。

また、年をとるほど、はみ出る中身が少なくなるという事もあるだろう。
しかし、試しにとバンザイ屈伸を始めた日から、ピタリと無くなったのだから、止めるわけにはいかなくなった。

ギックリ腰に悩む、60歳の人に、この方法を話したら
「膝の関節が痛いのに、できるわけがない」と言われた。
確かに、確かに、ごもっとも。
自分も、何時までできるものやら


不眠対策(2)

2014年07月14日 | 生活の知恵

不眠症で、睡眠薬無しでは寝られないという知人に「温風機法」を提案したが、結局、ダメだった。 不眠対策(1)
自分でも、夏場は温風機というわけにも行かないので、別の方法を考えてみた。

色々、試行錯誤した結果、内股膏薬を思いついた。
もともと、タモリが「あっちに付いたりこっちに付いたり、内股膏薬みたいな奴」と言っていたのが頭に残っていたことから、何らかの効果があるから、内股膏薬を貼るのだろうと思い、もしかしたら、リンパに貼ったら良いかもしれないとやってみた。

リンパ機能への効果は分からないが、結論的に言えば、寝られる。
と、言うのも、不眠の多くが、「寝られないことが気になって寝られない」ことが原因だからだ。

内股に、サロンパスのような刺激性のある膏薬を貼って横になると、カッカ、スースーして、とても寝るどころではない。『ウワー、効く効く』と、そっちに気をとられているうち、気がつくと寝てしまっていた。

気がつくと寝てしまっていた、と言うのも変な言い方だが、目が覚めたら朝だった。しかも、珍しく、もっと寝ていたいと思う。寝不足ではない、若い頃の、いくらでも寝ていたい感覚だ。

その後も、寝られなくなった時に、貼るのだが、今のところ100%寝ている。
ただ問題は、「デリケート」な所なので、貼るのも剥がすのも難しいことだ。

これが、いつでも、誰にでも効くものか分からないから、相変わらず睡眠薬に頼っている知人に、「試してみて」とメールした。
礼は返ってきたが、「効いた」と言うメールはまだない。


動く動く

2014年07月13日 | 星の流れに

いよいよ、火星が天秤から抜け、木星は獅子座に移行する。
木星、獅子座の影響は先月末からすでに始まっているし、獅子座入宮の16日には、火星も天秤から抜け始め26日に抜ける。

天王星・冥王星は相変わらず活動宮にいて、不穏時代は続いているが、目先の問題事件は緩和する。

一方で、木星や、火星はサソリ座などの定着宮にストレスを与える。21日にはサソリ座の土星も順行を始める。

サソリ座のマー君が去年から好調だったのは、カニ座の木星が、土星(老獪な粘り強さ)に好影響を与えていたからだが、その影響が切れた途端の故障者入りだ。

去年の、楽天での好調は、ヤギ座の星野監督とサソリ座のマー君の「相互互換」だが、離れた途端、二人とも脱力した。もちろん、離れることも運命だ。

火星が来て、土星が順行し、木星までも圧力を加えれば、サソリ座のみならず、水瓶座や牡牛座も苦しくなる。
ただし火星は短期だが、入った時のショックは大きい。
つまり、今から一月ぐらいは、何が起こっても不思議ではない。

もちろん、木星の入る獅子座は最も目立つが、天王星が支援しているし、暮れからの土星、射手座も助けになる。

ここで、各星座のことに触れる時。個人のことはあまり念頭に無い。個人は70億人もいるから、一星座6億人もいる。
星座で表す国や指導者、各業界、有名人、または森羅万象のことを念頭に考えている。

自分をも含めて、個人の運は、そのお供程度に考えておけば良い。南に行く船に乗って、北には行けない。


いまさら

2014年07月11日 | 日記・エッセイ・コラム

ベネッセの情報漏洩が、大変なことのように騒がれているが、こういうことは初めから解りきっている当たり前のことだ。
だから、情報登録した人たちも、自己防衛の意識が働いたのか、故意か偶然か、ズラした情報で登録していた。それで漏洩が発覚した。(企業は無自覚!)

今回、関係した、ベネッセもジャストシステムも、教育、情報産業だが、名簿業者も含め、射手座・乙女座の産業だ。
年末からの射手座の土星の予兆が見えてきたようだ。魚座の海王星も効いてきているのだろう。

世相の流れはやむを得ないとしても、とにかく、
当たり前のように、個人情報を集めるな!!!

集めるな」、「詐欺恐喝」、「構造腐敗」、「索敵行動

法改正の動きもあるが、企業が独自の権利で個人情報を集めること自体を止めさせるべきだ。

どうしても必要だと言うなら、せめて、国の管理する機関で(これも信用できないが)、クラウドで一括保存し、
企業の必要があるたびに、企業の一人の担当者を通して、そこから利用する。
せめて、その程度の扱いにすべきだ。