魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

休み中2

2013年07月14日 | 兄弟関係

米国のアンケート調査で、中韓だけが、日本に対する悪印象が90%近くになっているそうだ。
また、中国では、日本は米国に原爆を落とされたのに、恨むどころか、米国の犬になっているのは理解できないと言う意見が多いそうだ。

中韓に解ってもらいたいのは、
日本は、「人を呪わば穴二つ」、誰に対しても「恨むことは間違っている」と考える国だということだ。しかもそれは、仏教と古代中国の教えであったと。そして、恨まれることにも慣れてないと。

弟妹世界」、「自己紹介


休みます

2013年07月07日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日で100日連続更新した。
嫌がられても通い続けた小野小町の深草少将のようなもので、勝手に続けて限界だ。
108回まで続ければ煩悩を断てるかも知れないが、今日はたまたま七夕で、珍しく天気も良いようだ。
織姫、彦星の邪魔にならないように、このままそっと退散しよう。

しばらく、休みます。


美味い話

2013年07月06日 | 日記・エッセイ・コラム

ヒッチコックのドラマで、食通の秘密クラブが、時々、特別に美味しい料理を出すことがあり、中でも特に美味しい部分は永久会員しか食べられず、永久会員に昇進する人が出るのを記念して、その特別料理が提供される。

主人公もついに永久会員に昇進する日が来た。
狂喜乱舞しながら、昇進の儀式のため特別室に行くと、シェフが大きな包丁を持って待っていた。
ラストシーンでは、会員が特別料理を食べながら、早く永久会員になりたいと語り合い、永久会員に昇進した主人公の写真を見ている。

言うまでもないが、特別料理は人肉料理だった。
過剰な欲望は身を滅ぼす。この世にうまい話はない。

原発は夢のエネルギーのように言われてきた。いい話ばかりが並べられ、終いには神話にまでなった。
自治体は交付金欲しさに、企業と国民は安い電力欲しさに、みなイイ夢ばかり見ていた。
そして最後に食べられたのは、当の国民だったが、包丁を見せられるまでは、恐るべき実態を誰も信じなかった。

ちょっと常識で考えれば解ることを、誰も考えようとしなかった。
廃棄物処理法が未解決であることなど、肛門のない食道楽であり、テロの危険は戦場のトップレスであり、災害防御はダンボールのクルーズ船だ。

刃物で刺されると、それを抜く時、大量出血で絶命する・・・そうだ。(見たことはない)
刃物で刺されたから早く抜いてくれと、泣き叫ぶ気持ちはわかるが、
そうは行かないのが、日本の原発の現状だ。

慌てず騒がず、周到な手配をすれば、何とか抜けるかも知れない。
もちろん、代替エネルギーも手配して。

大包丁を見て、叫んでばかりいても始まらない、ここにいる自分を反省し、先ずは冷静になることだ。 


語んなし

2013年07月05日 | 京都&ケンミン文化

「さんま御殿」で、若者言葉について、「語んなし(=語るな)」と言う表現が一般化していると、若手が披露していた。

言葉のニュアンスはすぐ解ったし、その語源のプロセスもすぐ想像できた。
6年前2007年に、東西文化「し」で書いたように、「し」は元々、京都弁だ。それがお笑いの関西弁の広がりに乗って、原型とは関係ない形で一人歩きしたのだろう。

それでも、「語るな」の、否定の「な」に付く「し」は、京都弁の原型のニュアンスを止めているから面白い。

京都弁の「し」は、「男もいるし、女もいる」のような、多重姓を含ませる接続詞の「し」で終わらせることで、言質を取られないように断定を避け、どうにでも展開できるようにした、いわゆる日本語の智恵の原点であり、その発展形だ。

一つの言葉を多重的にボカす言い方が、実際には、相手の言葉を否定する時に多く使われることで、拒否や否定のニュアンスになる。
(少なくとも、桂小枝はそのニュアンスのギャグにしていた)
「そんなんゆうても、うちも、もう大人やし」
「そろそろ時間やし」
多くは、相手の意思をさえぎる時に使われるか、無自覚な拒否感がある場合だ。

京都弁の婉曲な拒否感が、「し」と供に伝わり、否定語の修辞のように使われ始めたのだろう。
「語んな」より、「語んなし」の方が、小さなクッションになり、ソフトになる。

ここには、京都弁の姿は無いように見えるが、思わぬ形で生まれ変わっている。


木星火星

2013年07月04日 | 星の流れに

木星が吉星だからと言って、良い働きばかりするとは限らない。
元々が凶星のある人は、木星が来るとその凶星が作動する。
また、他の惑星が、凶角を為している場合も同じ事だ。
昨日は、カニ座の人が骨折した。

カニ座の木星で、中国は大小、様々な行動を起こしている。
もちろん、中国としては良いつもりでやっていることであり、当面は良い結果が出たように錯覚する。しかし、後で副作用が発生する。
場合によっては、近々に骨折するかも知れない。

中韓首脳会談、スノーデン事件、金融調整、中ロ合同演習、尖閣強化、沖ノ鳥島調査船、ガス田開発、ウイグル弾圧、工商銀行世界一・・・
中国としては、全てよかれと思っているだろう。

この一年、木星で上昇してきたアメリカが、色々と、雲行きが怪しくなっているが、今の中国も、一年後は似たようなことになる。
双子座のアメリカは第10室に魚座の海王星、カニ座の中国は同様にオヒツジ座の天王星がいる。中国には加えて冥王星が7室のヤギ座だ。

魚座の海王星は疑心暗鬼、ウソ偽りだから、アメリカは情報収集問題で、そう見られている。中国の場合、オヒツジ座の天王星は粗雑で予測不能を表すから、やはり予測不能な国と見られている。

そこに、7月13日、火星が40日ほどカニ座に入る。ここで、大体の方向性が見えるだろう。火星は興奮だから、中国の興奮が外に出るか内にでるかは解らないが、外に出ないように、日本としては要注意だ。

中国は尖閣問題を何とか打開したい意図がありありで、あらゆる手を打ってきているようだが、アジアの長子は、「悪かった」とは言えないから、ますます押しのパフォーマンスを強めている。

しかし、中国は、それよりも何よりも、経済が綱渡りだ。
ナイアガラやグランドキャニオンを渡った、ワレンダ氏に指南を受けてもらいたい。中国にここで落下されては、世界経済も崩落する。
世界中が、中国の綱渡りをハラハラドキドキで見守っている。

もちろんこれは、同じ活動宮の天秤座日本にも、ゆゆしき座相だ。
日本こそ、冥王星、天王星、木星それに火星の、十文字固めで、危うい。
天秤座日本にとっての第10室カニ座に、木星と火星が来る今、日本は注目され、好評と悪評を受ける。(栄誉と誹謗)

木星は財、名誉、スポーツの分野で過剰評価され、火星は争いや誹謗中傷によって評判を落とす。中韓の「日本極右化」宣伝も効いてくるかも知れない。よく知らない人ほど洗脳しやすい。外国は結局、他国のことを印象で決めるものだ。

火星と木星の影響が本格化するのは、12月火星が天秤座入りしてから、2014年7月に両方が抜けるまでの8ヶ月間だが、今の情勢がさらに悪化すると考えれば良いだろう。今まさに歴史が動き出した。


婚姻消滅

2013年07月03日 | 大転換

安藤美姫が出産していたそうだ。詳しいことはよく解らないが、未婚の母なのだろう。意思と勇気を賞賛したい。

近頃、未婚の母もシングルマザーなどと呼び、かなり一般化してきた。現行の婚姻制度に反対し、母系の婚姻制度を支持する立場としては、驚くことではない。今日の社会が婚姻を前提とする限り、「反社会的」な人が増えるのは、自然の流れだと思う。

基本が父系の一夫一婦制で、少子化を防ぐのは根本的に無理なのだ。昔から、貧乏人の子沢山という。命の危機に直面している動物は子供を多く作りたくなる。また、生物の摂理として、絶滅が近づくと子供を産む機能を持つメスばかりになる。

一夫多妻は男の夢のように思われているが、実は、集団の存続が危ぶまれる時のやむを得ない方法だ。
人類進化の過程では、おそらく一夫多妻が先にあり、生活が安定してくるに従い、一夫一妻が可能になったのだろう。そういう意味では一夫一妻は文明的と言える。

集団生産
しかし、一夫一妻は、やはり、原始的な生存法の名残に過ぎない。
農業など集団的な生産力が向上すれば、個の能力で子孫を残すより、集団として子孫を増やす方が効率的だ。
その結果、男女は個の結びつきより、集団的な一体感で子孫を残すようになった。

貞操観念にうるさいのも、遊牧文化の一夫多妻や一夫一妻であり、農耕社会は基本的にルーズだ。
歌垣のような集団見合いから、祭の乱交、夜這いなど実際行動が先行し、プロセスより、結果的に子供を産む女が偉い者とされてきた。
農耕社会では、神も豊穣の女神が崇められ、父なる神の影は薄い。

個の結束を前提とする、遊牧文化の一神教が生んだ欧米社会は、機動的で攻撃的であり、産業革命は攻撃的な帝国主義として拡大し、東洋はその攻撃力に屈し、一夫一妻が唯一正しいものとして浸透した。

ところが、産業革命は農業と同じ男女対等の集団生産であり、遊牧文化の「男の力」から生まれた一夫一妻の婚姻にはなじまない。
産業革命パラダイムを経た結果、今や、世界全体が男社会から脱却しようとしている。

産業革命による新農耕文化が始まる時代には、それにふさわしい種の存続方法に変わっていく。一夫一妻の婚姻をベースにした社会は成り立たなくなり、新しい価値観が生まれる。今はその過渡期だ。

未来は母系社会
大転換の中、婚姻を前提とする子育てでは、必然的に少子化が進む。
これからは、社会全体としての子育ての時代になる。

社会全体で子供を育てるには、子供は親の子ではなく、先ず、生まれた子供を社会の一員として考えるところから始まる。
したがって、母親はその小さな一市民の成長の補佐役と考える。父親は母子との関係次第であり、関係が上手く行く人がいれば良いが、基本的には父子関係は、社会の男はみなおじさんで良い。

元々、男は風来坊であり、父親の責任とか存在意義とか言うものは、父系社会に無理に生まれた概念だ。イクメンが良いことのように言われるのは、一夫一妻制を大前提にする子育ての変形であり、因習の婚姻制度が無くなれば、存在しない。あるとすれば、趣味の一つとなる。

これが、未来的な母系社会であり、決して母親に全てを押しつける話ではなく、基本的には社会が子供を完全養育する仕組みを前提とした、母親の選択権の話だ。
古代の母系社会では、男が直接母に奉仕したのに対し、未来的な母系社会では、税により社会が子供を育てる。

出生率増加で、フランスでの婚外子が話題になっているが、これは過渡期に過ぎない。世界は遺物となった婚姻の消滅に進んでいる。
一神教の先進国自体が、そのように変化している時に、日本は、非嫡出子の権利とか、夫婦別姓とか、2世紀近くも遅れた議論をしている。

これは、少子化対策の話ではない。人口を増やして、工業生産力を上げるような考え自体が、もはや古い概念だ。
古いモラルで、要らぬ不幸を生み出す因習社会の愚かしさを見てきてそう思う。

願わくば、あるいは、おそらくは案外近い将来に、男も女も出産をせずに、自分の子供を持てるようになるだろう。そうなれば、ますます、婚姻制度によらない社会の仕組みが必要になる。

しかし、今だ時代遅れの、ひどい因習社会の日本にあって、
果敢に戦う母子全てに、エールを送りたい。
あなたこそトップランナーだ


宗教戦争

2013年07月02日 | 日記・エッセイ・コラム

ぶっ飛ぶとはこのことだ。
ブルネイで、久々に日韓外相会談をしたそうだが、この席で、韓国外相が「歴史は魂だ」と論じたそうだ。

今さら言うことでもないかも知れないが、歴史、歴史と言う国にとっての歴史とは、科学ではなく「魂」という「心情問題」なのだ。

今日の日本人は、歴史は基本的に科学であると認識している。
事実の検証を積み重ね、そこから導き出される仮定が歴史であり、その仮定が覆される事実が発見されれば、仮定の歴史は変わることを知っている。

その仮定を見つめ続け、今と未来を考える手がかりにするのが歴史というものであって、確定事実を元に未来を考えるものではない。
ああかも知れない、こうかも知れないと、真実を追究する姿勢から、生きること、行動を選択することを考える。それが歴史の真の意義だ。

歴史を「魂」と考えるのは、過去を確定事実として信じることで自らのアイデンティティを確立することであり、事実の検証は関係ない。
これでは、歴史という名の「神話」だ。

百年近く経とうという時に、自らの「信じる」歴史に口を入れさせず、ひたすら認めろ、と言うのは、文字通り「魂」は勝手だろうという、思想信条の自由で、だからこそ、同次元の対極にある靖国に、烈火の如く怒るのだ。
中韓の言う「歴史問題」とは、まさに、宗教戦争なのだ。

であるならば、日本は、彼らの言うことには、ご無理ご尤もと言って、一切、無視すべきであり、宗教論争に巻き込まれるべきではない。
つまり、彼らの信じている神話を正す必要など全くないのだ。

彼らの宗教はおかしいと言うから、躍起になって、世界中に信教の自由を傷つけられたと言って周るのだ。
これまでの日本は、敗戦の憂き目もあって、そのように大人の対応をしてきたのだが、
近頃は、言わせておけば、自らのアイデンティティが傷つくと焦る、クールジャパニストが増えて、宗教論争を始めた。

これがバカげた泥仕合であることは、中東を見ていればよく解るのだが、当の中東の人にとっては、やはり譲れない、命がけの問題なのだ。

アメリカが日本に呆れるのは、今さら連中と同じバカを言うのか、
「日本よ、お前もか」という、嘆きだろう。


雲雀上ル

2013年07月01日 | 日記・エッセイ・コラム

くどいけれども、
日本の航空行政、航空会社は、オスプレイのような垂直離着陸機を国内交通に活用して欲しい。
オスプレイと聞いただけで拒否反応を示すような、宗教に洗脳されている人も、冷静に垂直離着陸機の可能性を考えて欲しい。

オスプレイを考えることは、軍事問題、基地問題とは関係の無い、純粋に輸送機器の問題だ。
軍用機オスプレイ(猛禽類のミサゴ)のイメージが悪ければ、呼び方を変えて、垂直離着陸航空機「ひばり」と呼んで、議論すればいい。

世論というものは、結局、最も単純な結論を出すから、冷静で生産的な答えにはならない。
問題を子細に吟味して、良いところを取り、悪いところを捨てる様なことにならない。大方は、言葉の響きだとか、何かインパクトのある事件とか、「感覚や感情」で大勢が決まる。

原発安全神話に酔っていたかと思えば、事故の途端、即刻廃絶を叫び出す。廃絶を叫ぶ人は、それまで何をしていたのか聞きたいが、都合が悪くなれば「ダマされていた」と、他人のせいにするだろう。
安全神話から、モンスター恐怖。これでは宗教だ。

オスプレイ拒絶反応も、全く同じ宗教だ。
基地反対を、オスプレイ・モンスターの恐怖で、煽り立てている。
基地に反対は解るが、オスプレイにすり替えるのは、国民を愚弄しているし、また、それを真に受けて同調する人は、愚弄されても仕方がない。

日本こそ欲しい垂直離着陸機
始めから、民間利用のために開発されるべき物だったと思うが、たいていの文明の利器が、残念ながら、軍事用に開発される。
垂直離着陸機は、広い平地が無く山ばかりの日本のような国土にこそ、ベストマッチの航空機だ。

リニアモーターカーも良いが、560km出せ、しかも、大きなインフラが要らない交通機器は、日本を活性化させる。
途上国の携帯や車の先行普及と同じで、インフラよりニーズだ。
現在は2~30人しか乗れないが、本気で開発すれば、あの手この手があるだろう。

必ずしも、エンジンによる強制的な揚力でなくとも、飛行船を応用する方法もあるだろう。国内輸送に高速の必要はない。500km出れば、リニアを上回るメリットがある。これも本気で研究すれば、最低でも300kmぐらいは出るはずだ。

もし、日本が必要に迫られて開発すれば、当然、輸出も可能になる。
飛行船応用型なら省エネも言うに及ばず、安全性も高い。
大きな空港も不要だから、どんな路線も考えられる。
是非是非、日本の航空行政に取り入れて欲しい。

実現したとしても、乗れることは無いだろうが