魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ちゃん様

2007年02月23日 | 日記・エッセイ・コラム

かわいいから「ちゃん」と呼ぶ。大切な人なら「様」と呼ぶ。
じゃぁ、「ちゃん」と呼べばかわいい?「様」と呼べば特別な人?
子供の頃、坂本九の全盛期で、友だちが、「キュウちゃんが」と連発するので、坂本九にまったく関心のなかった子としては、異様な気がして鳥肌ものだった。その時は、何が鳥肌なのかわからなかったが、いつしかわかるようになっていた。

佐藤栄作が「栄ちゃんと呼ばれたい」と言ったのは、むしろ皮肉だそうで、「自分はそんな下賤の輩とはほど遠い」というプライドで、バカにした発言らしい。
「様」が「さん」から「ちゃん」になったのは解るが、呼び方を変える時、心の変化を自覚している人はどれほどいるだろう。
愛称の付け方、呼び方は色々あるが、接尾語一つでこれほどイメージが固定化される例が他にあるだろうか。
欧米型の愛称の場合、Margaret はMaggyのようにほとんど決まっていて、Maggyの印象はその人次第だ。日本でも名前を省略したり呼び捨てにして愛称的に扱うが、この印象もその人次第だ。しかし、「ちゃん」は別物だ。
大人が子供を「かわいい」と思って呼ぶとき、まさか子供が「無礼者ッ!」と、怒るとは思っていない。弱いこともかわいらしさだ。さらに大人の横暴は「ちびっ子」だ。これには子供は怒っても良いのではと思う。

「ちゃん」は勝手な思い込みが通じる相手に使われる。相手が受け入れてくれる場合は「ちゃん」で、安心できない相手は「さん」。こちらが気をつかわなければならない相手は「様」。
芸能人を「ちゃん」呼びできるのは、まず向こうが媚びているのだから気をつかう必要がない。しかも、対等と思わせる雰囲気のある場合だ。「しずちゃん」「えいちゃん」「あいちゃん」
親しみを感じるけど立場が違うと思えば「さん」になる。「長島さん」「健さん」
「お慕い申し上げ」るために自分の中で持ち上げるのが「様」だ。「杉様」「ヨン様」
こうした呼び方は何れも勝手な思い込みの表現で、自分の幻想を実感するツールだ。しかしもし、そのスターを初めから「ちゃん」や「様」のセットで知ったらどうだろう。
「さん」や「様」で現れると、初めから自分より上の気をつかわなければならない相手だから抵抗があり、いささか慎重になる。ところが、「ちゃん」で現れる者には抵抗がない。対等以下という安心感がある。
さらに、「ちゃん」と呼ぶのだから「かわいい」という先入観が初めからインプットされてしまう。確かに、初めに呼んだ人にとっては「かわいい人」かも知れないが、誰にとっても「かわいい」わけではない。それでも皆が「ちゃん」呼びすれば、「かわいい人」ができあがってしまう。批判的に観察されることはほとんど無くなる。
だから、「ちゃん」の有名人がマスコミにこき下ろされたり、ふくろ叩きにあうのは見たことがない。他の人なら総攻撃をくらうような事態でも、むしろ同情的なのだ。

子供の頃「キュウちゃんが」に鳥肌立ったのは、「ファンの盲目の恋」(=ファナティックな熱狂)が、自分と関係のない世界で、現実に燃え上がっている恐怖を感じたからだろう。(ちなみに、この友だちは今、精神科の医者をしている)

「さん」や「様」にはそう簡単に巻き込まれないが、「ちゃん」には用心しなければならない。どちらかと言えば、批判的に見てほどほどだ。
芸能人ならどうでも良いが、政治家となると顔をしかめるだけではすまされない。好き嫌いで政治は任されないからだ。
政治家は公人だから、せいぜい役職名だけで敬称はいらない。「さんちゃん様」にはお任せできない。「将軍様」はいらないのだ。

ところで、「ちゃん」の効果を逆手にとって、初めから「○○ちゃんでーす」と自己紹介するのは、バカにされても実利のとれる、汚い妙案かも知れない。


魚座の名前

2007年02月20日 | 星の流れに

「あずみ野観光バス」の事故。無理な運営の結果らしい。
今年、今月の艮坤(東北←→南西)の動きは凶だ。

ところで、以前から「あずみ」という言葉が、どうも魚座と関係あるのではと思っていた。マンガ「あずみ」が映画になってヒットしたのも天王星が魚座に入ってからだ。

安曇野は山の中にある。しかし、もとは海神(綿津見命)の安曇族の移り住んだ所だという。日本神話に必ず出てくる「アメのOO」は、天や海(ame、ama)であり、海洋族や渡来族に由来する。すると安曇野は「メのワダツミ」が「アヅミ」になったものではなかろうか。とすれば、あずみ(あづみ)は海王星の魚座そのものということになる。

いっぽう、このところやたら、宮崎が目立っている。
「崎」だけなら山羊座だが、「宮」が魚座ではないかと思う。このところ「宮」も目立っているからだ。宮内、宮里、宮川・・・と、個人名も目に付くが、宮城県も、2003の東北地震や楽天の誕生などいろいろあった。

宮崎県は話題の渦中だから言うまでもないが、カメラマンを乗せた漁船が真っ二つで、ぶつかった船が「フェリーたかちほ」。
「高千穂」は宮崎県の神話の峯。
神話には、宗教(魚座)と伝説(射手座)の二面性があり、今年のように、天王星・魚座の舞台に、木星・射手座の役者が来ると、特に目立つことになる。もともと射手座と魚座はむづかしい仲だ。

安曇、神話、カメラマン、漁船は「魚座」。
スキー、バス、高速道路、フェリーは「射手座」。
「宮」が魚座である理由は、魚座が胎児をあらわすことと関係あるのかも知れない。


九星と犯罪

2007年02月16日 | 占いばなし

紙一重
自分が犯罪者になると思っている人は少ないだろう。真面目に慎ましく生きている自分は犯罪者にはならないと。だから、ルール破りには腹が立つ。中には、逮捕された被疑者を罵るために警察まで出かけて行く人までいる。しかし実は、こういう人が一番あぶない。
何度も言うが「アホ言うモンがアホ」。
他人を非難する人には同じ願望と不安が潜んでいる。だから、無自覚に他人を罵る人ほど、立場が逆転すると狼狽する。事故を起こして逃げるのは案外こういう人が多い。
普通、若いうちは自分が「過ち」を犯すとはイメージできないから、他人を許せない。年をとると何度も「おっと!」という思いをしているから寛容になる。もちろん体力の衰えも怒りを鎮める。
ところが、年をとっても「けしからん!重刑にすべきだ!」と言う人がいる。よほど無自覚な人でなければ、こういう人は長年、組織に守られてきた人が多い。組織ぐるみの生き方に従ってきたことで、たまたま白紙で過ごせた。ペーパードライバーのゴールド免許のようなものだ。
バスの乗客は席の譲り合いはしても、運転まで責任はない。ところが、自営業や自由業は、朝から晩まで自分の判断を迫られる運転手だ。自分が規則を守っていても、飛び出してくる人や猫もいる。
まかり間違えば、自分も犯罪者・・・と、自覚できるような人は滅多に犯罪者にならないが、犯罪者を単純に非難するテレビの前の「正義漢」が一番アブナイ。実際、組織犯罪の関係者は捕まると「災難」にあったと思っている。だから、また同じ事が起こる。

九星による犯罪タイプ
ともあれ、個人犯罪の多くは、ちょっとした勘違いから「やってしまう」
しかもその勘違いは、その人の特性から起こる。本来はむしろ長所となる才能が、諸刃の刃となってしまうのだ。
年齢だけで見当をつけられる、もっとも単純な分類、九星で見てみると面白い。

一白
賄賂(贈賄)。性犯罪やセクハラ。思い込みによる怨恨。周到な保険金殺人。
二黒
脱税(ケチから起こる犯罪)
三碧
詐欺(言葉だけの単純詐欺)。世相に便乗した劇場型犯罪
四緑
結婚詐欺。人脈詐欺。(親切や信用を利用した犯罪)逆に→恐喝
五黄
談合。利権絡み(大欲が絡んだ計画犯罪)
六白
国際犯罪。カッとなってやった粗暴犯罪。
七赤
計画的な詐欺。美人局。収賄
八白
確信犯
九紫
病的で不可解な犯罪。

話題性の点で、一白、三碧、四緑、六白の事件は多いが、他は犯罪としてのニュースにあまり出てこない。おそらく犯罪の性質上、発覚しにくいことと、犯罪の定義にかかりにくいことがあるのだろう。地味な犯罪?なのかも知れない。

捕まった時の態度
一白はトコトン否定し、バレると他人のせいにして警察まで同情させる。二黒、五黄は沈黙して為すがまま。三碧は自分の立場がわからない。四緑は悪気ではなかったと媚びをうるか居直る。六白は茫然自失。七赤は言い訳をする。八白は初めから自白し弁明をしない。九紫は犯罪性の説明を求める。


大転換 3

2007年02月14日 | 世相史観

大転換は始まっている
惑星と星座が示す暗示は、現象ではなく、イメージだ。だから必ず一つの事態が起きるとは断言できない。
戦争が起きるという暗示は、実際の戦争のこともあれば、外交的な戦争状態ということもあるし、戦争映画の大ヒットということもある。
だから、映画のようなかわいらしい結果になることを望んでいるが、この先の星の暗示は1999年7の月より、よほど恐ろしい。
当時、やたら1999年のことを問われたが、かなり自信を持って「何も起こりません」と答えていた。しかし、これからと言うと自信がない。イメージが単なるイメージで終わることを祈るのみだ。と言っても、今回の件には解決策もある。

今、最も恐れていることは、2009以後の中国の暴走・混乱。日本の苦難。
星の配置から事態を予測する参考として、現状を見てみると。
今、射手座の木星が180゜で双子座のアメリカは混乱しているが、木星が山羊座に移ると中国が同じ状態になる。ただしこれは一年間だ。
この一年の木星と同じ射手座に1994年頃から冥王星がいた。射手座・天王星の話はしたが、冥王星が射手座にいたここ約15年、アメリカはどうだっただろう。冥王星の影響は長く漠然としており具体的な例をあげては話せない。しかし、世紀末から今日までに、資本主義アメリカのピークが過ぎて行ったとは言えないだろうか。
ある意味で、この世紀末はアメリカの独壇場だった。単独大国となり、コンピューターで覇権を握り、戦争を操作した。そして、やりすぎた。
極まれば転ずる・・・
冥王星がアメリカの出発点、双子座にいたのは19世紀末1880頃から1908頃までで、ちょうどアメリカが海外進出を始める帝国主義時代と一致する(日本は日清・日露戦争により立場を拡大)。それから120年。現在180゜の射手座に至り、動きが逆転を始めている。

では中国はどうか
冥王星が中国のカニ座にいたのは1908頃から1934頃まで。言わずと知れた、清朝滅亡。中華民国成立の時代。現在の中国の出発点であり、これから180゜の山羊座に至ればピークとなり、アメリカのように暴走することになる。
「張り子の虎」が起きあがり、吠え始めた。隣に住む日本も、踏みつぶされないように警戒しなければならないが、力で対抗するのは愚策中の愚策だ。今こそ日本は、苦手とする知恵の外交で生き抜くしか道はない。
中国が「兵法」の国であることを逆手にとることは可能だろう。
敵を知り己を知れば百戦危うからず

この状況下
土星が日本を表す天秤座に来る。
土星が来た人や、国には不幸が起こる。体調不振や身内の不幸が起こり、悲観的で偏狭となり無理なガンバリや野心を持つ。今話題の柳澤厚生労働大臣はまさに土星が通過中だ。良かれと思う言動がことごとく逆風にサラされる。結局、無自覚な能力萎縮が起きているからで、健康も要注意だ。

2009年、日本を表す天秤座に土星が来る。この前は1950年と1980年。
1950年は朝鮮戦争勃発、特需による経済再建と同時に、再軍備の出発となる警察予備隊が生まれた。
1980年は内閣不信任可決と首相の死から、衆参同時選挙で自民党が圧勝。
一見、良さそうに見えるが、
「♪これが苦労の初めでしょうか」となる

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大転換2で挙げた大周期(背景)に土星と木星を加えると
 2007/12 木星→山羊座
   2008/1冥王星→山羊座(運命)約15年(2006から影響下)
 2009/ 1 木星→水瓶座
 2009/10 土星天秤座
 2010/ 1 木星→魚座
   2010/5天王星→牡羊座(炎)約7年(2009から影響下)
 2010/ 6 木星牡羊座
   2011/4海王星→魚座(混沌)約14年(2009から影響下)
 
(2009/10土星が天秤に。2010木星と天王星が牡羊座に入り、日本の土星と180゜になる)。

大転換1


大転換 2

2007年02月06日 | 世相史観

桜の話題満開。追記/「さくら画廊」脱税

出た!
射手座らしい 宇宙おもしろ話
2月5日、NASAのリサ・ノワク女性宇宙飛行士(43)が恋敵を襲撃して逮捕された。
(詳細は2月6日の各社国際報道で)

さて、
冥王星は250年の周期だが、さらに大きな周期も考えられる。歴史は700年ぐらいの寒暖の気候変動に影響されているという説がある。日本人の価値観も室町頃でごろりと変わったそうだ。その前は飛鳥頃ということになるから、結構当たっているのかも。
そうだとすると、冥王星の周期の約三倍になる。矮惑星か小惑星か知らないが、まだ発見の可能性も大いにあるし、エリスでも557年だから、ピッタリの周期も現れるかも知れない。
天体のことは天文学者にお任せするとして、占いの周期律指標としての惑星を見てみると、やはり、とんでもない時代にさしかかっている。

念のため、もう一度、惑星の周期律指標という魯生の考えを説明すると、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
運命を動かすのは惑星ではなく、森羅万象を動かす周期があり、運命は運命そのものが動かしている。惑星はその周期のバロメーターにすぎない。という考え方で、惑星を語るのは惑星の影響力を語るのではなく、運命の周期や影響を、惑星になぞらえて語っているにすぎない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その前提で、大周期の今後を見てみると

2008年に冥王星が→山羊座(運命) 約15年
2010年に天王星が→牡羊座(始・炎) 約 7年
2011年に海王星が→魚 座(混乱)  約14年

この状態に最も近い歴史は「幕末」だ。
(世界もそれぞれ混乱があった)

海王星は天王星の約2倍の周期なので、約165年で混沌を繰り返す。
さらに今回は、冥王星が近代パラダイムの終わりを告げる。

世界情勢は、環境破壊、核拡散、パワーバランスの変化・・・と、破裂寸前の地球風船は今日もふくらんでいる。

幕末を世界情勢に置き換えてみると
力を蓄えてきた外様大名が、外圧をきっかけに支配体制を逆転させ、幕藩連合体制から統一帝国に転化した。
つまり、
外様大名=アジア。
外圧=資源、経済、環境。
幕藩体制=アメリカ中心の国際連合。
統一帝国=国連の変化した象徴的な統治機構による地球国家。
と、いうことになろうか。
もしそうだとしても、それが良いか悪いかはわからない。
ただ、言えることは、幕末の混乱があったように、体制の転換に大混乱はつきものだ。

250年前の7年戦争が、実質、当時の世界戦争であったことを考えれば、どうにも避けられないような気がする。
でも、バカな人類といえども、コンピューターという核以上の武器を手にしたのだから、シミュレーション戦争で納めてほしいものだと思う。祈るしかない

大転換1大転換3


大転換

2007年02月04日 | 世相史観

通販会社のトラブルがいろいろ起こっている。通販は射手座と双子座(情報と流通)どちらの要素もからんでいる。なかでもズバリは「ジュピター・ショップ・チャンネル」輸入「消臭器」の誇大広告。「ジュピター=木星」は射手座の支配星、木星と射手座は同義語。木星は膨張を意味するが、誇大広告はできすぎだ。
射手座と言えば南米。チリのアニータが再来日して大人気?!・・・ほんと、感心させられます

天王星、魚座に関する話題もメモしておくと
いろいろ魚住さんがにぎわせている。春(魚座)の桜ブームでは、桜塚やっくんとかウケて、不二家の社長、藤井から桜井に、紫と春のピンクでどっちも魚座の名前。

運命の時
不二家の件で山崎製パンが出てきたと思ったら、味の素がヤマキと提携。「山」や「岬・崎」は山羊座。
運命をあらわす山羊座(磨羯宮)について考えてみよう

このところインドが大注目で、ドキュメント番組も目白押し。
インドは山羊座で、中国のカニ座と180゜表裏の関係にある。アメリカの双子座とスペインの射手座の関係と同じで、因縁の関係だ。
冥王星は惑星から除外されたが、占星術の周期指標としては生きている。
その前提で話を進める。

一つの星座に約20年滞在する冥王星は、一年後に山羊座入りするが、既に一、二年前から影響圏に入っている。冥王星の意味は時代の徹底的変革=パラダイムの大転換を意味する。さらに山羊座は、命あるものの最後の姿、本質(骨)をあらわす。山羊座が体制の終わりを告げることは天王星のサイクルで話した。天王星84年に対して、冥王星はその三倍のスパンを持つ。

前回、冥王星が山羊座に入ったのは約250年前、1760年頃で、ワットの蒸気機関は1769年、冥王星→山羊座の最中だ。つまり、産業革命の始まりであり、このサイクルが持つ重大な意味がよく解る。
現在起こっている、ほとんどあらゆる弊害は、産業革命後のパラダイムがもたらしたものと言ってもいい。
経済システム、近代国家、学校、資源の大量消費、大戦争・・・  。
この象徴的な存在がアメリカであり、冥王星、山羊座時代に独立した。そして、そのきっかけとなったのが、同時期に生まれたイギリス東インド会社のお茶だった。インドが沈む時、アメリカが浮かび上がったわけだ。
インドの植民地化が始まり、アメリカが産声を上げて250年。一つの歴史時代(貪欲時代と呼びたい)が終わろうとしている。諸行無常。何ごとも「極まれば転ずる」、今度は逆転が始まるかも知れない。
われわれはミレニアムと近代300年の変わり目に遭遇している。凄いことだ。
これから二十年、じっくり時間をかけて、気づかぬうちにまったく新しい体制ができあがっていくだろう。

21世紀は中国の時代と言われているが、表裏の関係にあるインドの時代でもある。しかし、そういう見方は近代的歴史観の域を出ない。国単位で考えること自体、過去のものになるだろう。
確かに、目先、中国やインドは目立った存在になる。2007年、暮れには木星が山羊座に移り、時を同じくして冥王星も山羊座に入る。つまり運命の時を迎えるのだ。

250年前、世界に何が起こったか。18世紀後半。1760頃から20年間のことだ。15世紀、大航海時代に始まる、重商主義、絶対王政の250年が7年戦争を契機に崩れ始めた。オランダから、イギリス、そしてアメリカへシフトが代わり始め、次の水瓶座に冥王星が移ると、フランス革命により民主主義へ移っていった。
18世紀後半の世界の激動は単なる混乱ではなく、人類の生き方の変化だった。
今また、まさにそれが起ころうとしている。

大転換2大転換3