魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

おまえはもう死んでいる

2007年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

年金制度の解体」なら、選挙圧勝だ

社会保険庁妖怪。ムチャクチャな理由は生まれた時から?
年金制度のできたのが昭和17年。国民から戦費を捻出する一時しのぎだったのではないか。
初めから「軍国マルチ・振り込め詐欺」だった!?

今の大騒ぎを一刀両断で解決するには、中途半端なパッチワークを止めて
老後を路頭に迷わせません」の一言だ。

だいたい、年金や健康保険のため、委託金を国に預けることが当たり前のように思われているが、これはカルトの集金術だ。
いや、カルトの集金の方がもっと解りやすい。納金すればその集団で食べていける。
戦後、右肩上がりの成長を続けてきた間は、マルチ詐欺がバレなかったが、ややこしいごまかし制度も、ついに破綻した。
もう、ジタバタするな、観念せい!!

納税すれば、それだけで医療も老後も無料、安心であるべきだ。
そのための税金なら五分取りでも不満はないだろう。

※納得できない年金制度
税金は、所得に比例して納付するが分配は均等。なのに、年金は納付に比例して分配されると言う「甘い言葉」。所得の多かった人は蓄財も可能だったはずで、貧乏人は最後まで苦しめという仕組みではないか。


主張する外交?

2007年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

占いの俯瞰 2でも言ったように、政治は理屈ではない。現実だ。
それも、目に見える枝葉末節の現実ではなく、大局の現実。
意味的現実。つまり、現象の指し示す性質や方向性といった、形よりも重要な、本質的現実のことだ。

負けて勝つ
目先の現実処理に躍起になると、「意味無いじゃ~ん」ってことになる。
近頃の政治家や知性はそうした枝葉末節に埋没し過ぎている。
従軍慰安婦問題は安倍政権の、「民主党永田寿康・偽メール問題」並みの失策だ。
野党の発言なら国内問題ですむが、一国の首相が国会で「謝罪しない」と明言すれば、国家としての態度表明だ。
もし、信念からそう言うのなら、アメリカに行って堂々と議論すれば良いではないか。それを中途半端な釈明ですまそうとする。浅はかで姑息に映っても致し方ない。アメリカ人の最もいやがる態度だ。

政治家の仕事は大局を俯瞰して、枝葉末節にはかかわらず、最も重要なことに切り込むことだ。
「負けて勝つ」ということを考えるべきだろう。「手術は成功した、だが患者は死んだ」では政治は済まされない。

兄弟関係でも話した若貴兄弟。若乃花側は沈黙して時を待った。加山雄三も、父親の失敗で噛みつかれたとき沈黙を保った。
言いたい放題言われているとき沈黙するのは極めて辛い。しかし、バカを相手にすれば自分も同格に落ち、しかもこちらの力を相手に与えることになる。今回はまさにそういう失敗。小賢しく勝とうとして負けた、やぶへび外交だ。

沈黙は金」が「美しい日本」的態度で、「雄弁は銀」は世界のルールだ。これからの世界はむしろ日本的あり方が必要になると思うが、主張する外交(雄弁)というのなら徹底すべきだ。中途半端な主張は「空気の読めない」暴論とみなされる。


なんだかなあ

2007年06月26日 | 占いばなし

ミートホープ」名前を聞いてなんだか笑ってしまった。
何で、肉と希望が結びつくのか、いわゆる取って付けたような名前だ。
ホープは天王星=水瓶座の名前だ。北海道の会社でもある。この会社が躍進したのはおそらく天王星・水瓶座の頃(1995~2002)だろう。革命の星、天王星が来ると形あるものは崩れ、小さな物は躍進する。
NOVA」も水瓶座だ。同じ頃躍進した会社はその期間が終わるまでに整理、充実を図るべきだが、人間の哀しさ、「今さらレベルを下げられない」と、さらに拡大しようと無理をする。
とっくに天王星の神通力は消えているから、世相の風が吹いたとたんガシャンと崩れ落ちる。
今年、NOVAに木星・射手座の風が吹き、ミートホープには天王星・魚座の風が直撃した。もとより射手と魚は因縁関係だから相互の要因がからんでいる。射手座は外国語、輸入。魚座は水産、CM。
親会社の加ト吉は水産加工会社。有名CMといい、観音寺といい魚座の典型だ。農水省も責任を問われている。

官僚組織全体は乙女座だが、その中で農水省は乙女座で厚労省は魚座。これは180゜の関係にある。つまり乙女座は魚座に振り回される。
乙女座である役人全体は魚座(年金)に振り回されているわけだが、限定的には魚座産業に農水省も振り回されているわけだ。農水省では大臣自殺もあった。なお「みどり」は射手座の木星の色。

「ユニマットビューティーアンドスパ」の「シエスパ」でガス爆発。
ここまでカタカナ使うか!

温泉(慰安)、ガス爆発、外注・・・みな魚座。同類事件は魚座の時代3で「いわし館」爆発のことを挙げたが、それより、名前の品格で言ったように、カタカナ名は初めからどこかにごまかし意識が潜んでいる。
「NTTコミュニケーションズ」大企業の名前ではない。
OCN。NTT。NTTコミュニケーションズ。ドコモ。フレッツサービス。
この関係を説明できるひとは「おばさん」ではない


兄弟関係 2補足の補足

2007年06月25日 | 兄弟関係

ちょうど「兄弟関係2」を上げた後で(同じ日付で!)、毎日新聞・22日東京版夕刊に「IQ:先に生まれた子は高い」という記事が出た。
ノルウェー国立労働衛生研究所の調査で上の子ほどIQ平均が高いという内容で、理由は不明としながらも、親が手をかけるせいではないかとの意見があげられていた。

その「親説」は違うと思う。むしろ、試行錯誤がどの程度許されるかという問題だと思う。一人っ子や長子はのんびりじっくり自分の時間を持てるからだ。下に行くほど自由は奪われる。(考えるヒマがない)


兄弟関係 2補足

2007年06月23日 | 兄弟関係

エライとは?
「偉い」という価値観は比較論だ。
自分がしたいからしている時、それは「ただの行為」だが、誰かと比較すると良かったり悪かったりする。他人のためになる行為は良い行為で、ためにならないのは悪い行為だ。
自分のための勉強も、社会人として役立つための行為だから良い行為とされる。だから、社会性を無視してまでもする利己的な勉強は「ガリ勉」として悪い方に見なされる。しかし、その社会が悪ガキ社会なら気にする必要もない。

その「良い」行為が、他の人にマネできないくらいになると「偉い」行為であり、それをした人を「偉い人」という。
しかし、「うちのお母さんは偉い」と言っても「うちのお母さんは偉人だ」とは言わない。偉人は「比較の結果、比較しようのない存在」と社会が認めて建立した銅像(偶像)だからだ。

つまり、人を偉いと見なし、自分もそうありたいと思うのは、どこまでも比較論であり、人間関係論なのだ。
そういう意味で、一人っ子や長子には身に付かない価値観であり、下の子にはむしろ死活問題の価値観でもある。
だから、よく「すごいですね、エライですね」とほめても、答えに窮する人がいるが、たいていは長子だ。
ただし、社会生活や兄弟関係で学習して、むしろ不自然なまでにこの価値観を強調する人もいる。
もう一つ付け加えると、「家庭で無視されている」と本気で怒る父親は下の子だ。


兄弟関係 2

2007年06月22日 | 兄弟関係

三匹の小ブタ」の、馬鹿な兄と賢い末っ子のパターンは、世界中の伝説や物語に共通してみられる。(兄弟関係1)
いじめられていた末っ子が最終的に勝者となる。大国主命もそうだし、海幸山幸、聖書、千夜一夜やシンデレラもそうだ。世界の民話にも多く見られるから、人類の共通認識としてあるのだろう。
では、長子というものはそんなに貪欲で間抜けな甚六なのだろうか。
なんでこういう話しが生まれたのか、原点から考えよう。

まず、誰によって語られたのか。
親が語った場合
親は未熟で手の焼ける末っ子を最も気にかけて可愛がる。子供をかわいいと思うのは、自分が居てやらなければという自分の存在理由となるからだ。同時に自分の敵にはならない安心感もある。上の子はすでに自活し、時には自分に対抗してくる。親にとって末っ子は永遠の赤ちゃんであり、度が過ぎれば、成長した子供に殺されることさえある。
そんな親が、物語を語った相手は末っ子だ。なぜなら、すでに上の子が存在する話しであり、手本がなく試行錯誤で成長する上の子が失敗を繰り返すのに対し、下の子は常に賢い選択をする。親は末っ子を「小さいのに賢い」と思っているし、可愛いから元気づけたい。
もちろん、親によっては冷静に判断し、上の子の試行錯誤と努力を認める親もいる。それは親自身が長子の場合だ。
しかし、人類史的に長子と下の子の比率は圧倒的に長子が少ない。
つまり、社会心理は常に長子的になるわけだ。

小ブタが語った場合
小ブタが大人になって昔話をしたとしよう
長男ブタは兄弟との比較話はしない。レンガの家に到達するまでの試行錯誤のプロセスと、その感動話をするだろう。
次男ブタは兄に協力し、最後に成功したのは自分のアイデアがあったからだと言うだろう。
そして、例の「三匹の小ブタ」の主人公、末っ子ブタの話しだけが残る。兄達はみな死んでしまったからだ。

実際はどうであったか、ブタではないから知らない。
それに、本当のブタ兄弟は同時に生まれるから上下などない。

しかし、なぜ、末っ子ブタは突然レンガという建材を持って来られたのだろう。つまり、この話しに欠けているのは前段階のプロセスだ。こういう「先人のお陰」を意に介さないところも、末っ子的視野のストーリーと言える。

こういう話しが、長く多く語り続けられるのも、それが喜ばれるからであり、人間社会そのものが、長子的な考えで成り立っているからだ。

長子は初めから親と同じ存在になろうとする。偉くなりたいのではない、ただ大人であろうとする。自己循環の独立独歩で生きる。
下の子は親や長子を、保護者であり抑圧者であると受け止めるから、早く自分もその力を持ちたい偉くなりたいと思うが、それは表面的な憧れで、親や長子の孤独については思い至らない。(ついでに言うと、長子は孤独を感じない)

当たり前の存在
この関係は、ちょうど自然と人間の関係に似ている。
自然は何の意図もなく、それ自身の営みのために存在しているが、自然の中で生まれた人間は、自然の恵みに依存しながら、自然の営みによる災害を恐れ、自然を克服の対象と考え挑み、自然からのしっぺ返しを嘆く。

自然と人間の関係は人間次第だ。人間が勝手な自然改造や搾取だけ考えれば自然に反撃されるが、恵みに感謝して付き合えば惜しみなく与えてくれる。
人間がこうもノーテンキに自然攻撃ができるのは、実際に叱られるまで突っ走る次三男魂こそが、人類の基本思考だからだろう。
行き詰まると、昼行灯の甚六の出番になるが、苦しい時の神頼み。味の悪い薬は用が済めばまた兄ブタになる。


マネーよりマナー

2007年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム

おまえが言うな
CMは変容宮でも触れたが、「マネーよりマナー」は笑えないギャグだ。泥棒に「ウソは泥棒の始まりだぞ」と説教されているようで、無性に腹立たしい。
洪水のような金貸しのCMが問題視されると、「正義の仮面」で現れた。これを「偽善」と言う。
しかし、あれだけ大声で毎日、茶の間で連呼すると、世間への影響力は大きい。近頃、「マナー」云々の話題や、TV番組が増えてきた。

マナーの心意気
マナーや、作法は「形骸」であり、水瓶座の得意とするところだが、崩壊直前の作法はむしろ魚座だ。
mannerは作法と訳されているが、「一人前の大人らしい」と言う意味だろう。社会構成員として従うべき心得ということだろうが、いつも「形」だけで理解されている。
だいたい、何でもそうだが、形式や体面を言い出す時は、すでに中身は腐っている。
企業、官僚、国家・・・世の中全体が活力に満ち、前向きに変化している時は「形」を作ることができない。成長が止まると過去の財産に食らいつく連中が支配権を握り、形式維持を仕事にする。もともと、役所や大企業に就職しようという動機に開拓精神はない。
組織が完成すると、そこに安定志向の人種が集まり、その連中が実権を握る10~20年後に腐り始める。
90年代の大組織の醜態は、歴代中国の宦官や賄賂による内部崩壊と同じだ。社会保険庁も腐ったスイカを今更どう始末するかという話しだ。

良い状態を形で維持しようとする、マナーや作法は、その中身の活力や心がけを学ぶことが目的であり、時に、その形すら破壊する力を持たなければならない。
安定志向の形式主義で、かつ「優秀」な人間がマナーや作法を行うと、見事な形はできるが、弊害をもたらす「うるさい形」を取り除くことができなくなる。
優秀」な人材がアリのように集まる大組織とは、決して、自ら弊害を取り除くことのできない組織なのだ。

このたび、裏千家家元があぐらの「座礼式」を提唱しているそうだ。これは家元だからできることであり、官僚組織のお客さんのような大臣には不可能なことだろう。
今こそ、本当に、議会制民主主義など、国家の形そのものを根底から立て直す維新の時が来ている。そして、さらに大局を見れば、国家の放棄ということから考え直さなければならない時なのだろう。


双子の新月

2007年06月16日 | 星の流れに

射手座の宮崎あおいが結婚した。射手座の木星なら当然の環境変化だが、射手座のエネルギーがピークになる双子座の新月に入籍。
近年目立っている宮崎という魚座の名前も売れっ子の要因かも知れない。 宮崎と言えば今度は、男性長寿世界一に宮崎の田鍋友時さん。

双子の新月で、
アメリカはとりあえずBDAが決着したが、8月まで空騒ぎになりそうだ。
年金問題はまさに魚座問題だが、問い合わせ殺到やコンピューターのお粗末発覚は、双子座新月と射手座木星の180゜現象。
国際宇宙ステーションでコンピューター停止。新幹線に飛び込み自殺、7万人足止め。
かねがね不思議なのだが、せめて新幹線のホームぐらい「ドア式」にならないのだろうか。
それより、社会保険庁。
役人の欠点が凝り固まって妖怪になったような組織だ。
最低限、部長級以上の役職経験者は財産没収、終身刑。日本には終身刑がないから年金不受理による死者に対する殺人罪(国民ネグレクト虐待)で死刑だ。もうっ!
それもダメなら・・・お~い、桃太郎侍、退屈男、水戸黄門、鞍馬天狗か月光仮面、仕置き人、誰でもいいから・・・あ~あ

ところで、冥王星はまたも格下げされたらしい。エリスより軽いとは。
冥王星が山羊座に入る話しはしたが、気がついたことがある。
冥王星はサソリの支配星。サソリ座は朝鮮半島と地下ゲリラ。考えてみると冥王星が射手座に入って以来、アメリカは朝鮮半島とテロに振り回されてきた。山羊座に入ると中国が振り回される番になる。


占いと競馬 3

2007年06月15日 | 競馬の星

惑星の位置
惑星や月の位置を見るにはEPHEMERISという暦を使うが、今では惑星位置が分かる星占いソフトが多数出回っている。

一般レースは月が走る
ダービーや有馬記念のように、その年の象徴レースには木星か、時代を象徴する天王星が表れる。(惑星のいる星座)
しかし、普段のレースに影響するのはその日の月が何座かで、月は一つの星座に2日ほどいる。したがって、土日が同じ傾向のことも多い。
サソリ座の例であげたように、月がサソリ座にあるならサソリの馬名から注目する。
また、ハリウッドボーイのように、惑星が特殊な状態になる日はその惑星に注目する。(順行、逆行に変わる時の停止や、月や太陽と同位置=0゜や180゜になる時など)

手っ取り早い「出目」の活用
土曜日、日曜日はほとんど同じ星座なので、土曜日の出目は、同じ時間の日曜日にでる。出目は原型の枠連が基本。45なら48や15のように。
また、同じ意味の馬名の馬、同じ意味か同じ名前の騎手*(1)ということもある。
同じ時間でも全く同じではない*(2)が、同じような状況が現れる傾向は強い。
前日が22で、まさか今日も全く同じ22ではなかろうと、22を除外して2絡みを買い、22が来た・・・そんな経験は何度もある。占いで指し示すことを「まさかそんなことが」と、常識を働かせて失敗ばかりしてきた。
もう、いいかげん占いを信ずるべきなのだろう

*(1)例えば、魚座の月の場合。アグネス○○とムービー○○、○○ネプチューン、セブン○○、パープル○○のように
*(2)同じ時間であっても一日ずれると、実は宇宙時間、地方恒星時は4分進んでいる。
だから、前日15:00であれば、翌日の15:00は15:04だから、実は14:56が占い的には同じ時間に当たる。
また、月は同じ星座にいても12度ぐらい進んでいるので、全く同じではないし、星座が変わっていることもある。


占いと競馬 2

2007年06月09日 | 競馬の星

初めの頃は膨大な資料を蓄積していたが、ある時から一切、データを残さないことにした。当てたいと思うようになったからだ。
占いのデータを重ね、もしかすれば、500年後に的中原理が見つかるかも知れないが、今日の競馬には間に合わない。もし、競馬の神様がいるなら、勘を研ぎ澄まし、星をヒントにイメージでお会いするしかない・・・そう、思うようになった。
(悪魔に魂を売ってしまった?・・・資料の置き場に困った)

そんなわけで今は、一切のデータが残っていない。すべて記憶だから、多少の勘違いはあるかも知れない。
事実の正確さより、イメージ喚起の方法を理解して欲しい。
占いとして、競馬は高い「経験の学校」だったが、世相史観の貴重な礎にはなった。

天王星サソリ座時代の馬
競馬占いに手を染めた1974~1980年の頃。天王星はサソリ座で、いかにもサソリの馬名はヤマニンバリメラメトロジャンボだった。メトロジャンボのメトロは大都市だが一般には地下鉄のことを言う。サソリ座は冥界だから地下。地下エネルギー。

バリメラは意味がわからない。命名者の意図と関係なく、往年の美男俳優バリモアとバレンチノを連想させるが、二人とも牡牛座だ。穿って考えると、牡牛座の裏(反対)のサソリ座だから、もじったような名前なのではないか。(サソリ座はパロディーも意味する)
とにかく、根拠不明ながら、名前の響きから勘でサソリと決めていた。
ヤマニンバリメラはタフで、サソリもタフ。走る労働者と言われるほど出場し10歳まで走り、100回出場を目指しながら、ケガで結局99回止まりだった。99回とは冥王星サソリの数。ここでサソリが最終確定した。

しかし、これより前からサソリと決めていたので、月が天王星のいるサソリ座に入った日、9歳で出場したバリメラに注目した。競馬の常識では決して手を出さない9歳9番人気だ。
直線で奇跡は起こった。猛然と追い上げるバリメラにアナウンサーも大興奮。その最中、地震が起こったのだ。大した地震ではなかったが、何しろバリメラが2着に飛び込む大波乱。地震どころではなくなった。ヤマニンバリメラのサソリを確定したのは、むしろこの時だった。
後で出てきた、メトロジャンボにもサソリの事件は多かったが記憶が定かではないので割愛する。

風と共に去りぬ
ところで、映画「風と共に去りぬ」はサソリ座のストーリーだ。
テーマ、ストーリー、舞台設定、映画の見せ場、主人公がスカーレット(深紅)・・・これぞサソリの世界!と思ったら、原作者M.ミッチェルがサソリ座だった。
しかし、「風」は、射手座、魚座も考慮する必要がある。(重複名)

サソリの馬名例
(他の星座と重複する名前もある)今後も逐次変更あり
数字の9、0(ナイン、テン、パーフェクト、スーパー)
赤色、黒色(レッド、スカーレット、ブラック、ダーク)
血や炎(ファイアー、ブラッド、パッション、フィーバー)
ブランド(物をイメージできないブランド名すべて)
生死(キラー、ドクター、エンド、バイオ、ナイト(夜)
善悪(プルート、デビル、メフィスト、)
その他(サムソン、マッチョ、マラドーナ、マンノ)

サソリの馬
追い込み馬、重巧者、長距離血統、穴馬


名前の品格

2007年06月07日 | 占いばなし

名は体を表す
「名前の力が実態を生む」という姓名判断は信用しない。
しかし、「実態と名前は一致する」ことは、かなり信用する。これはマンダン占星術、観天望気、共時性に通じる考え方で、世相史観の基となる。
名前は色々な思いでつけられるが、結果は「現れるべくして現れた」名前になる。つまり、誰しも無自覚のうちに星に支配されて名前をつけているわけだ。(表面が違っても星の意味は同じ)

一方で、表面的には異なる個々の名前には、命名者の本音や品格が現れる。
なぜ、車の名前はカタカナなのか。
戦後の工業製品名はたいていカタカナだった。舶来 コンプレックスと、輸出手段としての姑息さや、現実の厳しさを知ることができる。
経済や技術に自信ができると、かなり和名が現れるようになったが、いまだに車の名前に「雷電」や「紫電」「隼」などは現れない。もしかすると、国産飛行機用に温存しているのかも知れない。だとしても、高級車に「大和」や「桜花」でも良いではないか。「シーマ」と言われると「せん」と続けて言いたくなるし、「レクサス」にaをつけて「あれ、くさす」。

日本人が、外国風カタカナに迎合しているうちに、外では「トヨタ」や「ホンダ」の方が主流になった。世界では単純明解な信念がものを言う。日本語でいいのだ。

菊とカタカナ
だから、企業名にカタカナやアルファベットが増えたことを国際化とは喜べない。車のカタカナ名に姑息や卑屈があるように、カタカナ会社や役職には「ごまかし」が込められている。

会話でも、カタカナ語を乱発する人は、自分自身が感覚的にしか理解していない。実態を理解していれば簡単に日本語に置き換えられるはずだ。
カタカナ語は、自他ともにごまかしの薄め液として作用する。
しかし、実は漢字にもその要素はあって、戦前の言葉が漢語的であったことと、今のカタカナ語的世相とは通じ合う。
つまり、いずれも観念的、サイバー的な理解の中で暮らしているわけだ。

日本人が、本音のところで理解するのはやっぱり「和語」だが、近頃は歌のせりふにも漢語が多い。英語は言うまでもない。
「すき」や「ほれた」より「愛してる」が主流だ。「アイシテル」が「アイラブユウ」に似ているからかも知れない。
ただ、いささか疲れてきたのだろう、方言が見直されている。方言は意外と漢語起源が多いが、古語や古音を残しているので、あぜ道のように癒される。
どんなに外来語が入ろうと、底流には日本語が流れている。日本語は元来、混血語で、雑草のような強さがあり、外来語を飲み込んでしまう。
近頃、「欧米か!」が受けていることに、日本文化の自信が甦っていることを喜ぶ反面、ナショナリズムの反映かとも思い複雑だ。

話が脱線したが、そんな背景を考えながら、名前を見ていると、会社の名前は実態を表しているとしか思えない。

グッドウィルのコムスン
初めて聞いた時、直感的に「インチキ会社だ!」と思った。
後で知ったことだが、グッドウィルとは世界的な公益企業の名前で、それをちゃっかり利用した「豊田商事」方式だ。
また、コムスンの創始者はどう思っていたか知らないが、サムスンを連想させる。福岡だから潜在意識が皆無とも言えまい。「ミニ寸」を連想させる、なんともセコい響きだ。
(サムスンやトムスン、ハドソンのように、固有名詞を連想させない)

グッドウィルの折口氏と、豊田商事の永野一夫はともに三碧だ。
実態の全くない豊田商事とは比べられないが、実業より、世相に波乗りする点では共通して三碧だ。

介護のコムスンを知った時。「これがまさに天王星、魚座時代の泡沫会社だ」と思った。かつ消えかつ結ぶ


占いと競馬

2007年06月02日 | 競馬の星

初めに断っておきたいのは、これは競馬予想コーナではない。
競馬を通して、占いの可能性を探るのが目的だ。
うかつに競馬予想などして外れると、何の義理もない人から非難されるのがオチだから予想などはしない。
しかし、ここで占い予想法を会得して、商才のない占い師を尻目に、皆が的中するとくやしいので、公開をずっとタメらっていたが、後世のため占いのため、発表することにした。
志しある人は、研究を発展させていただきたい。

ことの起こり
30数年前。喫茶店で占いをしていると、競馬新聞を読んでいた客が「そんなもんが当たるぐらいなら競馬で大もうけだ」と言うから、それもそうだと思った。
その頃はまだ、占いを信じていたから、競馬も当てる方法があるはずだと思った。もし、占いで競馬が当たれば、占いの証明にもなる。
占いのトレーニングとしても、競馬はよい実験方法ではないか。
科学では、占いは信じる人の被暗示や、思い込みに過ぎないとされているが、もし、一定の確率で的中するなら、少なくとも何らかの影響力があることが認識されるかも知れない。
ここから長い、ミイラ捜しの旅が始まった。

馬の誕生日
まず、馬の生年月日を考えたが、すぐ、無駄に気がついた。
馬はほとんど同じ頃に生まれる。実際、ダービーに同生年月日の馬が何頭も並んでいる。ただし、これは占いの反証とはならない。能力の劣る馬にとっては、勝たなくても出場するだけで運が良いと言えるからだ。
次に、騎手や調教師、馬主の運を考えた。ところが、同じ調教師や馬主の馬が何頭も出馬する。では、騎手はどうかと言えば、これも同じ日に何頭も乗っていたりするし、いくら運が良くても能力のない馬であったり、他にも運の良い騎手が並んでいたりする。
もちろん、これらを精査すれば、かなり的中率は高まるかもしれないが、「風が吹いたら桶屋が儲かる」ような、徹底的な因果関係を前提とし、膨大な労力を必要とする。
(こういう、精密機械のような運命論が無意味であるとは、後で悟った)

星が走る
結局、世相占いとして考えることにした。
それまでも、競馬予想に九星を使う人は多くいた。
出目とその日の九星を関係づけるのだが、毎日の九星は、決定方法が昭和になって確定するようなあやふやなもので、九星で当たったように見えるのは、むしろ、卜占的な的中ではないかと思うようになった。

そこで、
世相を占う、西洋占星術のマンダンを応用することにした。
「世相史観」や、「星の流れに」で繰り返しているように、世の中の現象は星の意味と合致する。星の動きがモノの名前や数に現れるなら、競馬はすぐ答えの出る実験マウスだ。

競馬のことは詳しくなかったが、早速、TVを見ながら試してみた。
もちろん馬券の買い方も知らないし、そんな実験に金をかける気もなかった。
初めてのことで、手がかりも無い。とにかく、その日は火星が魚座で順行を始める日だったので、それらしい馬を探したが、よくわからない。
すると、最終レースは7頭立てで、7番の馬は「ハリウッドボーイ」。
もうこれしかない。魚座は、虚像を表すからハリウッド。魚座の数字は「7」。火星は若者を表すからボーイ。何もかも出来すぎだ。
しかし、競馬新聞は無印で真っ白。予想にも本命レースと書いてある。
レースが始まると案の定、ハリウッドボーイは最後尾をトロトロとついて走っている。『やっぱり、この方法じゃ予想できないな』と思っていると、直線に入ったとたん。な、な、なんと・・・ハリウッドボーイが猛然と走り始め、一気に、ごぼう抜きをしてしまったではないか。
枠連しかない当時の7頭立てで万馬券。これがどれほど大変なことか、競馬の素人には解らなかったが、占いの徒としては、理論通りに馬が走ったことに大興奮をした。                     

ミイラになってしまった
さあ、それからはこの手法を片っ端から当てはめてみる。予想だけでは無責任?と思い、競馬場通いが始まる。金を出す以上、何とか儲けたいと思う。色気が出れば当たらないのが占い。結局、ただの競馬ファンになってしまった。
ある、著名な占い師も、占いで稼いだ金を全部、競馬でスッていたと聞いたが、その気持ちは痛いほど解る。占いに取り憑かれている者にとって、儲けることより「本当のことを知りたい」のだ。
それなら、予想だけしていれば良いようなものだが、こんなに当たるなら実践として買ってみたいと思いだす。

やればやるほど、星の現象は確かに馬にも出る。しかし、儲からないのは何故か。それは結局、「予想と商才は別物」だと言うことだ。
よく「片方は当たったのに相手が外れた」と嘆いている人がいるが、当たったのはたいてい新聞の本命だ。占いではこの逆「大穴が当たっているのに本命を買っていなかった」ことが何度もある。それならば単勝ばかり買うとか、必ず本命とつなぐとかすれば良いのだが、これがそうでもない。
大穴が2着だったり、本命をつなぐと僅差の2番人気が来たりする。ここが商才だ。儲かる馬券配分ができて、わからない時は買わないのが馬券師だが、何でも予想したくなるのが占い師の悲しいサガだ。
よく、
占いで怪しげな予想理論を展開すると、そんなのは邪道だと言われるが、
もともと、競馬で儲けるために占いをしているのではない。
占いを試すための競馬だから、競馬理論にとらわれる方が占い師には邪道なのだ。
(ところが、その競馬の常識が邪魔をするようになってしまった)
次回から、世相競馬占いへの苦難の道を、エピソードを交えながら話していきたい。


そのまえに、時節柄
今年のダービーの例で「占いと商才の違い」の情けない話しをしよう。

今年は射手座の木星。大レースは射手座の騎手に栄冠がある。
射手座の騎手は3人→四位、内田、福永
射手座の馬名は木星の表す栄光や高貴→ヴィクトリー
時代の馬は魚座の天王星で虚像や酒→ウオッカ
(実際には他にチャート等も用いるが)
以上の条件から3連単買いで
1着 名前の③ウオッカ⑰ヴィクトリー
2着 射手座の3人③⑤⑯+名前の2頭③⑰
3着 総流し
と予想したが、1着を2頭買うと総流しが倍になる
最後まで悩んだ末、競馬の常識で牝馬ウオッカを切った。

結果は
1着 射手座の四位で、③ウオッカ
2着 射手座の福永で、⑯アサクサキングス
3着 ○の岩田魚座で、⑭アドマイヤオーラ
3連単 ③-⑯-⑭  2,155,760円  2039番人気

最後まで占いを信じて突っ張る信仰と商才のない占い師は、またも眠られぬ夜を過ごすことになった。
重要なのは、
占いだけなら当たっても、馬券資金や常識に相談すると外れる


やっぱり

2007年06月02日 | 星の流れに

31日、乱気流にKML867便が巻き込まれた
まだ射手座には入っていなかったが、既に影響圏。
867便=8+6+7=2+1=3射手座の数

精神:1日には放火、トラブルなど精神性の事件多発
交通:東海地方で「地震」。新幹線一時ストップ(東西=暗剣殺・五黄殺)
       タクシー代値上げ方針
宗教:IWCで日本は頭に来て脱退をほのめかす
    IWCは科学ではなく宗教だ
アメリカも興奮している。イラン北朝鮮も要注意だ
南米のチャベスはますます過激化。そのうちえらいことになる
韓国もだが、報道機関(射手)が問題になっている

その他
世界的株高。株は心理ゲーム(大恐慌前夜を思わせる)
双子座の黒田知永子離婚
IT関連の提携統合のニュースが目立つ