北海道のスプレー爆発。アホ過ぎて言い様がない。しかも、爆発の中心にいた当人は大した怪我もしなかったというから、恐れを知らない者には弾が当たらないという話は、本当らしい。
戦後、冬の暖房と言えば、ストーブは石炭、家庭では炭か豆炭、それに練炭が普通で、毎日のように、一酸化炭素中毒で死者が出たニュースを聞いた。(もちろんラジオで)
子供心に、燃料を扱う怖さが染みこんだものだ。今では、練炭はもっぱら自殺の道具になっているが、時代が変われば、市民が心得るべき常識も変わってくる。
石油が普及しはじめると、火事の怖さが加わった。電気暖房は全てを解放するように思えたが、停電の恐怖が生まれた。
豊になり、物が増えると、身の回りに未知の危険がさらに増えた。ショートによる火事や爆発、スマホやPCの発火など、予想もできないような危険が潜んでいる。
しかし、スプレー缶の危険は、個々の製品に明示されているし、それ以前に、実際に爆発事故なども起きているのだから、完全に、現代市民が心得るべき常識・・・のはずだ。
こんな常識も心得ない、粗雑なバカが店長をしていたのが不動産やだと言うから、さもありなんと思った。
不動産屋は、証拠と所有を表すサソリ座だ。おそらく木星がサソリ座に入って以来、相当忙しく、イケイケで無理をしバカでも店長になったのだろう。スプレー缶1本で1万円の付加料金を強要する商法も、金に目がくらんだ会社のイケイケ商法だ。
そうした、悪ノリの後始末をしなければならなくなったという事だ。
サソリ座と言えば朝鮮半島だが、今の韓国も悪ノリの後始末に迫られている。
ところで、先日、スエーデンをサソリ座とし、牡牛座との判別が難しいと書いたが、韓国のような問題は起こっていない。どうもやっぱり牡牛座だ。今からの7年間で明らかになるだろう。
一方、このところ、「おじさん」ブームだとTVで言っていた。これは、土星が最も強いヤギ座に来ている現象だ。高齢社会だから、相対的に「男盛り」がスライド上昇する事もあるが、土星は「父親」で、元気な年寄りが存在感を増す。男だけではなく、グレイヘアやシルバーヘアが話題になることも、ヤギ座時代の現象と言える。
土星は、軽薄な幸せの逆であり、花盛りの楽しさに対する地味な果実を意味する。
世相が「実質」を求めている表れだろう。
こんな時代では、若ぶるのが最もみっともなく映ることになる。慎むべきは、年を聞かれて「幾つに見える?」と聞き返すこと。他人が何歳に見るかではなく、何歳であろうと、自分の中身に自信を持ち、それを誇らないことが老成の美だ。若い人に「あなたもそのうち解る」などと言うのも、空虚な齢自慢であると知るべしだ。