魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

印象作り

2019年08月07日 | 兄弟関係

 対韓輸出規制。韓国の周章狼狽といい、周辺国の戸惑いといい、またも日本は、一人っ子的、「いきなり」をやった。
この経緯や心情は、日本人だからよーく解る。しかし、日本以外の国には全く「不可解」でしかない。
直接関係ない国は、ここに至る経緯と、日本人の心情が全く解らないから、大泣きする子供を見て、「なぜ?」と思えば、単純に「親が悪い」、「虐待している」と思う。
亭主の愚痴を言い、亭主が暴力を振るったと叫ぶ女房の言葉を聞けば、他人は「とんでもない亭主だ」と思う。

物事には理由があり、人と人とのトラブルは、自動車事故と一緒で、どちらかが100%悪いと言うことはない。しかし、関係ない人は、うるさければ面白半分で、表面的な判断をするから、騒ぎは当面、騒いだ方が通用する。
これを避けるためには、日頃から、あるいは始めから、小さなトラブルを公開して争うか、発信力のある複数の人に定期的に説明しておくことだ。

日頃から、関係者、周囲の人を意識し、理解して貰うことに、一人っ子の日本は、意識がない。または下手くそだ。自分の道理だけで、誰だってそう思うはずだ。相手も解るはずだ、と決めてしまう。日本は、国内意見が一致すれば、世界だってそう思うはずと疑わない。この傾向は、長子の中国にもある。
世界から、日本は宣戦布告をせずに戦争を始める国だと認識されているが、この状況なら当然だろう、と思い込むからだ。中国もやはり、突然、戦争を始める。

自立型長子の中国も日本も、日頃から些細な争いで、乱れを見せるのは、自己統制が出来てないようでみっともないことだと考える。
中国の場合は長子で弟妹を扱ってきた経験から、争わずに宣言する(叱る)。しかし、トラブル経験の無い日本は、抗議するより、黙り込んで自問自答してしまう。
そして両者とも、最後に、「切れる」。
宣戦布告は、日常的に、争いトラブルを繰り返している人が、「本気で手を出すぞ」と宣言するものだが、日常的に争いをしないと決めている人には、争いは、「宣言」などの日常ルールを越えるものだ。そこまでの平時に充分、耐えて警告している、と思っている。

弟妹の世界
しかし、世界のルールは弟妹方式だ。日頃から姦しく言い争い、相手との力関係を測る。
長子は、滅多に他人に相談しないし、相談するとしても、参考意見にするだけだが、弟妹は事あるごとに、他人に相談や告げ口、あるいは世間話や自慢話として話す。常に自分の考えを表明することで、相手の反応を見て方向を修正し、いざという時には、味方になって貰う下地を作っておく。日頃からコミュニケーションを取っておくことで心情的にも第三者と近くなる。

この結果、弟妹の集まりから見れば長子は、「いきなり」実力行使に出たように見える。その勢いで勝ちきれば、お叱りの「雷」となるが、最後の手段として動くので、一杯一杯の戦いになり、朝鮮戦争の中国、太平洋戦争の日本のように、勝ちきれない。なお、中国は国境戦争だったが、日本は遠征戦だ。これも、一人っ子の悪ノリと言えるだろう。

今回の日本の決定も、日本に道理があり、アメリカには了解を得ていたとしても、そこまで日本は、第三者に何も効果的な説明をしていない。こうした問題で、第三者に説明をすること自体がみっともないと考えるからだ。
困っても怒っても、他人には関係ない話だからと、我慢して内にこもり続け、最後に爆発すると、相手も周囲も驚く。
長子、一人っ子の「雷」に驚いている周囲に、「雷」を落とされたはずの本人が、「ひどいことしますよ~!あなたも危ないですよ」と、叫き立てれば、事情を知らない人は、「なんか知らないけど、とにかく止めて下さい、となる。
韓国得意の大騒ぎに、冷静に対応すれば、周囲は解ってくれるだろうと思うのは、論理思考の落とし穴だ。

慰安婦問題も、結局、事実上日本が負けた。問題を広げ、妥協合意したこと自体、負けだ。
原因は色々あるが、体裁を気にした日本が、ちゃんとした説明を第三者にしなかったことだ。
そもそもの失敗は、最初の一言に相手になったことだが、相手にした以上は、大々的に応戦しなければならない。中間児ロシアのように、徹底した沈黙を保てるなら別だが、日本人の小さな正義感が黙っていられない。

切り札としての情報温存は良いとして、今回、日本は、どこまで周囲に説明出来るだろう。今のところ、韓国の騒ぎ過ぎが日本に有利に働いているようだが、野次馬に、さりげなく情報を流しておくことは大切だ。兵法では人心を操ることの需要性を説く。日本はこういう時にこそ忍者を使わなければならない。
中国の謀略や、各国の諜報部にどれぐらい対抗できているのだろう。そもそも裏口と情宣で、韓国に勝ったことがあるのだろうか。(忍者半島


外交相性

2019年08月03日 | 占いばなし

世界のリーダー達の相性が、どの程度世界情勢に影響を及ぼすものかは知らない。
リーダー同士の相性は重要だという意見もあるし、個人ではどうしようもない、気候や時勢、国家体制が歴史を動かすという考え方もある。
何が歴史を動かすのかは解らないが、日々、目の前で動く政治ショー。占いによる、登場人物のタイプを知っておけば、面白さが増すかもしれない。

トランプ(米)、習(中)、プーチン(露)、安倍(日)、金正恩(朝)、文在寅(韓) これくらいが、当面日本に関係があり、世界に影響を及ぼしそうなリーダーといえるだろうか。
トランプ(米)S210614、習(中)S280615、プーチン(露)S271007、安倍S290921、金正恩(朝)S590108?、文在寅(韓)S280124
まず、
「年の九星と干支」
トランプ 九紫丙戌
習    二黒癸巳
プーチン 三碧壬辰
安倍   一白甲午
金正恩  八白癸亥
文在寅  三碧壬辰
(金正恩と文在寅は一月で、前年生まれとする)
ここでの注目点は、プーチンと文在寅が三碧で同年。三碧の有名政治家と言えば、オバマとヒトラー。共通点は、大衆の好むパフォーマンス人気取りの天才。大喝采を浴びるが中身は無い。三碧は「雷」を表す。音と光に踊らされた者が、自ら怪我をする。三碧に多い犯罪は詐欺。
トランプは意外にも、アメリカ大統領に多い九紫。クリントンもブッシュも同年。
習近平、金正恩は、泥臭い二黒と八白で、実質本位。ことに八白の金正恩は信念型。
安倍一白は、日本の人気総理、田中、中曽根と同じ。一白は「穴」冬、夜、夢の世界のドーパミン製造機。夢から覚めるととんでもないことに。

「星座/元素/国の星座」
トランプ 双子座/風/双子座
習    双子座/風/カニ座
プーチン 天秤座/風/水瓶座
安倍   天秤座/風/天秤座
金正恩  ヤギ座/土/サソリ座
文在寅  水瓶座/風/サソリ座
安倍は厳密には乙女座だが、ほぼ天秤座
全体に風の星座が多く、これは、情報社会でトップに立つためには、情報操作とわかりやすさが重要だからかも知れない。
また、風の星座同士は相性が良いが、天秤座から見ると双子座は「面白」く楽しい、水瓶座は「強引」。双子座から見ると天秤座は一休さん「聡明で可愛い」、水瓶座は郷愁と理想。
自国との相性は、文在寅以外は良好。

「自動車人間」では
トランプ ボディー
習    シャーシS
プーチン エンジン
安倍   シャーシS
金正恩  ガソリン
文在寅  エンジンS
習近平のシャーシS は鄧小平以降の中国共産党とは真逆。自己顕示欲が強く、タイプは違うが60干支(気質)は毛沢東と同じ。
自動車人間を掘り下げると、実はそれぞれのタイプにも、個人的な特徴がある。
どんな自動車?
トランプ=ショールームに飾ってある大型の超高級車。真価不明。
習=メカむき出しの大型車、ボディーが無いから目的不明で不気味。
プーチン=自転車に大型タンクとエンジン搭載。人気者の芸能人。
安倍=ハンドルが無いスーパーカー。
金正恩=ハンドルもシャーシも無いタンクローリー。動けないが爆発危険。
文在寅=自動車ショーでブンブン音を立てるが、ガソリンもハンドルも無い。
この中で、金正恩と文在寅は実用車ではない。ガソリンタンクの金正恩は習には役に立つが、トランプには期待外れの可愛い孫。プーチンには無用の長物。文在寅と合体すれば暴走車と化す。

各占い的特徴については
占いばなし
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