転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



不本意に忙しかった7月もようやく仕事の目処がつき、
きょうから3日間は連休を頂くことになった。
久しぶりに、「今日も、明日も、明後日も!」自由時間が、ある、
という幸せな境遇になった。
私ほどStayHomeの得意な者も少ないのではないかと思うのに、
世の中が動いていると、なかなか自分の思い描いていた通りにはならないものだ。
当初、22日(水)から27日(月)まで何も入れない6日間にするつもりだったのに、
職場の同僚が休んだ代打で21日22日連続で会社に出勤、26日は前述の神社関連、
27日は午前が実家関係の銀行の用事、午後が両親宅のシロアリ対策施工、
となり、予想以上に今月後半も多忙で、連休としては3日間になってしまった。
しかしこれでも以前に比べたら雲泥の差なので、さほど不満でもない。

歯の根管治療その後
左下7番の治療にこれで3回、通ったところで、昨日の段階で先生が、
「腫れも膿もなくなってきているので、次回このまま調子が良いようなら
一度ちゃんと根っこを埋めてみようと思います」
と仰った。自覚としてもこのところはとても快適になった。
患部は毎回、根の処置と洗浄をし、薬を交換して仮封、という状態で、
かぶせてあったクラウンは外したままなので、歯が動き過ぎないようにと
矯正治療のとき作った保定用マウスピースも、再び使うようになった。

実家の電動シャッターの話
先週末、実家の電動シャッターが故障して、休日修理をして戴いた訳だが、
昨日、メーカーから電話があり、今後のことについて説明があった。
サイドレールの障害物検知装置の故障で今回の不具合が起きているのだが、
シャッター本来があまりにも古いので、部分的な交換で改善できるものかどうか、
やってみないとわからないところがあり、メーカーとしては、
この機会にシャッター全体を新規に購入して取り付けし直すか、
当面、このままにして、どうしても必要なときだけ手動で使うか、
予定や予算との兼ね合いで選択して欲しい、という話だった。
私個人は別に現状でも困っていないのだが、
一応、新規購入&取り付けの見積もりも送って戴くことにした。
多分、25~30万円くらいするのではなかろうか(汗)。
それくらい出すなら、むしろ表玄関をリフォームして外から施錠できるようにし
今後はシャッター&通用口の使用をやめる方向にしたい気も、する(汗)。

オブジェ購入
主人の部屋のブックシェルフの上に置くオブジェを買った(写真)。
ドアを開けたときフォーカルポイントになる角度なので、
何か置きたいと思いつつ、長らく保留していた箇所だった。
  
写真のトレイとオーナメントをアジア工房のサイトで見つけて、
ハズレでも実家に持っていって飾ればいいやと、写真だけで選んで買ってみたら
思った以上に部屋にも家具にも違和感なく似合い、なかなか気に入った。
モデルルームに行くと例外なく、コンソールや出窓にオブジェが飾ってあるのに、
店頭では案外、あのような、サイズ感のあるオブジェに出会うことが難しい。
今回のは、パームリーフのトレイ790円、ラタンボールMサイズ200円、Sサイズ80円、
デコレーションボールがこの中では一番値段が上で、ひとつ1480円。
商品説明によると、バリ島のホテルやヴィラにはこういう飾りがよくあるそうで、
主人の部屋はサイドテーブルもシノワズリなので
アジアンテイストのものがぴったりで、実にうまく行ったと思っている。
ささやかな消費活動を継続する、わたし(自画自賛)。

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今は先立つものが無いが、いつかまた貯金ができたら、
……と、私は時間のあるときインテリア本を眺めて、
模様替えやリフォームを妄想している。
妄想だけなら無料なので、いくらでも手をかけることができる(笑)。

たとえば、ある程度現実的で、かつ、いつの日かやりたいのは
LDKのキッチンリフォームだ。
入居したときのままのシステムキッチンを13年以上使っているので、
いずれは経年劣化で入れ替えをしなくてはならなくなる筈なのだが、
そのときにはキッチンそのものの配置を変更したいと思っている。
ポイントとしては、もう少し、キッチンを独立させたい。

我が家のはマンションの典型的なLDKで、
すべてがひと続きの空間にあり、キッチンとダイニングは対面型で、
カウンターで仕切られている。
目下構想中なのは、そのカウンターの上半分にステンドグラスと窓枠を設置し、
流しやガス台が外から見えないように仕切りをしたい、ということだ。
ダイニングやリビング側から、蛇口やコンロ、流し、などという、
器具感まるだしのものが見えるのを私はヨシとしていないし、
食卓についたときに正面に電子レンジが見えるのも、美しくなくてイヤなのだ。
家電の多くは、少々デザインに凝ったとしても基本的に「道具」なので、
くつろぎ側であるリビングやダイニングから丸見えになると興ざめだ。

カーテンやロールスクリーンで目隠しする、という方法もあるが、
それはもう官舎時代にDIYでさんざんやったので、
今度やるならちゃんとしたリフォームだ、と思っている。
せっかくの持ち家なので、構造的な部分からきちんとしたい。
ただ、キッチンを大きくいじるとなると、
フローリングの張り替えに発展する可能性があり、
工事期間も費用もそれなりにかかりそうではある。
どのあたりで手を打つか、引き続き研究したいと思っている(^_^;。

同じような観点からなんとかしたいと以前から考えているのが、
洗濯機・洗面台があり脱衣場を兼ねている、浴室手前の空間だ。
洗面台まわりに私はよけいなものを置かないようにして、
華美ではないにしても一応、整った形にしているのだが、
すぐ隣に洗濯機が鎮座していて、雰囲気も何もあったものではない。
洗濯機も、少々デザインが良くても、台所の蛇口やガス台と同じく、
見た目で「素敵な洗濯機!」ということはあり得ない。家具ではないので。
どうやっても、雰囲気の点ではマイナスにしかならない、と私は感じる。

それで希望としては、洗濯機と洗面台の間に壁を設置して、
洗濯機から浴室ドアまでのあたりをカーテンで隠したいと思っている。
そうすれば、お客様に使って戴くのにも問題のない洗面化粧台になる。
コロナ禍の今時、外から来られた方に手を洗って戴く場が必要ではないか。
広さのある一戸建てなら、お客様専用の洗面化粧室を設けて、
そこをエレガントに飾ることも可能だが、
一般的なマンションの間取りでは、そのようなことは望めないから、
せめて、同じ空間の中でも区切りを設けたいというのが私の希望だ。
こちらのほうがキッチンよりは手軽に取りかかれるのではないかと思う。

ともあれ、夢想妄想は自由自在なので。
コーヒーを淹れてソファに陣取り、美麗なインテリア本を眺めて、
私はきょうも楽しく計画を練る(笑)。

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きょうも実家関係で出かけなくてはならなくて、
StayHomeが全然できてない!とキレかけたが、
突然、毒食らわば皿までの心境になり、午後から、
馴染みのインテリアショップの絨毯コレクションを見に行った。

私は、一人っ子のせいか元来が異常に自己完結した人間なので、
放っておかれて家でひとり静かに過ごしていればストレス皆無なのだが、
周囲から干渉され、予定が入って出歩かなければならなくなると、苛々が募る。
ひとさまの都合のために、自分のペース通りに行かなくなる、
というのが、実は私の一番嫌いなことなのだ。
いい大人なので、日頃はそんなことはおくびにも出さず仕事をしているが、
内心で面白くないのはどうしようもない(汗)。
よし、このへんでストレス解消のために散財してやる!!
いいタイミングでペルシャ絨毯展だ、この際、何か新調しよう!!
どうせ春からこのかた、歌舞伎も音楽会も何ひとつ行けなくなり、
チケット代も旅費もホテル代もゼロで、私は小ガネ(こがね)持ちなのだ。
毎月東京遠征をしていた人間が、半年近く蟄居していたら、
そりゃ小遣いが出ていかない訳だ。

三密が怖いので、混んでいたら即やめようと思って覗いたら、
平日のせいか店内は十分に空いていて、
ならば先日から懸案の、主人のデスク下に敷くマットを買うかという気になった。
店頭ではまずアルコールで手指消毒、それに検温があり、
住所氏名を書き込む用紙もあり、なかなか厳重であった。
もちろん、スタッフさんも私も、皆がマスク姿。

久しぶりに見る絨毯コレクションは圧巻で、
来て良かったとつくづく嬉しく思った。
こういうものは、買う買わないに関係なく、見ること自体に楽しさがある。
様々なモチーフの、各種サイズのペルシャ絨毯が一堂に会している様は
展示会ならではで、そこには、ほかでは味わえない面白さがあるのだ。
絵画や写真を図案にして織り込んだピクチャーカーペットなど、
私などはまず今後も実際に買うことはないと思うが、
だからこそ、こういうところでなければ、じっくり味わう機会すら無いだろう。

ペルシャ絨毯は産地によって、タブリーズ、クム、ナインなど様々な種類がある。
それぞれの地域ならではの、素材や柄行き、用いる技法など特色はあるが、
織り手の個性によるところも大きく、一点物は一期一会だ。
自分の傾向として、基本的に私はメダリオン柄が非常に好きで、
次に心惹かれるのはパネル柄であることが多い。
しかしきょうの展示会にあったパネル柄は、大変美しかったがシルクで、
お値段も77万円、私にとってこの小さいサイズとしては上等過ぎ(汗)、
そもそも耐久性の点でデスク下には適していなかった。
やはり椅子にこすられる場所は、ウールでなくては。
ウールとシルクで織られたイスファハンも見せて貰ったが、
これは色が私の好みに合わず。

それで、リーズナブルなものがあればタブリーズの小さいのにしようかな、
と思いながら眺めていたら、担当の方がもう一枚持って来て下さったのが、
写真のバルーチ(Balouch)だった。
こんな細やかな柄のバルーチもあるんだ、……と私は一目で気に入り、
しかもお値段が、まさに東京遠征を半年我慢した分くらいだったので、
もうこれは出会いだ、OK!!と思い切った。
このバルーチを、これからころもん秘密基地の床に敷くのだ!
ころもん本人は敷物など何でも良いのだから、
私の気に入ったものを彼の書斎に敷く。No problem。
家じゅうのインテリアはすべて私の支配下にある!

HA! すっからかんになったが、予は満足じゃ。ふんっっ

……いや、違う!!まだ給付金、手つかずじゃないか。
Bravo!!もういっちょ、次回は何を買おうかね。

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思うように自粛生活ができないまま、7月も後半戦だ。
世間様が本格的に動き始めた6月後半から私も忙しくなってきて、
なんと、この19日(日)20日(日)は、私が今月初めて得た連休となった。
尤もそれは、自分の考えで予定を入れた実家のメンテもあったので、
今年の冬までやっていたように、仕事が次から次へと!という状態とは
少し違ってはいたのだが、コロナ禍の最中、やはり不本意ではあった。
この後、21日(火)と22日(水)は、発熱した同僚の代打で会社に出なくてはならず、
結構これがまた、朝から晩までの予定になっていて嬉しくないのだが、
23日(木・祝)以降の連休からは、なんとかして、
ゆったりとしたStayHomeの日々に戻りたい、と願っている。

(余談だが、同僚の発熱のことを知ったのは先週後半だったが、
今に至るも「コロナ」であるとは聞いていない。ただの風邪か何かなのだろう。
しかしうちの会社では、目下、発熱を認めた場合は理由の如何を問わず、
解熱後8日を経過するまで、出社してはいけないことになっている。
仮にPCR検査して陰性まで行ったとしても偽陰性の可能性は残っており、
安全とは言い難いのだから、会社の慎重な方針に私は賛意を表する。)

……などと休みたい話をしつつも、私は実は、
神社の裏山の件が気になって仕方が無い。
自分が「道」だとしか思っていなかった場所が「川」になりかかっていて、
一体それは、上のほうのどこから来ているのか、上ではどうなっているのかと
寝ても覚めても、……と言えば大袈裟ではあるが、気に掛かっている。
昨日も神社に御朱印と御守りを受けに来られる方があったので、
留守番がてら行ったのだが、雨が2日間降らなかったら「川」も消えたか、
と思って裏のほうを眺めて見たら、全然変わらずに「川」が流れていた。
どうやらこれは、大雨で溜まった水が上から降りてきているだけではなく、
上のほうのどこか、元は小川か何かだった場所の一部が決壊して、
水路そのものが変わってしまったということではないのだろうか。

私は、見に上がってみたいという思いを、おさえきれずにいる。
この季節、マダニも蜂も怖いから、長靴長ズボン、長袖ウインドブレーカー、帽子、
という重装備を整えてからの話にはなるが、
ちょっと裏山に登ってみたいと、先日来妄想している。
しかしおそらく私は、自分の頭で思っているより既に体が鈍くなっているはずだ。
小学生の頃の感覚のまま、すいすいと上れる前提で考えているが、
実際にはあのケモノ道さながらの山を、56歳の私に上れるだろうか。

ひとりで行って遭難したら、えらいことになるから、
誰か一緒に行ってくれないだろうか。
骨の髄まで街っ子の主人は、こういうとき全く戦力にならないし、
総代会の面々は私よりどうかすると二十近く年上なので、マズいだろう(汗)。
宮司さんも高齢、町内会長さんはかねてから体調がお悪いと聞いているし、
昔の同級生、近所の顔なじみ、……うぅむ、皆さん唐突過ぎて、ちょっと。
実家でお世話になっている植木屋さんは、どうだろうか。
トシとった両親が、以前、墓への道の掃除を頼んだことがあった筈だ。

これは、山の上のほうの様子が知りたいという私の好奇心が第一ではあるが、
同時に、神社に将来的な影響はないかどうかを心配しているためでもある。
今までと違う場所に水が流れるというのは重大な変化だろう。
流れる水の働きで地形ができる、って小学校の理科で習ったではないか。
場合によっては、市のほうに相談する必要さえ、出て来るのでは。

一考を要する。


追記:とにもかくにも総代長に電話で報告した。
総代長は副総代長に連絡したあと、改めて電話をくださり、
来週、総代会の主立った面々で集まるときに皆で神社の裏をまずは見てみよう、
と言ってくださった。
話はそれからだな。

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実家には、もとは納屋だったところを20年あまり前に改築し、
一階部分をガレージに、二階部分を物置にしたものが、
門扉向かって右手にあり、普段私は表玄関を使用せずに、
このガレージのシャッターを開けて家に出入りしている

ガレージ内部が勝手口と通じていて、台所に直接入れるようになっているからだ。
そのガレージのシャッターが、今朝、開くところまでは問題なかったのに、
いざ閉めようとしたら、全く反応せず、モーターの音すらしなくなった。

施錠できないどころか、シャッター全開のままでは
外から台所直通のドアが丸見えで、ガレージにも二階物置にも入り放題、
これでは不用心で私は帰るに帰れないことになり、
やむなく、メーカーの休日修理部門に電話をかけた。
連絡先はシャッターの昇降ボタンの横に印刷されたものが貼ってあったので分かった。

受付センターは大変にてきぱきしていて素晴らしかったが、
土曜なので修理担当者の数が少なく、訪問まで時間がかかる由、返答があった。
選択の余地がないので、目処が立つまで待つことにし、
併せて、これの取説がないかとあちこち探してみたのだが、
「ヘアドライヤー」「すし半切り」などとしょうもないものの取説はあるのに、
今、必要な「ガレージ電動シャッター」に関しては書類一枚残っておらず、
スマホでメーカーのサイトを見て、似たような型番のものが出ていないかと探したが、
これまた、実家のは古すぎて、参考になる情報に巡り会うことは出来なかった。

2時間半くらい待って、なんとか修理担当の方に来て戴くことができ、
見て戴いたところ、またこれが実家らしいというか、
「どうしてこんなことになったのか」
と担当の方も首をかしげられるような、おかしな具合になっていることがわかった。
普通、電動シャッターは、非常時その他には手動に切り替えられるよう、
それ用のスイッチかヒモがついているのに、実家のはそれが見当たらず、
それどころか、そういう切替装置本体や電源なども、どこにあるのか、
外側からは全くわからないようになっていたのだ。
どうやら、このシャッターを設置したあとから、ガレージの天井に手を入れたようで、
シャッターを収納するケース部分を開閉する窓も、奥のほうに隠れてしまっていて、
業者さんがあちこちネジを外して苦心惨憺、ようやくことでケースが開き、
電源や手動 / 電動切り替えヒモなど、必要なものが発見された。

結論として、故障の部位は、ガイドレールの内側のなんとかいう部分で、
ここが劣化して安全装置が誤作動し、シャッターが降りなくなっている、
という話だった。
とりあえず、その故障箇所が作動しないように連動を切って貰い、
安全装置のない状態での電動での開閉、もしくは手動での開閉、
ができるように、今日のところは応急処置をして戴いた。
本格的な修理については、後日、見積もりが来ることになっている。
父がここを電動にしていたのは、自家用車で外出・帰宅する際に、
車の中からリモコンでシャッターの開閉をするためだったので、
車を持っていない私にとっては、シャッターが手動でも特に困る訳ではない。
なおしてまで使うかどうかは、金額による(^_^;。
しかしこのままにしておくとなると、私はいきさつを知っているから良いが、
ほかの人にとってはやはり、危険ではあるか……。

それにしても、古い家には本当にうんざりだ。
あちこちが次々と壊れて、修理で時間とお金を取られるばかり。
表玄関の屋根、洗面所の雨漏り、電動物干し棹、インターホン、天窓、害虫関係。
いい加減にしろよ(--#)。

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5月の終わりに左下7番の歯の外側の歯茎が腫れているのに気付き、
6月の初めから歯科にかかり、内服4日間→半月観察→
切開+内服4日間→半月観察、と治療してきたが、
一定以上の改善がないので、14日夕方、また受診した。
6月初旬に撮影したレントゲン写真を見た範囲では、
7番の根の先に斜めに黒くなっている箇所が小さく映っているので、
そこが化膿しているのではないか、と先生は仰った。
内服で完治しない以上、7番の治療跡のクラウンを外して、
歯の根の治療(根管治療)をやり、再度、埋める方法があるが、
8~10回くらい通うことになりそうなのと、
7番は大昔に既に抜随していて根管治療もこれが二度目になるので、
やってみても100%治癒するとは、今の段階では断言できない、
とのことだった。

しかしここで根管治療をやらないならば、残る手立ては抜歯だろう。
抜歯したあとは、一般的にはブリッジか、お金をかけるならインプラント、
あるいは残っている8番を矯正治療で7番の位置に誘導する??
……先生はそこまで一度には仰らなかったけれども。
ともあれ、抜くのは最後の手段として、一度は歯の根の掃除をやってみて貰うか、
と思って、これからしばらく通うことに同意した。
COVID-19が広島でも再び流行し始めているので、
歯科治療は「密」と「エアロゾル」が怖いことは怖いのだが、
歯というのは自然になおるというのはまず期待できないので、
様子を見ていてもっとひどくなって痛みや熱でも出たら厄介だし、
今の広島はまだ、市街地を歩いているだけですぐコロナがウツる、
というほどの状況ではないから、やるなら今だ、とも思った。

ということで、14日に30年ぶりに土台のコアまで外して
7番の歯を掘り、穴の奥まで掃除して貰った(汗)。
そして、その日だけは敢えて埋めずに、開放されたまま一旦帰宅し、
3日後の本日朝イチで、再度、神経を掃除して、今度は仮封をして貰った(汗)。
先生の感触では、どうも一カ所、根っこが閉じているところがあり、
先のほうまで掃除できていないと思われるそうで、
今後の治療でそこが徐々に開いて来るか、
あるいは閉じたままでももう腫れてこないことが確認できれば、
充填剤を入れて本格的に密封することができる、とのことだった。
私としてはあまり大きな期待はしていないが、まあ、待ってみるか、
という程度には、思っている。

左下7番は、二十代のときから問題のある歯だった。
うしろの8番が生えるスペースが十分でなく、
7番寄りに傾いた状態でまず奥側だけ顔を出してきて、
その8番に押されたために、治療跡と恐らくは新たな虫歯のあった7番に
徐々に亀裂が入って8番と接していた後ろ半分が欠け、
それを若かった私が放置したために、非常に深い虫歯になってしまった。
結局、7番の根管治療をしたあと小さく形成したら、8番も全部頭を出したが、
完全にまっすぐ生えることはやはり無理で、やや斜めのまま、止まった。
ゆえに7番と8番の歯間を良い状態に保つことが長年、非常に難しかった。
いつか7番が抜歯になるだろうというのは、以前から言われていたのだ。
今回、少々頑張ってはみるが、駄目なら抜歯でも私はもう良いと思っている。
しかし幸い、歯が死んでいて(爆)治療には全く痛みがないので、
しばらく掃除に通ってみること自体は、さしたる苦痛ではない。
根の掃除は、一回の治療所要時間15分、支払いは320円だった。
来週また行くことになっている。

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神社の仕事があったので、朝から行った。
世間様に合わせていると全然StayHomeできず苛々するが、
神社関係は田舎だし「密」はあり得ないので、気分的にはラクではあった。

社務所で留守番しがてら片付けや掃除をしていると、静かで、誰も居ず、
小川のせせらぎが聞こえて、「いいもんだね」とひとり和んでいたのだが、
……いやいや、ちょっと待て、近くに川なんか無かったっスよね?
と気がついて、不審を抱き、出てみたらアナタ、
神社の裏山の道がミニ急流になりかかっているではありませんか(大汗)。
このところ大雨だったので、山から水がどんどん下りてきているのだと思うが、
この箇所は昔から「道」で、決して「川」ではなかった。
だって、長年、私はこの道を上って、山の上の墓所に行っていたのだ。
水が流れていて墓参りに行けなかったなどということは一度もなかったし、
小学生の頃、私はこのへんの山でよく遊んでいたが、
上から川状に水が流れてくるので面白かった、などという記憶も全然なかった。

おかしいだろ(汗)。こんな光景は見たことがないぞ。
なんで当たり前のようにどんどん水が流れて来るの(大汗)。
背伸びして、上のほうまでうんと見上げてみたところ、
水は、うちの墓の方角ではなく、もう少し勾配の緩やかな、
北西側から来ているのがわかった。
あれよりむこうは、一体どうなっているのだろう。
小学生時代の私なら、こんなものを見つけようものなら、
一旦、家に飛んで帰って長靴を履き直して、流れの上のほうまで
様子を見に上がっただろうと思うのだが、今や私は56歳で都会人なので
さすがにそういうことをする気にはなれなかった。

流れて降りてきた水の行く先は、神社の石段を降りきったあたりに見える、
水路であるようだった。
その水路は下のほうの田んぼのまわりを巡っている。
山の上に大雨が降り、雨水が地下水になりきれずに地上を流れてここまで来て、
……それで、これって、……いずれ川になるの……?
浸食、運搬、堆積、って小学校で習ったよね??
っていうか、この裏山、もしかして神社側に崩れかかってきたり、
しますか、そのうち……???
ひぃぃぃ……。
これは、宮司さんと総代長に報告せねば。

何にしても、こうなってみると、
「倒壊する前に土蔵の中身を全部出して整頓した」こととともに、
「土砂崩れになる前に山の上の墓を全部地上の平らな霊園に降ろした」
のは、我ながら大金星だったかもしれない(自画自賛)。

   

「土蔵一掃」関係
ついに、土蔵(2020年06月01日)
元祖・蔵(2020年06月13日)
土蔵に着手(2020年06月19日)
土蔵 ほぼ完了(2020年06月20日)
土蔵finished(2020年06月21日)

「山の上の墓」移転関係
山の上の墓へ行ってきた(2018年05月11日)
山の上の墓その後(2018年10月08日)
山の上の墓その後 2(2018年10月17日)
墓 地鎮祭(2018年11月02日)
墓 完成(2018年12月27日)

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私はこれでも、「駄目は駄目でも、駄目なりにマシにならんか」ということを
何の場合でも、自分なりに考えるようには、している。
そんなの駄目、無理!と一刀両断に却下して終わる訳には行かないことが、
実際、日々の仕事の中でも多いからだ。
先日書いた、Go Toキャンペーンの件にしても、私なりに、
なんとかならないものかと、あれからも、混乱しつつも、考えては、いる。
COVID-19感染拡大中に旅行を促すGo Toキャンペーンはまずいと思うが、
旅行業観光業がそれを言っていられないほど逼迫しているのだから、
何かするべきなのだろう、とやはり、私でも思う。

現状のGo To トラベルキャンペーンの内容
 →Go To トラベルキャンペーン還付対象となる旅行の条件とは

なかなか全方位にパーフェクトに都合が良い、という話はないので、
「駄目なりに、少しでもマシになれば」という次元なのだが、
いきなり全国版Go Toキャンペーンにしないで、まずは、
地元民が地元の宿泊施設やレストランに行くときのみ、大幅な割引がある
というところから始めてはどうか、というのが私の、今思いついた、案だ。
『地元』の定義は難しいが、県内限定では狭いなら、近県くらいまでOKにして。
今のGoToの内容でも、地元で宿泊は必ずしも不可能ではないのだが、
名称ゆえに「トラベル」のイメージが先行して、地元向けに機能しにくい面がある。
「まず地元!」というところから打ち出して、開始したら良いのにと思うのだ。

私の趣味のひとつが自分の家のインテリアを工夫することなのだが、
その関連で読んでいた、クラシック系インテリアのとある本によると、
ご自宅をヨーロッパテイストで彩る東京都内のリッチな方々は、
都内に新しいホテルがオープンすると、積極的に泊まってみられるのだそうだ。
純粋に楽しみのために、「今度はどんな素敵なホテルが出来たのかしら」と、
ホテル滞在そのものを目的としてお出かけになるのだ。
そしてそこで新しい室内装飾と出会って、その趣を味わい、
ご自宅の模様替えのときに、それらを取り入れて楽しまれるのだ、と。

それで考えてみたら私は、広島市内のホテルには、
食事や宴会では行ったことがあっても、宿泊したことがないので、
客室がどうなっているかを全く知らない。
スーペリアフロアのダブルくらいの部屋に広々とひとりで泊まってみたい、
あるいは、皇族がご利用になったような、宮島の由緒ある旅館で
一泊二日でも、ゆったりと海を眺めて過ごしてみたい、という気持ちは、ある。
私は飽くまで感染が怖いから、レストランには降りていかないが、
ルームサービスは大好きだし、和風旅館なら勿論自室でお食事ができるだろう。
人の少ないところを選んで景色も見るだろうし、記念の品も買うかもしれない。
或いは、先にお菓子や本をしこたま買い込んでから、
ホテルの部屋を占領して好き放題の一泊二日、でも良い。
定価だったらなかなか行かないが、GoToキャンペーン的なクーポンが使えるなら、
連休の楽しみとして、地元で、普段しない種類の贅沢をするのは良いと思う。
いや、そもそも往復の時間を見なくて良いのだから、連休でなくても平日でもできる。

これだけでは、長距離の交通機関を利用しない案なので、
鉄道やフェリー、空の便を救済することには、
まだ、なっていないところが、問題ではあるのだが、
その点は、まずは東京を経由しない往復に大幅な補助を出してはどうだろうか。
特に船や飛行機は、コロナの流行っていない地域同志の行き来なら、
東京からウイルスが散らばる!という心配はないだろう。
何にしても今、東京から人が来るとか、東京に出かけるとかいうことを
力を入れて推奨するには、時期が悪すぎると思う。

東京を除外すると言うと、「東京差別」だと怒る人がいるようだが、
今すぐ米国やブラジルなどの流行地から、ドっと、日本に観光に入って来て欲しい、
と思わない人であれば、地方が東京をどう見ているか想像がつくというものだろう。
ウイルスはヒトからヒトに伝染するのであり、流行地からの出入りはそれを加速させる。
現実に、感染者の割合だって首都圏だけで全体の7割強、
それにクラスター発生した鹿児島と、大阪札幌などの大都市を加えると9割になる。
残りの、いわゆる「地方」と呼ばれる30数県には元々感染者がほとんど居なかったのだ。
休業要請その他を先にやって、東京の感染状況を落ち着かせ、数字を下げてから、
Go Toキャンペーンを全国に拡大し、首都圏も後から加わる、
という順序ではどうなのだろうか。

以上、思いつきのみ(^_^;。
今の自分が、欲しいものについて書いた。
私は署名原稿も書いていないし、TVで喋る人間でもないので、
無責任発言を自分のブログにメモることくらい、一応、許されるだろう。
ちなみに私は「感染者ゼロになるまで旅行など論外」という考えではない。
緊急事態宣言解除直後のような、感染者数が数字的に減少傾向にあるときなら
こういうキャンペーンだって、もっと現実的だったと思っている。
もう一ヶ月早くやるか、まず首都圏の自粛を半月やって数字を減らしてから開始、
のいずれかなら良かったのではないかと思っている。
どのみち今後も、感染者は増減を繰り返すのだ。
減ったときには公的に旅行を支援、増えだしたら各自の自覚の範囲内で自粛、
を反復するしかないのではと思うのだが。
半月自粛したら感染が目に見えて減ることは、既に体験済みだ。

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比較的冴えているときの母は、なかなか示唆に富んだことを言う。
本日の電話で母は、自分の心理状態について、
それなりに客観的に良い把握をしているところを見せていた。曰く、

「自分は91歳になり、目下、夫も居り、取り立てて生活に困ることもなく、
ここ(某ホーム)に居れば御飯も出てきて家事もすべてして貰えるし、
せねばならないことはひとつもなく、好きなことだけしていられるようになった。
自分に連なる人々は、それなりに皆、幸せになった。満足すべきと思う。
何も思い残すことはない。もはやいつ死んでも良い。
だのに、得体の知れない焦燥感に未だに追い立てられており、
『ああ、良い人生だった』『満足だ』と心が穏やかになることがない。
いくら考えてみても、何も不足はないし、
どうなれば自分が納得が行くのかも、わからない。たぶん、答えは無い。
仕方が無いから、『もう91ではないか、何もかも問題ない、思い煩うことなどない』
と自分に幾度も言い聞かせて過ごしている。
そうやって考え続けることも疲れたと最近はだんだん思うようになって、
ぼーっとしていよう、もう休もう、と以前よりは思えるようになった。」

まあ、アレだ、そのなんとも言えない焦燥感というか不満というのは、
つまるところ、「もう若くない」という一点に尽きるのではないか。
気付いてみれば、今の自分には「老い」しか無い。
将来を夢見ることのできた日々の輝きだけは、もはや取り戻せない。
という話なのでは。
それと半分は、母本人の性格に原因があんのやろな。
知らんけど(殴)。

何もかも忘れて開放されてみたい、というのは
若くてあれもこれもしなくてはならない、がんじがらめの境遇だから思うことで、
とうとう何もしなくて良くなってみると、残ったのは充足感どころではなかった。
御隠居で、世間に「職場」という居場所がなくなり、
自分が居なくても家族も世の中も回っている、
というのは、それはそれで解決のつかない虚無感に苛まれることだったようだ。
私にももし老後があったなら、おそらく同じようなメに遭うわけだが、
申し訳ないが今は、自由がなさ過ぎて首が回らないので、
観念的にしか理解して差し上げられない。申し訳ございませんね。

休みたかった時期には全く休むことが許されず、
いくら休んでも構わない境遇になったら、空しさに苛まれる。
皮肉なことだが仕方が無い。
母が自分で言っている通り、何もかも、もういいんだと自分に言い聞かせ、
少なくとも、取り返しのつかないことをしでかしてはいない、
という安心を繰り返し確かめ、自分をなだめるしかないだろう。
考え続けることに疲れたから、休もう、と思うようになったのは一種の解脱か。
あともうちょっとで悟りの境地に至れるかもね。
知らんけど(笑)。

なお、上記の話は、私が母の語りを400字にまとめたものである。
実際にはこれだけのことを言うのに、各逸話が5度は反復され、63分間かかった。
挙げ句に、母は、
「まあ、そうは言うても、誰にも迷惑かけとらんし、ええわ、と思て」
と話をしめくくった。
私の63分間を同時に消費したことについては、特に何も感じていない様子であった。
更にこの電話は、朝の6時33分に掛かってきたものである。

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母が不穏になっており、いわゆる「物盗られ妄想」が出ているようだ。
6月28日の午後に電話してきて
部屋のロッカーの鍵と、普段使いの鞄の中身が全部なくなっている、
と私に訴えていたのだが、その後も似たような話が続いている。
ホームの掃除担当の方が、消費期限の切れた食品を処分されたのを
「いつもと動きが違う、勝手に捨てないで」と直接抗議したり、
一昨日も電話してきて、「私の持っていた薬を勝手に取り上げられた」と
私にぶつぶつ言っていた。

薬類は最近はすべてスタッフさんが管理されている筈で、
母が自己判断で服用するものは無いと私は思っていたのだが、
私も母の生活ぶりを100%把握しているわけではないから、
なんとも返事のしようがなかった。
しかし91歳で、さっきあったことも忘れる可能性のある人に、
下剤や整腸剤といえども自分で管理させるのは危険だろうから、
スタッフさんがすべて回収されたとしても、無理もないだろうと思うし、
私としても、むしろそうしていて戴きたいくらいなのだが、母は、
「ずっと飲んでいた薬が取り上げられて、とても困っている」
「人のものを無断で持って行くなんて、泥棒やないの!」
と怒っていた。

認知症ねっとによると、「物盗られ妄想」は
認知症において出現頻度の高いもののひとつで、特に日本では女性に多い、
とされているそうだ。
私は母の話に「そうだ、そうだ!泥棒だ!」などと調子を合わせる訳には行かず、
さりとて頭ごなしに叱ってもなおらないことはわかっているので、
いつも話が長くなると、気のない感じで「ふん、ふーん、ふん」と返事だけして
一段落つくのを待ち、「そりゃそうと、このあいだ言っていたアレやけど」等と
全然関係ない話に持って行って電話を終わることにしているのだが、
ちょっとこれは、精神科で相談したほうが良いかもしれない(汗)。

さきほどホームのスタッフさんからも電話があり、
あれが無いこれが盗られたと、誰彼とつかまえて30分くらい
母が苦情を言い続けることが最近は頻発しているそうで、
スタッフさんの口調はお優しかったけれども、
かなり、迷惑をかけている様子が感じられた(大汗)。
それ以前から、母の悲観的な性格ゆえに愚痴が多かったのもあり、
この1年半ほど市街地の脳クリニックに月に一度行って、安定剤等を貰っていたのだが、
「道中が長くて苦痛」「診て貰う言うても3分で話だけ」とだんだん母の気に入らなくなり、
新型コロナの一件もあって、ここ数ヶ月は私ひとりで代理受診しているのだ。
スタッフさんのお話では、施設の系列病院からも精神科の先生が
本人の部屋まで診察に来て下さるそうなので、
そちらに診て戴くことも可能だということだった。
そもそも脳クリニックも私が見つけたのではなく、施設からの紹介で通い始めたので、
施設内での受診が可能とは初耳で、途中で方針が変わったのか、
それとも最近になってそういう方法ができたのか、よくわからないのだが、
施設内で完結してくれたほうが私の負担が減るので、その点には異存はない。
次回受診日に脳クリニックで紹介状を書いて頂いて、
施設の系列病院で今後は診て戴くようにしようと思っている。

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