5月の終わりに左下7番の歯の外側の歯茎が腫れているのに気付き、
6月の初めから歯科にかかり、内服4日間→半月観察→
切開+内服4日間→半月観察、と治療してきたが、
一定以上の改善がないので、14日夕方、また受診した。
6月初旬に撮影したレントゲン写真を見た範囲では、
7番の根の先に斜めに黒くなっている箇所が小さく映っているので、
そこが化膿しているのではないか、と先生は仰った。
内服で完治しない以上、7番の治療跡のクラウンを外して、
歯の根の治療(根管治療)をやり、再度、埋める方法があるが、
8~10回くらい通うことになりそうなのと、
7番は大昔に既に抜随していて根管治療もこれが二度目になるので、
やってみても100%治癒するとは、今の段階では断言できない、
とのことだった。
しかしここで根管治療をやらないならば、残る手立ては抜歯だろう。
抜歯したあとは、一般的にはブリッジか、お金をかけるならインプラント、
あるいは残っている8番を矯正治療で7番の位置に誘導する??
……先生はそこまで一度には仰らなかったけれども。
ともあれ、抜くのは最後の手段として、一度は歯の根の掃除をやってみて貰うか、
と思って、これからしばらく通うことに同意した。
COVID-19が広島でも再び流行し始めているので、
歯科治療は「密」と「エアロゾル」が怖いことは怖いのだが、
歯というのは自然になおるというのはまず期待できないので、
様子を見ていてもっとひどくなって痛みや熱でも出たら厄介だし、
今の広島はまだ、市街地を歩いているだけですぐコロナがウツる、
というほどの状況ではないから、やるなら今だ、とも思った。
ということで、14日に30年ぶりに土台のコアまで外して
7番の歯を掘り、穴の奥まで掃除して貰った(汗)。
そして、その日だけは敢えて埋めずに、開放されたまま一旦帰宅し、
3日後の本日朝イチで、再度、神経を掃除して、今度は仮封をして貰った(汗)。
先生の感触では、どうも一カ所、根っこが閉じているところがあり、
先のほうまで掃除できていないと思われるそうで、
今後の治療でそこが徐々に開いて来るか、
あるいは閉じたままでももう腫れてこないことが確認できれば、
充填剤を入れて本格的に密封することができる、とのことだった。
私としてはあまり大きな期待はしていないが、まあ、待ってみるか、
という程度には、思っている。
左下7番は、二十代のときから問題のある歯だった。
うしろの8番が生えるスペースが十分でなく、
7番寄りに傾いた状態でまず奥側だけ顔を出してきて、
その8番に押されたために、治療跡と恐らくは新たな虫歯のあった7番に
徐々に亀裂が入って8番と接していた後ろ半分が欠け、
それを若かった私が放置したために、非常に深い虫歯になってしまった。
結局、7番の根管治療をしたあと小さく形成したら、8番も全部頭を出したが、
完全にまっすぐ生えることはやはり無理で、やや斜めのまま、止まった。
ゆえに7番と8番の歯間を良い状態に保つことが長年、非常に難しかった。
いつか7番が抜歯になるだろうというのは、以前から言われていたのだ。
今回、少々頑張ってはみるが、駄目なら抜歯でも私はもう良いと思っている。
しかし幸い、歯が死んでいて(爆)治療には全く痛みがないので、
しばらく掃除に通ってみること自体は、さしたる苦痛ではない。
根の掃除は、一回の治療所要時間15分、支払いは320円だった。
来週また行くことになっている。
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