転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



本日の東京のコロナ感染者は366人、過去最多となった。
ほかに、大阪104人、愛知91人、福岡66人。
全国合計では21:39時点で前日比+981人、
これまで最多だった795人を大幅に更新することとなった。
感染者数から言えば、まさに第二波の真っ最中という様相を呈している。
しかし、4月ほどの自粛ムードの高まりは、私の主観かもしれないが感じられない。
Twitterでも指摘されていたことだが、今、日本は、
「これ以上の自粛をしたら生きていけない、もう自粛は無しで」という派と、
「誰も彼もまだまだ出歩くな、これ以上コロナを蔓延させるな」という派とに、
二分されるつつあるのではないだろうか。

私自身は後者であり、昨今の感染の急拡大を非常に深刻に捕らえている。
従来のやり方で経済を動かそうとすれば、感染者が増加することは明らかだ。
東京都エピカーブ(PDF)(東京都防災ホームページ)
緊急事態宣言解除のあとから患者数が増え始め、
当初は「夜の街」を中心とした話だったが、今の東京は市中感染が多く、
患者の年齢層も、二十代三十代から幅広い世代へと広がりを見せており、
重症者数も、急激にではないが着実に、増加している。
首都だけでなく、移動制限解除以後、感染は加速度的に全国に広がり、
連日、各地で「1日では過去最多」と言われる患者数が確認・報告されている。
広島市でも最近は新規感染者の報告されない日はなく、
きょうは新たな感染確認が13人、
緊急事態宣言解除後としては1日の最多人数となった。
本日時点で患者の居ない県は全国に3県しかない。
ウイルスはひとりでに彼方まで飛んで行ったりしないのだから、
これらはすべて、ヒトが活発に動くことによって運んだものだ。

最近の政府会見はなぜか、加藤厚労相ではなく西村経済再生相ばかりで、
「各自で努力し感染を拡大しない工夫を」という言い方に止まっており、
3月の全国一斉休校や、4月の緊急事態宣言、特別給付金、のような
政府としての対策は全く出て来ないままだ。
再度、補償とセットで、移動制限と外出自粛を指示するべきではないか、
と私は思っているのだが、そのような動きは今のところ見られない。
例えば、今のように患者数が増えてきたら、とりあえず2週間の外出自粛を実施し、
患者が減少傾向になったら経済活動を再開し、また増えたら2週間の外出自粛、
……という反復をするのは、どうなのだろうか。
なんとなく日々を流しながら、人の移動を含む経済活動を持続しようとしていても、
こうして患者の増加速度は上がる一方で、医療の逼迫も迫っており、
消費者も及び腰で中途半端に消費活動を控えるしで、何も良いことがない。
この「自粛・再開」の反復と、「2年程度の期限つき消費税撤廃」をやれば、
感染症対策と経済対策の両方に相当効くのではないかと思うのだが、
それは私が素人だからなんだろうかね、やはり(汗)。
財務省の考えていることなんか、私にはもともと全然理解できないしな。

ともあれ、もはや天下国家を論じているようなゆとりはなくなった。
経済再生相の言われるように、私個人で努力と工夫をすることにする。
今月引き受けてあった非常に厄介な仕事3件に
昨日めでたくケリを付けたので、これから自分的StayHomeに突入するつもりだ。
本当はもっと早く、今月上旬からこれを実施する予定でいたのだが、
世の中が動いているので、四方八方に迷惑をかけることはできないと判断し、
そこはさすがに、自分の考えで譲った。
しかし、昨今の感染拡大を見て、もう、覚悟するときが来たと思っている。
このままでは、これからおそらく過去最大の感染状況がやって来るだろう。
私は3月このかた学習して、自分なりにやり方はわかったので自分でやる。
外出は、周囲の感染状況にもよるが、基本線としては、
仕事と通院と、実家の関係でやむを得ない用事があるときのみ。
熱中症との兼ね合いはあるが原則マスク着用、人との距離を取り、3密を避ける。
会食等は勿論、外でマスクを外すことになる飲食そのものを、しない。

5月の後半から今日まで、私は外の仕事で前倒しできるものは極力こなしたし、
実家と舅宅の懸案事項も、連続して着手し、概ね解決に持って行った。
再びの巣ごもりを想定してはいたので、少しずつ、
食料品や生活必需品、常備薬やマスク、消毒薬等の備蓄にも努めてきた。
仕事や勉強はオンラインでできるように、この2か月で可能な限り関係を構築した。
娯楽関係については、昨今、急激にストリーミング配信が充実してきたので、
それを今後も積極的に楽しませて戴くつもりだ。
既に毎土曜の「紀尾井町家話」に加えて、
ライブ配信のコンサート等を週に1~2回は買って聴いている。

そもそも私はこれまでのところ、2月15日のポゴレリチ大阪公演を最後に、
県外に行っていないどころか、主人と、仕事関係の人たちとを除けば、
私的な友人たちと直接会ったことがないし、外食も全くしていない。
娘とはお正月に会って以来だが、次回帰省は無期延期。
私はこの方針を、感染状況が自分の感覚の中で安全圏内となるまでは、
今後も何年でも、徹底して貫くつもりでいる。
私本人は究極の自己中&自己完結人間のため、籠もるのは得意中の得意であり、
普段から、人と直接会って話すことへの欲求が極めて少ない。
有り難いことに今はネットというものがあるので、人との交流は途切れないし、
実際に公開限定のSNS内での友人たちとの関係に、私は十分に満足している。

私自身がCOVID-19に罹患したくないのは勿論のこと、
自分が原因となって人さまを死なせることも絶対に避けたい。
人が動かなければ・集まらなければ、決して感染症は蔓延しないのだから、
私は微力ながら、せめて、それに日々の貢献をしたいと思っている。
私を経由した感染の連鎖だけは、起こさないように、
自分の現在の境遇の範囲で可能なことを、するだけだ。
勿論、在宅でも消費活動はできる限り続けたいと考えている。
給付金10万円がまだ手つかずで残っているので、自分的大物を買うかもしれない。
馴染みのインテリアショップは、オンラインでのインテリア相談を随時、受け付けており、
StayHomeを更に快適にする家づくりに、今後も力を入れたいと、楽しみにしている。

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不本意に忙しかった7月もようやく仕事の目処がつき、
きょうから3日間は連休を頂くことになった。
久しぶりに、「今日も、明日も、明後日も!」自由時間が、ある、
という幸せな境遇になった。
私ほどStayHomeの得意な者も少ないのではないかと思うのに、
世の中が動いていると、なかなか自分の思い描いていた通りにはならないものだ。
当初、22日(水)から27日(月)まで何も入れない6日間にするつもりだったのに、
職場の同僚が休んだ代打で21日22日連続で会社に出勤、26日は前述の神社関連、
27日は午前が実家関係の銀行の用事、午後が両親宅のシロアリ対策施工、
となり、予想以上に今月後半も多忙で、連休としては3日間になってしまった。
しかしこれでも以前に比べたら雲泥の差なので、さほど不満でもない。

歯の根管治療その後
左下7番の治療にこれで3回、通ったところで、昨日の段階で先生が、
「腫れも膿もなくなってきているので、次回このまま調子が良いようなら
一度ちゃんと根っこを埋めてみようと思います」
と仰った。自覚としてもこのところはとても快適になった。
患部は毎回、根の処置と洗浄をし、薬を交換して仮封、という状態で、
かぶせてあったクラウンは外したままなので、歯が動き過ぎないようにと
矯正治療のとき作った保定用マウスピースも、再び使うようになった。

実家の電動シャッターの話
先週末、実家の電動シャッターが故障して、休日修理をして戴いた訳だが、
昨日、メーカーから電話があり、今後のことについて説明があった。
サイドレールの障害物検知装置の故障で今回の不具合が起きているのだが、
シャッター本来があまりにも古いので、部分的な交換で改善できるものかどうか、
やってみないとわからないところがあり、メーカーとしては、
この機会にシャッター全体を新規に購入して取り付けし直すか、
当面、このままにして、どうしても必要なときだけ手動で使うか、
予定や予算との兼ね合いで選択して欲しい、という話だった。
私個人は別に現状でも困っていないのだが、
一応、新規購入&取り付けの見積もりも送って戴くことにした。
多分、25~30万円くらいするのではなかろうか(汗)。
それくらい出すなら、むしろ表玄関をリフォームして外から施錠できるようにし
今後はシャッター&通用口の使用をやめる方向にしたい気も、する(汗)。

オブジェ購入
主人の部屋のブックシェルフの上に置くオブジェを買った(写真)。
ドアを開けたときフォーカルポイントになる角度なので、
何か置きたいと思いつつ、長らく保留していた箇所だった。
  
写真のトレイとオーナメントをアジア工房のサイトで見つけて、
ハズレでも実家に持っていって飾ればいいやと、写真だけで選んで買ってみたら
思った以上に部屋にも家具にも違和感なく似合い、なかなか気に入った。
モデルルームに行くと例外なく、コンソールや出窓にオブジェが飾ってあるのに、
店頭では案外、あのような、サイズ感のあるオブジェに出会うことが難しい。
今回のは、パームリーフのトレイ790円、ラタンボールMサイズ200円、Sサイズ80円、
デコレーションボールがこの中では一番値段が上で、ひとつ1480円。
商品説明によると、バリ島のホテルやヴィラにはこういう飾りがよくあるそうで、
主人の部屋はサイドテーブルもシノワズリなので
アジアンテイストのものがぴったりで、実にうまく行ったと思っている。
ささやかな消費活動を継続する、わたし(自画自賛)。

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