転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



私のようにスポーツに無理解・かつテレビ嫌いの人間でも、
一応、女子フィギュアスケートの全日本選手権は、観た。
主人が観ていたからだが、つきあって最後まで私も観たのは、
やはり、我ながら、現時点での日本女子選手のレベルの高さと、
今回の世間の騒ぎとに、心を動かされていたからだと思う。
その後の、オリンピック出場者の発表にしても、
これだけの選手が揃い、豪華な顔ぶれでの選考となったことを
日本人としてとても喜ばしく思った。

しかし、私が、今、心密かに不愉快に思っているのは、
せっかく五輪代表が決まったのに、祝福して送り出すどころか、
やれ出来レースだの、裏があって汚いの、えこ贔屓があっただの、
誰某の方が相応しかっただの、スポンサーがどうのこうの、
コーチだか理事だかの政治力が影響しているだの、
規定の年齢に僅かに足りないだけなのだから某ちゃんを出せだのと、
あとあと、結果について延々と文句を言い続ける人がいることで、
まあ、一般人が思いつきで無責任なことを言うのはまだしもとしても、
選手選考に関する疑惑について、真偽も定かでないのに、
ニュース記事にまでなっているのには、呆れてしまった。

外野としては、自分の持っている知識や情報の範囲内で、
選考基準について解せないことが様々あるのかもしれないが、
我が国の代表として国際大会に行く人たちが一旦、決まった以上は、
もう、よけいなことを言うものではないと私は思う。
そもそも、今回選ばれた女子3名は、連盟が以前から公言していた、
ポイント制による選考基準から言って、妥当な人たちばかりではないか。
それともナニか、彼らにケチをつけ、煩わせることによって、
今回の選に漏れた、自分の推す選手が、幸せになれるとでもいうのだろうか。

参加資格の年齢制限に僅かだけひっかかった、若い選手については、
確かに、四年後も今と全く同じに競技ができるという保証はないから、
現時点でオリンピックに行けないのは残念だと思う人がいるのも
充分に理解できるけれども、しかし規則は規則だし、
そういう温情で融通していたらキリがないと、私は思っている。
とにもかくにも、四年後に参加する希望は依然としてあるのだし、
何が吉と出るか凶と出るかは、あとになってみないとわからないのだから、
これはこれで、将来も込みで応援すればいいのだ。

私「にしても、これだけ凄い選手がいっぺんに出そろっているのに、
 たった3人しかオリンピックに行けない、というのがツラいよね~」
夫「全く全く。上位6人、誰でもええっちゅうくらい層が厚いからなあ」
私「そうだよ。外していい選手なんか居ないよね、本当は。
 上位みんな行ければなあ。誰かは必ずメダル取れるだろうにね。
 やっぱり全員、行って欲しいよ。でも3人の枠しかないんだよね~」
夫「イケメン高橋が行くのやめて、
 女子の誰かと、かわったればええんとちゃうん


(↑殴・蹴・絞・埋!!!)

Trackback ( 0 )