久しく忘れていた扁桃炎が、右側の口蓋扁桃にだけ起こった。
昨日の午前中から、何かひっかかっているような違和感が、
のどの右側奥のほうにあり、気にしたりしなかったりで1日過ごし、
夜になって鏡でとくと咽喉を覗いてみたところ、
右の扁桃だけ、白い膿栓が上から下まで縦についていた。
こんなわかりやすい扁桃炎は、ここ何年も起こしたことがなく、
おそらく2017年4月以来ではないかと思われた。
発熱も倦怠感もなく、左右とも腫れは無いと思われたが、
右扁桃付近にだけ、ひきつるような痛みが軽くあり、
あきらかに白くもなっていたので、きょうは耳鼻科に行った。
先生は口蓋扁桃を診察し、器具で膿栓を除去し(←苦痛は無かった)、
咽喉の奥をミラーで覗き(←舌根扁桃を診られていたようだ)、
首のリンパ節に触れて確認したのち、
「膿栓ついてましたね。炎症があるといけないので抗生剤出しときます」
と仰った。
処方されたのはフロモックスとトランサミン、4日分。
私は毎晩、歯磨きのあと鏡で自分の咽喉を確認しているので、
この大きめな膿栓が一日で発生したことは確実だった。
先生は普段、安易に抗生剤は出されない方なのだが、
このたびは即座にフロモックスの話になったところを見ると、
やはり急性扁桃炎の所見だったのだろう。
小児だといきなり40度近い熱が出るのが定番であろうに、
60のお婆さんになると、こんな地味なことになるとはね(^_^;。
ちなみに診察時に膿栓を除去して貰い、取れたものも目視で確認したのだが、
夜、歯磨きのあと鏡で咽喉を見たら、まだ白いところは残っていた。
取り切れなかったものか、或いは炎症が続いているということか。
直接的には、神社の祭の手伝いで夜遅くなることが続いていたので、
疲れとストレスが響いたのだろうと思うが、
マスク生活を開始して以来この4年ほどは、
頭頸部のトラブルとは無縁に近くなっていたので、
少々意外な感じが、しないでもない。
風邪やインフルへの警戒はひととおりはあったのだが、
急性扁桃炎はノーマークであった(^_^;。
コロナ罹患後の、体内潜在ウイルスの再活性化は様々に指摘されているし、
端的に言って体の抵抗力が落ちたために、各自の弱いところに影響が出る、
という話は、あちこちで耳にしている(汗)。
私は若い頃、長年の慢性扁桃炎患者で、年齢とともにそれは下火になったが、
やはり今でも口蓋扁桃は弱点なのかもしれない。
「コロナのあと1年くらいは、十分にお体を大事にされたほうがいいですよ」
と私は母の主治医からも言われている(大汗)。
その先生はコロナ感染からしばらくして帯状疱疹になられたのだそうだ。
典型的な、水痘ウイルスの再活性化だな。
ともあれ寝よう。ありがたいことに明日は休みだ。
後日記:その後、順調に改善した。フロモックスは合っていたようだ。
10日(木)には右扁桃の痛みや違和感が全くなくなり、
11日(金)には明らかに膿栓が減り、色も薄くなり、
12日(土)には、微かに白い箇所が一点だけある?ない?という程度になった。
13日(日)に完全に綺麗になった。この日の朝までフロモックスを飲みきり、様子見。
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