転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



歌劇団公式HPでは来年下半期の公演ラインナップも
人事と併せて発表になっていた。
こうやって道楽の計画をするひとときが、私は最も幸せだ。

花組:ミュージカル『ファントム』(演出:中村一徳)
主演:春野寿美礼

これは前に宙組の和央ようかが主演したのと同じもので、
『オペラ座の怪人』の異聞みたいな内容だが、
歌の上手いオサちゃんが主演とあって、なかなか楽しみだ。
また若干、演出が変わるとか新しいナンバーが加わるとか、
改編があるかもしれない。宝塚は歌舞伎と違って、新作が多いが、
私はこうやって知っている作品を再度見るのも結構好きだ。

星組:ミュージカル『愛するには短すぎる』
 (原案:小林公平 脚本・演出:正塚晴彦)
 ロマンチック・レビュー『ネオ・ダンディズム』
 (作・演出/岡田敬ニ)
主演:湖月わたる

両方が新作なので、内容についてはよくわからないが、
岡田先生、何十回目のロマンチック・レビューなのだろうか。
わたるちゃん主演で「男の美学」となると、
かなり期待させられ、萌え~としてしまうのだが、
裏切らないで下さい、岡田先生っ!

雪組:Musical『堕天使の涙』(作・演出/植田景子)
 レビュー・アラベスク『タランテラ!』(作・演出/荻田浩一)
主演:朝海ひかる

「植田景子」は「植田紳爾が傑作を書いたとき使うペンネーム」
・・・というジョークが以前、あったのだが(逃)、
景子先生は、ご自身が宝塚ファン出身だけあって、
ファンの観たいところをかなりわかって下さっている、
という気が、私はする。
オギー(荻田先生)は今、歌劇団では最も人気の高い作家の1人
ではないかと思うし、この組み合わせは期待が高まる(*^_^*)。

宙組:幕末青春グラフィティー『維新回天・竜馬伝!』
 -硬派・坂本竜馬III-(作・演出/石田昌也)
 グランド・レヴュー『ザ・クラシック』
 -I LOVE CHOPIN-(作・演出/草野亘)
主演:貴城けい

ダーイシ先生の坂本竜馬は昔、真矢みきがしたな~と懐かしい。
が、それより何より、クラシックファンの私としては、
この、『ザ・クラシック』が楽しそうで、今から待ち遠しい。
公式サイトの解説には、
『「幻想即興曲」を始め、「雨だれ」「革命」「舟歌」「別れの曲」
などショパンが生んだ数々の名曲を中心に、
クラシック音楽を多用し、華麗なクラシックの世界をレヴュー化した、
格調高く、優美な作品』とある。凄く、ヨサゲではないか!
どうか、裏切らないで下さい、草野先生っ!

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宙組次期トップに貴城けい(ENAK)

『宝塚歌劇団は20日、次期宙組トップに貴城けい(現雪組)が内定したと発表した。相手役の同組娘役トップには紫城るい(宙組)が内定。
また花組娘役トップには桜乃彩音が内定した。』

カシゲちゃん(貴城けい)はとても綺麗な男役さんで、
貴城けい・大和悠河・紫城るい、と来れば、
本当に見目麗しい並びで、イイな~(*^_^*)と思う。
新しい宙組もまた、とても楽しみだ。

・・・というのは、ファンとして偽りない気持ちなのだが。

歌劇団の人事は、実に、意味不明なことが多い。
『動かしてみて、やっぱりやめようかな~って、
部屋の模様替えじゃないんだから』
と以前、田中マリコさんが仰っていたのだが、
私も最近は、全く、そう思うことが多くなった(^_^;)。

月組の御曹司で育っていた大和悠河を突然に宙に迎え、
2000年からずっと宙組にいた水夏希を今年になって雪に移し、
これで人事異動は落ち着いたのかと思いきや、
今度は長年、雪組だった貴城けいを次期宙トップに持って来る。
何か私にはわからない深謀遠慮があるんだろうか(^^ゞ。

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主人は一応、都内の某大卒らしいのだが、
大学にはほとんど出席したことがなかったのだそうだ。
この男の、大学時代の思い出の無さ加減には驚くべきものがあり、
私は、彼が本当に大学を出ているのかどうか、長い間疑っていた。

先日、舅の遺品を整理していたら、主人の大学卒業証書が出てきて、
とうとう、長年の、彼の嫌疑は晴れたワケなのだが、
ある意味で、私が思っていた通り、主人は実は留年時代に、
「就職できりゃ、大学は卒業せずにもう退めても、ええやろ?」
と広島に電話して、舅にドヤされたことがあった、と言っていた
(彼の仕事は、大学卒業資格の有無には全く関係のない職種だ)。

で、主人の、大学時代の話を、改めてよく聞いてみたのだが、
意外なことに大学そのものには毎日行っていたのだそうだ。
ただ、授業に出ていなかった。かわりに何をしていたかというと、
A大学の学食は値段が高い・B大学のは昼の定食の品数が多い・
C大学は学食とは思えないメニューの豊富さだ・
D大学の○定食のコロッケは相当に大きい・
E大学は学生というより一般客がかなり多い云々、と、
都内全域を自転車で移動していたらしく、詳しいこと詳しいこと。
この男は、つまり学食を専攻していたと私は認定した。

さて、それで、ここからが娘の話になるのだが。
娘が「女の子の学校に行く」と言いだしたことから、
我が家はとりあえず中学受験をさせるという方向に固まった訳だが、
私としても、できれば娘に合った校風の学校に入って、
そこでずっと大学まで行ければいいな、と考えるようになった。
一人っ子ということで、学資の心配も1人分なので、
娘を大学まで出してやることは、多分、我々にも出来るだろう。

娘は娘で、「ひろしまの私学へ行こう」などのムック本を眺めて、
この中学校は、こう、あっちの中学だったら、こう、
と彼女なりに比較して、最近は、なかなか楽しそうになって来た。
だんだん、中学校に行く自分というものを、
本当に身近な問題として、イメージできるようになったらしい。
動機付けとしては良い傾向だ、と私は好ましく思い、
「みーちゃんは、どういう学校に行きたいの?」
と、昨夜、娘の持っている特集本を、一緒に覗き込んでみた。

すると。
なんと娘は、進学先を、学食と購買で決めようとしていた
特集本には、各学校の在校生による母校アピールがたくさんあり、
そこには、進学や部活の記録や、学校行事の案内と並んで、必ず、
学食のメニューがイイとか、購買のパンの種類が多いとかが、
写真つきで紹介されていたのだった。

小学校の激マズ給食をずっと辛抱して来た挙げ句だから、
学食、という響きを耳にするだけで、ウットリする、
○○中学の購買のパンは手作りで、それはそれはオイシイらしいよ、
・・・と、娘は、きらきら輝く眼差しで、言った(--#)。

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