舅の車は、結局、先日の業者さんに査定して貰った金額に従い、
当初の予定よりずっと安価で、舅の昔からの仕事仲間だった方に、
個人売買のかたちで、お譲りすることになった。
舅の愛車が、どこの誰ともわからない人の手に渡るより、
舅と仲の良かった方とそのご家族とで乗って頂けるならば、
そのほうが、私たちとしてもとても慰められるような気がした。
譲渡の手続きは、その方が業界に知り合いが多いと仰ったので、
万事お任せすることが出来、その点でも肩の荷が下りた。
私は今度は陸運局まで出向いて、またしてもねばることになるのかと、
考えただけで憂鬱だったのだ(^_^;)。
で、その方に早速、舅宅まで来て頂き、車そのものとともに、
キイやチェーンなどお渡ししたのだが、そのときに、
車の中から意外なものが出てきた。舅の運転免許証だ(爆)。
実は免許証が家のどこを探してもこれまで見つからず、
変な人に拾われてサラ金でも借りられていたら困るな・・・、
と密かに気にかかっていたのだが、なんとこれが、
車の運転席のバイザー(日よけ)のポケットに入っていたのだった。
帰宅した主人は、その免許証を見て言った。
夫「あー、良かった良かった。これで安心だ」
私「これ、警察に返しに行くとか、しなくてもいいんでしょう?」
夫「ああ。もう更新せんかったら自然に切れるから」
私「私たちがなくさないように保管しておけば、いいのね」
夫「なんだったら、鋏で半分に切ってから捨てりゃええ」
あのね。
あーたは、どーしてそんなドライなことが言えるのかね(--#)。
じーちゃんの写真の載っている、じーちゃんの最後の免許証だぞ?
取っておくに決まっているじゃないかっ。
ちなみに、免許証の、平成13年1月のじーちゃんは、
カメラ目線で、むっっっとしたコワモテで、写っていた。
首には、かねて愛用の、茶色いマフラーを、していた・・・・。
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