転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



朝イチで近所の総合病院の整形外科に行った。
自分としては受付開始直後に到着したつもりだったのだが、
出足の早いじーさん・ばーさん達にはどうしても勝てず、
受付番号16番だった。ちっ。

先日買ったばかりの小浜逸郎『やっぱりバカが増えている』
を読みながら順番待ちしていたら、
「○○さーん、○○××さーん」
「○○さーん、○○××さーん」
と、さきほどからずっと同じ男性が、
名字とフルネームで続けて呼ばれているのに気が付いた。
その人は他の科にでも行ったのか、ここには居ないようだった。

私が呼ばれて、中待合いのベンチに座っていたら、また、
「○○さーん、○○××さーん」
と、さっきの人が呼ばれていた。が、やはり返答はなかった。
私の番が来て診察室に入り、痛い箇所を説明したら、先生は、
「レントゲン撮って来て下さいね」
と仰ったので、私は書類を貰って、今度は、
放射線科の廊下で順番を待つことになった。

すると、また、
「○○さーん、○○××さーん」
と、同じ人が呼ばれていた。
オヤ、診察室で出会った覚えがないのに、
この名前の人は、レントゲンまで一緒なのか。
しかし、またしても、誰もその呼びかけに応えた様子はなかった。

撮影が終わり、写真を持って整形外科に戻った。
診断は、左足首の剥離骨折だった(T.T)。
大したことではないのだが、小さい骨片が写真に写っていた。
「ギプスで固定すれば簡単になおります」
と先生は仰った。

医「こういうのは、悪さはしないので。ギプスしなくても、
 もうちょっと簡便なバンドみたいなものでもいいですよ」
私「週末に関西に旅行に行ったらやっぱり駄目でしょか
 あ、ハイキングとかではなくて、電車に乗って、その・・・」
医「ええ(^^ゞ、まあ、痛みがひどくなって来ることがなければ、
 普通に歩く程度のことは、いいですよ」
私「やた♪では、その、簡単に固定するバンドのほうをお願いします」
医「わかりました。一万円ちょっとしますけど、
 保険がきくので、あとで七割かそこら、返って来ますからね」
私「はい。・・・で、先生」
医「はい?」
私「この、左肋骨の下に白く丸く写ってるの、何ですか」

私は最初から気になっていた箇所について訊ねた。
腰のレントゲンも撮られたのだが、
鮮明な肋骨を通して、背後に一カ所、
くっきりと白い丸いものが写っていたのだ。
ほかの臓器は見あたらないのに、ここだけ写るって、何!?

医「ああ、それはね、胃の中に入っている、空気です」
私「はぁ」
医「このへんも、腸の中の空気です。こういう具合に写るんです。
 場合によっては悪い写り方もありますけど、これは正常です」

右じゃないから肝臓じゃない、
腎臓や副腎にしてもあの写り方は変だ、膵臓か?
・・・と、医療ヲタだが読影なんか全然できない私は、
ひとりで見当違いの方向に妄想していたのだった。
素人の考えることって、突飛だからイケませんね。
それにしてもあんなに空気が入っているなんて。
私は一体、何を喰っているんだろうか。
とりあえず胃下垂ではなさそうだったが(^_^;)。

結局、痛み止めのロキソニンと胃薬と、モーラステープを貰い、
また来週、受診するということになって、きょうは終わった。
会計のところで座っていたら、また、
「○○さーん、○○××さーん」
と、くだんの男性が呼ばれていた。
よしっ、今度こそ、顔を見てやる!

と思ったが、やはり、今回も、どこからも返事は、無かった。
誰も応えないし誰も立たなかった。
かなり、謎だった。

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