広島市では10月15日から、65歳以上を対象に
新型コロナワクチンの定期接種が始まる。
定期接種の費用は自治体によって違うが、広島市では3200円。
64歳以下も希望すれば自費で打てるが、
価格は医療機関により異なり、概ね15000円前後する。
広島は接種券等の送付はなく、インフルエンザの予防接種と同様なので、
取り扱いのあるクリニック等を自分で探して、
各自で予約して、接種を受けに行く、という方法だ。
ゆえに、私ほど執念深く調べる人間のほうが特殊なのであって(^_^;、
大半の人達は、定期接種であっても必ずしも打ちに行かないのではないか。
気付いていない人もいそうだし、どこでもやっているワケではないし、
政府も全然、広報に努める気など無いみたいだし(逃)。
日本でこの秋に提供されるのは、JN.1系の1価ワクチンで、以下の5種類である。
【ファイザー社】コミナティ mRNA
【モデルナ社】スパイクバックス mRNA
【第一三共社】ダイチロナ mRNA
【Meiji Seika ファルマ社】コスタイベ mRNA(レプリコン)
【武田薬品工業社】ヌバキソビッド 組み換えタンパク
武田薬品のは最初は社名でノババックスと呼んでいたものであり、
これだけが不活化ワクチンの系統で、いちばん副反応が少ないので、
過去にファイザーやモデルナで高熱が出た人には、良いかもしれない。
ただし前回接種から6か月経過していないといけない。
その他のワクチンは前回接種から3か月空いていれば打てる。
私は、mRNAの量が多いモデルナでも、特に困った経験はないので、
自分に関しては、打てるなら原則的にどれでも良いと思っている。
国産に限るという人は第一三共が現実的な選択肢になるだろう。
Meiji Seika ファルマも国内のメーカーで、データを見る限り、
ファイザーより効果の持続の点で優れているので、
年1回接種にするなら、これが最適ではないかと私は思っているのだが、
残念ながらコスタイベは、望んでもまず、打って貰える状況ではない。
なぜなら、コスタイベは1バイアルが16人分もあり、発注は20バイアル単位、
開けたら6時間位内に使い切らないといけないので、
接種希望者が大勢集まるような集団接種レベルでないと使えないのだ。
なんでこんな規格で発売してしまったのだろう(^_^;。
私のシツコいリサーチ能力をもってしても、
現時点で広島市内でコスタイベの取り扱いがあるのは、
某院一箇所だけしか見つかっていない。
大規模接種会場の設定がない今は、あまりにも流通しづらく、
現実的に接種を受けられる人はほとんど居ないとみるべきだろう。
大部分のクリニックは、1本が1人分のファイザー中心になるしかなく、
次点が1本で2人分の第一三共、この2種類が主流ではなかろうか。
そういう状況なので、私はワクチンの種類は敢えて問わず、日程優先で、
年末年始の神社奉仕に照準を合わせて接種しようと考えている。
夏に軽く罹ったので、これまでより抗体価は高い状態だろうとは思うが、
コロナの抗体は長く続かないし、ワクチンでブーストしておきたい。
「コロナ脳は一生、家から出るな!」
と怒っている人がときどきSNSに居るのだが、
それが出来たら私だって、ここまで困らない。
StayHome検定十段の私が(違)、
大晦日から正月休みが1日もなく10日間以上、出ずっぱりになり、
勤務先では連日、何千人もの人に接する仕事があるから、悩んでいるのだ。
ずっと家に籠もって、誰にも会わず、本でも読んで過ごすのが理想なのに。
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