里帰りは三年に一度

昨日今日と、主人が何やら絵の展覧会を見るために、
道楽で東京へ遊びに行ったので、
娘と私は、実に三年ぶりに、私の実家へ泊まりに行った。
娘のほうは、ときどき私の父が車で迎えに来てくれて、
ひとりで私の実家に遊びに行っているのだが、
私は滅多に行かないし、まして一泊とはいえ泊まるだなんて、
絶えて久しくなかったことだ。

四十何年か前に私の母がヨメに来たとき、
当時、ド田舎の典型的な姑だった祖母は、
「ええか。里帰りは五年にいっぺんじゃ！」
と厳しく申し渡したという話だったが、
時代は変わっても、私の実情は似たようなものだ(^_^;)。
私は別に、怖い姑に叱られるから実家に帰れなかった、
という事情は全然ないんだけど。

その一泊二日で私が何をしていたかというと、
近況報告のあとは、ひたすら昼寝をしていただけだった。
私が唯一、両親の役に立った（だろう）ことは、
父の所有しているパソコン窓Meの状態を調べて、
いくつかの更新プログラムをインストールしてあげたことと、
システム全体のウィルススキャンをしてあげたこと、
の二点だけだった。

何より、こんな寒波の来ている時に、
よりによって標高の高い寒村に里帰りしたのは大失敗だった。
朝からずっと氷雨みたいなものが降り続いて、
家にいてさえ凍死するかと思うほど寒かった(--#)。