転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



私は慢性鼻炎患者なのだが、こう寒いと、
冷え切った外気温と暖房された室温との差が大きすぎて、
それがくしゃみの発作を誘発することが多い。
五年前に、炭酸ガスレーザーで下甲介焼灼術を受けて以来、
私の鼻炎はこれでもかなり軽快したのだが、
それ以前はくしゃみ百連発みたいなこともよくあった。

私の実家はだいたいがアレルギーの家系らしい。
幾度も話題にしているパンスーの祖母は、喘息持ちで、
何かというと咳き込んでいたが、この人の面白かったところは、
息も絶え絶えになりそうなほど咳いたのちに、
「ごほん、ごほん、ごほっ、ごほっ、・・・・っくしょん!」
と、最後にくしゃみを一発すれば、これにて咳の発作は終了、
という訳のわからない法則があったことだった。

そういえば、私の父も、咳とくしゃみがまぜこぜに出る人だ。
咳がしたいのか、くしゃみがしたいのか、主にどっちや!?
と迫りたくなるような発作も、よくある。
祖母からの遺伝が関係しているのではないか、と思うのだが、
気管支喘息が、毎回、発作の最後にくしゃみを伴って終わる、
というのは医学的に何か説明のつくことなんだろうか??
ちなみに私は喘息が無く鼻炎単独なので、くしゃみ専門だが。

ところで、くしゃみにもそれなりに個性があるものだ。
前述の我が父のくしゃみは、
はっっくしょん!ちん!
となぜか毎回、二段階構造になっているので笑えたし、
昔うちに居た猫のチー子ちゃんの、
ぶしっ!
というくしゃみも、結構、特徴的で、外で聞いても
「近くにチー子ちゃんがおるな」
とわかったものだった(^_^;)。
また、学生時代の下宿の先輩のは、
ひっっ!くしょんっっ!!
で、一回聞いた程度ならどうってことない普通のくしゃみだったが、
例外なく、「ひっっ!」がついていることには感心した。
隣の部屋で毎日聞いていたからこそ、わかったことだった。

これを思い出したので、ナニゲなく調べてみたら(調べるなよ)、
ほぼ日刊イトイ新聞の「2005こちら花粉症情報局」に、
死ぬほど可笑しなくしゃみの特集があった。
なんと、私の知っていた範囲のくしゃみなんて甘かった。
際だって個性的なくしゃみをする人は、
世の中、とても多かったのだ。

いわく、友達のひとりのくしゃみは、いつも、
「バッキューン、ズッキューン」と聞こえるとか、
「ベクシ」とくしゃみをする女の子がいて、
その子のあだ名も、くしゃみ音ゆえに「ベクシ」だったとか、
「あ、アキショでる!」と宣言をしてから、
「ヘェーーーーーシッシッッ!!! ・・・ふぅ~ふはぁ~」
と、宣言とまったく違うくしゃみをするお母さんがいたとか。

畏れ入りました<(_ _)>。
なかなか奥が深かったのだった。「くしゃみ」道。
詳しくは2月24日の情報・くしゃみ劇場をどうぞ。

Trackback ( 0 )