例の、中学受験塾に3月から通い出して、娘は、
一学期、ずっと300名中160番を指定席にしていたが、
二学期は結構好調で、300名中平均120番くらいに上がった。
偉いじゃないか、と私は毎回、誉めてやっていた。
子供は誉めて育てろ、とよく育児本に書いてあったが、
あれが本当なら私の育児方針は間違っていなかった筈だ。
だが。
娘はきょう、年内最後のテストでドツボな点数を取ってきた。
まだ自己採点の段階ではあるが、この出来無さ加減は、
一学期から見ても初めてだろうという悲惨さだった。
およそ200番より下になると、この塾では順位が出ないのだが、
今回はほぼ確実に、順位表示の貰えない成績だろう。
これはどうやっても誉めようがない。
ということできょうは叱った。
『目先のテストの点数だけで叱ってはいけません』
などと、塾のHPには書いてあった気がするが、
こんなもん、今、叱らないで、いつ叱るねん(--#)。
このところ、毎日、冬休みだからというのでゲームしまくり、
私に追い立てられて終わると、今度は漫画を読み、菓子を食い、
いい加減疲れた夜9時頃になって、申し訳程度に復習し、
今朝は今朝でさんざん寝坊し、ギリギリに起きてテストに行った。
そんなバカにした態度で、良い点が取れたら、誰も苦労は、せん。
この間からなんべんも注意したろうが。なめるにもほどがある。
と、目をサンカクにして私が演説すると、
娘はしばらく聞いた挙げ句に、言った。
「わかった。今度から、気ぃつけるわ」
オマエ(--#)。
この、百日の説法、屁ひとつ、みたいな返答は、どうだ。ヲイ。
頭に来た私は、
「そのテストの間違ったところを、今から直せ」
と娘に申し渡した。
別に懲罰的な意味で言っているのではない。
テストが終わったその日に解説と模範解答を見て復習するのは、
本来的に、学習の王道ではないか。
今までやっていなかったことのほうが問題だったのだ。
私「ノートに綺麗にやり直すんだよ」
娘「間違ったところだけでいい?」
私「いいけど、合ってるとこが少ないんだから、大した違いは無いだろ」
娘「四科目とも?」
私「当然だ」
娘「ちーん♪・・・・ぽくぽくぽくぽく」(←木魚のつもり)
・・・・・・・・・・・(--#)。
ナニがあってもメゲない、
というのは、通常、良いことだとされているが、
果たして、本当だろうか。
いっぺんくらい、つくづくメゲてみたら、どうや?
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