じーちゃんの死兆星は、一昨日には二等星くらいに見えたが、
きょうは、六等星未満の輝きになっていた(本人談。←嘘)。
とりあえず、とても良かった。
熱が下がり、三度の食事もそれぞれ六割くらい食べられ、
きょうの舅は、ベッドの脇に立って片づけものをする余裕もあり、
我々の顔を見ると、ニヤっと笑って、
「ここにおると、コレが全然できんのが、困ったもんよ」
と、顔の前でタバコを喫う動作をしてみせた。
その調子で食事が取れれば、またタバコも喫えるってば(^^)。
「おとーさん、随分、顔色が良くなられましたよ。
目のまわりのクマも、かなりなおったし」
と私が言ったら、舅はますますニヤニヤして、
「あんたぁ、医者とグルになっとるんと違うか」
と言った。
ということで、きょうは結局、緩和ケア病棟にうつる話は、
なんだかうやむやになってしまった。
「ほんなもん、カネばっかかかって。同じようなもんじゃろ」
と、じーちゃんは病棟を移る気など全くないと言った。
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