転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



もうお馴染みのネタで恐縮なのだが、
きょうもまた、自動翻訳で笑わせて貰った。

ポゴレリチが10月に台湾公演を行う、ということを
中国語圏の情報に強い某氏からメールで教えて頂き、
さっそく、その関連サイトに行ってみたら、なにやら、
思わせぶりな説明文が繁体字中国語で書かれていた。
で、それを、いつもの自動翻訳に突っ込んでみた。

文頭からいきなり大笑いであった。
お久しぶりです の世界で有名なピアニストの波哥雷リッチー

確かに『お久しぶりです』なピアニストだ・・・(悶絶)!!
台湾だって六年ぶりか、もっと行ってないかくらいだろう。
にしても、浜村淳に朗読して貰いたいような調子で書いてあるな全く。

このコンサートが初めて国内の交響楽団とで協力して、
シリーズのコンサートに浦の羅Coffey夫のピアノの協奏曲をすることを
「NSOが蕭斯塔しかし維奇を発見する」にして巨星の風采を加える


國家交響楽團との共演が初めてだということは、わかった。
このオケとの協奏曲が素晴らしい何かを生み出すだろう、
と言いたいらしいことも、だいたい、察せられた。

で、『浦の羅Coffey夫』という漢字仮名交じり文(違)は
固有名詞で、どうやら「プロコフィエフ」のことらしい。
どこのどなたなのか、ほとんど形骸もとどめてない。
さっきの『波哥雷リッチー』とかいうお笑い芸人みたいのは、
勿論、「ポゴレリチ」のことだ。
いくら最近、額が光り出したからと言っても、
リッチー・ブラックモアの仲間になった訳ではないんだが。

直接教えを受ける波哥雷リッチーの
取って代わるべきものがない魅力、1台のピアノ、
10本の指の迅速で激しいエネルギーを味わいたくて、
あなたは来なければならない!


演奏会の宣伝だか解説だかをしていた筈だったのに、
あんたは聞きたがるに決まっとる、と勝手に決めつけたうえ、
来なさい!と最後は命令している。

凄い脳内決定。問答無用の強引さなのだった。

Trackback ( 0 )