ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

AHILYA(indian料理)

2008-05-19 12:05:45 | 食・レシピ

代々木駅前、ほんの駅改札をでて10秒ぐらいのビルにありました。

評判のお店と聞いちゃ行かなきゃなるまい。

080519c1 夕方でしたが、予約で真ん中の席が埋まっていました。残っている席はわずか3席ほど、、、。

07年dancyu7月号のカレー特集のTOPページを飾ったお店だというから期待は大。

夕食時だったんで、セットメニューを頼んだ。カバブとタンドリーチキン、ナン、飲み物付きで2500円ほど。

080519c2 カリーはスパイスをそのまま使っていて本格的。評判どおり美味しかった。

野菜のサラダのようなものは中々辛かった。

080519c3 ベジタブル・ビリアニ、、、イワユル焼き飯です、750円。

080519c4 デザートはクルフィーというインドのアイスクリーム。ナッツが入ったバニラアイスにマンゴークリームがかけてあった。乳化剤が入っていない手作りらしく硬かったが、おつなものでした。

本格的なインド料理屋さんです。

ランチが850円程度なんで、リーズナブルじゃないですか。またお勧めのお店が見つかりました。

アヒリヤ (AHILIYA) 
住所:渋谷区代々木1-34-3【菊池ビル 3F
TEL:03-5371-5231   
営業時間:11:30~15:00 17:30~23:00 
定休日:日曜日

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今日はペース走

2008-05-17 15:26:17 | ランニング

土曜日でも仕事、合い間の10kのペース走。
新宿スポセン公園へレッツラゴー、帰りにユニクロでも寄ってくるかと、万札をポケットに。
6:12、6:13、6:02、6:04で最初の5kを24:32。
5:57、5:52、5:55、5:35で次の5kを23:19とわずかにペースアップ。10kを47:53でした。日曜よりほんのビチョアップ。その日は後半に競り合う人が出てきたから、必然的に後半のタイムがアップした。今日は一人旅なんでキープするのがたいへん。
汗みどろで、暑くて2本もペットボトルを飲んだ。昼間の公園は人がいっぱい、早稲田の学生さんは土曜日だからか見かけなかった。ランナーや部活の人がいないので、こちらも張り合いがなし。部活の人がいると、トップはヤハリ速いので追いかけガイがあります。5k20分を切るぐらいだといい勝負でしょう。高校生は短いのが速いから。
あまり汗をかいたので、ユニクロで試着ができないので、そのまま昼食の弁当を買ってジョグで帰る。

今日14kmのラン

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ご近所の花

2008-05-16 18:06:51 | 植物

花の季節です。
ご近所の雑草みたいな小さな花たちです。

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通りがかっただけでは見逃しそうなくらい小さな花です。垣根に寄りかかって風がやむのを待ってシャッターをきる。小さいけど小宇宙があります。

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広い庭は花でいっぱい。観賞用じゃない花たちですが、ぽかぽか太陽に誘われていっせいに春を謳歌している。

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人の庭をのぞき込むカメラを持った怪しいやつ、、、案外庭の持ち主より庭の花に詳しかったりして、、、。
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野草の響宴です。小さなピンクのパラボラみたい。
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春だなー、桜が咲いていた頃は肺炎で高熱を出していた、、、あっという間に着るものが半袖に。いちばん好きな新芽と花の季節。
ニコンD100、105mm、接写リング

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ぼっけえきょうてえ、読書

2008-05-15 20:29:41 | 本と雑誌

著者は岩井志麻子さん

岩井さんは岡山県出身、この文庫本には「ぼっけえ、きょうてえ」「密告箱」「あまぞわい」「依って件の如し」の短編4作が収録されている。

すべて、出身の岡山県の言い伝えが絡んでいて、時代背景を戦前あたりにおいている。

岡山の山奥だったり瀬戸内海だったりする設定が、くらーく貧しい人々が感じている暗部に抱いている恐怖を、うまく書き込んでいる。

暗部は文字ドウリ暗がりであったり、見てはいけない約束事、心の闇であったりするのだが、、、。

すばらしく面白い恐怖小説があるものです!日本の女流作家バンザイですね。

080515b1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぼっけえ、きょうてえ」は岡山弁ですごくこわいの意。女郎を語り部として、彼女自身の貧しいがための怖い半生を書いている。最後に彼女の姉と言うのが判明するが、それは彼女の頭髪の中にいて、つまり頭の左側に腫れ物のように、もうひとつの人面蒼だった。目も鼻も口もあるから双子と言って言いかわからないが、それが頭の左側に別の生き物のように生きていた。

昔々江戸時代頃には、いろんな奇形があり、おそらく近親相姦が多かったから、文献には数多くの例が書かれている。

 

「密告箱」は明治まで、日本でもしばし流行ったコレラのお話し。コレラにおびえる村人達なのだが、本当に怖いのは優しい言葉をいっけん話す身近な人、という落ちでした。

主人公の男は村役場に勤めるが、コレラ対策のため、村を一軒一軒まわる因果な役目。密告箱はコレラにかかっていそうな人を密告できるように匿名の箱です。その密告箱を開けるのが主人公の役目。当時コレラは今の癌以上に恐ろしく、死確実な恐怖の伝染病でした。

狭い村社会で嫌な仕事を任されているが、人の思いは今も昔も変わらず男女の中と言うのができてくる。つい村はずれの巫女さんとねんごろになり、彼には妻がいたが気がつかないようす。しかし、、、良くできた妻は気がつかないふりをしていたが、いつの頃からか気がついた。それは、家族に出す食事は良ーーく火が通ったものしか出さなかったが、主人公の彼には「暑いから冷ご飯にしておきましたと、、、」。コレラが蔓延している地域では、食べ物は良く火を通したもの、熱湯で煮沸した用具で食べるのが安全でしょう、口径伝染病なんだから。

コレラの出た家の下流の川で魚を取っている、妻をついに主人公は目撃する、、、コレラ菌腹いっぱいのあの魚は誰に食わせるのか、、、。

思わず私は、今年の年初めに、富ヶ谷であった夫バラバラ殺人事件を思い浮かべました。会社では有能な会社員、家に戻ると暴力を奮う男、妻の言い分と夫側の言い分はあるだろうけどね、、、。

おおかた暴力を奮われるのが女性の側、それで殺したくなるぐらいで実際に手を下すのは、本当に少ないだろうが、小説の中の妻のように心の底に殺意を抱くのは良くあるんじゃないかしら。男はぼーとなんでお前が殺意を持っているんだ?と、、、富ヶ谷の亭主の最後の言葉がそうであったらしい。

 

「あまぞわい」は瀬戸内の島に残るいわれ。そわいと言うのは潮が引いた時にだけ出る岩礁のこと。あまぞわいから泣き声が聞こえてくるのだが、男を恨んでか、男を恋しがってか、、、わからんが、男いうもんは、どねぇ惚れぬいた女でも、いったん飽きたら本当に無慈悲にすててしまうんじゃで、、、。本当はこの短編がいちばんゾットしたが、うまくその怖さを私には表現できない。

私は広島の山奥が本籍だった、岡山弁はちょっと近いな、、、だけど方言は広島弁はもっと強いじゃけん、、、。

 

「依って件の如し」は中国山脈の山深い貧村のはなし。やはり、この話も落ちは近親相姦が判明しておわる。貧農は布団などに寝たことがなく、牛と一緒にワラに包まって寝ていたと言う。貧しさは、日本でもつい最近まであったということ。そんな生活から脱却でき、白いご飯を食べれるようになったのも戦後です。想像できないだろうなーー若い人には、、、。妄想と言い伝えと現実がごっちゃになった生活、昔の山間部の貧農。牛が人の言葉をぼそっと話したり、それが実際に聞こえたんじゃないかな、昔の子供は!

 

今現在だって腹いっぱい飽食できるのは、先進国の限られた人だけ。同じ時代、時に生きていたって、そんな差がある。食べるものがないだけじゃなく、人権がない国だってある。人が人じゃないところだってアルということ、、、。

ミャンマーや中国の災害、、、ハリケーンや地震は天災だけど、災害を大きくしたのは人と国家でしょう。同時代に生きているアジアの人達だもの、私もさっそくユニセフに場所指定の寄付をしました。

この本、、、怖く面白い本だったけど、現実のほうがもっと怖かったりしてね、、、。

古本屋さんで300円で購入、意外にいい値段です。

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家&写真家&作家さんが1人で日本旅行した 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃の一人旅です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた当時の朝鮮

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

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日中にジム

2008-05-13 20:32:06 | スポーツ

遅番なので朝がゆっくり。

東京体育館へ行ったが火曜日の日中なんで空いていた。
自転車ががらがらなんで何でかと思ったら、備え付けのTVが電波がでて危険かも知しれないというので、使えなくなっていた。
ほんとに危険かどうかわからないが、普通のTVやPCはいいのだろうか?
上からのお達しで従わなくちゃならないのは、いまいちガテンガいかない。

見たところ普通の液晶TVなんだが、、、。運営が民間に委託されたんで、これも何処かからのチクリか嫌がらせかも。
一汗かいて風呂に入り出勤前に寄り道でした。

血圧を測定、あいかわらず上がちょっと高い。毎日運動していると下がってくるのは確認しています。

上127、下75、脈拍69 (運動前)

上106、下75、脈拍70 (運動後)

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足場を組む

2008-05-12 12:41:36 | 日記・エッセイ・コラム

ドライピットの取り替え工事のために足場を組んだが、さすがに大工さん達が上手に作っていた。
単なる室内工事用の足場だけど、イントレを組むよりスマート。
そもそも5m近いイントレを借りるとケッコウな金額がかかります。
いっそのこと、建築現場で余っている材木で造ってしまえということのよう。

080512k1
重たい鉄枠の作業なのでしっかりした足場がひつよう。大工さんはパタパタとものの30分ぐらいで造った。

080512k2
建物も年数がたつと、いろいろ手がかかります。
建造物は100年、200年と使えるとストックとなります。
建造物を30年ごとに立て替えしていると、引っ越し貧乏みたいなもの。
コンクリートは30年以上持たないと言われているがホントか?。
長ーーく使えればそれにこしたことはない。
良いものを長ーーくです。

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10kペース走

2008-05-11 19:00:53 | ランニング

今週は土日とも仕事が入っていた。今日は4時に会社を抜け出して、ひとッ走り。
新宿スポセンまで往復して、1周まわってからペース走。

時計をなるべく見ないようにして、5k走ったところで確認、25分ちょうどだ。それからペースを徐々に上げ10kが48分だった。

コレくらいのペースで、10kや20kが毎日できるといいな。水曜日が南蛮連合のインターバルだから、平日のどの日か陣馬往復を朝一でやると、贅沢なランニング日課。たまの日曜日にロングトレイルか!
土日関係なく仕事があるのは因果な商売だが平日休めばいいのだ、、と納得です。

080511h1 隣の庭に咲いていた小さな花。

080511h2 花は小さくて可愛らしいが、ツボミがソレにも増して可憐だ。

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Nikon FE2

2008-05-10 18:18:30 | つちのこカメラ

つちのこカメラ18

Nikon FE2

080510n1_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この機種の前にFEと言うのがあり、シャッタースピードが1/1000までだった。

シャッターのチタン化で1/4000まで可能になった画期的なカメラでした。

MDを必要としないなら実にシンプルで使いやすかった。同時代のF3に比べ華奢な感じはいなめないが、全体にコンパクトで軽量なので出番は多かった。ストロボの同調スピードが1/250と、F3の1/80に比べて速いのも特徴です。

カメラの大きさスペック、価格ともバランスの良い機種で、Nikonいちばんの売れ筋だったと思います。

080510n2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ASA感度(ISO)、露出補正がわかりやすい。オートで使う場合、露出補正をかけるとファインダー内に表示がでて間違いがなかった。

プロのサブカメラとしても充分な機能だった。

080510n3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手持ち撮影が多かったので、長ダマ使用などのことを考慮して、カメラバックにラバーつけ、バックグリップを自作した。前につけるか後ろにつけるか迷ったが、格好を考えて後ろに。

このグリップの具合が良く、なんでこの時代のカメラになかったか不思議だった。

金属製や木製の三脚穴を利用して付けるグリップが売られているが、こんなに不細工なものじゃなく、ちょっとした指の引っ掛かりがあれば良い。グリップとはそういうもの。

前でも後ろでも5mm程度の引っかかりでよい。

毎週、サーキットなどで500mmや300mmレンズをつけ、手持ち撮影していましたから。そんなときはMDを付けていたからグリップの必要性はあまり感じなかった。プロカメラはMD付きが当たり前なんで、単体ではほとんど使いません。ロケでもスタジオ撮影でもMD付き。当時のMDのスピードは遅かったんで、連射というより自動巻上げぐらいのつもりで使っていました。

散歩に持っていくときに、サブのさらにサブカメラとして持っていくときに、MDははずします。

FMやFEに付けるMD12が曲者でしたねー。F3用も専用ニッカドバッテリーを付けたときは良いが、単三電池のときは電池一個一個に接点が2つあり、その接点のトラブルに苦労しました。各電池を溶接デモすればよかったのだが。

機械的なトラブルはなかったが、電気的なトラブルはNikon(8本)に限らず、単三電池を多く使うCANON(10本)には多かった。

空撮でここぞと言う時に動かなくなったら、怒り心頭でしょう。

カメラに限らないが、プロ用の機材も大方は使いやすいよう手を入れています。あと精度のチェックをすると意外やイガイなんですよー。

後ろの四角は装填しているフィルムのパッケージを破いて入れておくところ。何のフィルムを使っているかのメモ代わりです。

080510n4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリップは前でも後ろでも指にちょっとでも引っかかりがあれば良い。

ついているレンズは28mmf3.5という、クラッシックなもの。

私は名レンズだと思う、このレンズの開放でよく撮ったもの。単焦点のレンズは開放で使ってこそだと思うし、味のある描写をしてくれた。

軽くて小さいのもグー。

080510n5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砂漠地帯で撮影していて、MDを付けたメイン機種があっという間に動かなくなり、FEに頼ったことが思い出されます。

当時のカメラは電気接点が難点でした。水はいいけど、パウダーのような砂には電気カメラは弱い。それは今でも一緒かも知れません。

101224f1

 

 

 

 

 

 

 

 

MD12と連動するの接点です。

FE2の最大の悩みがMD12を付けた時の作動でした。

ここぞと言う時にシャッターが降りないのだ。バッテリーの数だけ接点があるので、ニッカド電池使うと接点が腐食して通電が悪くなる。これは、当時のどのメーカーのMDの悩みでした。

ニコンF3やキャノンF1などだと専用ニッカド電池を使うことで、確実性が増しました。専用ニッカドは巻き上げスピードも速く快適だった。FでもF1でも単三電池を使うと確実性が落ちた。空撮のようなシャッターチャンスが少ない撮影では、とんでもないトラブルでした。

仕事先から帰るとメーカーのサービスステーションへ直行か、マスコミ大手ですと担当者を呼びつけたといいます。

ニッカド電池などは使っていると微量のガスが出て、接点を腐食するのだ。ほんのわずかなことが、電気カメラの落とし穴でした。

同じようなことが車でもありました。キャブレターを直噴タイプに切り替わっていく時代に、車が動かなくなるような現象があった。それは電気的な接触の不備と、燃料のペーパーロックのようなものだった。

11224f2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロは巻き戻しノブの下にある、裏蓋ロックを取り去っています。

フィルムチェンジのとき1秒でも早くすませたいからロックを外しているのです。それはF3でも同じでした。余分なロックは一般には良いけどシリアスな場面ではじれったい。

101224f3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視度調節は-2を入れていました。ファインダースクリーンは交換で清掃しやすい。手抜きのないカメラだった。

101224f4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うすいチタン膜のシャッター。シャッターの軽量化で高速シャッターが可能になったのです。1/4000シャッターはFM2からですが、それを仕事で使っていて、朝イチでシャッター音がいつもと違うのに気がつき、ニコンのサービスマンに話して、替えのボディーを予備に借りていたところ、その日にものの見事にシャッターがバラバラに飛び散りました。いつも使っていると音で調子がわかるのです。

このFE2はFM2から買い換えたもので、さらにその前にはFEを使っていました。

101224f5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FM2はF3のサブ機としてだけじゃなく、メインに近い使い方ができるカメラです。海外のプロカメラマンはフラッグシップじゃないカメラで、バンバン仕事していました。日本だけですよーニコンF3やキャノンF1が巷にあふれているのは。

電池がなくなると1/250のみシャッターが作動します。

Nikon F MD② の記事は (F本体の記事は多いけどMDの記事は少ないでしょう)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110120

Nikon F3 MDの記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919

Nikon FM ポラボディーの記事は (プロしか使わない機種です)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804

Nikon FE2 の記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510

Nikkorex Fの記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090530

Nikkorex 35の記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060223

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死の泉、読書

2008-05-10 13:52:42 | 本と雑誌

著者は皆川博子さん

第二次大戦下のドイツの狂気を描いたもの。

080510s1 ドイツは当時から医学や化学、工業が日本の比ではなかった。

どれもが進んだ研究がなされ、ナチの下では狂気と言っていいくらいの研究がなされていた。

主人公マルガレーテは私生児をナチの私設の産院で産む。そこの医師クラウスは、双子を使って長寿を研究していた。

双子の胴体を接合して、双頭の体と4本の足。ことごとく失敗していたが、戦時下なんでナチの権力は絶対で、検体にはこと困らなかった。失敗作は標本として液体に入れられて、グロテスクな瓶詰めになり施設に置かれていた。

その研究と別に、クラウスはボーイソプラノにぞっこんで、普通は変声する声帯をそのままとどめるため、ある手術を少年にする。つまり大人の男にさせないためにアル物を摘出してしまうのだ。

その当時の日本にも、むろん今の日本にもないような甘美でグロテスクな趣味が当時のドイツにはあった。それは貴族社会があったからで、果てしなく特殊な性癖でも突き詰めていく世界があった。する者とされる者が、完璧に立場がわかれている。

ロマ、ツィゴイネル、ツィンガリ、ヒターノと言って何を意味するかわからないでしょう?すべて流浪の民ジプシーを意味します。

ナチの民族浄化主義とフランスの民主化、それと社会や国境に組み込まれないジプシーたちのせめぎあい。ヨーロッパは日本のような島国と違い、人種と生活様式、考え方がちがう者の集まり。それにくわえて同じ人種の中でも貴族なんてものがあるので、よけいに複雑怪奇。

第二次大戦の末期には、アルプスの山の中をくりぬいた要塞、岩塩の採石場を利用したらしいが、フェラー(ヒットラー提督)の居城を作っていた。そこを舞台にした物語です。

当時のドイツは我々日本人は知らないことが多く、日本では単に三国同盟などと浮かれていたが、アメリカ、イギリス側の連合軍は最大の敵をドイツとみなしていました。その理由は、日本になかった化学工業力、特にロケット&ジェットエンジンをすでに兵器としてドイツは生産していたから。終戦後(どう戦うではなく、勝利した後どう統治するか)にドイツの頭脳をロシアに取られるのではないかと戦々恐々。結局、ナチ本流のドイツの頭脳はアメリカとロシアに分割されて、戦犯を免除されて両大国でエリート達は活躍していった。

私は生まれがそのあたりなので、幼少の頃に戦記物はずいぶん読んだが、当時のドイツの話は全くと言っていいほど読んだ記憶がない。

知られざる、壮大な話でした。

ブックオフで105円で購入。

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平日の陣馬山

2008-05-09 18:21:32 | トレイル・ランニング(高尾山系)

陣馬往復28kは久しぶり。
平日、なのに高尾山口の改札を出たとたん、小学生や中学生、高校生の学校単位のハイカーでいっぱい。各学校で200人ぐらいいただろうか。

今日は陣馬山を往復する間じゅう、すれ違ったり追い抜いたりするのは学生ばかり。
いいことです!
近郊の自然が残る山に連れて行くのは野外授業ですね。
〇士森高校たちは藤野から登ってきて陣馬山には寄らずに明王峠にでて高尾山へ向かう。陣馬に向かう往きは挨拶しながらすれ違い、戻りは鈴の音をチャリンチャリンと言わしていたので、遠くから気づいてくれたのでスムーズに追い抜きできました。高尾のロープウエイの駅前では、〇士森高校の先生がデスクを出して完歩チェック。

もう一校、藤野から陣馬山に登ってきた高校があった。そろいの青いジャージで高校生達が隊列をなして、大勢で藤野の方角から登ってきた。

この学校は茶屋に連絡してあったようで、時間に到着しなかったので、茶屋のスタッフは遅いなーと心配していたところだった。ようやく連中が到着して茶屋も大忙し。

陣馬山頂上には3軒の茶屋があるけど、和田峠側、トイレに近いほうの茶屋のスタッフは北丹沢などトレイルの大会の役員をやっているそうだ。だからトレイルの大会にやけに詳しい。
ランナーには梅干サービスだそう。

戻りの途中の一丁平では小学生の団体が500人もいただろうか、、、凄いことになっていた。かき分けかき分け前へ進むのがやっと。

いつもの爺婆が多い陣馬山じゃなかった!

今日は陣馬往復で4時間5分、のぼり2時間15分、くだり1時間50分、あんずるより悪くはなかった。

私レベルでは陣馬山往復は、3時間30分を切ると調子がグー、4時間を切るぐらいだとまーまー、4時間30分あたりだと調子が悪い、、、ということです。

いつもの駅前にアル稲毛屋さんで食事をしていると、フロッピーのお迎えバスが。いそいそ乗り込もうとすると、チョット待って、、、なんだ?、、、「団体さんが来るから」と。

おおおぉぉぉフロッピーまでいっぱいになるようになったのか、と感激。バスにぎゅうぎゅうずめで銭湯にむかったとさ。

フロッピーはセンスがイマイチだけど、走った後お迎えの車まであって、2時間600円はリーズナブル!サッパリ汗を流して帰れるから嬉しいです。

フロッピーのURLは

http://www.furoppy.co.jp/

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犬同伴レストランnipapo

2008-05-08 14:24:40 | 食・レシピ

駒沢公園近くの友人がはじめたレストラン・カフェに行ってきた。

nipapoとはどういう意味なんだろう、聞くのを忘れた。

店のURLは

http://www.nipapo.jp/cafe/index.html

080501t1

メニュー名を忘れた。

080501t2 ニパポサラダ800円

ゴマ風味で絶妙なお味です。

080501t3 キノコ炒飯

全て美味しかったが、きのこがサクサクしてうまい。

080501t4 トリコロール・カレー1200円

3つのカレーとサフランライスがついています。インド人が作るのとは、微妙に違うけど、アレンジが日本人向けか。いわゆるジャパニーズ・カレーとは一線をきす。

デザートに珍しいと言うのでカタラーナを

080501t5

右がオレンジ・カタラーナ500円、左ココナッツ・アイス

カタラーナとはスペインはカタロニア地方で食べられていたから、、、。

ヨーグルトのシャーベットみたいなもの。かりっとした表面でジャムがついていた。

最後のデザートが美味いと嬉しくなります。私にはカタラーナは初めての食感で感激しましたよー。

訪れた時は夜の7時ごろだったが、お犬さまを連れていた先客が2人。一緒にいった者も、駒沢公園で犬の散歩をしたあとに、こういう動物と同伴できるお店に入るという。

駒沢あたりでは、犬同伴カフェやレストランが多いらしい。高級住宅地で犬を飼う人も多いだろうし、動物好きには一緒にお店に入りたいのかな。

お食事の値段もこの立地にしてはリーズナブル。お味は自慢しているだけあって、なかなか良かった。駒沢にお寄りの際は、ぜひ訪れてみてください。

nipapo

東京都世田谷区深沢6-3-14

TEL 03-6426-7993

google mapはこちらから

yahoo mapはこちらから

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木曽駒の千畳敷カールへ

2008-05-06 18:49:20 | 旅行記

6日は駒ヶ根のロープウエイを使って2600mの千畳敷へ。

朝起きたら快晴ジャありませんか。昨日の土砂降りの雨はナンだったんでしょう。

すぐさま、ロープウエイ乗り場へ直行。

今回は一日しか自前の足で登っていないけど、まーそんな時もあっていいか。

080506k7

スキーヤー、スノボの人たちに混じってロープウエイを降りると、ソコは眩しい白銀の世界だった。

080506k8

080506k9

080506k10

遠くに南アルプスがくっきりと。昨年トレイルランした鳳凰山は左の一角。雪の量が多いのは白根三山の北岳、間ノ岳、農鳥岳。ぐるっと見えました。

080506k1 たんぽぽも遠くは菜の花

080506k4

南アルプスの山々。

左が千丈、右手が白根3山。

連休最後の日が晴れて満足だった。

080506k3

振り返ると今降りてきた木曽駒。

080506k2 連休中は暑くて、ティーシャツを持っていかなかったので、途中のスーパーで購入。

帰りの高速道路の渋滞が心配だったが、午前中にスタートできたので、比較的早く帰れました。

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古寺巡礼

2008-05-06 18:40:10 | 旅行記

5日は室生寺

欲張った連休です。

室生寺は長谷寺のすぐ近くにありました。室生寺の名前を聞いたのは、写真家、土門拳が撮った仏像からです。いちどは訪れたいと思っていた。

080505m1

1200年の歴史があるお寺で、屋根や壁の傷みがはげしい。シャクナゲ寺とも言われるくらい、あたり一面花だらけ。

高野山は女人禁制だったんで、そこが緩やかだった室生寺に多くの女性達が参拝してこの名がついたそうです。

080505m2

参拝客も多いらしく参道のみやげ物屋さん食堂が多いが、なにか古びていて京都、奈良のお寺さんより地味な感じでした。

080505m3 古寺なので屋根や板塀の傷みが激しく、お賽銭をふんぱつしてきました。

080505m4 シャクナゲが広い境内を彩っていた。

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大峯山塊の弥山

2008-05-06 18:28:00 | トレイル・ランニング

大台ケ原へと思っていたが、山らしいのは大峯山塊のほうらしい。

大峯山は修験僧などの女人禁制の山。実際に登ったのは弥山(ミセン)と言う一番手前の山でした。八剣山、仏生嶽、釈迦ヶ岳、大普賢岳など登りガイのありそうな山がありますが、、いかんせん土地勘がなかった。

手始めに手前のミセンへ登山口らしき・と・こ・ろ・から登り始める。ルートは、、、踏み跡がわからないようなところもあり、関東の山に比べ登山者がすくない。下山は同じルートをたどったはずだが、アッサリ間違えた。ルート確認に何度も行ったりきたりして距離と時間を食われた。周りりの景色、山の見え方が違うので間違えに気がついたから良いものの。

どうやら、その登山道入り口は沢登りのコースだったらしく、そっちの看板図が入り口にあった。なんとか片道3時間30分で登り無事帰ってきた。まかり間違えばどっかへんな遠い所へ出ただろう、帰りは同じ所を戻ったが、分岐に全く気がつかなかった。

弥山はシッカリした山小屋があって登山者が大勢泊まっていました。天候がイマイチだったんで見晴らしは残念ながら良くなかった。標高1895mなんで頂上近くには、残雪がちらほら。

080504m1 頂上の鳥居は傾いている。ここが北アルプスや南アルプスを差し置いて世界遺産に登録されたとは。

弥山は水を祭ったらしい。

080504m2 頂上には意外に多くの人が休んでいた。山小屋に泊まる人もいる。

行者小屋からのほうが近いらしい。

080504m3 ランナーはいない。

トイレは有料です。

トレイルランの大会(50kmあたり)があるらしく、大峯山早駆なんとかといって、参加すもエラク少なそう。

080504m4 八剣山は八経ヶ岳とも仏経ヶ岳ともいわれる。

修験者がいらした山域ということで、、、。今でも唯一女人禁制なのは大峯山だけですから。

080504m5 道なき道を行った感じだったが、木の切り株にコケがはえ小宇宙を作っていた。桜の花びらが行きに1枚あって、帰りに見たら2枚になっていた。標高があるので山桜が咲いていたのだな。

このエリアの特筆すべき点は沢のキレイなこと!

高野山、吉野を含めてこの大峯山山塊を含めて世界遺産になったのも、むべなるかな。

関東、中部の山に比べここは圧倒的に人の手が入っていないし、良く自然が保たれている。関東からはメチャ不便な所ですが、いつか大普賢岳から弥山、八剣山、釈迦ヶ岳あたりを縦走ランしたい。従走路の尾根伝いには山小屋が調べただけでも4ヶ所あった。軽装でもいけるかも。

今日の距離は推定で往復30km

降りてきて黒滝村の宿、森の交流館に泊まった。ココがまた良かった。

http://www.vill.kurotaki.nara.jp/syukuhaku/top.html

道の駅のように、隣に日帰り温泉とレストラン、キャンプ場まであって、宿自体も期待していた以上に良く考えられた造りだった。

食事も地元の方が石焼汁を目の前で作ってくれたり、鮎かなと思った川魚があまごでわき腹に赤い点々がある。実が鮎よりは太目でした。

この宿泊施設も断然お勧めですね。

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お伊勢参り

2008-05-06 17:39:07 | 日記・エッセイ・コラム

連休は三重のお伊勢から大峰山塊へ。あとは行き当たりばったりの旅だ。

有名な山塊、大台ケ原に行こうと思ったが、意外にひらけているようなので隣の大峯山へ。ここが吉野、高野山と一緒に世界遺産になったとは、、、知らなかった。

5月3日、お伊勢だったが、、、これがいい所でした。ゼヒ一度は行かれることをお勧めします。私には京都、奈良、日光、鎌倉より楽しかった。

神社仏閣にはあまり興味がないし、情緒など男には食えないものなんでトントですが、、、。伊勢神宮の門前町がいがった!

080503i1 日本の神社の総本山、伊勢神宮の本殿は、私達には目にすることができない。

右手に本殿があって、この空き地は次の式年遷宮が行われる所。

20年ごとに内宮も外宮も式年遷宮されます。その理由は定かじゃないが、建造物の耐用年数、特に屋根などが傷むとも建築技法を受け継いでいくと言う意味も、また新たな土地に新たな建造物を20年ごとに作り人心一新といういみもある。

080503i9_2

見てはいけない聖域ということか。

神が鎮座していると思いて手を合わせる。

本殿の正面。

参拝人が多く渋滞していた。じっと階段を一段一段登っていくのです。お賽銭箱の前にたどり着いても帳が下りているし、そもそも本殿が絶対に見えないような造りだ!

080503i10 五十鈴川が神宮の中を突っ切っているが、それはキレイな流れ。川の精霊を感じるところです。

伊勢神宮のURLは

http://www.isejingu.or.jp/

うかつにも忘れていた、伊勢神宮に内宮と外宮があり、それぞれが5kmぐらいも離れているとは、、、。

以前きたのはドッチなんだ!

内宮が天照大御神を外宮が豊受大御神(とようけおおみかみ)を祭っているとは。

このあたりは公式ホームページより個人の方のほうが面白く読めるかも。

http://inoues.net/tenno/ise_jingu.html

080503i2
参宮街道(現おはらい町通り)の入り口から。

080503i3平成になってから古い町並みを再現していった。

お伊勢参りも年間で35万人にまで落ち込んだそうで、赤福などの尽力によって面白い町並みを復活させ、観光客も今では300万人ちかく。

馬込宿、妻籠宿に似ている、実際に江戸時代には爆発的なお伊勢ブームがあった。

080503i4 こんな酒屋さんで買ったら、清酒もうまかろう。

080503i5

50歳ぐらいの方をねらって、町並みを復活させたと言いますが、実際は若い人にも大人気。

東京から気持ち的に遠いのが難点ですが、京都、奈良より特に外人さんに私はお勧めしたいです!

まさにお伊勢参りのテーマパーク化していて、楽しいこと請け合い。

旅をすれば宿があり、茶屋があって、なおかつ人の集まる所には遊郭ができる。座という演舞場もあって外観だけですが、おかげ横丁に再現してありました。

080503i6

せんべいを買って食べたら、関東のせんべいに比べて柔らかい。せんべいの地が粉っぽいというのか、関東のはガチガチに硬いのを良しとするから、ちょっと違う。

しかも、いろんな味のせんべいがあるけど四角いでしょ。せんべいは丸いと東京者の私は思っていたから、、、。

080503i7 おかげ座ですが、中はその時代のようすをジオラマのように再現してみせるテーマ館。

良く造ったと思います。このあたりは有名な赤福が手がけたはず。

最近、赤福騒動があったけど、この伊勢復興の成功を妬んでの話じゃないかと思った。以前に増して赤福のお店には行列が絶えません。

いわば、赤福が率先してやった、このお伊勢の参道のエンターティメントはデズニーランドに匹敵するんじゃないかと思うほどです!

080503i8 見ての通り若い人がほとんど!

これは夕方で店じまい寸前の時刻です。

080503i11

有名な伊勢ウドン

たまり醤油のような濃いたれが底にちょびっと。

味濃い目なのは名古屋圏内からか?名古屋の味噌カツに通じるものを感じます。

伊勢ウドンは街中で食べたほうが美味しかったが。

080503i12

台湾のマンゴーシャーベット?

お伊勢の参道は縁日の巨大バージョンです。

080503i13

五十鈴川に面してお店があり、障子を開けてお食事もおつなもの。

川べりにはアベックがたくさん。

080503i14 川のきれいさがわかりますか。

この日は暑くてランニングティーシャツ。

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