ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

君たちはどう生きるか、読書

2019-04-13 21:30:09 | 本と雑誌

君たちはどう生きるか、吉野源三郎著

80年前の戦前に書かれた名著です。

そんな昔に書かれた本を読んでみても、人の在り方などや社会の問題は変わらないのだと、新鮮な驚きがありました。

人が生きることは、時代が変わっても変わらない。

時代が変わって文化や文明は進歩するかもしれないが、根本的な人はたぶん変わらない。

最近、また読まれるようになったのは、当然のことでしょう。

最近リバイバル・ヒットしているそうです。

この本の内容に関係ないことですが、映画化、漫画化にあたって出版側ともめごとがあるようです。

書かれたのが80年前なので、著作権は発生しないと考えたのでしょうか。

遺族がいらっしゃるのだから、きちんとした対応が必要でしょう。


粗筋は、、、。

コペル君とその友達と、叔父さんとのやりとりでお話が進んでいきます。

コペル君は中学二年生の設定で、この本が書かれた当時、1930年代では中学校に進学できるだけでエリートだったそうです。日本も世界もキナ臭い戦争の時代に向かっていた。それで、なおさらに民主主義とヒューマニズムを大事にしたい、という思いがあったのでしょう。

コペル君の友達は

水谷君(家柄の良い上品な子)

北見君(がっちりした体形の、一途な子)

浦川君(家がお豆腐屋さんで、家業の手伝いの油揚げを作っている)

油揚げ事件

クラスの子たちが、浦川君が毎日持ってくるお弁当の中身が油揚げだということに気が付きからかっていた。何人かのクラスの子が、浦川君を馬鹿にしたので、北見君が怒り飛びかかっていった。仲間を馬鹿にされて怒った北見君がいた。その後、浦川君が何日も学校を休んでいたので、家に遊びに行ったら油揚げを揚げている北見君がいた。学校を休んだのは、病気じゃなく家業が忙しくて手伝っていたからだ。その当時では、北見君のお豆腐屋さんに住み込みで働いている若者がいた。浦川君のお豆腐屋さんが下層階級じゃなく、浦川君は家業を手伝っているけど、お豆腐屋さんに住み込みで、体ひとつで働いている人がいることに、コペル君は気が付いた。さらに、浦川君はコペル君と同じ世代だけど、彼は世の中に何かを生み出している生産者だと教わった。コペル君はまだ学生で勉強中で、ある意味で消費者、受益者の立場だけなのだと教わった。

だから、コペル君は働かないでいられる有難い立場なのだと。有難いという意味は、あることが難しく、めったにあり得ないということだよ生産者じゃない立場は、社会的には珍しい立場なのだよ。だから、有難く感じて勉強に励みなさい!

雪合戦事件

水谷君、北見君、浦川君とコペル君は、学校の中で仲良しグループだった。北見君が上級生ににらまれて制裁を受けそうになったら、4人で北見君を守ろうと指切って約束した。その日が来た。北見君が上級生に殴られたときに水谷君や浦川君は、北見君に並んで上級生の前に立った。遠くで見ていたコペル君は怖くなって、駆け付けることができなかった。終わって3人が肩を寄せ合って帰っていくのを、コペル君は遠くで見送るしかできなかった。

その日を境にコペル君は体を壊して学校を休業していた。あの時にどうして皆のところに駆け付けられなかったのかと、毎日反省していた。指切りして約束したことを、裏切ったことを、どう許してもらおうかと悩んでいた。それで謝りの手紙を書くことにした。それで北見君、水谷君、浦川君が許してくれるかわからないけど、謝りの手紙は(言葉)は必要だと!

人は、「しまった」と考えたり、後悔することで、その後同じような後悔をしないで済むことがある。それが正常な成長なのだ。

国王は、国王の座を追われたら、国王でなくなったことに不幸を感じる。だけど平民が国王でないからと言って不幸は感じない。痛みがあるから、普通じゃないと感じられる。痛みがなかったら、普通じゃないということに気が付かない。みじめだと思うのは、人は本来みじめであってはいけないから、みじめさを感じるのだ。

ナポレオン事件

ナポレオンがいつの時代の方なのか、私の中ではあいまいだった。だいたい第一次世界大戦のころの方だったようだ。つまり1800年あたりが時代背景。

20代のころは一兵卒だったものが、35歳にはヨーロッパを収めるくらいの皇帝にまで出世した。もしかして、時代がナポレオンを必要としていたのだろう。時代を変革しなきゃいけない時に現れたのが、ナポレオンだったということ。ヨーロッパは貴族社会で小さく分割されていて、国の運営も貴族たちが取り仕切っていた。それを、貴族じゃなく議員制にまで変革させるきっかけをナポレオンは作った。つまり、ナポレオンは時代から求められて登場したものだ。世の中に英雄と言われる人たちがいるけど、みな時代が呼び寄せた方たちだ。時代に逆らって、英雄になった者はいない。

ほかにも、いろいろ面白くて身近なエピソードで、人の在り方を説いていく。子供向けだけじゃなく、大人だって、もしかして社会的に地位のあるような人こそ、読んでほしい内容が満載です。

子供の生活を大人が解説していくスタイルで話は進んでいく、ユニークなストーリー展開です。それに暗い話じゃないし、軽い内容ですが、「ある・ある・よくあることだ」と面白く読みました。


紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42e8223a65d0f2a5ba642c51139f88a8

日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃 個人商店のような自分の境遇が、身につまされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   高橋尚子、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比してる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント

紀の川、有吉佐和子、読書

2019-03-06 13:24:24 | 本と雑誌

紀の川、有吉佐和子さんは読んだことがなかったので楽しみでした。

紀の川は昭和30年代に書かれたようです。

話は日清日ロ戦争の頃から始まります。

主人公の花は、庄屋さん(地主階級)の娘に生まれ、紀ノ川の下流にあたる六十谷に嫁ぎ、そして母親になり、娘の文緒を生み、孫の華の代までのお話です。

いわば「女の一生3代記」と言ったところです。

今でこそ日本人の平均寿命は80歳を超えているが、当時は50歳あたりだった。

江戸時代以前からの家、村、慣習の世界が、明治維新によって壊されていく。

その中で生き続ける花の一生といったところ。

日清戦争や日ロ戦争では日本の世相はかわらなかったが、先の第二次大戦の敗北でガラッと世の中が変わった。

価値観が変わったのだ。

家から個人へと事の単位が変わった。

主人公の花は和歌山を流れる紀の川に生まれた。

花は昔からの言い伝えで「嫁入りは、紀の川に沿うて行くもんや、紀の川の流れに逆ろうて嫁入りしちゃあかん」と言うわけで、紀の川の下流の六十谷の名家に嫁いだ。

花の子供の文緒は、そんな花の古くからの慣習に反発して、新時代の女として生きようとしていた。

ちょうど、大正モガが沸き起こってくるころだろう。

文緒は紀ノ川では新時代は生きられないと東京へ出た。

花は大地主で豊かだったので、遠くに住む文緒に乞われるだけ送金していた。

文緒は銀行員と結婚して華を生む。

文緒は海外を転勤して海外の息吹を謳歌していた。

文緒の子供華は、新時代をあまりにも標榜する母の文緒に反発して、反対に祖母の花になついていった。

花は家とか土地、古くからの習わしを大事にしていた。

地に足がついていたのだろう。

花の思いは隔世して華につながった。

結局は、女の思いは綿々と繋がっていく。

と言う大雑把なストーリーだ。

*************

花から文緒を超えて華に繋がる。

女の系図が出来上がる。

戦争時の疎開先は女親のほうに逃げ込むことが多い。

もしかしたら、古来から現代まで日本は女系社会なのではと説いている。

生きることは、時代時代に反発したり、うまく立ち回ったと思っていても、時代に翻弄される。

おそらく、自分の分と言うものが、いくらあがいてもあるのだろう。

有吉佐和子の描く女の一生は壮大だった。

他も読んでみよう!

 

日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃 個人商店のような自分の境遇が、身につまされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   高橋尚子、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比してる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント

日の名残り、カズオイシグロ、読書

2018-11-19 19:28:34 | 本と雑誌

カズオ・イシグロは「私を離さないで」の1冊しか読んでいないが、こんな日系のかたが世界にいらっしゃるのかーと、ビックリした記憶があります。

それが5年ほど前で、、、その作品で先日ノーベル文学賞を取られて、またビックリしたところです。

日系ではあるけど、英国に長年住んでいらっしゃるので、日系ではあるが英国人そのものの感性だと思いました。

それは「私を離さないで」を読んだ時にも感じたことです。

スケールの大きな時空を言葉で築き上げていく、、、日本人の感性では考えられないぐらいです。

「日の名残り」は英国独特の貴族お付の執事の目を通して物語が進んでいく。

執事の描き方が、滑稽なくらい生真面目で、これこそ英国のエスプリそのもののように描かれている。

女中頭の女性がこの執事に気があるのだろうが、執事は「品格とは」などと思考しながら気が付かぬふりをしている。

使えていた貴族が没落してご主人様が米国人に代わって、フランクで冗談を言うので、執事のほうもそれに合わせて冗談を勉強しなきゃと考える。

そのあたりに、英国の社会を風刺したりして、この小説全体に言えることだがユーモアがある。

英国の執事に代表される生真面目さ、、、。

ドイツの理路整然とした社会や製造物の在り方、、、。

フランスの自由社会への熱望、、、。

イタリアのアモーレだが閉鎖的な社会、、、。

スペインの土臭い芸術性、、、。

ヨーロッパ諸国は、それぞれ独自の気質があって、おもしろい。

それのイギリス版がこの小説「日の名残り」でしょう。

「私を離さないで」は怖い内容ですが、「日の名残り」英国愛をユーモアを通し語っている

お勧めします。

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家&写真家&作家さんが1人で日本旅行した 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃の一人旅です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた当時の朝鮮

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a 

コメント

イザベラバードのハワイ紀行、読書

2018-09-14 17:18:42 | 本と雑誌

イザベラバードのハワイ紀行は、日本紀行や中国奥地紀行、朝鮮紀行より前です。

ハワイ紀行は写真機を持っていっていないのか、この単行本では挿絵がデッサンだけです。

これ以後に写真撮影の技術を覚えたとなると、、、相当勉強されたのではないか。

東アジアの国々を周ったときは、大きな組み立カメラを扱っていた。

ハワイ紀行の時には写真が挿入されていないので、まだカメラを扱っていなかったのだろう。

イザベラバードの日本紀行上下、中国紀行上下、朝鮮紀行を読んで、お茶の水の本屋さんでハワイ紀行を見つけたときは、、、やったー見つけたと感激しました。

サンドイッチ諸島=ハワイ諸島

イザベラバードは1874年前後にオアフ島、ハワイ島、マウイ島など島巡りで数年滞在したようだ。

えらくハワイが気に入っていて、気候や住民に馴染んだようだ。

ハワイに比べると、湿気があって寒暖の差が大きく、住民が中途半端に近代化されていた、日本などは緊張したことだろう。

ハワイの原住民は馬乗りが上手かったと書いてある。

男も女もどこに行くのにも馬に乗って、しかも全力で走らしていたそうだ。

競争でもしているように馬を走らせる!

それが女性でも、そうなのだからびっくりした。

そういうイザベラバードも、馬に関してはそうとうな腕前だった。

崖の細道でも、急な下りでも、馬に乗って行った。

ハワイのような島で馬が使われていたのは、、、私には意外であった。

ハワイの人々は、インデアンのような上手な馬使いだそうです。

ハワイの人種はポリネシアンだが、もしかしてインディアンの文化でも入ってきていたのだろうか?

私はハワイは何度も行っているが、文明開化以前のハワイは、さぞかし美しかっただろうと想像できます。

なんたって、ハワイ島は4000mを超す雪山があるのだから。

灼熱の熱帯から凍えるような4000mまで様々な気候がハワイには詰まっている。

しかも、今も昔もキラウエア火山の噴火がある。

大島の御神火どころじゃないです!

真っ赤な溶岩がイザベラバードが訪れた時でも、海辺まで流れ出て、海水に落ちて蒸気が白くもうもうとしていたという。

イザベラバードの紀行文はどこの国も、悪く書かない。

良い所を見つけて淡々と書いてある。

ただ、日本、中国、朝鮮と比べると、ハワイは手放しで称賛している。

よっぽどハワイが気に入ったのでしょう。

もしかして、イザベラバードがアドベンチャー作家として名を成したのはハワイ紀行からか?

写真はないがイザベラバードのイラストが少し挿入されている。

火山のファラライの絵を見ると、、、今すぐにでも飛んで行って見たいなー。

ハワイに行ったのは、スキューバーをしに行ったのと、ホノルルマラソンを走りに行ったのと、年末のくじに当たって招待で行った3回だけです。オアフ島はぐるっと1周バイクで回りましたがハワイ島は招待のツアーだったので、なにがなんだかよく見れなかった。

だから、じっくりとハワイ諸島を見たことがない。

だいたいの地理はわかるがハワイ島は連れられて行っただけで、、、何も見ていないに等しい。

だから、行きたいなー

1874年当時でも、中国人の増加が問題になっていた。

メイドさんなどが中国系の女性がやっていた。

日系の移民はまだ後のことのようです。

ハワイ紀行のこの単行本はページ数が多くて、しかも内容が記述が似たような箇所が多くて、読みづらい。似たような記述になるのは、当時のハワイは原始社会から一歩進んだぐらいで、ハワイ島もオアフ島も他の島も似たような生活だったし、ハワイのどこでも文化度の差がなく、記述が似てきたからじゃないか。日本紀行の当時でも、日本の東京と横浜と日光と会津、角館では全く違う生活様式があっただろう。だから紀行文の中の記述に違いがあって面白く読めた。ハワイ紀行は、ハワイのどこに行っても美しい、素晴らしい、の連続のようで、変化に乏しい。ハワイは昔から人が骨抜きになるくらい豊かで気候が良く住みやすい土地なのかもしれない。

私は完読に1ヵ月ぐらいかかりました。少し飽きが来るかも?

イザベラバードの日本紀行㊤ 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909 

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント

ゆめのちから、読書

2018-01-29 14:31:27 | 本と雑誌

「ゆめのちから」は敷島製パンの社長、盛田淳夫著

100%国産小麦「ゆめちから」だけで作る食パンの商品化記録書です。

淡々と日本の食糧事情を書かれて、小説のような山あり谷ありの波乱万丈な内容ではない。

話は戦前から始まります。

第一次世界大戦後に景気が良くなり、その反動で不況に陥った時代がありました。

その時に富山から米騒動が勃発して全国に波及していきました。

それを見ていた、盛田敦夫の祖父、盛田善平はパンはコメの代用になる、、、と考えてパン屋さんを始めた。

著者の盛田淳夫さんは敷島製パンの社長としては5代目になる。

1998年に湯だね製法の食パン「超熟」を発売して大ヒットになった。

国産小麦は「春よ恋」や「はるゆたか」がありますが、収穫量が少なかったり、グルテン量が少なかったり使いずらかった。

大手のパン屋さんが食パンを一定の商品として販売していくには、、、国産小麦は物足りなかったそうだ。

超熟では国産小麦はたったの3%、、、食料自給率から考えたら当然かもしれないが、日本産の小麦でパンを作りたいのは、パン屋さんとして当たり前のこと。

新品種「ゆめちから」の話を聞いて、これで行けるとの思いで、満を期して発売したのが「ゆめちから入り食パン」。

何だか長ったらしい名前ですが、「ゆめちから」をアッピールしたかったからだそう。

「ゆめちから入り食パン」は国産麦100%食パンで300円です。

近くのスーパーには超熟はあったが、「ゆめちから入り食パン」はなかった。

食パンは基本的に食べないので、超熟も全く知らなかった。

私自身は食パンでもハード系のパンでも、何でも大好きです。

超熟をゲットしたのは初めてかな。

どこがどう安い食パンと違うのか、同時に食べ比べなきゃ、、、私にはわからない。

しばらくして、ゆめちから入り食パンを手に入れました。

ところが、ゆめちからは48%で他の国産小麦をミックスして100%国産小麦にしている。

国産小麦がどんなものかとゲットして食べました。

大きなスーパーではPASCOブランドの超熟シリーズばかりになっていた。

100%はちょい値段が高いので少なかった。

ゆめちからだけでは足りなかったのかな。

国産小麦と言っても、外国製小麦と違いがあるわけじゃなさそうなので、、、。

食べてみても、なんだかわからない!

焼かないで生で食べてみたが、しっとり普通だった。

トーストして見たら、これが一番食パンらしくて好きだなー。

マーガリンを塗ってからトーストしたら、しっとりカリっとになったが、ただのトーストしてからマーガリンを塗ったほうが美味しく感じられる。

順番の問題だけど、、、食感が違う。

まーーー食パンは食べないから、よくわからないーーー。


盛田敦夫と聞いて、、、聞いたことのある名前だと思っていたら、ソニー創業者の一人「盛田昭夫」さんは親戚だという。すすんだ道は違ったが、ご両人は企業を大きく成長させた。優秀な家系なんですかねーーー。 

コメント

農協が出している2017年のデーター

2017-05-10 10:09:57 | 本と雑誌

JAが出版しているファクトブック2017です。JA農業白書みたいなものです。

内容は大きく分けて①日本人の食 ②世界の食料、農業情勢 ③日本の農業 ④日本の農村 ⑤震災からの復旧、復興です。

日本は食糧輸入大国なのは知られていますが、諸外国との食料自給率の表を見ると一目瞭然。

これほど輸入をしていて、さらに貿易自由化などと圧力をかけてくるのは、ないものねだりでしょう。

もっと輸入しろと言っているのか???

国内の食品ロス、、、破棄などの問題は、世界が食糧危機になったときに大きなファクターになる。

世界で生産された食料の3分の1、約13億トンが破棄されているという。

今後、発展途上国などの人口爆発で、深刻な食料不足になるというのに、実にもったいない話です。

日本の賞味期限という規制を緩めるしかないでしょう。

それと、日本の外食産業が世界の先進国の中で格安なのは皆さん気がついているのかしら。

欧米からいらした方が、日本のファーストフードのような饂飩やお蕎麦、豚カツ、牛丼、ラーメンなどを食べてビックリします。うまくて安くて、お店だってこぎれいです。

おそらく、外食産業の安さの秘密は輸入食材にあると思います。

世界各国の安い食材をふんだんに輸入しているから、外食がこんなに安くできるんです。

外食の安さは日本の交通費の馬鹿高さからすると、考えられないくらい安い。

国産食材だって、私は安すぎると思っています。

その分、日本の一次産業が疲弊しているのですから!

データから見て面白いのが、若年層と高齢者の食品ロスの種類が違うこと。

高齢者は買いすぎて日にちがたってからの廃棄が目立ちます。

若年層は買って食べないで、その日に廃棄する直接廃棄「これ食べない」と言ったことが目立ちます。

中年層の方が廃棄が少ないのは、生活感が地に足がついているからのようです。

高齢者の買いすぎは何でしょう、不安からくるものなのかな?

大きな冷蔵庫は無駄買いを増長させるようで、冷蔵庫の小型化が意外に生活のスリム化を推進するのではと思えます。


大陸別の人口増、すなわち食料需要の表です。

欧州以外の大陸は増加していますが、特にアフリカの増加が著しい。

もともと、アフリカのような食料危機の地域で増加が著しいのは、人類の生物としての危機感に由来するものなのか?

日本の農業は農業人口が減っていますが、人さえいれば国内で増産が可能です。

土地制度と農業従事者問題が立ちはだかっている、、、だけです。

アフリカのように土地が死んでいるわけじゃないからです。

結局、世界の紛争は食糧紛争に直結します。

その点で、水が豊富な日本は食糧増産に適した土地のはずなんですが。

日本でも野生動物の被害が激増してきても、動物愛護団体のような保護団体が、駆除に反対している。それに、駆除したくてもハンターの高齢化でできなくなりつつあります。山林の他国籍者の購入など、早急に法制化が必要なのに、国会は何をやっているんでしょう。農業政策は自衛政策(自衛隊)と同じぐらいの意味があります。一次産業を無策で放っておく国家など存在できません。

高齢社会化問題は、どの産業にも当てはまりますが、特に顕著なのが一次産業です。

国家の存立にかかわる問題です。

 

コメント

街道をゆく「韓のくに紀行」司馬遼太郎

2017-03-07 19:47:33 | 本と雑誌

昨年末から司馬遼太郎の本を何冊も読んでいますが、感想文が書けません。

司馬遼太郎の本は内容がぎっしり詰まっているので、私程度のものには論評も感想文もかけないというのが実際です。

どの本もひと筋縄で語りきれないぐらいのボリュームがあります。

街道をゆくの、中国紀行上下、韓のくに紀行、陸奥のみち、肥薩のみち、湖西の道、甲州街道&長州路、などなどですが、一般的な紀行文のまわりにそれの数倍ぐらいの歴史、物語、社会状況などがあるので、ひとくくりに紀行文と言い切れないぐらいです。

実は、、、実はこの司馬遼太郎の本は90歳を超える母が「読んだことがないなら、面白いから読め」とあづかったもの。

なんというか、母の頭のしっかりさに仰天した次第です。

もしかして、還暦を過ぎたくらいの私より90歳を過ぎて東京オリンピックまでは生きられないだろうーーーとのたまう母の方が遥かに頭がしっかりしているかもしれない。

この本が書かれたのは韓国に李承晩が君臨していた頃のようで、40年前以上だと思います。

その頃の韓国旅行と思えば間違いない。

韓国というか朝鮮は古くから日本と海を隔てていたが行き来があった。

朝鮮には金海と呼ばれる村があり日本人を祖先にする人が住んでいて、住人はみな祖先を日本人だと誇り(?)を持っている。

古くは日本の韓国の窓口は対馬であって、対馬は位置的なこともあるが新羅や唐に独自に使節を送っていた。

ある意味で隷属みたいなことをしていたということだ。

日本に属しているだけじゃ対馬は危なっかしかった。

朝鮮の日本村、金海をたずねたら、物珍しそうに村人が集まってきて、長老に挨拶したら朝鮮に日本村があるのと同じように、日本にも朝鮮村があると切り替えさられた。

百済が滅びた時に、難民となって大挙して日本に朝鮮人が渡ってきたが、朝鮮の出身地によって琵琶湖西や関東平野の埼玉の山間部に住まわせられた。

その当時の朝鮮は日本より遥かに文化が高かったようです。

日本の歴史は文字が入ってきてから1600年くらいに対して、韓国は中国と陸続きなので2000年以上の歴史があります。

さらに中国の律令制を寸分違わぬ形で模倣して定着させたので、古代の文化は遥かに日本をすいがしていた。

日本は平安時代に律令制を唐から導入したが、古代の地元豪族が強く、しかも時代が下がるにつれて武士がでてきて、実際の権力を朝廷から武士の勢力が奪ってしまった。

だから、形だけの律令制になってしまった。

ところが、それ以後の日本の発展を見ればわかるように、律令制を排した日本の武家統治の方が遥かに進歩的で、経済などの発展に大きく寄与した。

律令制は往々に政治勢力(官僚)の腐敗を生みます。

それと、影響が大きかったのが儒教だと言います。

儒教は親族の10世代ぐらい前までを親族として、固い結束を生むことが多い。

さすれば、そこに何事にも親族優先の法則が当てはまり、、、つまり腐敗が始まります。

親族同士での結束になるのです。

これが、今の韓国の問題にもつながるようです。

この本が書かれた40年前は、それがひどかったようだ。

律令国家で儒教の本家本元の中国は、毛沢東の文化大革命でそれらをぐちゃぐちゃに壊したのが、はからずもマイナスは大きかったがプラスもあった。中国の歴史的な遺産や知識人を破壊して、ついでに現代においては良いことが少ない儒教の教えまで破壊したのは、のちの中国にとって良かったのではと司馬遼太郎は言っている。評価が難しい所だが、、、。

日韓、日中の関係はむずかしいが、かの国の生い立ちを知ることは面白い。かの国の歴史はすべて日本に関係してきています。

日本と朝鮮の古くからの関係をよく解説してくれている。「街道をゆく」というタイトルではあるが、ものすごい広がりと知識欲を感じる一冊です。「街道をゆく」にはどの号にも感じられるすごさです。 

コメント

氷平線、桜木紫乃、読書

2016-11-01 20:26:04 | 本と雑誌

桜木柴乃さんのデビュー作と言ってよい単行本です。
直木賞を受賞したホテルローヤルを読んで、他も読みたいと思っていた。
氷平線は短編小説が6編入っているオムニバスです。

この中の雪虫でれが桜木柴乃さんの小説デビュー作そのものです。

雪虫(酪農家の家に嫁ぐフィリピン人と、閉ざされたような人間関係)
霧繭(和裁師は呉服屋さんの関係の知られざる世界をさらっと描いている)
夏の稜線(北海道の酪農家に嫁いだ東京生まれの女は、土地に縛られている家にうんざりした)
海に帰る(北海道の町の床屋さんの物語。流れてくる女と定職を持った男の物語)
水の棺(歯医者さんとそこに勤務している女医さんとの断ち切れぬもの)
氷平線(昆布の村に女衒さんがひとり、そこの村を出た秀才が心ひかれる)

北海道独特の空気感と、寒々しさがザラッときます。

酪農の厳しさや農村の閉鎖性が良く描かれている。

 

各短編小説は北海道を舞台にされていて、作者が生まれ育った釧路あたりの話です。

海霧が出てきたり、疲弊した酪農家族の話があったり、着任教師や医師のお話。北海道の辺鄙なところに自ら進んで着任するのは訳あり人生だったり、自分の体験談のように書かれている。

小説は架空の話とはいえ、自分の生まれ育った環境以外のことはあまり書かない。自分の周りのことから書き始めるのだろう。だからリアリティーがあるし、物語に惹きこまれていく。私の周りでも、それまでの人間関係を断ち切った人は、北海道のさらに地方の町に流れ着いていた、、、。

 

短編だけど味わいが深い小説でした。


 

物書き、小説家の言葉を紡いでいく能力や、奇想天外な話を作り上げていく能力に、ほとほと感心します。それがプロと言っては身もふたもないけど、楽器の奏者にしても、とんでもないくらいの技術を持っているもの。人の能力は上限がないと思えるほどでしょ。

友人でチャンバー、オートバイのマフラーを作っているビトッチ博士は、エンジン音を聞いて馬力が出ているなーとかトルクはこれくらいだとか、、、計測しないでわかる。

作家も同じようにプロなんで、私がよくそんな発想ができますねとか、そんな架空の話を作り上げられますねと言っても、、、きっとそれ以上のことが頭の中をぐるぐるいっぱいあるのだろう。

人が考えられたことは、、、必ず現実に出てきます。発明発見がそうです。空想の未来は100%実現可能なんです。これが世の作りなんだと思う。

最近気がついたが、年を取ると根気が無くなる。20代の若者だった時に比べて、持っている時間が有限だからかもしれない。社会を動かす政治家は、いいところ55歳ぐらいまでにしてほしいですね。根気が無くなり短絡的になる。中国の習近平を見ていると毛主席の晩年と似通ってきたと危惧されます。

 

 

コメント

ホテルローヤル、桜木柴乃、読書

2016-10-12 12:50:34 | 本と雑誌

桜木さんを初めて知り、始めて読みました。

直木賞を取られたそのものの本です。

「ホテルロ-ヤル」はラブホテルのホテルローヤルのオーナーや利用者、従業員、業者さんを一話ずつ短編で描いています。

ホテルローヤルを取り巻く関係者のオムニバスと言うわけです。

作者の親がラブホテルを経営されていて、ラブホテルにまつわる話にリアリティーがあります。

桜木さんの描写はさらっとしているが、描かれる人物像が目に浮かぶような感じがします。

何処でもありそうな出来事ばかりですが、この世の果てのような感じさえします。

素晴らしい映像が目に浮かびます。

素晴らしいと言っては語弊がありますが、貧困を描いているのだが、こんなことが本当にあるのと思うが、どことなく郷愁と親しみを感じさせます。

「現実は小説より奇なり」と言いますから、このホテルローヤルを読むと、、、現実には想像を絶する世界があるのだろうなーと、、。

①シャッターチャンス 廃墟になったホテルローヤルで、ヌード写真を撮ろうとする若者

②本日開店 近くのひなびたお寺は、檀家さんたちがお寺の奥さんと契約で交わっていた

③えっち屋 ホテルローヤルをたたむときに、えっちグッツを業者に引き取ってもらう

④バブルバス ホテルローヤルになけなしのお金で利用するお客さんの話

⑤せんしぇい ホテルローヤルで自殺した先生と生徒さんの話

⑥星を見ていた 年老いた従業員の息子さんが犯罪者に

⑦ギフト ホテルローヤルを作る夢物語

どのパートもあるあると思える話ですが、貧困さがこれでもか、、、というくらいなのだが、でも現実にはこのような話はゴロゴロあるのだろう。

全ての不幸の原因は貧困なのだが、「頑張って生きているなー」ではなく、「それでも人は生きていく」と言った感想が正しいのかな。

裕福な生活を送っていても、極貧生活でも、生きていること自体は変わらない。どんな境遇でも人は生きていくとーーー悟りか?

6話目のミコ婆に共感しました!

「いいかミコ、なにがあっても働け。一生懸命に体動かしている人間には誰も何も言わねぇもんだ。聞きたくない事には耳をふさげ。働いていればよく眠れるし、朝になりゃみんな忘れている」なき親が言った言葉だそうです。せちがらい現代では、働こうにも働けないと言うこともあるし、耳をふさいでいることはなかなか難しい、、、。

桜木さんの他の本も読んでみたくなりました。

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家&写真家&作家さんが1人で日本旅行した 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃の一人旅です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた当時の朝鮮

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

 

コメント

イザベラバードの朝鮮紀行

2016-07-22 10:41:43 | 本と雑誌

これまでイザベラバードの日本紀行上下2巻、中国奥地紀行上下2巻を読んで、この朝鮮紀行をぜひ読みたくなった。

1890年前後の東アジアが動乱に巻き込まれていく時代を知りたかったからだ。

動乱の原因は、西欧諸国がアジアに進出して、同時期に日本が開国し急速に力をつけて、中国と朝鮮をめぐる利権の争いが、列強の間であったからだ。

朝鮮は2000年以上まえから中国の属国だった。

朝鮮は海を隔てた日本からの圧力を防ぐため中国に助けを求めていた古くからの歴史がある。

近代史に入ってから朝鮮をめぐっては、近隣3国が狙っていた。

日本、ロシア、中国です。

もっとも、中国は朝鮮に対しては領土を奪おうという野心はない。それは2000年の歴史を見ればわかる。だが、新興国の日本は朝鮮並びにその奥にある満州の広大な国土がほしくてたまらなかった。

ロシアはシベリアの港は冬には凍って使えなくなるので、年間を通して使える港が日本海、黄海に欲しかった。

世界が産業革命から急速に動き出した時代です。

その3国ではロシアが一番進んだ国だった。経済も社会もすべてにわたって先進国だった。

日本は文明開化の掛け声とともに、閉鎖的だった江戸幕府の時代から、近代化を目指す明治時代に入ったころだった。

中国の経済規模は日本の比ではないくらい活発で大きかったが、社会が、統治機構が、国民をリードしていく国の役人たちが腐敗していた。

その腐敗した中国の統治機構を模した朝鮮の政府も堕落の底にあったそうだ。

役人は民間人が少しでも儲けて豊かになると権力をかさに民間人にたかったそうだ。

それで朝鮮の民間人は働くのが馬鹿々々しくなり、何もしなくなったそうです。

国が国民を堕落させた例です。

堕落していたのは国民じゃなく、本当は朝鮮政府だったんですが。

働く者は役人からもうけを搾取されるじゃ、誰もまともに働こうとは思わなくなります。

朝鮮政府の権力から遠いアムール川流域の朝鮮族は、そりゃよく働きよい生活をしていたと書いてありました。

そんなわけで、首都ソウルでも、日本や中国で見られるまっとうな商店と言うものがなかった。

せいぜい、みすぼらしい売店と言ったレベルだった。

ソウルは首都として機能していなかったのだろう。

朝鮮は、さかのぼること2000年以上前から中国の属国で、日本に対しては良い感情を持っていなかった。

おそらく、2000年もさかのぼれば、日本には国家と言うものがなく、まだ弥生式の原住民がいただけです。

野蛮な国にもなっていなかった。

朝鮮にとっては日本は海を隔てた蛮族がばらばらに住んでいる未開の地だったんだろう。

中国は4000年の歴史などと言っていて、朝鮮は2000年以上の歴史がある。日本はせいぜい1800年ぐらいか、、、。人類の歴史は中国やメソポタミアから発したからだ。

それが時を経て、秀吉の時代になると朝鮮出兵して攻め込み、朝鮮は宗主中国に助けを求めた。

そんないきさつがあるので、近年までずーと日本に対しては優越感(清国という巨大国家の後ろ盾)をもっていながら、いち早く近代国家になった日本に対して嫉妬の気持ちを抱いたのだろう。

だから1890年頃は日本がもう一度朝鮮に出兵して統治機構を日本なりの近代化を進めようとしたところ、実際は良いことなんだが日本が進めていたことに対しては国民全体が反発を感じていた。おそらく、朝鮮の宗主中国とてそれは同じようだったのだろう。

古い統治機構と腐敗した役人、やる気を失ったのが朝鮮国民で、中国国民はしたたかで酷い役人に対しては、民衆が立ち上がって暴動になった。中国国民は自分の利益にたいして意識が高かったのだ。

おそらく、現代の中国、朝鮮にも通じるものがあるのだろう。

イザベラ・バードは日清戦争が勃発するときに、まさにその時に朝鮮に滞在していた。

日清戦争時の清国の兵隊さんの指揮は高かったが、いかんせん兵士の近代化ができていなかった。

イザベラは清国の立派な体の兵隊さんが、日本との戦地に殺されに送り出されている、、、と淡々と書いてあった。兵士個人の指揮が高くても、兵士に持たせる武器は、軍資金が政府の国庫から末端に行くまでに、途中で役人たちの中抜きに合い、ほんのビッチョしかその目的に使われなかったそうだ。

立派な清国兵士を腐敗しきった清国役人が殺したようなものだそうだ。

兵隊さんの部隊に鉄砲が配られても、その鉄砲に使える弾が、弾薬庫から数十種類もの中から自分で探がす必要があったそうです。鉄砲や武器が統一されていないので、兵士個人が使えるのが極めて限られていた。それじゃ近代化を進めていた日本の部隊には全くかなわなかっただろう。

朝鮮は昔から中国が宗主国だったので、中国には親近感を持っている。日本に対しては近親憎悪のような感情があるのじゃないかと想像します。大国、中国の後ろ盾で日本に対峙していた歴史なのだから。それが明治以来、日本の急速な近代化で朝鮮のみならず中国を超える文化を築いたのが気に入らないのでしょう。それが今日の朝鮮の日本蔑視の根源じゃないか。

この本を読んで面白かったのが、朝鮮の方たちの衣装が真っ白だったこと。白が朝鮮の色だったんですね。今の日本人の白好きに通じるものを感じます。朝鮮の感覚は日本にも反映されていると思う。それと、この本を読んだ限りだが、、、「ちょんまげ」文化は朝鮮から渡来した感じがします。

あと、朝鮮の気候がとてもよかったと書いてある。寒い地方では家の中にはオンドルという床暖房があって、寒いどころか暑くてたまらなかったそうだ。オンドルはわら束ひとつで部屋中が暖かくなる、エコな暖房装置です。

田畑の開墾は、作物が豊作になると役人が来て持って行ってしまうので、農民もやる気を失い荒れ地のようだった。耕しても自分のものにならないのは、人を怠け者にします。商売も同じで、どこの誰それが商売繁盛でお金をためたと噂になると、役人が来て根こそぎ持って行ってしまう。それで商業活動も栄えなかった。

ただ唯一、国民の夢は横暴なことが許される役人になることだけだった。

朝鮮には国王がいたが、1890年頃には日本が来て、国王を幽閉したようだった。日本が立ち去るとロシアの庇護の下に国王がいた。その時代に朝鮮国民に人気があった妃が暗殺にあった。その背後にいたのは日本だと信じられていて、その結果、日本嫌悪がますますひどくなった。天皇陛下の妃(皇后陛下)が外国勢力の手先に暗殺されたらどうでしょう。これらの歴史を見ても、朝鮮にとり日本は近くて嫌味な国でしかない。

歴史を知ると、、、朝鮮の気持ちがよく分かった。だからと言って現状の日本と韓国の間はまともとは思えない。朝鮮、韓国はけっして日本の分身(兄弟)じゃないということを知らなきゃいけない。むしろ朝鮮は昔から中国の子分だった、だから日本が朝鮮を中国から取り上げて自分の子分にしようとしても、国民感情から不可能なのだ。

イザベラの、日本、中国、韓国奥地紀行を読んで、極東3国の成り立ちが良く分かった。良い本です。ぜひこの3国の歴史を知りたかったら、イギリス人が偏見なく書いた、この本をお勧めします。何を昔のことを、、、というなかれ、国民や国情は文明が進んでも変わりません。

イザベラバードの日本紀行㊤

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行には2種類あるといううわさがある。訳が2冊なのか、元々の英語版が2冊あるのかわかりません。どちらかが朝鮮をかなり美化したものと言われている。私が読んだ図書出版のイザベラバード(ビショップ)の朝鮮紀行がどちらかわかりません。ただ朝鮮の気候が良かったと、朝鮮が気に入ったことは確かなようです。イザベラは日本のことも、中国のことも、朝鮮のことも悪くは書いていない。淡々とその時感じたことを紀行文にしているようだ。巻末にあるそれらの国々の国情を、貴重なデーターをもって紹介しているのが素晴らしい。そこに単なる紀行文以上の価値がある。

 

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント

イザベラバード・中国奥地紀行2

2016-03-18 13:28:10 | 本と雑誌

イザベラ4冊目の読書でした。

イザベラバード著

中国奥地紀行2

東洋文庫708 平凡社

金沢清則訳

保寧府から西へ成都府、さらに岷江をさかのぼって、漢民族の生活圏を超えて、チベット族の住むあたりまで往復した。成都府からは重慶を経由して上海へ戻った。1880年代でも白人男性でも入り込まなかった、まさに奥地紀行といえよう。女性旅行家として文章のみずみずしさ、それと国政、経済、生活などの正確な調査は目をみはるのもがあります。

たんに旅行本というだけじゃない、へたな調査隊以上のことをイザベラ単独で成し遂げている。

イザベラは優秀な写真家でもある。

当時の写真機は大きくてフィルムじゃなくガラスの湿式板で相当な重量です。

旅行記の内容は全部省きます。

細々としたところは読まなきゃわからないし、イザベラの感想や世相判断の方が興味深い。

中国の橋は石積みでできているので屋根をつけられるだけの丈夫さがある。イタリアやヨーロッパ、エジプトなどの太古の建造物に通じるものがあります。

日本は橋といっても木製だったので、耐用年数がある程度決まっている。

昔から河川を制するものは国を制すると言うことか。

ある意味で権力が国民に施す大土木工事ですから。

背負った荷物に支え棒をつけて休める。

おそらく、当時の日本も同じようだっただろう。

仏教は中国では今ではだいぶ廃れたが、この当時はまだ勢いがあったか。

今は道教が一番だと、うちの中国人の社員が言っていた。道教とは日本人になじみがないがキョンシーが出てくるアレといえば多少わかるでしょう。

これなどを見ると、中国と日本の差は大きかった。

日本の1880年頃は東京と大阪、名古屋、京都あたりだけに文明があっただけ。

中国の西域はケシの花の栽培が盛んだった。

あへんの製造は政府から禁止されていたが、国民の3割以上があへん中毒だったという。

西域に入ると、時の清政府は手を尽くしていく手を阻んだと言います。

西洋人のイザベラに見て欲しくない地域だったようだ。

つまり、清(北方漢民族)にとって西域は南蛮であり、蛮子であり、夷人の地域で、漢民族による虐殺があった。それは今と同じでチベットへの侵略が1880年当時から始まっていた。元々これらの言葉は漢民族にとって「野蛮人」という意味しかない。「南蛮」は清王朝は北方のモンゴル系の民族の政府なので、南方の中国人を差別用語として呼んだ言葉です。

日本にしても倭国と呼んでいたし、矮小な国という意味合いがあるのだろう。実に中華思想は傲慢だった。しかし産業革命が起きた西洋の人たちが入ってきて、太古の昔からの太平夢からたたき起こされたのがこの時代だった。

チベットを武力で侵略した中国ですが、我々日本人も北海道を原住民のアイヌを虐殺、堕落させて手に入れたと世界の人たちは考えているかもしれない。北海道や沖縄は元々我々は日本だと考えているが、イザベラバードは倭民族が酒でアイヌを堕落させ懐柔したと書いてあった。北海道は元々は大和民族の土地じゃなく原住民のアイヌの土地だった。アイヌ=日本人と言うことじゃない。このへんは私らの頭には抜けているので注意しなきゃいけません。

蛮子の集落です。

もはや漢民族ではなくラマ教の範疇です。

現在のチベットの範囲なのかは定かじゃない。

ラマ教の勢力範囲では清王朝の力は及んでいなかったと言います。

これから考えると近年チベットを中国が併合するのは、侵略と考えてもいいだろう。

中国は力をつけてきたから、今になって勢力範囲を拡大をはかっている。

揚子江の奥地にある大都市、嘉定府の西門。

万里の長城の長城に似たつくりです。

四川省、雲南省だけでもフランスよりも広い土地を持ち、人口が4億人近くあったら経済の凄まじさは想像以上だった。

当時から商取引の完全さや複雑さは、白人が入り込めないほどだった。

清王朝は衰微していると言われ続けていて、その原因は政府の統治にある。

国民は正直なのだが、官史がが腐敗している。

政府の弱体化は西洋の列強が圧力をかけているとも考えられる。政府が圧力に屈していくたびに、国民は分裂してきつつある。

ちょうど日本が西洋文化を取り入れて、頑強な政府を作り出したのと正反対だった。

イザベラバードが中国奥地紀行したのは日清戦争の1年後だった。

中国にいたイザベラはこう書き記している。


中国の対日戦争では「賄賂のきく政府を持つ公明正大な国民」が「公明正大な政府を持つ賄賂がきく国民」に難なくやられてしまった。


かように、日本と中国を見比べている。

日本は明治維新で、理想を高く掲げて日本政府ができたのに対して、国民は賄賂がきく他のアジアとそれほど変わらない印象を持っていたようだ。

中国に対しては、国民や社会は公明正大で世界一自由であるが、政府が税金を集め国政に投入しても、役人が懐へ入れてしまい、実際に使われるのが30%にすぎないと、、、。それで日清戦争の時でも兵隊さんは戦意があっても、兵士に配られる兵器にまでは資金が回ってこなかった。戦争に使われる費用も役人の懐に入ってしまった。役人が軍事予算を自らの懐へ入れて、わずかしか現場に渡さなかったツケが日清戦争にあらわれたようだ。

あへんの影響も大きかった。上流階級はそのダメージがわかっているので吸わないが、経済が活発な影には暇な人たちがいて、それらがあへん中毒になっていた。

 

今の中国はどうなんでしょう?

イザベラバード・中国奥地紀行1

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバード・日本紀行2

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバード・日本紀行1

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバード・朝鮮紀行

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

イザベラバードのハワイ紀行

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

日の名残り カズオ・イシグロ ブッカー賞受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

 紀の川 有吉佐和子 女3代にわたる、女の一生

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42e8223a65d0f2a5ba642c51139f88a8

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント

中国奥地紀行、イザベラ・バード(1)

2016-02-24 19:37:44 | 本と雑誌

イザベラバードの日本奥地紀行が面白かったので、中国版も読み始めました。

時期は1895年から1896年にかけて。揚子江をさかのぼり、四川省を一周して重慶から戻ってきた、河川の大紀行です。

1880年代というと、日本の明治維新が1867年で、それからしばらくして産業革命になった頃です。

日清戦争は1894年~1895年、日露戦争は1904年~1905年と頭に入れておきたい。

日清戦争は朝鮮と遼東半島の覇権を巡って中国と争い、また日露戦争は満州と朝鮮を巡って争った。

だから、イザベラバードが中国奥地紀行したときは、日本との戦いのすぐ後だということ。日清戦争は、産業革命で勢いのあった日本が、中国の朝鮮支配を巡って行われた。朝鮮はずっと中国の属国だった。

イザベラ・バードの著書には朝鮮紀行があり読むのが楽しみです。

上海から鎮江、南京、九江、漢口、漢陽、荊州、万県などをたどり、そこから陸路にかえて四川の奥深くまで入っていった。

揚子江をさかのぼるときは、船をチャーターした。

揚子江はところどころ極めて危険な瀬がいくつも連続して、年間に500隻が難破するような川だった。イザベラは目の前で大きなジャンク船が岩に乗り上げ、乗客もろとも爆発したように粉々になったのを目撃したという。

イザベラがチャーターした小船。

船長さんが他の乗客を勝手に載せて30人にもなることがあったという。普通だとチャーターした船の権利は借主のはずだが、発展途上国というか昔だし現在の西洋の感覚とはずいぶん違う。

揚子江はこの流域に住む1億8000万人の重要な交通手段で、というより唯一の交通手段だった。いわば当時の経済区の物流の大動脈だった。

実際、この流域が北京よりも中国の最重要経済地域であった。

私の会社に広東省の者がいて、現在はここの茶館は飲茶レストランになっているという。

上海は今も昔も中国の大商業都市だった。イザベラの記によると、日本と比べているわけじゃありませんが、揚子江の流域の繁栄は日本よりはるかに進んでいたようだ。日本は日清戦争で海戦で偶然勝っただけで経済力は中国の方が上だった。でも戦いというのは士気や戦術で結果は違います。これが体力勝負の持久戦になったら、対中国も対ロシアも違ったものになった。限られた戦術で勝っただけだったのだろう。しかも日本と清国の間に立って調停してくれたのが英国やロシアなど欲の深い国々だった。日本か中国かどちらかが勝ちすぎて意気揚々になっても、諸外国は困ったのだろう。

揚子江も中ほどの沙市まで登っていくと、そこは運河が張り巡らされた穀倉地帯。

1億8000万人が当時暮らせたバックボーンが肥沃なこの辺りの土地なのでしょう。

運河と運河の高低差は、このような滑り台のような仕組みで連絡している。

下流から上流へは100人単位の人力で引き上げます。コロもないから相当な人数を集めたらしい。

漢口、漢陽、武昌と合わせて武漢三鎮と呼ばれて、同時代の東京を3つ合わせたぐらいの人口や繁栄だった。

これほど繁栄した地域が河川の港だったのは、揚子江は海以上の恵みがあったのだろう。 

こんな旧市街は、今の中国には残っていないそうだ。

今年の年初に訪れた台湾には、このような旧市街(今で見ると)が残っていた。

中国人が揚子江と呼ぶのは潮水が見られる320kmだけだそうで、上流では単に江とか長江、大官江と呼ばれる。

この橋のあった万県は1000kmほどの遡ったところ。古くから石積みの技術があったのだろう。

日本の石工や織物、鉄器、紙、文化の全てが中国から持たらせられたと言って過言じゃない。

中国の橋には屋根がかかったものがよく見られる。

イタリアのフィレンツェにかかるヴェッキオ橋のような4層の石橋はなさそうだが、屋根付きは当たり前のようにあったのかも。

考えてみると、イタリアのヴェッキオ橋は現存するものが1345年のものだから、もっと以前からあったのは確かでしょう。イタリアは日本と比べると、、、1000年近い文化の差があった。人の交流が始まると、世界の文化度の差はあっという間に減少してきた。ローマや中国は5000年の歴史があるから、邪馬台国どころの話じゃない!

中国の屋根付き橋は木造だから、それほど長くは持たないだろう。

 

イザベラの旅は続き、西国を一周して重慶に戻り、揚子江をまた船で戻ってきた。2巻目を読むのが楽しみです。イザベラは日本紀行、朝鮮紀行、中国紀行と東アジアの未開の地(西洋人にとって)を一人で飛び回っていた。!


最後に、イザベラは西洋の列強が中国を分割したが、もしかすると西洋より高度な文明を持った中国を蹂躙したのではと危惧している。

中国奥地紀行2
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラ・バード日本紀行(下巻)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラ・バード日本紀行(上巻)

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの朝鮮紀行

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

イザベラバードのハワイ紀行

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

九曲橋は現在は豫園と呼ばれて観光地になっている。

見違えるようにライトアップされています!

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント (2)

イザベラ・バードの日本紀行、下巻、読書

2016-01-20 11:23:02 | 本と雑誌

イザベラ・L・バード(1831~1904)、イギリスの女流旅行作家

1887年4月に横浜から函館までの日本の内陸縦断記です。

江戸時代が終わり時代は明治に変わって10年目のことです。

横浜に上陸したイザベラは通訳一人を連れて日本の国内旅行に旅立った。

上巻は東北旅行で記事はhttp://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

下巻は北海道旅行から、東京へ戻り大阪、神戸、伊勢旅行から離日までです。

北海道旅行ではアイヌたちの部落の中に率先して入っていった。

アイヌに対しては好意的な描写が多く、外観は日本人のきゃしゃな体つきじゃなく、がっちりした筋肉と体つきだと言っている。

顔も西洋人のような理知的な顔つきで、誠実さは日本人と同じよう。

日本人が持ち込んだ「酒」におぼれているのが唯一残念なところ。

酒を飲むために働くだけで、何一つ余剰品を造ろうとしない、、、。いわば日本人がアイヌをスポイルしたようだとまで言っている。

北海道はヒグマの存在が非常に大きく、アイヌの熊に対する狩猟は「落とし穴」や「仕掛け毒矢」だった。森の中にそんなものが仕掛けられていたら、部外者の旅人はたまったものでないだろう。それで、日本政府の力が北海道に及んできたときに、それらのアイヌの狩猟方法は禁止させられた。

考えても車ほどの大きさがあるヒグマに人が何人がかりで狩猟しようとしても、鉄砲でもない限りムリ~~~。

仕掛け毒矢は強力で、矢じりに塗りこめた毒は、大きなヒグマでさえものの5分足らずで殺傷するという。そんなものが森に仕掛けられていたら、本州から来た日本人など危険でおちおち森の中を歩けない。

おそらく、アイヌの習慣、生活様式を禁止され、酒におぼれさせられて堕落していったのだろう。

アイヌについては、「言語はとても単純である。文字、文献、歴史は何もなく、伝統はごくわずかあるばかりで、自分たちが追い出された地にはなんの痕跡も残していない」とかいてある。縄文式時代と同じ社会が、ついこの間まで北海道と東北の地にあったのだ。

西洋人の利害のないイザベラの記録なので、ある程度は事実だろう。

今から100数年前に、日本の地に文字がなかった文明があったことは驚きです。

今でもアイヌの実態がよく分かっていないのではないかな。

面白いのが、アイヌは義経をしたって祭っている。

日本を平定したのが源氏ならば、その先方に立っていたのが義経です。東北では義経の伝説が数多くあるが、北海道のアイヌの中に義経を強く慕う気持ちがあるのが興味深い。「なぜ鉄器を使わない」「日本人が来て、鉄器の技術を持って行ってしまった」「なぜ宗教を持たない」「日本人が来て歴史を消していった」など、意味深な表現もあった。

アイヌでは義経以降に来た日本人が、アイヌの伝説を何もかも盗んでいったと言っている。

アイヌは毛皮や織った布が主の生産物で、それを持って日本人の村へ行きお酒と交換していた。

それで酒におぼれる日常になったようだ。


イザベラ・バードはその後東京、大阪、兵庫とまわり最後に奈良を通って伊勢に参拝した。

伊勢はその当時もっとも立派な街のひとつであったと書いてある。

空虚な神道と定着した仏教と対比している。

最後のページで当時の日本の経済状態現況を箇条書きのように記している。

日本の新政府が真っ先に行った事業のひとつに、東京ー大阪間の郵便路線の確立だと。今で言う通信網に相当するだろう。

軍隊の兵隊さんは百姓や平民上がりで怠け者が多くで規律がだらしなかったと、、、それに反して警官の立派さは武士階級の人たちがなったからだろうと書いてあって、なるほどと思った。犯罪が世界の国に比べても極めて少ないのが特徴で、それは今に続くことです。教育に力を入れていて、軍備の約二倍の予算がついている。独裁国家のようなものだけど、軍事じゃなく教育に予算を割いていたのは賢明なことだった。

明治維新で新生日本を立ち上げた人々は、ただの荒くれものじゃなかった。
システムの破棄と再構築を緻密に力強く推進していって、きわめて短期間に列強に比するぐらいになった。

 

この現状報告が、とても興味深かった。



イザベラ・バードの日本紀行、上巻
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの中国奥地紀行㊤
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

イザベラバードのハワイ紀行

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7ac626dd5a29152ba319ad10d16b2ec3

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント (2)

イザベラ・バードの日本紀行、上巻、読書

2015-12-15 18:39:57 | 本と雑誌

イザベラ・L・バード(1831~1904)、イギリスの女流旅行作家

1887年4月に横浜から函館までの日本の内陸縦断記です。

江戸時代が終わり時代は明治に変わって10年目のことです。

横浜に上陸したイザベラは通訳一人を連れて日本の国内旅行に旅立った。

横浜もみすぼらしい港だったと書かれていた。

外国人居留地は当時は限られていて、許可されたところだけしか外国人は入れなかった。

いろんな方の尽力で、イザベラは通行書(日本全域)を手に入れて、外国人が未踏のコースを旅した。

牛や馬の背に揺られて、あるいは悪路は徒歩で、川を腰までつかってわたり、新政府に変わったばかりの日本の旅。

当時の日光街道の典型的な茶屋だそう。

イザベラは日本は貧しいと書いてあった。イギリスの首都近郊などと比べたら、そりゃ鎖国が400年つづき、開国して10年もたっていない頃だから、、、。

何を隠そう、私も45年前に飯豊山登山に行ったとき、この家よりもっと原始的な家を見かけたことがあります。家の軒が異様に低くて、掘っ立て小屋というか、弥生式の住居かと思えるくらいのたたずまいだった。登山口がどこだったか覚えていませんが、神社脇から登り始めたので、大山神社が入り口かもしれない。私の記憶で印象的なのは、飯豊山の登山口にあった家、それと北海道の霧多布岬近くの漁村、荒れる真っ黒な海に腰まで海に入り昆布を引き上げている女(これは幻か絵画なのか現実とは思えなかった)、それとハワイの北側で地引網をしている日系の方たち。ハワイの裏の海では日系の人たちが、本国にいたように海の幸と戯れているんだーーーと今でも目に焼き付いています。けっこ大きな波が来ていたんですよ、40年近く前のことです。アフリカの大地でロコモコ蒸気機関車で内陸に向かったのも、楽しい思い出です。山歩きも世界旅行(仕事でも)も、いつも1人だった。

古来の日本、東京も横浜も、この道中の村や町でもごみひとつ落ちていなかったと言われています。

衛生状態が悪かったのはしかたないけど、公共の場はキレイにしていたらしい。

それと、どんな所でもどんな職業の人でもボルことはなかった。

当時の日本人には誇りがあったのだろう。

この金谷邸は日光金谷ホテルになる前身。

金谷さんは町長をやっていて、日光見物に来られる外国人を家に泊めることがあって、当時から旅館建築を計画していた。

金谷さんは学のある家族だったと書いてある。

日光からは今でいう会津西街道で田島を通り会津盆地に出てから新潟へ向かった。

新潟からは中条、小国、上山、山形、新庄、横手、久保田(秋田)、大舘、碇ヶ関、黒石、青森とほぼ奥州街道に沿って北上。

汽車も自動車も通行していないところを旅したのだから、その苦労は計り知れない。

宿の汚さというか不潔なことすさまじかった。

人々は貧しいけど質素に清貧に暮らしていた。

しかしノミやダニ、シラミの類は衛生状態が劣悪だったので大変だっただろう。

旅をしていたのが日本の雨期、つゆだったのだ。

雨合羽の上に蓑(みの)を着ても全身ずぶぬれになったという。

最初は貧相な国と言っていたが、、、

ある茶屋で休んでいて、お茶が出てきたが汚かったので、飲まずにお金を払い立ち去ろうとしたら、茶屋のおかみさんがお金を絶対に受け取らなかった。お口に合わなかったからお金は受け取れません、、、。

日光までの契約で人力車を雇ったら、粕壁(いまの春日部?)あたりで人力車の車夫が腹をくだして先に進めなくなった。すると、代わりの実直な車夫に話をつけてくれた。引き返す車夫は自分の不始末のため契約不履行でと言ってお金を受け取らなかった。

日本の国民は最下層の民からして、ぼったりだましたりすることがなかった。

それが日本が植民地化されなかった理由なのじゃないかと私は考えています。国民の誇りが首都東京から地の果てのような地方まで、貧しくともいきわたっていたのだろう。それで、けっこう手強わそうだぞという印象なのだ。

唯一、外国人に近い人(通訳など)たちが、おそらくすれてぼることがあった。

コースのほとんどが私の知っている所で、と言っても現代のことですが、当時の街道の様子がありありと目に浮かびます。

下巻が楽しみです。

イザベラ・バードの日本紀行下巻
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

イザベラバードのハワイ紀行

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7ac626dd5a29152ba319ad10d16b2ec3

2015年10月 会津西街道の大内宿
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c8f5cb37980afcc3571270471491dc2?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント (2)

鳥瞰図で旅する北陸新幹線

2015-08-06 23:52:50 | 本と雑誌

先日、北陸新幹線祈って金沢へ行き、白山へ登ってきてブログに何回かに書いていたら、新聞社勤務の知人からこんな本をいただきました。

北陸沿線都市や観光地の大正、昭和初期に吉田初三郎が描いた鳥瞰図です。

吉田初三郎は明治17年京都で生まれ京都、愛知、青森を拠点に日本全国の鳥瞰図を描いた。鳥瞰図は眺観図とも書かれることがある。今では鳥瞰図が一般的に使われているが、私は眺観図のほうがしっくりします。

吉田初三郎は生涯2000点の図を描いたと言われている。

鳥瞰図を見ていると、今もなお遺構として残っている物もあり、近代史の始まりが大正、昭和、平成との変遷が鳥瞰で眺められます。

吉田初三郎が世に名前が出たのは、「京阪電車ご案内」の図を昭和天皇が皇太子の時にご覧になり、きれいでわかりやすいと東京へ持ち帰りたいとおっしゃられた時。それ以後、日本の鳥瞰図の第一人者になった。

細かく書き込まれているので、A4程度の大きさでは細部が見えません。最初は畳大に描かれたのだろうから元寸で見たい。見ていると、その時代に引き込まれていきます。

北陸は金沢に限らず京都文化です。江戸東京からは遠かった。

コメント