ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

2度戦死した特攻兵・安倍正也

2024-05-19 08:28:36 | 本と雑誌

「2度戦死した特攻兵、安倍正也」著者福島昴

連休中に鹿児島に行った時に知覧へ寄りました

5月2日にいったのだが

その翌日3日に知覧特攻基地戦没者慰霊祭が開かれた

私は慰霊祭のことは全く知らなかった

慰霊祭式典のテント、椅子などは1年中そのままなのだと思っていた

知っていれば慰霊祭の末席に参列したかった

ところが今年は70周年で大々的に開催されたという

まさかまさかだった

知覧の慰霊祭は国が主催じゃなく地元の人たちと遺族で行われています

国はこんなことはしません

お偉い方達が祀られている靖国神社では慰霊祭は国主催でしょう

この本「2度戦士した特攻兵、安部正也」を知覧で見つけて買ってきました

重たい内容の本なので読み切るのに日数がかかった

知覧特攻平和会館の中の遺品には

写真、遺書、遺品が展示されていて

遺書を読むと

当時の社会の不合理さと

若者たちの一途さに心を奪われます

その一途さを利用して特攻させたのが

その当時の日本の政治家と軍部達だった

だから知覧特攻平和会館は決して軍国主義を賛美なんかしていない

若者たちの一途な心を展示することで

戦争は悲惨で大間違いだったと伝えている

この本の題名「2度戦死した特攻兵・安倍正也」は

安部が一度特攻に飛び立ったが

鹿児島からすぐ近くに黒島という小さな島があり

鹿児島を飛び立ってすぐにエンジン不調で

安倍は不時着した

当時の日本の技術は今のようじゃなかった

安部は上手に海面に不時着して身体は無事だった

黒島には前から特攻機の不調で不時着して

全身に大やけどを負った特攻隊員がいた

治療する薬もなけりゃ鹿児島に行く船もない状況

体にダメージを受けなかった安部は

現地の若者と2人で手漕ぎの伝馬船で荒波(太平洋ですよ)を渡り鹿児島に戻った

生還できたことだけでもすごいこと

ところが知覧まで戻った安部は

もう一度特攻機に乗り沖縄へ飛び立った

安部の特攻機には負傷して黒島に取り残された隊員への医薬品が積まれていた

安部が黒島を通過したときに旋回して医薬品を落としていった

それで黒島で負傷して手当てされていた隊員は命が助かり

戦後まで長く生きられた

その後の安部の消息はない

たぶん沖縄で特攻機もろとも戦死したのだろう

安部の2度目の出陣の記録が残されていない

いつ知覧を飛び立ったか

どの機体(勝手に持ち出せられません)を持って行ったか

1度出撃した安部が戻ってきたという公式記録さえない

安部は最初の特攻出撃で死んだことになっている

***************************

特攻隊員になるには倍率が高くて

ほとんどが学徒出陣だと言われています

次代の日本を背負うべき人材が

戦争末期に駆り出されて死んでいった

安部はたしか明治大学出身だった

当時のほとんどの大学から特攻隊員は選ばれていた

その当時の大学生は

今のように50%以上進学するなんてことはなく

たった1%ぐらいだったんじゃないか

それくらい優秀じゃないと大学には進学できなかった

戦後のうのうと生きて日本のかじ取りをした政治家や

日本の中枢に居座りづけたお偉いさん達

その形式・構造が残っているので今の日本の衰退があるんじゃないか

 

カメラ*ニコンZ50

各地の特攻隊関連慰霊祭はここにあります

https://tokkotai.or.jp/event/

2024年 備後落合*九州寄り道紀行1

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/befc2f2d1323c3be22c3597fe91d169d

2024年 知覧と鹿屋*九州寄り道紀行2

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4dd1cc2cf4c5de056341560f8513afdd

2024年 霧島の高千穂峯*九州寄り道紀行3

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3551263ae357ea39a55184a7daa42aa2

2024年 霧島の韓国岳*九州寄り道紀行4

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/037e82b8aedb577ef299a7ec02f97336

2024年 祖母山近くの1本杉*九州寄り道紀行5

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6fdceeca56f0e3b81eae80dee207ece8

2024年 尾道に立ち寄り*九州寄り道紀行6

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7083384641f71f5763efc95e20c58929

2024年 西郷どんの和三盆*九州寄り道紀行7

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e52ffb4af8ecb2542b28a48412642f16

2024年 「2度戦死した特攻兵・安倍正也」著者福島昴を読む*九州寄り道紀行8

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/37dc7dfa09e3636a200b11e86a949897

2024年 芸備線を三次から備後落合往復*九州寄り道紀行9

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6114fafba1e0ddbd6cbe910eec4cb6ea

読書

神社の格とは*いつでも元気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/56f3d07ff7121fcf54eeb608fc72f09d

一路(下巻)*浅田次郎

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/bf9d8428f7ac0006a7a1ab538c793866

一路(上巻)*浅田次郎

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https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67c105e77fad0dab2dfe81ea2595ca16

京都の雑学100選、清水サトシ著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/464e6bafa3dcdc1ddf1c84fa9af0c6e1

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ローカルバスの終点へ 宮脇俊三著 ローカルバスの100kmを越える旅です

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神秘な国ネパール Dマーフィー著、1960年代のカトマンズあたりの話

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君たちはどう生きるか 吉野源三郎著、80年前に書かれた名著で、今でも十分に通用します

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a9da8128f4acc043d1d53ffbe1f3dd02

紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42e8223a65d0f2a5ba642c51139f88a8

日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

鉄道エッセイコレクション 読み鉄へのご招待

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ab719d6a265331c9c1ef97bb50b6ade3

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

水平線 桜木紫乃 6編のオムニバス 生まれ故郷の北海道を題材にしたものが多い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/720e40077039f9abab85c15c7fa8c4ea 

ホテルローヤル 桜木紫乃 個人商店のような自分の境遇が、身につまされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   高橋尚子、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

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アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比してる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

不夜城 馳星周

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/173e83443fea141c562016ed7c73a8a1

ハードボイルド 吉本ばなな 一晩の白昼夢

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/97f4178f2d22dec905b7e1a7793e6ccd

 

 

 

 

 

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神社の格とは*いつでも元気

2023-04-06 21:35:19 | 本と雑誌

「いつでも元気」は民医連の月刊誌ですが、医療のことだけじゃなく、マイナーな映画のことや、古代日本のことの記事「神々のルーツ」が面白かった。

文と写真:片岡信行

「政の要は軍事なり」は7世紀後半に即位した天武天皇の信条だった。

この記事で神社の格について説明されていた。

最も高い格式が天皇ゆかりの「神宮」、ついで幅広い信仰を集める「大社」、全国に広がる「宮」、一般的な「神社」、祭神を移し祀った「社」など。

720年に書かれた日本書紀では、「神宮」と呼ばれるのは「伊勢神宮と出雲大神宮(出雲大社)」と石神神宮」だけ。

石上神宮は朝鮮渡来といわれている物部一族が管理。

物部の「もの」とは武器のことで、「もののふ」とは武士をさす。

同じく朝鮮由来とされている大伴一族と共に、初期大和政権を兵器製造集団として支えていた。

面白い話です。

結局、古代日本は朝鮮と強いつながりがある。

朝鮮から渡来してきた集団と共に、独自の大和文化を作ってきたんだ。

大和政権自体だってもっと古い渡来勢力かもしれない。

朝鮮半島の民族と出どころはホボ一緒ですが、モンゴリアンだしアジアの内陸の民族に近い。

しかし、島国だったので侵略されることがなかったので、歴史が違うしおのずと気質が違ってきた。

 

2023年2月28日 コロナ後遺症*いつでも元気から

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fb994188d6126b856c3c7aa80de91936

2020年5月8日 寿命は社会的要因で決まる*いつでも元気から

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f19bca03b93e873364e57131b340b113

 

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一路(下巻)*浅田次郎、読書

2021-10-18 18:11:58 | 本と雑誌

一路、浅田次郎、下巻

中央公論社、1013年初版

江戸の末期、江戸への参勤交代の大名行列は形式や人数が簡素化されて簡略化されてきた。

その中で、19歳になった主人公が初の御供頭を命ぜられた。

参勤交代をどうやるか教えもなく知識もない若者は、古書を参考にして昔ながらの参勤交代をすれば文句はでマイと考えついた。

弱小の武家だったが、古来から伝わる家康公からいただいた御槍を先頭に、きらびやかな大名行列にした。

上巻は関ヶ原に近い田名部から下諏訪までの道中を、下巻は下諏訪から江戸までの道中を書き込んだ。

なぜ古式ゆかしく古来の参勤交代の通りにしたのかというと、元々江戸への参勤交代は「いざ地方の武士たちが、江戸に駆け参じる行軍」の意味があった。

それが江戸300年の平和で武士たちの存在が危うくなり、行事が簡略化されてきた。

武士、商人、の社会的な地位が逆転しかかってきた。

ここで武士の存在を古来様式の参勤交代をすれば、他藩に対しても目立つし示しが付くと考えたのだ。

上巻では中山道の最初の難関の木曽山を超えるところの描写。

下巻では下諏訪を抜け八ヶ岳の麓を抜ける和田峠越え。

12月なので和田峠は厳寒の吹雪。

そこの峠越えが最初の見どころ。

二つ目は深谷宿でも御本陣差合。

2組の参勤交代の大名行列が本陣の取り合いになったことです。

大抵は格のある大名が上座になるので本陣に泊まり、格下の大名が脇本陣に退く。

その掛け合いを描いていた。

浅田次郎さんの小説は、難しい哲学を説くわけじゃなく、読んで面白ければ良い。

痛快活劇ではないけど、お武家さんのやりとりが、当時の様子を描いていて読み物として面白かった。

浅田次郎さんは武士や江戸時代の人々の心意気を書くのがうまい。

小説全体に前向きで社会を肯定的に書いている。

そこが安心して読めるところ。

 

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一路(上巻)*浅田次郎、読書

2021-10-17 18:54:04 | 本と雑誌

一路(上巻)、浅田次郎

中央公論社、1013年初版

浅田次郎さんは鉄道屋(ぽっぽや)しか記憶にないけど、ファンタジーを書くと味があるなーと感じていた。

もう一作、幕末の頃を題材にした「憑神」が印象的だった。

自分的には「ポッポや」よりも「憑神」のほうがすきだーーー。

あれは浅田次郎さんしか書けない世界だからだ。

ぽっぽやは、あんがいかける人には書けるファンタジー。

「一路」は浅田次郎さんの得意な時代背景の江戸時代末期、幕末と言っていいころを題材にしている。

時代に翻弄される主人公を、胸を張って時代を背負って生きていく、、、ていう感じかな。

ある種の時代が終わるのだけれども、時代の流れに乗らず、流れに逆らって胸を張って生きていく。

「憑神」では3つの神がかりがあったが、それぞれの主人公は3通りの破滅するのだが、不思議に残酷じゃなくすがすがしさが残る。

一路では旗本の家柄ではあるが、えらく小さな武家の参勤交代を題材に持ってきた。

時代は浅田次郎さんの常で江戸時代の末期、武家の習慣が崩れていって参勤交代にしても簡略化され、武士の存在が商人に比べて貧しく落ちぶれていく時だ。主人公は参勤交代の御供頭を命ぜられた。御供頭は参勤交代のすべてを采配する重要な仕事。遠い地からの参勤交代であれば1ヶ月も2ヶ月もかかる。宿場に泊り泊りいくが、宿場には本陣という参勤交代の大名が泊まる格式ある宿がある。しかし東海道にしても中山道にしても行きかう大名がいて交差することもある。どっちの大名が本陣に泊まるのか、どっちが脇本陣になるのか、大名の格式やもろもろのことをふまえて一瞬で決まる。くらいの高いほうが本陣に泊まるけど、この主人公の武家は小さな旗本ではあるが、家康公由来の槍を立てて並みいる大名たちを押しのけていった。その痛快さが「一路」の神髄でしょう。

戦国時代に参勤交代が始まったが、その戦国時代に家康公から家宝として賜った槍は、屋敷の蔵にしまわれて忘れ去られていたが、その槍を誇りに忘れ去られていた由緒ある参勤交代を復活させた、、、これが「一路」の粗筋です。

物語の味付けは他にもいろいろありますが、家康公由来の槍がいわば錦の御旗になったということです。

浅田次郎さんはつくづく幕末のどさくさが好きなんでしょうね。

でも坂本龍馬や官軍、明治維新などが出てこない直前の江戸社会なのが浅田次郎さんらしい。

長く続いた江戸文化が爛熟して腐っていく、、、時代が変わる直前の輝きです。

月間秘伝 OBが載っていた(畑を自作農して生きて、古武道を極めている)

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黙示録3174 ウォルター・ミラー 核戦争後の人類の退化と発展と業

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荒野へ ジョンクラカワー

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熱海奇跡 市来広一朗 熱海再生ができた理由

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架橋ビジネス 山下昌美

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ゴールデンスランバー、井坂幸太郎 国家の犯罪に市民が犯人にされる

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書店主フィークリーの物語 ガブリエル・ゼウイン 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67c105e77fad0dab2dfe81ea2595ca16

京都の雑学100選、清水サトシ著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/464e6bafa3dcdc1ddf1c84fa9af0c6e1

神々の嶺、夢枕獏 ヒマラヤ登山の黎明期の出来事を、史実をもとにフィクション

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ecafc40c9d75b010683a613a7ed37fe

陽気なギャングは3つ数えろ 井坂幸太郎 明るく陽気なギャングシリーズ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/390f44a4704683665229dbf0915e35fa

氷点、三浦綾子著 北海道を舞台にした私小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8aadcbe1130b26dccfac02e258cfbe2f

ハリーポッター賢者の石 JKローリング著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/86f85de96cb9d765f04d7c99f859549d

文庫X、犯人はそこにいる 清水潔箸 記者さんが追った犯罪の実録記事 迫力満点です

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夜行 森見登美彦著 不思議な短編小説です

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かなたの子 角田光世箸 おどろおどろした、女性独特なブツブツした感性です

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ローカルバスの終点へ 宮脇俊三著 ローカルバスの100kmを越える旅です

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神秘な国ネパール Dマーフィー著、1960年代のカトマンズあたりの話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b275d13e8a32d2c39b5f0945880d5f8a

君たちはどう生きるか 吉野源三郎著、80年前に書かれた名著で、今でも十分に通用します

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a9da8128f4acc043d1d53ffbe1f3dd02

紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42e8223a65d0f2a5ba642c51139f88a8

日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

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鉄道エッセイコレクション 読み鉄へのご招待

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イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

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イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

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水平線 桜木紫乃 6編のオムニバス 生まれ故郷の北海道を題材にしたものが多い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/720e40077039f9abab85c15c7fa8c4ea 

ホテルローヤル 桜木紫乃 個人商店のような自分の境遇が、身につまされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

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わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

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夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

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憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

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漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

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風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

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容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

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天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

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イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   高橋尚子、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

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赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

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カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比してる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

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地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

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ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

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もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

不夜城 馳星周

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ハードボイルド 吉本ばなな 一晩の白昼夢

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OBの記事*月刊秘伝

2021-02-17 19:44:44 | 本と雑誌

会社OBはいろんな所で活躍しているけど、彼は面白い世界を追求している。

「月刊秘伝」に登場だ。

諏訪の地に自給自足の生活基盤を作り、新陰流師範になり古武道を身を以て体現している。

百の仕事をするから百姓を体現だ。

 

スタッフには業界や世間一般の価値観にとらわれないようにと、私は言い続けている。

パン屋さんの主力シェフになったものや、普通に業界で活躍しているもの、通販の世界で日本国中を講演しているもの、家庭を持ってそれを大事にしているもの、さまざまなな道に進んでいます。

多様性が大事だが、ここまではなかなか到達できない。

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黙示録3174年*読書

2020-10-15 13:36:20 | 本と雑誌

黙示録3174年

著者:ウォルター・ミラー

出版:創元推理文庫

図書館で借りてきました。

人がお勧めしていたので、何も考えずに借りてきたが、壮大な時間と空間、歴史を語っていた。

1971年の本なのでページが外れたり黄ばんでいたりしました。

あらすじはWikipediaが一番わかりやすい。長文にならざるを得ないぐらい壮大です。

**************************************

舞台設定

20世紀、全面核戦争『火焔異変 )』が勃発した。さらに、それに続いて核兵器、ひいては科学技術全般を憎む生存者たちによる暴動『単純化運動 (原理運動)』が勃発、知識人、科学者は殺され文明は破壊された。ついには読み書きができる者さえ殺され、あらゆる書物が焼かれるまでになった。(私感:中国の文化大革命のようだなー)

アイザック・エドワード・リーボウィッツは、『単純化運動』から逃れてカトリック教会へ逃げ込み、改宗して聖職に就き、砂漠にリーボウィッツ修道院 を創始し、人類の知識「大記録」を単純化運動から隠して密かに保存するプロジェクトを開始した。

第一部「人あれ」

26世紀。リーボウィッツが残した『大記録』は、宝物のように扱われていたものの、もはや誰にも意味がわからないまま中世の写本のように書き写されるだけとなっていた。(私感:文明が文字のない世界まで徹底的に退化した)

第二部「光あれ」

3174年。暗黒時代は終わり、科学文明の兆しが現れていた。

専制軍事国家テクサーカナ の王族で稀代の天才科学者タデオ・ファーデントロット博士は、リーボウィッツ修道院の『大記録』の噂を聞き、半信半疑ながらも調査に訪れた。

『大記録』を解読し古代の知識に触れた彼は感動する。しかし同時に、自分のこれまでの研究が単なる再発見に過ぎないことに気づき落胆し、『大記録』を秘密にしていたことで修道院長を責めた。

テクサカーナは大陸統一のための大戦争を始め、リーボウィッツ修道院とも対立する。修道院長と博士は、つまり宗教と科学は、言葉では共通の敵権力に対する協力を謳いつつ、理解し合えないまま別れていった。

(私感:文字ができ読み書きができるようになったが、今のような科学までは至らない時代)

第三部「汝が意志のまま」

3781年。人類の文明はかつての水準以上にまで回復し、ついに恒星間移民までが達成された。『火焔異変』の教訓から戦争は国際法により厳しく管理されていたが、ついに大西洋同盟(かつてのテクサーカナ)とアジア連邦の間で戦争が勃発し、ルシファー(核兵器)が使われた。

ニュー・バチカンは、『群ノオモムクトコロ 』計画を実行に移した。ケンタウロス座アルファの植民地に『大記録』のコピーと聖職者の一団を載せた星船を送り、地球が滅んだ時には彼らが教会を継ぐことになる。

リーボウィッツ修道院長ジョン・ジェスラー・ザーチは、修道院で難民者の支援に努めるが、助かる見込みのない被爆者に対する安楽死の是非をめぐって、苦痛が唯一の悪であるとする医師と対立する。

ついに核戦争が勃発、修道院も被災した。ザーチ院長は修道院の倒壊に巻き込まれ、重傷を負って苦痛に耐えながら死んでいったが、死ぬ直前に奇跡を、復活の前兆を目にしたと信じる。

そして星船に乗った聖職者たちは、立ちのぼるルシファーのキノコ雲を見て、「カクテコノ世ハ変ワリユク」と言い残し、星の世界へ、第二の出エジプト行へと旅立っていった。(私感;人の業なのか、、、)

********************************

人類の文明開化とその後に起きる核戦争で人類の大多数が滅びるが、生き延びた者たちは文明や化学を嫌い、書物さえも敵視してそれまで価値があった全ての物を捨て去った。イスラムの原理主義、毛沢東やポルポトなどが陥った科学者虐待、、、。なぜか人類は通常社会と科学などを否定する社会が、相反して出てくるものですね。

その後数千年がたち、遺跡から発掘されるかっての文明の証、記録は意味不明の文書だったが、ようやく天才科学者が出て解読された。天才科学者は今まで私たちが発見してきたものは過去にあったものの再発見に過ぎなかったと驚いた。

その後、数世紀が過ぎ人類が星間移動をするようになり、遠くの星に移民地を作るまでになっていた。その時、また人類の間で核戦争がおき地球の滅亡が始まった。人が死していくときに宗教者と科学者である医師に大きな見解の相違があった。それは生命の自我に対する見解の相違だろう。

壮大なストーリーですが、人が考えられることは、、、必ず現実になる、と言うことを考えれば、このストーリーはこれからの黙示録ではあるが予知であるのだろう。

輪廻なんでしょう。手塚治も同じような漫画「火の鳥」を描いています。手塚治は核戦争で人類が完全に滅びて、人類がいなくなった荒涼とした地球に小さな虫が発生して、それが何千年をへて虫から大きな生き物になり、「人とは言えない」高等動物になり、現在の人と同じようなような文明を築き、そして人類と同じように生き物同士の戦いで、それらが滅びてしまう。ただ荒れた地球のみが残る。そして、また地球に下等生命が起きて、数万年を経てだんだん高等生命物になっていく。壮大な輪廻の世界を描いていた。ただ手塚治の「火の鳥」では文明の輪廻ですが、次に繁栄する生きものが人類とは限らないのが、手塚治のすごいところ。おそらく違った生物が反映する可能性のほうが高いんじゃないか?人類だといずれ互いを殺し合って滅亡する可能性が高い。違った生きものだったら違った結末になるだろう。

いい悪いは別で、この書かれた世界感は十分に現実味のあるお話です。

いい本を読みました。南蛮連合の〇〇さんのお知り合いがチェックされていた本です。

最初は取っつきにくく、読みずらいけど第二部、第三部に入ると食い入るように読みました。昔々、コッポラ監督のベトナム戦争を題材にした映画「地獄の黙示録」があったが、映像自体はいいのだがストーリーが陳腐で物語の奥行きがなかった。コッポラ監督はゴットファーザや華麗なるギャッツビーなどそうそうたる名作を作っていたが、「黙示録」と名付けるにはストーリーが弱く、強いバックボーンが必要でしょう。このウオーター・ミラーの黙示録3174にはそれがある。

黙示録3174 ウォルター・ミラー 核戦争後の人類の退化と発展と業

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8fc99baeee0d4ddfa8f041027ff0330

荒野へ ジョンクラカワー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1ed709cf66d01a55e5b187730e4058b0

熱海奇跡 市来広一朗 熱海再生ができた理由

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b2d9b34172c891afa0792934fe9809e8

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陽気なギャングは3つ数えろ 井坂幸太郎 明るく陽気なギャングシリーズ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/390f44a4704683665229dbf0915e35fa

氷点、三浦綾子著 北海道を舞台にした私小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8aadcbe1130b26dccfac02e258cfbe2f

ハリーポッター賢者の石 JKローリング著

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文庫X、犯人はそこにいる 清水潔箸 記者さんが追った犯罪の実録記事 迫力満点です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/82468b4a3f86892b534aa2650f927822

夜行 森見登美彦著 不思議な短編小説です

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かなたの子 角田光世箸 おどろおどろした、女性独特なブツブツした感性です

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ローカルバスの終点へ 宮脇俊三著 ローカルバスの100kmを越える旅です

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神秘な国ネパール Dマーフィー著、1960年代のカトマンズあたりの話

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君たちはどう生きるか 吉野源三郎著、80年前に書かれた名著で、今でも十分に通用します

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紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

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日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

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イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

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イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

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イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

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イザベラバードの中国奥地紀行㊦

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イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

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水平線 桜木紫乃 6編のオムニバス 生まれ故郷の北海道を題材にしたものが多い

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漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

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風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

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容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   高橋尚子、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

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死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

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アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比してる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

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僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

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地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

ハードボイルド 吉本ばなな 一晩の白昼夢

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/97f4178f2d22dec905b7e1a7793e6ccd

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荒野へ*読書

2020-09-24 14:33:13 | 本と雑誌

荒野へ、ジョン・クラカワー著、集英社文庫

In to the wild

「荒野へ」は1990年頃の実話をもとにしています。

本がヒットして映画化されたのは知らなかった。

私はTVを持っていないので最新の社会の動きには疎いのだ。

1人の裕福な家の青年が大学を出たあと、文明社会に疑問を持って、「生きるとはなんぞや?」を追求するためにアラスカの荒野で、たった一人で生活を始めた。

時は1990年頃なので、アラスカと言っても未開・未知の土地とは違うが、主人公の実在だったクリス・マッカンドレスにとっては文明から少し離れた荒野だった。

文明社会において生きている実感は得られないから、、、自分で切り開いていかなければ生きられない荒野にみずからを置いたのだろう。

クリス・マッカンドレスは用意周到だったが、ひとつだけ間違いがあった。

行きに簡単に超えられた小川が、、、ひもじくなって文明社会に戻りたくなった時には、濁流が荒れ狂う危険な川に代わっていた。もしかすると季節と日を変えてその川に来たら、穏やかな川に変わっていたかもしれない。

彼は荒野に飽きて文明社会に帰りたくなった時に、荒野の自然が牙をむいたのだ。

自然は人の意のままにあるわけじゃない。

この本では、荒野やアルピニストなどをいろいろ紹介して、彼らの動機や思いを語らせている。

誰も、自然の中で野垂れ死にしたくない、、、と引用している。

不運にもクリス・マッカンドレスは自然に捕まったのだ。

彼のこの本がベストセラーになったのは、どこにでもいる好青年の悲しい結末の物語りだったからだ。

若者は往々にして危険と思える冒険をするものだ。

危険かどうか、、、というよりも未知の事象にひかれるのだろう。

主人公のクリス・マッカンドレスに会った人々の口から、彼の人となりと、若者の究極の未知への好奇心を語らせている。

荒野へ ジョンクラカワー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1ed709cf66d01a55e5b187730e4058b0

熱海奇跡 市来広一朗 熱海再生ができた理由

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b2d9b34172c891afa0792934fe9809e8

架橋ビジネス 山下昌美

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/403c49ce3ce60906e84b9f36a2e236ce

ゴールデンスランバー、井坂幸太郎 国家の犯罪に市民が犯人にされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/bd27db62541df45c8898576a24c7643d

書店主フィークリーの物語 ガブリエル・ゼウイン 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67c105e77fad0dab2dfe81ea2595ca16

京都の雑学100選、清水サトシ著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/464e6bafa3dcdc1ddf1c84fa9af0c6e1

神々の嶺、夢枕獏 ヒマラヤ登山の黎明期の出来事を、史実をもとにフィクション

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ecafc40c9d75b010683a613a7ed37fe

陽気なギャングは3つ数えろ 井坂幸太郎 明るく陽気なギャングシリーズ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/390f44a4704683665229dbf0915e35fa

氷点、三浦綾子著 北海道を舞台にした私小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8aadcbe1130b26dccfac02e258cfbe2f

ハリーポッター賢者の石 JKローリング著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/86f85de96cb9d765f04d7c99f859549d

文庫X、犯人はそこにいる 清水潔箸 記者さんが追った犯罪の実録記事 迫力満点です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/82468b4a3f86892b534aa2650f927822

夜行 森見登美彦著 不思議な短編小説です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b81956f461db85b1a38b291d01442d34

かなたの子 角田光世箸 おどろおどろした、女性独特なブツブツした感性です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3f9d0f6466a4fecfa0fa4d205964927d

ローカルバスの終点へ 宮脇俊三著 ローカルバスの100kmを越える旅です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ed917733ec15d51ecd5f9a52d1904a51

神秘な国ネパール Dマーフィー著、1960年代のカトマンズあたりの話

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君たちはどう生きるか 吉野源三郎著、80年前に書かれた名著で、今でも十分に通用します

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a9da8128f4acc043d1d53ffbe1f3dd02

紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42e8223a65d0f2a5ba642c51139f88a8

日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

鉄道エッセイコレクション 読み鉄へのご招待

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ab719d6a265331c9c1ef97bb50b6ade3

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃 個人商店のような自分の境遇が、身につまされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

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悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

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もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

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熱海奇跡*読書

2020-09-15 18:26:27 | 本と雑誌

熱海奇跡、市来広一郎、東洋経済新報社

古本屋(ブックオフ)めぐりで買ってきました。

熱海と言えば「寛一お宮」で私らの年代では知らないものがいないほど。

1960年代から70年、80年代と東京近郊の温泉街で鬼怒川温泉と並び温泉の双璧だった。

熱海の繁栄はそりゃすごいものだった。

だけど、1990年、2000年から転がり落ちるように寂れていった。

会社の寮や大型旅館がバブル崩壊とともに、のきなみに廃業していった。

最盛期は530万人が年間訪れていたが、2011年あたりでは240万人まで減ったそうだ。

会社や地域の慰安旅行がパッタリなくなり、家族単位や個人旅行になったからです。

でも今年のコロナウイルスの外出規制の影響はもっと大きかったのではないか???

 

日本全国、旧来の温泉街はどこもお客の減少にあえいでいるはず。

地方の衰退です。

観光業、、、その一部の観光客に頼っていると、社会構造が変わると影響が大きい。

この本の著者、市来(イチキ)さんは熱海で生まれて育って、いちどは東京に出て働いていて、熱海の衰退に「何とかしなきゃ」と地元に戻った人。

この本の中では、衰退する理由はいくつでもあるけど、いちばんは「熱海には観光するところなど何もない」とタクシーの運転手、旅館の女将さん、商店街の旦那衆が、そう思って言葉に出していたから、、、。

貧すれば鈍する、、、そのまま!

観光客が熱海に来て、知名度からの何らかの期待を持ってきていて、「熱海のどこをお勧めしますか}と聞いたら、、、「何にもない」と言われたら、、、どう思いますか。

熱海再生どころじゃないです。

熱海は社会の墓場です、、、と言っているようなもの。

そこから、熱海をもう一度見直さ熱海の住民の意識改革から始めた。

著者の市来さんの着眼点が良かったところです。

「熱海には、こんな良い所があります」と熱海の中心地から発信し始めたのです。

メインストリートのカフェが基点になりゲストハウスに個人客を呼び込む様になり、、、すると熱海の住人の意識が変わり始めた。

これは熱海と言う地域の問題だったが、会社のような組織にも当てはまることです。

スタッフが、自分の組織の存在意義に疑問を持っていたら、、、組織の発展どころか再生などおぼつきません。

この組織は、どれだけ社会に貢献して、どれだけ認められているか、やりがいを持たせなきゃ組織はイキイキしてきません。

この本は熱海と言うエリアの再生記録ですが、どこにでも当てはまることじゃないかな。

もしかすると、日本全国が寂れた熱海状態になっているとも考えられます。

 

TVでは熱海再生の要因は、熱海市役所の1人の方が、撮影ロケを受け入れ続けたからだと説明しているそうだ。TVロケの無理難題を全く何も断らずに受け入れ続けたからだと。確かにTVの中では熱海の露出が多くなっていたが、熱海を知って来てみても「つまらなかった」じゃもう一度来ようとは思わない。街が再生するののには、何度も来てみようと思わせなきゃならない。それには、まず熱海が変わらなきゃならない。その変わる第一歩として、住人の意識改革が必要なのだ。市来さんの住人意識改革とTVへの露出度が増えたという2つの相乗効果だったんだろう。

TVではロケを受け入れてくれた役所をほめ、それだけを取り上げるけど、それは手前味噌だろう。TVの自分たちが熱海を再生したと言いたいのだろうが、それは1/2以下でしょう!

荒野へ ジョンクラカワー

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熱海奇跡 市来広一朗 熱海再生ができた理由

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架橋ビジネス 山下昌美

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ゴールデンスランバー、井坂幸太郎 国家の犯罪に市民が犯人にされる

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書店主フィークリーの物語 ガブリエル・ゼウイン 

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京都の雑学100選、清水サトシ著

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氷点、三浦綾子著 北海道を舞台にした私小説

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文庫X、犯人はそこにいる 清水潔箸 記者さんが追った犯罪の実録記事 迫力満点です

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かなたの子 角田光世箸 おどろおどろした、女性独特なブツブツした感性です

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紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

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日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

鉄道エッセイコレクション 読み鉄へのご招待

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ab719d6a265331c9c1ef97bb50b6ade3

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃 個人商店のような自分の境遇が、身につまされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   高橋尚子、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

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赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

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カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

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火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

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ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

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死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

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アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比してる

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人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

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闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

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僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

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一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

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地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

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ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

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ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

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悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

 

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華僑ビジネス*読書

2020-06-19 14:00:30 | 本と雑誌

架橋ビジネス、山下昌美著

架橋の発想と行動力を分析しています。

小説じゃないし実用書でもない、「中国ビジネス発想」分析本とでも言うものか?

コロナウイルス外出自粛規制のため、古本屋さんのブックオフで購入してきた最後の1冊です。40ページ読んでつまらないと判断した本は捨てました。つまらない時間を過ごすのは、文字通り時間の無駄です。

①中国人の国民性と生活信条

②華僑商人の考え方、生き様

③華僑商法の発想

④華僑商法の兵法「孫子」に探る戦略と理念

⑤孤独なリーダーのための「韓非子」にみる対決の理論

⑥中国型経営と日本型経営

⑦中国人の処世の言葉、知恵

⑧関西商法

 

①中国人の国民性と生活信条

実利主義である。 

眠れる「獅子」というよりも牛のようである。誰かが手綱を引っ張って行けば、抵抗するのが面倒なのでひきづられていく。

個人主義である。

面子=顔を立てる=自尊心が強い。

中国人は商売=経営を目指すが、日本人は道を究めようとする傾向がある。

中国人は政府、官使を信用しない。

②華僑商人の考え方、生き様

中国商人と、ユダヤ商人。ユダヤ商人は頭で稼ぎ、金利や利ザヤで稼ぐ。中国商人は情報の速さ、すなわち足の速さで稼ぐ。

物を買うときには、3軒の家をまわって、いちばん安い所から買う。

脅し、媚びる、下手に出たと思ったら高飛車になる、したたかです。

華僑社会には無尽講がある。

「商人の宝」という十二則十二戒がある。バックボーンみたいなもの。

③華僑商法の発想

「開源節流」、顧客を多く作って売り上げを伸ばし、経費の支出を節約する。

「薄利多売」「値段は売り手と買い手の交渉で決める」「変わり身の早さ」。

中国は日本の25倍の面積があり、北方と南方では言語、風俗風習、発想法が違う。気質も違う。北方人は性格も率直で、あまり策謀をめぐらさず保守的。南方人は女性的で、打算や駆け引きをおこない、如才がなく利にさとい。

中国人と日本人の商談の際に違いがある。日本人は食べながら飲みながらの「ながら商談」が多いが、中国人はホテルで商談するにしても、静かなロビーでさっそく商談して、商談が一段落して初めて喫茶やレストランでお食事をする。商談の結果や内容がわからないのに一緒に飲み食いしない。

商談するにあたって、相手と自分の儲けをまず明示する。

日本国内では「以心伝心」で取引に当たることが多いが、他国相手では全く無意味である。中国人は相手の手の内を読もうとして、できるだけ自分の手の内をさらさないように心がける。

中国人が紹介状を書くときは、名刺に一筆書くのではなく、経歴、信用状態、自分との関係を事細かく書く。そうでなければ紹介を断る。

④華僑商法の兵法「孫子」に探る戦略と理念

孫氏の兵法とは、兵とは勝つこととみつけたなり。

企業経営においてその目的は、①投資家に対しての責任。②国家社会に対しての責任。③消費者に対しての責任④従業員に対しての責任。

戦争も同様で、兵力や軍事力を厳密に組み合わせて、巧妙な運用で、適当な時期に適当な場所に送り込み、総合力で勝利をおさめる。

5つの基本問題がある。「道」は国防方針・企業における経営方針。「天」は天候や環境、経営でいえばタイミングや流通。「地」は地形で経営でいえば市。「将」は智謀、信義、仁愛、勇気、戒厳など器量にかんすること。「法」は組織、編成で人と事物を適当に配置する。

4人の兵を集めやすいが、1人の将を探すのは難しい。

計画で勝つものは実戦でも勝つ。

正面作戦と奇襲作戦がある。

戦いの臨んでは敵を知れ。

⑤孤独なリーダーのための「韓非子」にみる対決の理論

人の本性は「悪」とみつけたなり。

情報を集め選別する。

主従の関係はドライなり

トップをまどわす姦悪八種。夫人や愛妻、父兄、臣下の私利私欲に注意。

トップを操る巧言、令色などおべっちゃらに注意。

言葉を守る。賞罰の権を守る。政を自ら守る。

⑥中国型経営と日本型経営

日本人の3つの欠点①好き嫌いが激しい②無理をしたがる③行き過ぎが多い。

華僑は全力投球しない。何事も2割の力を残している。保険と同じで相手側にも投資しておく。

日本には独裁国家のような決まった責任者がいない社会。ぼわーんとぼやけた責任者がいて、何かあると誰かひとりに責任を押し付け解決とする社会。

資産志向か収益志向か。資本を投下したときに収益を重視するか、投下したした資産価値が上がるのを重視するかの違い。華僑は資産価値を重視します。

 

他の2つの項目については重要度が低いので割愛します。「華僑ビジネス」を読んで中国と中国人の商売上手が少しわかったような気がしました。日本人はどちらかというと直情的です。お隣の朝鮮人も同じような傾向じゃないと思います。

書かれた年代と今の日本が置かれている環境や、日本の問題がずいぶん違ってきていると、私は感じています。残念ながら今の日本人は、出ていける時でも外に出ようとしない内向きなんだなーと思う。残念ですねーーー。

架橋ビジネス 山下昌美

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/403c49ce3ce60906e84b9f36a2e236ce

ゴールデンスランバー、井坂幸太郎 国家の犯罪に市民が犯人にされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/bd27db62541df45c8898576a24c7643d

書店主フィークリーの物語 ガブリエル・ゼウイン 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67c105e77fad0dab2dfe81ea2595ca16

京都の雑学100選、清水サトシ著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/464e6bafa3dcdc1ddf1c84fa9af0c6e1

神々の嶺、夢枕獏 ヒマラヤ登山の黎明期の出来事を、史実をもとにフィクション

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ecafc40c9d75b010683a613a7ed37fe

陽気なギャングは3つ数えろ 井坂幸太郎 明るく陽気なギャングシリーズ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/390f44a4704683665229dbf0915e35fa

氷点、三浦綾子著 北海道を舞台にした私小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8aadcbe1130b26dccfac02e258cfbe2f

ハリーポッター賢者の石 JKローリング著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/86f85de96cb9d765f04d7c99f859549d

文庫X、犯人はそこにいる 清水潔箸 記者さんが追った犯罪の実録記事 迫力満点です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/82468b4a3f86892b534aa2650f927822

夜行 森見登美彦著 不思議な短編小説です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b81956f461db85b1a38b291d01442d34

かなたの子 角田光世箸 おどろおどろした、女性独特なブツブツした感性です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3f9d0f6466a4fecfa0fa4d205964927d

ローカルバスの終点へ 宮脇俊三著 ローカルバスの100kmを越える旅です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ed917733ec15d51ecd5f9a52d1904a51

神秘な国ネパール Dマーフィー著、1960年代のカトマンズあたりの話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b275d13e8a32d2c39b5f0945880d5f8a

君たちはどう生きるか 吉野源三郎著、80年前に書かれた名著で、今でも十分に通用します

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a9da8128f4acc043d1d53ffbe1f3dd02

紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42e8223a65d0f2a5ba642c51139f88a8

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イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

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イザベラバードの中国奥地紀行㊦

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わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

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夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

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憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

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死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

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闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

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一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

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地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

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悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

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もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

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ゴルデンスランバー、読書

2020-06-11 15:18:56 | 本と雑誌

ゴルデンスランバー、伊坂幸太郎著読書

 

緊急事態宣言で15冊ぐらい買ってきた本の最後の一冊です。

感想文を書いていないのが1冊ありますが、内容が悪いのじゃなく感想を書きにくいだけ。

ゴールデンスランバーは本屋大賞というので、しかも最近の人気作家なので期待でした。

おおまかなストーリーは1960年代にあったケネディ暗殺事件からとられている。

オズワルドがケネディを狙撃した犯人だとされていたが、護送中に暗殺されてしまった。

そのオズワルドを撃ち殺した犯人ジャックルビーでさえ、4年後には獄中死(怪しい)している。

果たしてケネディ狙撃がオズワルドの単独であったか、、、当時から誰も信じていない。

狙撃銃を4発も発射したのに誰も狙撃犯を見ていないのもおかしい。

証言者や証言自体を握りつぶされた可能性だってある。

当時の米国政府発表がこれほど嘘くさかったのはないほどです。

警備の厳重な米国大統領を暗殺したのは、国家レベルの犯罪組織だったんじゃないか。例えば軍隊とかCIAとかFBI他国の諜報機関とか、、、。

国家の犯罪となれば、、、完全犯罪でしょう。

その国家的犯罪を日本で再現したのが「ゴールデンスランバー」だ。

場所は仙台で、狙撃銃の代わりに「ラジコンヘリに爆弾」というアイテムだが、今だったらドローンということになるか。

ゴールデンスランバーでは犯人は不明だが、犯人に仕立て上げられたのが、、、主人公の「青柳雅春」。

日本の首相暗殺事件は、どうも国家が絡んでいるようで、「青柳雅春」を周到に犯人に仕立てている。

どうも、顔まで整形してそっくりに似せた「偽青柳雅春」を用意して、色々あちこちに出没させていた。

証拠固めを「偽青柳雅治」が進めていたのだ。

とりあえず日本は民主国家なので、対抗勢力であっても暗殺はダメでしょというので、犯罪実行犯と偽犯人と、実際に捕まる「青柳雅治」を用意したという訳だ。

伊坂幸太郎のゴルデンスランバーは予定調和で、多分この犯人にされた「青柳雅治」は逃げおおせるのだろうと言う希望が読める。

それがハラハラどきどきだが安心して先を読んでいけることになる。

勧善懲悪とはちょい違うが、主人公が殺されてしまっちゃ、読者はがっかりでしょう。

その安心感のあるスリルなんですね、このゴールデンスランバーは!

面白くてどんどん読んでしまった!

国家が国民を守ってくれるとは限らない。

国民をダシに国家という権力がさらに権力を大きくしようと画策する。

よくあることですが、国家を国民が見守っていないとマズイことになりやすい。

人は善人だと前提で過ごしているよりも、人はすきがあれば悪事をはらたくと考えて国民は政治機構を見守っていなきゃいけない。

今の日本政府や政治機構はなりふり構わず「悪事」と言っていいほどのことをやっている。

ストーリーが面白い本し、テンポが良い、、、お勧めします。

架橋ビジネス 山下昌美

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/403c49ce3ce60906e84b9f36a2e236ce

ゴールデンスランバー、井坂幸太郎 国家の犯罪に市民が犯人にされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/bd27db62541df45c8898576a24c7643d

書店主フィークリーの物語 ガブリエル・ゼウイン 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67c105e77fad0dab2dfe81ea2595ca16

京都の雑学100選、清水サトシ著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/464e6bafa3dcdc1ddf1c84fa9af0c6e1

神々の嶺、夢枕獏 ヒマラヤ登山の黎明期の出来事を、史実をもとにフィクション

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ecafc40c9d75b010683a613a7ed37fe

陽気なギャングは3つ数えろ 井坂幸太郎 明るく陽気なギャングシリーズ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/390f44a4704683665229dbf0915e35fa

氷点、三浦綾子著 北海道を舞台にした私小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8aadcbe1130b26dccfac02e258cfbe2f

ハリーポッター賢者の石 JKローリング著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/86f85de96cb9d765f04d7c99f859549d

文庫X、犯人はそこにいる 清水潔箸 記者さんが追った犯罪の実録記事 迫力満点です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/82468b4a3f86892b534aa2650f927822

夜行 森見登美彦著 不思議な短編小説です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b81956f461db85b1a38b291d01442d34

かなたの子 角田光世箸 おどろおどろした、女性独特なブツブツした感性です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3f9d0f6466a4fecfa0fa4d205964927d

ローカルバスの終点へ 宮脇俊三著 ローカルバスの100kmを越える旅です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ed917733ec15d51ecd5f9a52d1904a51

神秘な国ネパール Dマーフィー著、1960年代のカトマンズあたりの話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b275d13e8a32d2c39b5f0945880d5f8a

君たちはどう生きるか 吉野源三郎著、80年前に書かれた名著で、今でも十分に通用します

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a9da8128f4acc043d1d53ffbe1f3dd02

紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42e8223a65d0f2a5ba642c51139f88a8

日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

鉄道エッセイコレクション 読み鉄へのご招待

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ab719d6a265331c9c1ef97bb50b6ade3

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃 個人商店のような自分の境遇が、身につまされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

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わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

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夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

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憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

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漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

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風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

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容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

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天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

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風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

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悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

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もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

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書店主フィクリーのものがたり*読書

2020-05-29 10:48:44 | 本と雑誌

書店主フィクリーのものがたり、ガブリエル・ゼヴィン著

コロナウイルス外出自粛で購入してきた15冊の最後の2冊です。

何の予定もなく本屋に行って、目についたのが「本屋大賞第一位」の帯だった。

たぶん想像がつかないけど面白いのだろう。

なかなか味のあるストーリーだった。

文章もギトギトしていないで、さらっとしているがストーリーの展開がうまい。

とある島に1軒だけある書店。偏屈な店主フィクリーは妻を亡くして以来、ずっと一人でお店を営んでいた。

ある夜、所蔵していた希少本が盗まれた。その日からフィクリーの周りが変わってくる。

2歳の子どもが書店の中に捨てられていた。最初から子どもはフィクリーになついていた。

それで、フィクリーは男でひとりで子どもを育てる決意をする。

亡き妻の姉夫婦、友人の島の警察署長さん、本土から営業しに来る出版社の女性との日常を描いている。

だいそれた題材じゃないけど、良く書き込まれた私小説みたいなストーリーです。

良い本です。

 

架橋ビジネス 山下昌美

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ゴールデンスランバー、井坂幸太郎 国家の犯罪に市民が犯人にされる

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氷点、三浦綾子著 北海道を舞台にした私小説

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文庫X、犯人はそこにいる 清水潔箸 記者さんが追った犯罪の実録記事 迫力満点です

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かなたの子 角田光世箸 おどろおどろした、女性独特なブツブツした感性です

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君たちはどう生きるか 吉野源三郎著、80年前に書かれた名著で、今でも十分に通用します

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紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

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イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

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イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

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イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

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イザベラバードの中国奥地紀行㊦

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イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

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すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

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わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

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夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

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憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

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漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

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風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

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容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

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注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

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シドニーへ彼女たちの42195m   高橋尚子、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

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陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

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カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

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火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

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死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

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闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

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僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

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一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

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地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

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https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

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京都の雑学100選*読書

2020-05-18 16:43:03 | 本と雑誌

京都雑学100選、清水さとし著、実業之日本社

京都は10回以上は訪れているだろうが、私的には何もわかっていない。

京都市内の地理さえ頭の中に入っていない。

とはいえ、大阪を知っているかと言われれば、たぶん何も知らない。

名古屋も神戸も福岡も仙台も札幌も詳しくはない。

日本の自然は良く知っているつもりだが、国内の都市に関しては仕事で長期滞在がないので知らないのだ。どこでも数か月でも住めばそれなりに詳しくなれると思うが。

ブックオフで京都の雑学100選を見つけたときは、手っ取り早く京都の地理と歴史を理解できるかなと期待して買った。

だけど読めば読むほど京都が奥深いのでわからなくなった。

目次です。

第一章 「京都の歴史を知る街歩き」

京都を全体から理解するには、この街の全体像を知る必要がある。

第二章 「京都の神社はナゾだらけ」

神社仏閣の由来ですね

第三章 「京都の通になる」

ようやく京の風習に入ってきます

第四章 「京都の味に理由あり」

だいたい私が一番興味があるのはこのあたり

第五章 「京都のパワー&不思議スポット」

もっと詳しい京都ってわけです

どうも最初の章、なぜ京都ができたのかを理解すると、地理も理解しやすいようだが、、、。

京都通にならなくても今日の味覚は、ちょっと知りたい。好きかどうかだと、たぶん好きになれないかもしれないのだが。

いつか、この本をもって京都を1週間程度歩いてみたい。歩いたら日数がかかるので、ジョギングで京都を回るか。

食べ物では京都の漬物、シバ漬け、千枚漬け、すぐき漬けを食べてみたい。本場のお味はいかなるものか。あとは生八つ橋かな~~~。パンもうどんも美味しいらしいが、どうなのかな。寿司は大嫌いなので論外です。祇園花見小路のおばんざいもいいなー。

外出自粛でずいぶん本を読んだが、つまらなくて50ページで止めたものが1冊あるだけ。華僑ビジネスは面白いが頭の中に入りずらいので、もういちど読み直している。華僑に代表される中国人の考えは面白い。今の中国がどうこうじゃない、、、歴史を含めた中国は素晴らしいと言える。

書店主フィークリーの物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/67c105e77fad0dab2dfe81ea2595ca16

京都の雑学100選、清水サトシ著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/464e6bafa3dcdc1ddf1c84fa9af0c6e1

神々の嶺、夢枕獏 ヒマラヤ登山の黎明期の出来事を、史実をもとにフィクション

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ecafc40c9d75b010683a613a7ed37fe

陽気なギャングは3つ数えろ 井坂幸太郎 明るく陽気なギャングシリーズ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/390f44a4704683665229dbf0915e35fa

氷点、三浦綾子著 北海道を舞台にした私小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8aadcbe1130b26dccfac02e258cfbe2f

ハリーポッター賢者の石 JKローリング著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/86f85de96cb9d765f04d7c99f859549d

文庫X、犯人はそこにいる 清水潔箸 記者さんが追った犯罪の実録記事 迫力満点です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/82468b4a3f86892b534aa2650f927822

夜行 森見登美彦著 不思議な短編小説です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b81956f461db85b1a38b291d01442d34

かなたの子 角田光世箸 おどろおどろした、女性独特なブツブツした感性です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3f9d0f6466a4fecfa0fa4d205964927d

ローカルバスの終点へ 宮脇俊三著 ローカルバスの100kmを越える旅です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ed917733ec15d51ecd5f9a52d1904a51

神秘な国ネパール Dマーフィー著、1960年代のカトマンズあたりの話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b275d13e8a32d2c39b5f0945880d5f8a

君たちはどう生きるか 吉野源三郎著、80年前に書かれた名著で、今でも十分に通用します

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a9da8128f4acc043d1d53ffbe1f3dd02

紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42e8223a65d0f2a5ba642c51139f88a8

日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃 個人商店のような自分の境遇が、身につまされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   高橋尚子、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比してる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a 

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神々の山嶺*読書

2020-05-05 15:28:43 | 本と雑誌

神々の山嶺(上下巻)、夢枕獏著(2000年8月初版本)

上巻が集英社文庫で、下巻が角川文庫でした。

久しぶりに読み応えのある本に出くわしました。

山好きとしては納得の一冊だと断言します。

上巻が504ページ、下巻が600ページという膨大な分量。

完読するのに4日かかりました。

大まかなストーリーは、主人公が深町という登山家のカメラマン。

彼の目線、思い、語りで話は進んでいく。

エベレストの最初の完登者はヒラリーとテンジンだが、その前に幾人ものチャレンジャーがいた。

エベレストが人類に征服される20数年前に、マロリーというイギリス人がチャレンジしていた。

結局、マロリーは戻ってこれなかったのだが、下から見ていたサポートチームは、マロリーがエベレスト頂上直下まで行っていることを見ていた。実際に頂上に立ったマロリーを雲がわきあがったため見ることはできなかったが、マロリーがエベレストの頂に到達したかどうかは50%だろうと言われている。マロリーはエベレストに登頂できたが下山中で遭難しただろうと思いたかったのだ。

マロリーの死体は1990年代に入ってある登山隊によって8100m地点で発見された。

マロリーはカメラを持っていただろうから、そのフィルムを現像すれば、マロリーが登頂できたかわかるだろう。

ところがフィルムはこの世には無いそうだ、、、。

マロリーの遺体を発見した登山隊が持ち帰ったのかどうかもわからない。

そんな重要なカメラを「神々の山嶺」の物語の発端に持ってきている。

主人公の深町が、カトマンズの古道具屋でマロリーのカメラらしき「コダック」を発見した。

そのカメラ何処で手に入れられたものか、、、そこから推理が始まる。

日本人の超人的な登山者として、羽生という者が話のストーリーの中の重要人物です。

羽生は日本の登山協会とは一線を期していて、いわば一匹狼のような存在。

ある登山隊でエベレストにチャレンジした後から、日本国内でもネパールの登山界からも、こつぜんと姿を消した。

羽生はエベレストの登山史から、誰も登られたことのない、エベレスト南西壁の冬季無酸素単独登山を目指していた。

そのためにネパールのシェルパ族の中に溶け込んで、各国の登山パーティのサポートをやって、技術を磨くと同時にルートを探索していた。

深町はマロリーのカメラがなぜカトマンズにあったのか、だれがそれを持って来たのか、、だれがエベレストの8100m地点にあったと思われる、そのカメラを回収してきたのか知りたかった。

実際は、羽生が日本では知られていなかったが、エベレストに稜線コースを自力で上り、その下山途中でマロリーを発見してカメラを持ち帰った。

必然的に深町は羽生の跡を追うようになった。

時が来て、羽生がエベレスト南西壁の冬季単独無酸素登山にチャレンジするときが来た

深町は登山者でありカメラマンなので、羽生のチャレンジについていくことになった。

ただし、単独登山記録を目指していたのでサポートはどちらからもできない。

ただ、同じルートを互いに単独で登って、深町は羽生のチャレンジの一部始終を撮影したかった。

結局、深町は途中から引き返してベースキャンプで待つことになったが、羽生は戻ってこなかった。

つまり、どこかで羽生は遭難死したということ。

それから、時がたって深町も単独でエベレスト登山することになった。

羽生の思いを深町が引き継いだということだ。

ただし、深町は冬季単独無酸素登山ではなく、一般稜線ルートで登頂に成功した。

その帰路で、羽生は深町の遺体がマロリーの遺体の脇にあるのを発見する。

マロリーも羽生も、どちらも登頂に成功したかどうかはわからない。

生きて戻ってこれなかったら、、、くそだと羽生は常々言っていた。

私も山は大好きだがロッククライミングには興味がない。

だから本当に高い山は行ったことがない

それ以外では日本中の山、ヨーロッパ・アルプスは若い時にカメラを担いで歩き回った。南米アンデス山脈はラリーのナビゲーター&メカニックで、標高4000m以上のところを走りまわった。

標高4000m以上だとターボ付きとノーマル車じゃパワーが違った。

私は基本は普通のハイカー&登山者です。

25年前にランニングするようになって山に行くようになり、トレイルランであちこちを走りまくり、歳を食い衰えてきたのでまた速歩(ハイカー)に戻りつつあります。

体力のピークだったころは普通の登山家よりスピードが速かっただろう。

この本の作者「夢枕獏」さんが「私はこの本で全てを書き込んだ、やり残したことはない位だ」と言ったのがビリビリわかる気がします。

それくらい、「神々の山嶺」は良く書き込まれています。

これ以上の山本はないと言えるくらいです。

神々の嶺(上下巻)、夢枕獏著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ecafc40c9d75b010683a613a7ed37fe

陽気なギャングは3つ数えろ 井坂幸太郎 明るく陽気なギャングシリーズ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/390f44a4704683665229dbf0915e35fa

氷点、三浦綾子著 北海道を舞台にした私小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8aadcbe1130b26dccfac02e258cfbe2f

ハリーポッター賢者の石 JKローリング著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/86f85de96cb9d765f04d7c99f859549d

文庫X、犯人はそこにいる 清水潔箸 記者さんが追った犯罪の実録記事 迫力満点です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/82468b4a3f86892b534aa2650f927822

夜行 森見登美彦著 不思議な短編小説です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b81956f461db85b1a38b291d01442d34

かなたの子 角田光世箸 おどろおどろした、女性独特なブツブツした感性です

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ローカルバスの終点へ 宮脇俊三著 ローカルバスの100kmを越える旅です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ed917733ec15d51ecd5f9a52d1904a51

神秘な国ネパール Dマーフィー著、1960年代のカトマンズあたりの話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b275d13e8a32d2c39b5f0945880d5f8a

君たちはどう生きるか 吉野源三郎著、80年前に書かれた名著で、今でも十分に通用します

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紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

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日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

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イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

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ホテルローヤル 桜木紫乃 個人商店のような自分の境遇が、身につまされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

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風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

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容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

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天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

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イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

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注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

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シドニーへ彼女たちの42195m   高橋尚子、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

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陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

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赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

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https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比してる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a 

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陽気なギャングは三つ数えろ*読書

2020-04-29 09:33:49 | 本と雑誌

陽気なギャングは三つ数えろ、伊坂幸太郎著

平成30年9月初版本

コロナのせいで家にいる時間が長くなり読書に励んでいます。

NETで映画を見てもいいけど、時間をかけて本を読んでいます。

映画鑑賞と読書の違いは、、、根気が必要かどうかぐらいかな。

単行本1冊読むだけで10時間はかかる。

伊坂幸太郎さんの本は初めて読みます。

読んだ印象は、推理小説とも違うアクション・ストーリー小説とでも言いましょうか、タイトルどおり陽気な小説だった。

なんでも、「陽気なギャングシリーズ」で3冊目だそうです。

前回の作品からこの「陽気なギャングは三つ数えろ」まで9年の歳月がかかったそうです。

作家さんのストーリー構成力にはホトホトいつも感心していますが、やっぱりそんな年月がかかるのかと納得しました。

ギャングが登場したり、殺人事件を扱ったりしたら、凄惨で残酷なシーンが登場するけど、このストーリーには軽快な陽気さがいつも漂っている。

そこが、この作者の持ち味なんでしょう。

残忍なシーンは現実のほうがひどいから、、、わざわざ小説などで書く必要が無いということだろう。

ストーリーを追ってもしょうがないので感想だけです。

軽快な犯罪、軽快な人付き合い、を描いて、珍しい作家さんです。

伊坂幸太郎さんの本は、もう一冊ブックオフで購入しています。

楽しみです。

陽気なギャングは3つ数えろ 井坂幸太郎 明るく陽気なギャングシリーズ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/390f44a4704683665229dbf0915e35fa

氷点、三浦綾子著 北海道を舞台にした私小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8aadcbe1130b26dccfac02e258cfbe2f

ハリーポッター賢者の石 JKローリング著

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/86f85de96cb9d765f04d7c99f859549d

文庫X、犯人はそこにいる 清水潔箸 記者さんが追った犯罪の実録記事 迫力満点です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/82468b4a3f86892b534aa2650f927822

夜行 森見登美彦著 不思議な短編小説です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b81956f461db85b1a38b291d01442d34

かなたの子 角田光世箸 おどろおどろした、女性独特なブツブツした感性です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3f9d0f6466a4fecfa0fa4d205964927d

ローカルバスの終点へ 宮脇俊三著 ローカルバスの100kmを越える旅です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ed917733ec15d51ecd5f9a52d1904a51

神秘な国ネパール Dマーフィー著、1960年代のカトマンズあたりの話

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b275d13e8a32d2c39b5f0945880d5f8a

君たちはどう生きるか 吉野源三郎著、80年前に書かれた名著で、今でも十分に通用します

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a9da8128f4acc043d1d53ffbe1f3dd02

紀の川、有吉佐和子 女3代にわたるお話、親子供は反発しあっても、思いが繋がっていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42e8223a65d0f2a5ba642c51139f88a8

日の名残り カズオ・イシグロ  英国愛をユーモアで語る ブッカー賞受賞作!

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家さんの1人旅 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦ 1880年代に1人で北海道に渡る 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた朝鮮、今も昔も変わらない

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃 個人商店のような自分の境遇が、身につまされる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 2017年ノーベル文学賞を受賞 代表作でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーに

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   高橋尚子、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

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死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

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アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比してる

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

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闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

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ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

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風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

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悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

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ハードボイルド 吉本ばなな 突然嫌な感じがして空間がぐにゃり曲がった

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氷点*読書

2020-04-20 12:25:48 | 本と雑誌

氷点(上下巻)、三浦綾子著

昭和57年初版本

昭和57年は西暦でいうと1982年。

その頃は差別用語という決まりが無くて、本書では著者が亡くなっているので、そのまま使っています、、、と。

この本では小使い、北支、人夫、ビッコ、乞食などの言葉が多く使われているそうです。でも私にしたら、乞食はコジキでしかないし、人夫も普通に日常で使っている言葉。小使いさんなどは雑用かかりという意味合いで生きた言葉です。なんで差別用語と言うのかわからない。

1982年の頃は日本が経済発展して、日の出の勢いがあったころです。

東アジアのなかで、日本が先頭を切って発展していった、日本人にとっては誇らしげな年代じゃないか。

韓国、台湾を従えて極東の一画が繁栄を謳歌していた時代です。

中国はまだまだ文革の影響を受けて暗かった。

韓国よりも北朝鮮のほうが、社会主義国の仮面をかぶって、宣伝もあったのだろうが先進国だと思われていた、、、。

本作品、氷点はそんな時代に書かれた、北海道を舞台に私小説とも言えるようなメロドラマの大作です。

私は氷点は知っていたが、読んだのは初めてです。

この氷点が書かれた頃は、私は単身カメラを担いで北海道をよく旅していました。自由業という名のプー太郎だったかもしれない。若気の至りで自分はこの業界に一石を投げ入れるのだ、、、なんて思いあがっていたころ。

筋書きを追ってもしかたないので、読んで北海道を思い出して、その当時の思いを思い出して書きます。

旭川に私が最初に行ったのは、大学生の2年の真冬だった。

大学の同級生の実家に立ち寄ったのだ。

札幌ラーメンは東京でとっくに有名になっていたが、その友人の話では旭川ラーメンのほうが美味いんだとのことだった。

私にしてみれば札幌も旭川も北海道に違いないので、、、どっちも道産子じゃないかと感じていた。当時はまだまだ九州の豚骨ラーメンも、喜多方ラーメンも、佐野ラーメンも知られていなかった。

東京進出は北海道の道産子が最初でしょう。

それから、頻繁に北海道に旅するようになった。

ワンボックスの車を若干改造して、車泊であちこちに行っていた。

北海道に行ったら、たいてい1ヵ月は行っていた。

この氷点が書かれた昭和57年ごろと言えば、私がいちばん北海道に入れ込んでいた時期のことです。自分の砦を持たない、フリーという根無し草のような身分だった。

そんな時代に書かれた氷点=ロドラマを読むとけっきょく地に足をつけて生活している人も、浮ついて他人の足を引っ張り合いながら、、、あーだこーだと悩んで生きているんだと納得

安心したりバカバカしくなったりこれは物語なんだからなと思ったりだ。

氷点は、とある幼女殺人事件から始まるドラマだが、事実は小説より奇なりということわざがある通り、もっともっと奇妙なドラマが現実にはある。

今月読んでいた「文庫X、殺人犯はそこにいる」でも、免罪人をさしおいて連続殺人犯は、警察や司法の都合で野放しになっていることがある、と指摘している。

人間関係をいくら複雑にしてメロドラマに仕立ててもそれよりも奇怪な人間関係の現実のドラマは存在する。

氷点の物語の主人公一家は病院経営という、地方の名門家庭という設定。

これが、みすぼらしい明日の金に困るような家の話だったら、話の飛躍が少なすぎて物語りにならないということか。話の枝葉を作るために病院経営の医師一家というシッチュエ―ションにしたのだな。

一昨年ヒットした映画「万引き家族」は底辺の生活を描いて、人情を見事にえがいた。難しい映像にするには、極めて難しい題材を、素晴らしい演出と演技、ストーリーで見せてくれた。底辺の生活で人を感動させるのは、本来は難しいと思う。監督の力量があったからです。

私が道内を車で回っていて、斜里の先羅臼岳の麓からヒッチハイクの女性を乗せたことがあった。羅臼岳の知床半島にはヒグマが数多く生息していて、私だって羅臼岳周辺をカメラを持って歩き回るのは、極めて慎重な注意が必要だった。

そんな時に、大雨でフロントガラスが見えなくなるような雨の中、羅臼YH前のバス停留所から女性のヒッチハイクを乗せたのだ

知床にある沼を見に行ったので、行きにバス停に1人ポツンといたのは気が付いていたが、沼を見て帰りにもまだポツンと1人でバス停にいた。

1時間近くたっていたので、車で通りすがりでも不審に感じたものです。

ヒグマが良く出てくる所だったので、危ないなーと思っていたら、女性が私の車が通り過ぎてから、私に向かって手を挙げてきた。

たぶん、ヒッチハイクで乗せて欲しいのだなと思い、バックしてその女性を拾っていった。

だって、ヒグマが出没する羅臼山のバス山の中だし危険極まりない。

それから、網走に向かっている車中で、いろいろお話を聞いた。

なんでも、日本の3本指に入る大企業グループの商社に、つい先日まで在籍していたそうでした。

○○商事といえば、知る人ぞ知るどころか日本の3本指に入る巨大グループの商社部門会社です。

私:「そんなところに入れるだけでも、相当ですね」

女:「いろいろ、嫌なことがあって先日退職したの」

私:「そりゃもったいないことですね、そんな有名な会社を辞めざるを得ないのは、、、」

女:「あなたみたいな自由に生きている方がうらやましい」

そんなことを言われても自分がしっかり生きているかどうか、自分でも疑問であった。

自分では毎日がこれでいいのか、こんな人生でいいのか、日々思うことばかりだったからだ。

女の人は安心したのか、それからしばらく寝ていた。

ヒグマがうようよいる羅臼山のふもでひとり立っていたら、さぞかし緊張していたのだろう。

それに、女の方は25歳ぐらいで美人と言っていいくらいの方。

なんでそんな一流企業を止めなきゃいけなくなったのかと、理由は聞かなかった。たぶん人間関係の複雑なことでやめざるを得なかったのだろうと想像できた。

それに比べれば、自分は何の束縛もないけど、何の保証もない根無し草のような生活だと思っていたから、女性の退社がひどくもったいなく思えた、、、。

女性は会社を退職して、、、気晴らしの北海道旅行だったのだろう。

その商社に入るには、それなりの大学で、それなりの成績で、それなりの家柄+容姿じゃなければ入れません。

それで彼女が退職しなきゃならなかったのは、、、なんら大事(おおごと)があったのだろう。大企業でコンプライアンスがシッカリしているところは、メロドラマみたいなことで社員を切り捨てますから、、、。これが外資系だと女性の側だけじゃなく、男性側にも厳しいのが日本企業との違いです。

日本の企業は女性にきびしいが、男性側にはゆるゆるですから。

私は企業に勤めたことがないので、企業勤めの良い所も悪い所も知らないというのがホントのところです。40歳になってからようやく自分のお城という会社を持てたが、世の中の浮き沈みに翻弄される毎日です。

だから、氷点を読んでも、ゆるい世界だなーっていうのが実感ですね。好いた嫌ったで一喜一憂できるのは、優雅な生活だからだろう。氷点は家族、好き嫌い、私小説なのだろう。

今のコロナウイルスのように、無策というのが許されている日本の政界のほうがはるかに危険です。今年に入って、この無策でどれだけ社会財産・経済が失われたか、、、途方もない位でしょう。それに比べたら「氷点」の書かれている内容、社会の大きさは小さい。小説は現実の1/1000000の大きさだ。

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