映画は見ていませんが、なかなか面白かった。
上中下巻とあるが、終わりになるほど引き込まれていきます。
エンドが拍子抜けした感はありますが、題材が実在の現在進行形であるものなんで、これ以上は話としても書けないところかな。
ヨーロッパにある有名な絵画は、宗教画であることが多い。
その、絵の構図から大胆に、ひとつの暗号を読み取っていくさまは、読むものの興味を捕まえる。
絵自体に興味や、絵に限らないが、教会や彫刻に秘められた暗号を解いていくさまは、推理小説ですが、ある程度の知識と興味がなければ、付いていけないだろう。
キリスト教の生い立ちや、カソリックとプロテスタントの違い、、、異端の宗教など、、、知識としてでも知っておくと、世界を見るときに役に立つとおもう。
キリスト教だけでもコンナのだから、イスラムのシーア派とスンニ派などと言ったら、今でもやり合っているから、小説にするだけで命を狙われます。イスラム教は、、、生きている宗教だと思うから、、、。
カソリックのマリアさまでも、イエス・キリストでも、他の人にとってはどちらでもいいのにね。
以前、、南米でラリーがあり、北から南まで車で走り回ったことがあったけど、ラリーの最中でもアンデスの峠の頂にマリア様の像(小さな祠)を見つけると、レースを中断して停止し、ちくいち拝んだものです。
その連中といったら、町にいれば悪さばかりするような荒くれ者だったんですよー。その時はラリーでレースを走っているドライバーだけど、私から見ればけっこう無教養な感じの人たちだったんだが、、、。マリア様の像を目の前にすると、急に敬けんな信者になりやがる、、、。
それが、おかしかった。
しかし、今の日本みたいに、親殺し兄弟殺し、首チョンパなどの事件や、自殺者の毎年3万人を越えることを聞くと、宗教と言うものがこの社会に存在しないからかなーーーとも思います。何か自分の中の心棒が必要なんでしょう。
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