ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

川の学校、野田知祐

2012-12-11 18:21:15 | 本と雑誌

野田知祐(ともすけ)さん待望の書き下ろしです。

この本はランニングチーム南蛮連合の千葉さんからいただいた。

新聞社にはいろんな本が送られてきて、読み終わったら廃棄しなきゃならないから、それをいただいたというわけです。

121207n1

野田さんのことはアサヒグラフで連載を読んで知ったのが最初。

アウトドアーは私も好きですが、野田さんは日本の川だけじゃなく、海外でも川下りや海遊びをしている、スケールの大きなひとだと感じていた。

カヌーが身近に感じるようになったのも野田さんのおかげです。

本の内容は「川がき養成講座」のを四国の吉野川で開講したお話です。

全編を読んで感じるのが、川を自然なまま、といっても氾濫は人の営みに影響がありすぎるから、残しておきたいということ。

それの重要性が身を持って理解できるのは川遊びや、おそらく山歩きでも何でも自然に接しなきゃということ。

川を人の手で押さえ込むのは国交省の利権に蝕まれた発想でしょう。

椎名誠から聞いたわけじゃないが、地球の水は地球の質量から考えると数万分の1ぐらいらしい。

海水を含めて水は貴重なものなんです。

人が利用しやすい淡水はもっと少なくて、いずれエネルギーの争奪から水の争奪になるんじゃないかと言われています。

現在は金満国の中東や米国なども水がなくなちゃどうにもならない。いちばんその危機が早く来るのは中国でしょうね!

「川の学校は」軽いエッセイのようなもの。子供の頃から川で遊んでいれば自然の摂理を身につけられますということ。私の友人で九州の日田出身のものがいるけど、まさに、この本に書かれている幼少時代だった。彼から嬉しそうに同じような事を聞かされたものでした。すると彼もガキ大将だったのか!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたしを離さないで、読書

2012-08-06 23:15:48 | 本と雑誌

カズオ・イシグロ著

土屋政雄訳

早川書房

クローン人間を,人間のパーツ取りに育てている話です。
2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローン人間は、普通は家畜やモルモットのように育てていたが、これを人として教育し育てたら、どんな感性を持つのだろうと,先進的な施設があった。

環境こそ閉ざされているが、まっとうな教育を施したら、普通の人間と同じような感情,感性を持つようになって、社会が驚き,反対にクローン人間の教育を止めたと言う。
クローン人間の一生は、パーツ取りされるので、いずれは何回目の手術のあとには役目が終わる。つまり何回目かのパーツ取りで死ぬわけだ。

クローン人間の命は普通の人間の命とは価値が違うということになっている。
クローン人間は自分の運命を淡々と受け入れている。
そのために作られた生命体だからと納得している。
だけど、感性が豊かで教育を受けられたクローン人間の物体は、社会の仕組みにいくばくかの空しさと、疑問を持つのではと書いている。

つまり,この本で言いたかったのは、人がどんな生命体まで,人のために喰われていいのか(命を落とす)、それが許されるのかということだと思った。
知性がある人を(クローンだったとしても)喰っても良いのか、、、。臓器移植とはそんなものでしょう。

動物は人に食われていいのか?
馬やイルカはダメで豚,牛,鶏は良いのか?

犬やクジラはダメでネズミや猿はいいのか?

なんて社会が違えば常識と思われていることだって違う。欧州文明では馬は人の生活に近いからダメでイルカは知性があるからダメといっている。だけど白人の金持ちは発展途上国へいき臓器移植をしてくる。

名著「闇の子供たち」の世界です。

馬やクジラはだめとか、そんな簡単なことじゃない。
部族の英雄を食べるのは英雄から勇気を頂くことだ、、、といったら私だっら納得する。
自分が病気になり臓器が痛んでいて、人の臓器を頂ければ治ると知ったらどうでしょう、、、考えがおよびません。自分の身体をどこまでチェンジしたら自分でなくなるのだろう、、、と考えたら、、、自分が自分であるのは考えることなんで頭で考えているのだろうとわかっていても、場所を特定はできません。考えるから自分なので考えなくなったら自分じゃないのだろう。

この「わたしを離さないで」に似たストーリーの映画を25年以上前に見たことがある。クローン人間には人間に比べて短い寿命しかなくて、クロン人間も人並みの寿命が欲しくなった。クローン人間同士が愛し合うようになって、神がおりクローン人間が人間と同じ寿命を得たというストーリーだった。
クローン人間にしろ、クローン羊にしろ、生命体として命を吹き込まれたら、元の生命体と同じように扱うのが良いのではと思う。
クローン人間を喰っちゃ行けない。倫理の問題です。クローン人間を労働力として捉えるならば、ある程度納得します。

ただ倫理ってなんだ?
と問いつめられたら、今のわたしには答えられない。
命とは与えられたもので、いつかなくなるもの、、、良い答えだ、、、。
倫理とは命をうやまうこと、、、で、どうだろう?

おもたい内容ですが、静的な描写と緻密な描きがすばらしい、お勧めします!

日の名残り カズオ・イシグロ ブッカー賞受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/25998571461c070cee36d328258a1c7d

 紀の川 有吉佐和子 女3代にわたる、女の一生

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42e8223a65d0f2a5ba642c51139f88a8

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家&写真家&作家さんが1人で日本旅行した 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃の一人旅です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた当時の朝鮮

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜と霧、読書

2012-08-01 14:53:09 | 本と雑誌

著者ヴィクトール・E・フランクル
池田香代子訳

第二次世界大戦のアウシュビッツでの生活を、精神医(著者)の立場で描いたもの。

アウシュビッツで何が行われていたかは、よく知られたこと。

被収容者の精神状態のゆれ動きを分析したのが、この本のユニークなところ。著者が心理学者だったことが大きい。それも、過酷な収容施設から生還して報告ができたのが幸いだった。何百万人の何百通りの体験があったが、そのひとつが「夜と霧」だということ。2

このような過酷な被収容者経験は3つの段階の心理状態があった。

第一段階では、絶望の中に希望を持ちたいという、今までの社会を引きずっているもの。

第二段階が収容所での、いつ終わるかわからない無間地獄のような時と生活と内面の破壊。

第三段階が釈放されても自由が手に入っても、精神の開放とは程遠い非現実感。

これらは、アウシュビッツという過酷で長期の収容施設体験で、短期間のものだったらずいぶんと違う流れなのだろう。

収容所では監視員のほかに、被収容者仲間からサディスティックな者を選び監視員の補助に抜擢することがある。アウシュビッツでもそれらは、カポーと呼ばれ、監視員以上に恐れられていた。カポーは非収容者たちに残酷でなければ、すぐに変えられて被収容者に戻ってしまうから、なおさら必要以上に残酷になる。抑圧的なグループや組織、国家でよくある心理状態を利用した、監視組織の手先なのだ。閉鎖社会の密告制度も同じでしょう。

この本では親衛隊を選ぶエリートの中からエリートを選ぶのと同じように、下の者の中から下の下を選抜するという言い方をしている。その中間層が被収容者になるのだ。下の下もある意味である目的の中ではエリートなのだろう。

被収容者は時間とともに感情の消滅や鈍磨と無関心さが見られた。これらは、不感無覚は被収容者の心を囲う、なくてはならない盾になった。あまりにも過酷な生存条件から、己の精神を守る必要不可欠な自己保存メカニズムだといっている。さもないと精神が壊れそこから全てが終わりになっていく。

宗教を持っているものは非収容者でも、過酷な中でも精神を保っていた。生き残ったものは、何かしらの精神を保つことができたものだけだったのだろう。それが、宗教であったり、家族への思いであったりした。人であり続けたことが、過酷さをやり過ごせたのだろう。

「この試練はありがたく思います」とはどんな解釈ができるのだ。過酷なことに直面しなければ、私はただの私であって、過酷なことが私を昇華してくれたといっている。

過酷な被収容者が自分の境遇を嘆くのと正反対に、その境遇に感謝していた。

未来を失ったものは、過酷な収容者生活で命を失っていく。未来を心の中に少しだけでも持ち続けたものだけが生きてでられた。

収容所で一番つらかったのが、この収容所生活がいつ終わるかがわからなかったことだったといいます。いつまで我慢すればよいかわからなく、無限にこの苦しみが続くのではと、精神が破壊されていく。期限があれば人は耐えられるのだという。

そんな中で「未来を失った」人には精神的なよりどころを失い人として破壊されていく。

「生きているだろう」家族や子供への思いや、宗教への思いがあると人と差が出てくる。

その差は大きい、、、。

120ページ

「自分の屍のあとから歩いている」という印象的文があった。

新入りの被収容者の列の後ろから歩いていたときの感想です。

過去も未来ももった人たちを見て、かっての自分亡霊を見たのだろう。自分はそんな希望もすべて無になっている、、、。

収容所生活の精神のありようで、いちばん影響が大きかったのが、2段階目の収容所生活そのものだった。ここで生きるか死ぬかの選択を精神だけじゃなかったとしても、運命だったとしても選分けられたのだから。

だから、第三段階目の開放時の精神の戸惑いは、これらに比べれば過酷さにおいて楽なものだろう。

この本を読んで感じたのは、生き延びるためには精神と肉体はどちらが先ではない。ただ精神は宗教や思うものによって強化できるものだということ。

この本では運命をある程度自分で切り開いたと読めるが、著者とは違い実際はラッキーな積み重ねじゃないかなと思います。ラッキーは文字通りラッキーだったのでは?

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家&写真家&作家さんが1人で日本旅行した 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃の一人旅です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた当時の朝鮮

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたしの山小屋日記、読書

2012-07-20 13:10:58 | 本と雑誌

今泉吉晴著、論創社
山小屋を2軒ご自分で建てて住まわれて、自然の動植物を観察された日記です。

山梨県の尾崎山と岩手県の羽越山の自然の中です。
120720h1
ムササビの赤ちゃんを拾ってきて、できるだけ自然に戻れるように育てたくだりが良い。
独り立ちすると、危険な目にあい徐々に野生を体得していくさまがいい。
著者が山の中を散歩していても、名を呼ぶとこずえの上から滑空してきて肩にちょこんと坐るという。

雑草でも食べられるのもがあり、それが非常に味が濃くて美味だと言う。
人が今野菜として食べているのもは、肥大化して味が薄くなったものだと感じたそうです。
その菜は野生動物が食べなかったものを、野生動物や昆虫達のあまりとして人が食べ始めたのではと、、、新解釈があった。

植物と昆虫の共存の話も良い。
基本的に野生動物と同じですが、植物はそれを食べる昆虫がいても、繁殖力の方が大きい。好物の植物がなくなっては昆虫も生きてはいけないからだ。

喰い尽くしたりするのは,自然の摂理に反していて、何らかの人為が入った結果じゃないかな、、、これは私の感想ですが。

自然生活が好きな、軽い読み物です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心と脳の関係

2012-03-23 22:45:43 | 本と雑誌

429219_185952694851514_100003103556 

著者は融道男。

私の母方の叔父です。

東京医科歯科大学の神経精神医学教室教授です。私の兄が昨年、日本ストレス学会を開催したときに講師としておよびいたしました。

そんなこんなで、この本10冊いただいた。

医学にはさほど興味はないが、心の問題は今の日本を理解しようとしたら、知っておいてよいことだと思う。

心の動きは脳の働きだというのが現在の医学。

神経細胞のニューロンが互いに結びついてシナプスが可塑的に形成される。

それが度重なると、可塑的なシナプスの結びつきが強固になって、それが人の記憶となる。

シナプスの働きを活発化させるのがドーパミンで、その量が精神を活発化させたり沈静化させたりする。

天才の多くは精神異常者だった。

人並み以上にドーパミンが多く脳の活動が異常に活発だったのだろう。

天才は、その反動もあり、反対の面が出てくるので、異常者の要素も同じように備えている。

だから、天才は半分は狂人なのだ。

この本は医学書半分なので、読み物としてはいいけど、生活には、、、あまり必要ないかな~~~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憑神、読書

2010-03-28 13:31:18 | 本と雑誌

著者は浅田次郎

100326a1











鉄道員(ぽっぽや)はずいぶん以前に読んで、面白いメルヘンを書く人だなーと思っていた。この「憑神」には3人の神が登場します。

貧乏神、疫病神、死神で、その神と言うのが人情話がわかり、ほのぼのとした感じ。

貧乏神は福福しい商人の姿で現れ、疫病神は大きな関取の姿、死神がかわいらしい少女。どれも真反対な姿で現世に現れるのだ。

幕末の動乱と庶民の暮らしを上手く描いて、主人公に取り憑いたはずの憑神が反対に、主人公の一途さに感服したり苦難に同情してしまう。

全体の流れはコミカルなタッチですが、後半はどう生きるかより、武士と言うものはどう死ぬかだと、、、話はだんだん重たくなって行く。

武士と言うもののお役目は、個人ではなく、家のお仕事であると言う。

ぽっぽやと同じような温かさがある。

きっと浅田次郎さんの人柄なのだろう。

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家&写真家&作家さんが1人で日本旅行した 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃の一人旅です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた当時の朝鮮

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

覇王の家、読書

2010-02-01 20:21:06 | 本と雑誌

著者は司馬遼太郎

覇王とは徳川家康のこと。

100118t1 

生い立ちは三河の弱小大名。自称大名といっていいほどの勢力だったらしい。

司馬遼太郎の本ですが、おおかた史実には忠実に沿っているだろうが、正確なことは本当はわからない。

見る面を変えたら見えてくることが違ってくるのは今も同じだからだ。

家康は三河に生まれ、東の駿府に(静岡)今川がいて、さらに小田原には北条が鎮座。

西隣には新興勢力で、かつ鬼才の織田信長がいた。北に武田信玄、上杉謙信。まさに群雄割拠で豪傑が生きていた時代だ。

家康は幼少の頃から、織田と今川の人質になって、時代に翻弄されていた。弱小大名だった事が、のちに慎重な性格をつくった理由かもしれない。

家康が江戸に居城を決めたのは、ずっと私の中で謎だったんだが、解明したよう。

そもそも関東の江戸のあたりは湿地帯で良い土地ではなかったらしい。秀吉に関東にそそのかされたが、居を構えてみると、後ろに広大な関東平野を控えて石高も巨大で、大阪や古くからの有力大名とは離れていて安全。秀吉がなくなり豊臣家亡き後も、江戸にいたら公家達がうるさい京から離れているし、居心地が良かったのだ。

戦国時代に生き残ったのは、巧妙で世渡り術にたけていた家康だった。しかし、慎重でかつ利があると見たら大胆にが、家康の実際の行動だったようだ。家来に対して勇気を見せなきゃいけない時は、がむしゃらに突き進んだと言います。でなきゃ、人や家来はついてこないからだ。

咋今の日本の政治家を見ていると、情けなくなってきます。私はずっと小沢さんは自民党の裏返しみたいな表裏一体な存在で、まさに旧勢力と言っていいほどだと思っていたが、ようやく化けの皮がはがされそうになって来ました。

誰でもいい、、、鳩山さんでも、ある程度長期にわたって政権を運営してくれ、、、。政治は自分の意思、考えを持った人にやって欲しい。知性とは多様性を認めることだ。イエスマンだけを育てる小沢さんは何か大きく間違っている気がします。

信念がある人が日本のトップにいたら、キッと良い社会になるのだが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラーメンバンク、本

2010-01-29 10:27:21 | 本と雑誌

とあるラーメン屋さんに置いてありました。

201026r1

この手のフリーペーパーとしては良く編集しています。

内容が濃いい。

ラーメン業界に96年組、、、なるものがある。

96年にオープンした「麺屋武蔵」「青葉」「くじら軒」をさすそうだ。その年に今に続くお店が何店舗かできた。

100129r1

写真もわかりやすくて、記事に変な偏りがないと思います。

今月号は池袋特集。

池袋は老舗が多い。私は行くところじゃないから知りませんけど、、、。

100129r2㈱ラーメンデーターバンク

http://www.ramenbank.com/

ラーメンの会社と言うのも珍しい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漂流教室、読書

2009-10-19 11:28:40 | 本と雑誌

著作者は楳図かずお
1972年から週刊少年サンデーに連載された漫画。
091015h1_2 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、楳図かすおの漫画は今まで「まことちゃん」しか知らなかった。
印象はほのぼのとして残酷な面がある、面白い作家と言うくらいだった。

この漂流教室を読んで、極限状態に設定した世界での人の本性の描き方の鋭さにビックリした。

漫画でなきゃ描けないぐらい、、、リアリティがある。漫画だと実写より思い入れができるからだ、、、。

漂流教室に登場してくるのは小学生だけど、人としての本性は大人と同じ。違うのは知識があるかないかだけで、限られた空間、限られた仲間達の間では、人が短絡的になりやすい経過が良く描かれて、実際にあるだろうから実に恐ろしい。

それが、この漂流教室では小学生なだけで、実際に近年で言えばオーム心理教のポアと言っていた内部殺人。遠くは赤軍派ないのリンチ殺人(総括するとか、自己批判させていたような)。閉ざされた社会では、意見の相違が直接的に生死への争いに発展する。それを、あらゆる角度、あらゆる原因から描いていた。

 

同胞への刃で言えば、中国文化大革命の数千万人と言われている内向きの制裁、ポルポト政権が同国知識人の数百万人の殺戮、古くはスターリンの大虐殺、歴史を見るとその枚挙に足りないぐらいだ。

過去の戦争でも、死者は内部制裁であることが、ほんとーに多い。それは現イスラム社会の内部闘争を見ればわかること。外部との戦争の死者より内部の殺戮のほうがはるかに多い。

この漂流教室が描く小学生は800人足らずだが、現実社会では規模が違う。

人は意見の違うものを排除したがる。意見の違うものを、違うものとして認めるのが知性だが、限られた世界では知性や理性が失われがちになる。強い意見に従って、それは自己保身でもあるのだが、何かのグループに属し突っ走るほうが、限られた世界では安全だと人は思いたがる。

漫画ではあるけど、一読されることをお勧めします。人間社会の不条理を乗り切るための知識になると思うから。

荒筋などはWikipediaを参照してください

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%82%E6%B5%81%E6%95%99%E5%AE%A4

 

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家&写真家&作家さんが1人で日本旅行した 

 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

 

イザベラバードの日本紀行㊦

 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

 

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃の一人旅です

 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

 

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

 

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた当時の朝鮮

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

 

ホテルローヤル 桜木紫乃

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

 

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

 

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

 

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

 

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

 

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

 

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

 

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

 

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

 

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

 

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

 

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

 

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

 

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

 

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

 

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

 

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

 

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

 

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

 

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

 

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

 

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

 

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

 

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

 

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

 

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

 

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

 

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

 

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

 

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

 

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白夜行、読書

2009-07-13 21:15:45 | 本と雑誌

著者は東野圭吾

ストーリーは20年の歳月をわたって展開していきます。子供から大人になっていくが、成功の影には真っ黒な闇があったということ。

090713t1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東野圭吾はすごいなーと思う。

作家をそんなように言っても仕方がない、評にもならない。

長編のストーリーを緻密に考え、登場人物の肉付けをして、出来事を作り、エンドに持っていく。

白夜行は854ページもある!

映画にしても小説にしても、、さすがにプロだと感心した。

ページ数だけで小説の優劣など語れないのはもちろんだが、、、イマジネーションをこれだけ語れるともいえるのはすごい。

私の頭脳には、こんな構築はできない。

闇に生まれ、闇を背負って生きて、何食わぬ顔で表舞台に登場する。

少年時代の犯罪を共通項にして、暗い目の桐原亮司と美しい少女の雪穂の生きざま。2人の接点は見えない、絶対にどこかで会っていたり連絡を取り合っているはずだが、、、。刑事はそれを、テッポウエビとハゼの相利共生に例えていた。海の底でテッポウエビの穴にハゼが共生していて、外的が近づくとハゼがテッポウエビに危険を教える。桐原と雪穂はそんな関係だと、刑事さんはにらんでいた。映画ではこれを恋愛感情に置き換えていたが、小説では過去の暗い経験の共有、クールな関係として描いていた、、、。

小説のほうがクールな、犯罪者として凄みがある、、、。

こんな世界は、、、私の周りにはないから、いいことなのかつまらないのか?経済や生活の浮き沈みはあるが、ダークな世界を経験していないからなー。

せいぜい、子供の頃、両親に金がなくって、毎日食卓に上がるのがコロッケばかり、という生活苦?ぐらいだ、、、。

私の人生は、まったく凄みがない、、、かなしいことだ。

読み終わって、胸に重たいものが残る本です。

一読の価値あり。

イザベラバードの日本紀行㊤ 1880年代にイギリス人女流冒険家&写真家&作家さんが1人で日本旅行した 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c4b8150096cccbbba33fbc2711c3c2e

イザベラバードの日本紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/119fb8e45d2c7563144f348f6c65d6bb

イザベラバードの中国奥地紀行㊤ 1880年代、ちょうど日清戦争が終わった頃の一人旅です

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7c1d52aa204ccb6975824f020bdcc504

イザベラバードの中国奥地紀行㊦

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/96ac13d80f8fb7067ac229984ae53ce1

イザベラバードの朝鮮紀行 日本、中国、ロシアに挟まれた当時の朝鮮

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2f1b42636aa986b44cb7594e14d909

ホテルローヤル 桜木紫乃

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7336ab8978fa67681d133f096c2f2390

すばらしい新世界 バックスリー 1932年に発行された破壊的懐疑主義空想物語

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24ecbe9335f0cce6345980ca1d2c1ad7

わたしを離さないで カズオ・イシグロ 代表作のひとつ 2017年ノーベル文学賞を受賞

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f171addb3dc788c75939e82d34be018

夜と霧 ヴィクトールEフランクル 第二次世界大戦時のアウシュビッツでの生活

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/88d701444d03e880344237c875562569

憑神 浅田次郎 貧乏神、疫病神、死神が次々にやってくる、ファンタジー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9a8f3bea2f8fc5bcdd0be1bb111859ae

漂流教室 楳図かずお 極限状態に設定した世界での人の本性を描く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b9d8b6217b3a0cce2bc26ad9c2417a8d

風の影 カルロス・ルイス・サフォン 舞台は第二次世界大戦直前のスペイン、フランコ政権時だった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/544e11da177f9b40b4d6598b3e0ab434

容疑者Xの献身 東野圭吾 大学時代の天才が時を経て再会、数学者の犯罪を物理学者が解いていく

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/775ba2cbeb9bbf089274adef1ebef503 

天使と悪魔 ダンブラウン この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/096cf2b75dac6343a24b8817b6eca9c4

イリュージョン リチャード・バック かもめのジョナサンで知られている作家

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb318b4e1618aff6c5ad58fa4252ae7a

注文の多い料理店 宮沢賢治 9つの短編小説 メルヘンと思いきや、結構残酷です

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13a6cb97ac223df13f691ab46c8510b6

椅子が怖い 夏樹静子 作家さん自身の腰痛闘病記

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7d3621b6f0b47287f79d96c5e0712442

シドニーへ彼女たちの42195m   増島みどり 高橋なおこ、山口、市橋、弘山、小幡たちのドキュメント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d087d449a9d42610cbc98acc203230a1

陰獣、孤島の鬼 江戸川乱歩 登場人物が奇形や変人ばかり

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/410303ba722ed3d9e0893b5b44f769b1

赤い月 なかにし礼 満州で日本が何をやったか、、、自叙伝でしょう

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/229d752a2eae9ba818b79223e1ed0303

カッパが歩いたインド 妹尾河童 イラストで描いたインドです 素晴らしく緻密で面白い

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/c/ffb3370bcb7b998aacceaecb1ab50635/3

ワイルドソウル 垣根涼介 ブラジル移民の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/355393b153ec2a6e00d7675d347bac42

火車 宮部みゆき 現代版破産ミステリー小説

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd8be908ec8de7c2665c7d8cda3527cc

ぼっけいきょうてい 岩井志麻子 見てはいけない約束事、心の闇

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0ff2487bb230d857c526e5042d6a6c02

死の泉 皆川博子 第二次大戦下のドイツの狂気

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a54f885c3df8e987cd8d2fdff9598c0

病んだ家族、錯乱した室内 春日武彦 部屋は住まわれている方たちの精神状態を表している

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24c9b887a8837d4f8cfc3e47f1a131e1

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 知能遅れのことについて、天才と対比して語っています

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8bfca45696446e9489febccfe92f419b

人間の証明 森村誠一 野性の証明のほうが面白いかな

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7253a80dc53b2e074792c176512ed862

闇の子供達 梁石日 東南アジアの臓器売買の実態

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/495ddcdddb9e390916a9159790fe1c9f

僕は殺す ジョルジュ・ファレティ イタリアのベストセラー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/70017568a3b1ad535c38f0b344ebeedf

一瞬の風になれ 佐藤多佳子 上中下3巻です、部活の匂いがする

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c0014753f3049a659c9743829cc93d1

地獄ん季節 高山文彦 首切り事件「酒鬼薔薇」のルポルタージュです

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72adca24bffe5041da04fbb87a57310d

ダヴィンチコード ダンブラウン 教会や彫刻に秘められた暗号を解き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/98d6dcba736882cbdf77caa4c0034fbf

ラブジャンキー 家田荘子 性のモラルを突きつけている

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/633503af24ceefb1ddb26aae39cae04d

風が強く吹いている 三浦しをん 箱根駅伝を目指す部員たち

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/80b97f362098db5f1d5defb8e53f947c

悪魔の飽食、野生の証明 森村誠一 731舞台の話と、東北を舞台にした殺人事件

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/08311ea3ca800cd82ddc4f2eac13a2b0

もの食う人びと 辺見庸 食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、世紀末の食の黙示録

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d49f76c0fc8bf08a643676f2ef03733a

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岳人、読書

2009-06-20 22:28:34 | 本と雑誌

読書と言うより見て思いをはせると言うのが正しいかも。

犬若食堂へ一緒した学友が岳人3冊と夏山特集を送ってくれました。

千葉犬吠崎にある犬若食堂の記事は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090607

090621g1

トレイルランにはロッククライミングはないから、ハイキングコースぐらいがちょうど良いが、、、。

夏山特集でいいなと思ったのが、立山をベースに薬師岳往復、剣岳往復あたりがよろしいかと。

剣岳は映画を見てコースを勉強すべし、、、。剣岳往復は岩場ばかりだろうから時間がかかりそう。

映画「剣岳、点の記」のサイトは

http://www.tsurugidake.jp/

薬師は距離があるかもしれないが、往復は優に可能だろう。

高山だから雷さんはごめんだー。標高3000mの高地トレーニングになるかもしれない。

山小屋泊がいいから、あまり混雑するところは敬遠して、距離が稼げて空いているところと言えば。

南アルプスだったら、、、鳳凰小屋か北沢峠の小屋かなーーー。

北沢峠だと、、、一日で千丈岳と甲斐駒ケ岳往復できるかもしれない、、、もしかするとトレイルランニングには近すぎるかもしれない。

八ヶ岳だとオーレン小屋に泊まって、赤岳往復や麦草峠往復なんて言うのもありだ。そういえばオーレン小屋は知人の実家がやっていたから、、、。

夢は広がります。

◎メさんありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風の影、読書

2009-06-03 14:17:04 | 本と雑誌

著者はカルロス・ルイス・サフォン

090603k1

物語の舞台は第二次世界大戦直前のスペイン。

バルセロナのでのできごと。

当時スペインは共和国で内戦が激しかった。

共和国がフランコに倒され、そののちヒットラーの第三帝国と手を結んだ体制が1980年あたりまで続いたのは、おそろしいはなし。

内戦は密通で戦われるから、陰湿で凄惨になりやすい。他国との戦争より死者数が増えたりします。

ソビエットのスターリンの粛清、中国の文化大革命、カンボジアのポルポトの虐殺、例を挙げだしたらきりがありません。

全てその前後にあった戦争より死者数がはるかに多い。

今では物価が安く気質の良い国と人気のあるスペインで内戦があったとは。

民主主義連合、EUの一員になれたからこそ書かれた本ではないか。今でも言論統制があるロシア、中国では書けません!

風の影は劇中劇のように物語を展開させて、現実と本の物語がごっちゃになります。

時代背景は、私が初めてスペインに行った時より、ほんのちょっとだけ昔。当時は思えば「独裁」フランコ体制のときだったから、軍国主義だったんですね。スペインの印象は、奇妙な穏やかさがあったような。

たぶん、資本主義に毒されていない、のどかな田舎国家といったところ。実際は自由主義と独裁主義のバランスの上に生活があったのでは。今の北朝鮮などとはぜんぜん違いましたが、、、。

それでも、、、住んでいる国民内部は、、、あんがい疑心暗鬼のような密通がはびこる生活だったのかも、、、。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トレイルラン、読書

2009-03-29 22:01:08 | 本と雑誌

ランナーズの別冊「トレイルラン」を読んだ。

ずいぶん前に届いていたが、忙しくて読めなかったのだ。

090329t1 昨年の12月よりトレイルに行っていない。今はなかなか時間が取れないので都内の近場のみでジョグ。

こんなのを見るとウズウズします。

トレイルランナーというより、、コニカミノルタの松宮選手の記事におぉーと思った。

彼は高尾陣場を走っているけどトレイルランナーとしてじゃない。ただの練習コースとして走っているのだろう。

実業団だしトレイルで優勝などは全く考えていないようだ。彼のフィールドは5000mであり10000m、ハーフ、フルマラソン、駅伝であるから、、、。

高尾山口、駅前の稲毛屋に行くと、ランナー帳があるから読むと面白い。ぜひ高尾を走られたら、稲毛屋によって記帳してください。

高尾~陣場をとんでもない時間で走っている人たちがいます。私など2時間30分だと、まだ往路を走っているかも??

このコースは、高尾~陣場往復は、ちょうどその人のフルマラソンのタイムに等しい。まーアバウトでですが、、、。ある程度の相関関係はあります。

ただ、最近はハイカーが多いので、土日祭日に登山道を飛ばして走るのは危険です。ゆっくりトレイルを楽しんでください。

今はトレイルブームなんですねー。大会が目白押しだもの。ファッショナブルに決めるのも楽しいし、森林浴で気分がいいからねー。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天国で君に逢えたら、読書

2009-01-22 22:49:39 | 本と雑誌

著者は飯島直樹

著者は、8年間ウインドサーフィンのワールドカップに出場していたスポーツマン。

肝臓ガンになってから、病床で執筆活動をはじめ、「天国で君に逢えたら」がベストセラーになった。2005年死去。

映画は、かなり話題になった。

090111t1 ガン患者の心の叫びを代筆する、手紙屋を病院内に開業した話し。

ヤンキー、眼科医、サーファーいろんな、ひと癖もある人々が手紙屋のもとに集まってきた。

ウインドサーファーが綴る、奇跡の愛の物語。

軽いタッチのものがたりですが、内容は重たい。作者の体験談のようなもの、形見なのか。

映画のURL

http://www.life-tenkimi.jp/index.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

容疑者Xの献身、読書

2009-01-13 21:23:34 | 本と雑誌

著者は東野圭吾

この本が直木賞受賞作だという。

090110y1 大学時代の天才が時を経て再会。

方や物理学者で学校に残って研究を続けている。もうひとりは数学者で、現実の生活に追われるのが嫌で、学校の教師になり自分で研究を続けている。そこだと仕事をしながら自分の研究ができるのだ。

その2人がある殺人事件をきっかけに再会。

数学者は殺人事件を起こした母子をかばうために、己の手も犯罪に染め完全犯罪を企てる。

完全犯罪の手口は、思い込みによる盲点をつくということ。思いこみを誘うように遺留品をのこし、疑われるべくして不確実なアリバイをつくる。完全なアリバイじゃないところがミソ。

幾何学の問題に見せかけて、じつは関数の問題であるとか、、、。議論の主訴を、問題の焦点を、ずらしておくのだ、、、。

数学者はある定理を用いて理論を組み立ててイク。それにたいして物理学者は観察こそいのち。万物を観察して推測し実験で仮説を証明してイク。

天才数学者が構築した、その犯罪を同じく天才物理学者が、するどい観察で全貌を推理して事件を解決。

中身の濃いい推理小説でした。

映画のURL

http://yougisha-x.com/

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする